大和版【7月11日(金)号】
シュートを決める児童

大和市 放課後にスポーツ楽しむ 今年度は3小学校で

 大和市は今年度から、児童の健康な心と体づくりを目的に、放課後の時間を活用した「放課後児童のエンジョイスポーツ」を実施している。7月2日には中央林間小学校(中村美紀校長)で初めて開催された。

 この取り組みは、市内のスポーツ団体などから指導者を派遣してもらい、各団体の得意とする種目や身体をバランスよく動かす運動を、児童と一緒に行うもの。「ゴールデンエイジ」ともいわれている小学生の成長期に様々な運動を経験することで、体力や精神面、社会性の成長とともに、新たな「子どもの居場所」の創出を目的として実施される。

 今年度は市の北部から中央林間小、中部から大和小、南部から下福田小が実施校として選ばれ、各校の2年生から6年生が対象となった。

 7月2日には中央林間小で開催され、児童28人が参加した。今回は大和市サッカー協会が指導団体となり、ドリブル練習や試合などが行われた。当日は古谷田力市長も訪れ、児童と一緒にサッカーを楽しんだ。

 参加した長部悠真さん(4年)は、サッカーに対して苦手意識があったというが「仲間と団結して試合ができて楽しかった」と笑顔を見せた。

 大和市サッカー協会の増田誠さんは「子どもたちがとても元気だった。積極的に声をかけてくれたので、取り組みやすい環境を作ってくれた」と話した。市こども青少年みらい課の担当者は「指導団体の方々のおかげで、子どもたちが楽しむ姿を見ることができた。より安全でスムーズな運営ができるよう検討していく」と語った。

 7日に下福田小、9日には大和小で実施予定だったが、熱中症警戒アラートの発表により中止となった。今後は、9月以降に3校で毎月一回実施される予定。

昨年の様子

大和の夏が幕開け あさって「ぞめき大和」

 大和が誇る真夏の祭典「神奈川大和阿波おどり」(主催/神奈川大和阿波おどり振興協会)に先がけて行われる「ぞめき大和2025」が7月13日(日)、シリウスメインホールで開かれる。今年は12連が観客を魅了する。

 祭りの前のざわめき、人々の高揚感などを意味する「ぞめき」は、阿波おどりの本大会を前に行われる阿波おどりの舞台演舞だ。昨年は700人超が来場するなど、大和に夏の幕開けを告げるイベントとして人気を博している。

 本大会では大和駅周辺の商店街で「流し踊り」が披露される。一方、シリウスメインホールのステージで行われるのは「組み踊り」。踊り手たちの息の合った動きに加え、照明など舞台ならではの趣向を凝らした演出も見どころの一つだ。

 今年は振興協会に所属する12連が出演を予定している。各連はそれぞれに特色があり、すべての連が一体となって行われる「フィナーレ」まで、息つく間もない圧巻のパフォーマンスが続く。

 振興協会の梅澤宏之郎副会長は「今回のフィナーレも必見です。出演者は皆しっかりと練習を積んでいるので、ぜひご覧いただきたい」と話している。

 「ぞめき大和2025」は午後2時25分〜5時40分。1時30分開場。当日券も販売される予定。

 本大会は7月26日(土)・27日(日)、大和駅東側商店街で開催される。各日午後5時〜8時20分。

 問い合わせは振興協会【電話】050・7303・4837。

(公社)大和市医師会の会長に就任した 楠原 範之さん 下鶴間在勤 69歳

結束し、飛躍を

 ○…約250人の医師が加盟する公益社団法人大和市医師会の新会長としてかじ取り役を担う。「『顔の見える関係』を大切にし、会員全員で協力して医師会を運営していきたい」と決意を語る。歴代の会長が築いてきた市民の健康維持のための活動を継承し、特定健診の受診率向上や、子宮頸がんワクチン、糖尿病に関する勉強会などを通じて、市民の健康増進に尽力していく。

 ○…三重県熊野市の出身。幼少期はぜんそくに悩まされ、病院にかかることが多かった。その経験から医師への憧れが芽生えていった。中学では陸上部と化学部を掛け持ち、文武両道を体現。高校で文系か理系の選択を悩んだ際、「幼少期のころを思い出し、医師になる決意を固めた」。大学進学を機に上京し、自身の経験も踏まえ、呼吸器や循環器に興味を持ち、内科医の道へ踏み出した。

 ○…かけ出しのころの研修は「非常に厳しかった」という。しかし、「楽しくもあり、がむしゃらだった」と懐かしむ。当時の教授からは「医師としての生き方を学び、それが自身の土台となっている」と語る。30代半ばごろには約2年カナダに留学。帰国後は平塚市民病院で5年間勤務。その後、自宅から通いやすい下鶴間で2001年に自身の病院を開院した。以来、市民の健康を支え続けている。

