大和 政治
公開日:2025.07.11
公共工事やり直し
調査報告を承認
特別委員会は廃止
前市長による公共工事の不要なやり直しを巡り、大和市議会(山田己智恵議長)の調査特別委員会(井上貢委員長)は第2回定例会の最終日となった6月26日、調査報告を行い、承認された。
この問題を巡っては、2023年12月から行われた第三者調査で、中央林間のポラリスなど3件で違法性や不要な工事のやり直しが認定され、現在、市が前市長らに損害賠償を求めている。
定例会で井上委員長は、問題が起こった原因として「(4期16年務めた前市長の)長期政権下でのチェック機能の緩みと職員の萎縮があった」と言及。再発防止策として職員むけのハラスメント研修の義務化や政治的中立性を保障する職場環境の整備などを挙げた。
調査特別委員会は23年9月に設置され、井上氏が委員長を務めてきた。同日の定例会で委員会提出議案が全員賛成で可決。同日、特別委は廃止された。
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