 ○…多忙な日々の中でのリフレッシュ方法は、愛犬と過ごす時間。最近の暑い時期は、毎朝5時に愛犬との散歩に出かけるのが日課で、ドッグランなどでボール遊びをすることもあるそうだ。医師会の運営に関しては会長としてのプレッシャーを感じつつも、「一人で走っても何もならない、皆で協力していくべき。会員からの期待に応えたい」と先を見据える。

調査報告をする井上委員長(ネット中継より)

公共工事やり直し 最終報告書を提出 調査特別委は廃止

 前市長による公共工事の不要なやり直しを巡り、大和市議会(山田己智恵議長)の調査特別委員会(井上貢委員長)は第2回定例会の最終日となった6月26日、調査報告を行い、承認された。

 この問題を巡っては、2023年12月から行われた第三者調査で、中央林間のポラリスなど3件で違法性や不要な工事のやり直しが認定され、現在、市が前市長らに損害賠償を求めている。

 定例会で井上委員長は、問題が起こった原因として「(4期16年務めた前市長の)長期政権下でのチェック機能の緩みと職員の萎縮があった」と言及。再発防止策として職員むけのハラスメント研修の義務化や政治的中立性を保障する職場環境の整備などを挙げた。

 調査特別委員会は23年9月に設置され、井上氏が委員長を務めてきた。同日の定例会で委員会提出議案が全員賛成で可決。同日、特別委は廃止された。

会場の様子

交通安全は各家庭から

 大和市交通安全母の会(石原幸美会長)が主催する交通安全教室が8日、保健福祉センターで行われ、市内の保護者らおよそ60人が出席した。

 大和警察署の署員が講話を行い、参加者らが熱心に耳を傾けた。宮田晃交通担当次長は「各家庭で子どもたちに交通安全について伝えていただければ」と呼びかけた。

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7月12日、シンポジウム
地域経済学者の藻谷浩介氏を招く緊急提言・シンポジウムが7月12日(土)、レンブラントホテル海老名2階「プリマヴェーラII」で開催される。主催は(株)リマインド(... (続きを読む)
取材に応じる鈴木さん

神奈川県医師会 「あって当たり前」守る 鈴木新会長にインタビュー

 県下9800余りの医師が加盟する神奈川県医師会の新会長に6月21日、藤沢湘南台病院の理事長・鈴木紳一郎さん(67)が就任した。抱負や医療の課題を聞いた。

 ――役割は。

 「市民に一番身近な郡市医師会と日本医師会の間で、地域の医療を守るために必要なことを吸い上げて国に提案したり、行政や医療福祉団体と連携し、県の医療方針をまとめる役割を担います。県民に正確な情報を発信することも使命です」

 ――就任後の抱負は。

 「医療の現実を県民に伝えて、共に考えていきたい。物価高でも価格が決まっている診療報酬や医療従事者の人手不足で、多くの医療機関が危機的な状況にあります。『あって当たり前』の医療は決して盤石ではありません。社会インフラとしての医療の在り方を県民と考え、守っていきたいです」

 ――未来の医療を守っていくための取組は。

 「生産年齢人口が急減し、医療従事者が不足するといわれる『2040年問題』に向けて、未来の担い手を育てていきます。今年、神奈川でドクターを目指す人に向けて情報を発信するウェブサイト『かなドク』を立ち上げました。今後も医師会の役割や医療に従事する魅力ややりがいを発信していきます。働き、考え、県民にも医療従事者にも公平な医師会を目指します」

 ――県民にメッセージをお願いします。

 「『医者の友達を作る』という気持ちで地域で信頼できるかかりつけ医を見つけてほしいですね。ネットの情報だけではなく、自身の身体をよく知る医師に相談することで、適切な医療を受けることにつながります」

富澤さん

市内2人が入賞 富澤さんと清水さん

 大和市内に住む富澤薫さん(55)と清水明義さん(70)がこのほど、台湾で開催された「ワールドマスターズゲームズ2025 台北市&新北市」で入賞した。

 富澤さんが出場したのは、男子55+(55〜59歳)の1500mと5000m、10000m、ハーフマラソンの4種目。3種目で優勝を飾り、1500mのみ3位となった。

 当日について「楽しく走ることができたし、アナウンスで名前を呼ばれるのが嬉しかった」と振り返る。現在、一カ月に200から250Km走ることを目標にしており、「7月に実施される富士登山競走を完走したい。あとは、フルマラソンで自己ベストを更新できれば」と意気込みを語る。

 清水さんは男子70+(70〜74歳)のハーフマラソンに出場し、2位入賞を果たした。

 中学生の頃に陸上部に所属しており、40歳の頃に健康を意識してマラソンを始めた。56歳の頃から本格的に大会に出場するようになったという。同大会では3位以内に入ることを目標とし「スタートから無理をせず慎重に走り、後半に力を出して一定のペースを保った」と清水さん。「目標を達成できて嬉しい。自分との戦いなので、その時のベストを発揮できれば」と今後を見据えた。

昨年の即売会の様子

新鮮野菜がずらり 16日に即売会

 大和地場野菜即売会が7月16日(水)、市役所正面玄関前だれでも広場で開催される。午前10時30分〜午後0時30分まで。主催はJAさがみ大和地区青壮年部。市役所農業応援課が共催。

 当日は市内で生産されているなす、きゅうり、ブルーベリーなど新鮮な夏野菜や果物が売り場に並ぶ。さらに、昨年から市内での栽培を始め、もちもちとした食感と天然色素のアントシアニンが多く含まれるのが特徴の赤いスイートコーン「大和ルージュ」も販売される予定。担当者は「新鮮な夏野菜を購入できますので、ぜひお越しください」と話している。

 (問)農業応援課【電話】046・260・5132

防災訓練で意識高めて 南林間南自治会

 南林間南自治会(荻原俊昭会長)が6月21日、西鶴間1丁目公園で「みんなでやろう!自治会De防災訓練」を開催した=写真。

 これは、日頃から災害に備える意識を高めてもらうことを目的に実施された取り組み。自治会員ら約80人が参加し、消防署の指導のもと、消火器や自動体外式除細動器(AED)の取り扱い方法などを学んだ。参加者は消防士に質問をするなど、真剣に取り組んでいた。

 訓練後には抽選会も行われ、災害時に役に立つグッズが入った防災ボトルなどが渡された。

 荻原会長は「災害はいつ起こるかわからない。だからこそ、地域が一つとなって助け合えるような街づくりをしていきたい」と話した。

茅の輪をくぐる参列者たち=6月30日・深見神社

深見神社 無病息災を祈る 夏越の大祓

 深見神社(山口恵広宮司代務者)で6月30日、「夏越の大祓」神事が執り行われた。境内には「茅の輪」が設置され、神社を訪れた人たちは頭を下げながら直径およそ2mの輪をくぐった。

 茅の輪は、深見神社奉賛会(眞壁浩二会長)が6月22日、茅の葉を集めて完成させた。

 今年の夏越の大祓には、200人を超す地域住民らが参列した。神社関係者は「平日では過去最多の人出だったのでは」と話した。

 茅の輪くぐりは邪気を払い、病気を避けられるとされることから、参列者らは無病息災を祈念しながら真剣な表情で茅の輪をくぐった。

 

法深寺で仏教フェス コンサートも開催

 大和市中央の法深寺(清水清康住職)は、7月20日(日)に「ブッふぇす」を開催する。午後4時開始。

 当日は「水でっぽう的当て」や「スイカのたね飛ばし」などのゲームコンテスト、「ご住職のお話とおいのり」、キッチンカーの出店など内容が盛りだくさん。先着50人(中学生以下)には花火のプレゼントもある。午後7時から(6時30分開場)は「100万人のクラシックライブ」も開催される。入場料は大人500円、中学生以下は無料。

 (問)同寺【電話】046・261・1050。

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徒然想 連載328 花のお寺 常泉寺 住職・青蔭文雄

 今月は、人身は得難く、仏法は聞き難し。この身今生に向いて度せずんば、更に何れの生に向いてか此の身を度せん、です。

 出典は、中国、宋代、死心悟新(ししんごしん)の言葉、『死心悟新語録』。

 意は、人間として生まれるというのは、そんなに簡単なことではない。更に、優れた仏の教えを聞くことはもっと難しいことです。釈尊の教えを聞いたからには、この世において迷いを断つことを努力せずに、もう二度と来るかどうかわからないチャンスを期待しているようでは、とても釈尊の教えを自分のものにすることはできない。今ここで、命がけで仏の教えをものにしようとするほかに方法はない、ということ。

 人間として生まれたということでも考えが及ばないとすれば、仏教の書物を読んでも出会うとは限らない。更に釈尊の教えに出会うことが出来たならば、出会えた喜びを感じること、その教えを正しく受け取り、実行することが大切です。感謝の心は日々の充実につながることでしょう。

 師は説く、いつの日かという考え方でいたならば、「いつ」という日は永遠に訪れることはないと。

桃蹊庵主 合掌