多摩版【8月28日(木)号】
制作した名所案内板を手にする上村座長(左)と相談役の森田さん

聖蹟桜ヶ丘駅周辺 案内板で歴史名所を解説 地元有志が制作

 聖蹟桜ヶ丘駅周辺の観光を盛り上げようと活動する「せいせき観光まちづくり会議」がこのほど、同地域にある歴史遺産や名所を解説する案内板を完成させた。順次、各名所に取り付けていき、市内外の人に魅力を知ってもらう狙いがある。

映画がきっかけ

 同会議(上村茂座長)は京王聖蹟桜ヶ丘駅周辺の関戸や連光寺、桜ヶ丘、一ノ宮などにある観光資源を発掘し、広めることで活性化をめざすために2005年に活動を始めた。同年、聖蹟桜ヶ丘を舞台に作られたとされるジブリ作品「耳をすませば」が映画公開10周年の年に、桜ヶ丘商店会連合会と多摩大学の学生が協働で10周年記念イベントをしたことがきっかけだった。

 このイベントが盛況で、全国的な話題にもなったことから継続的な取り組みを進めていこうと、同作品にちなんだまちづくり活動を行うことになった。発足時、座長を務めた森田利夫さん(現在は相談役)を中心に商店主や地元有志らで同会議が結成された。

 同作品の周年ごとに、記念上映会・イベントやスタンプラリー、シンポジウム、ハートフルコンサートなどを開催してきた。

遺産を観光資源に

 同時に、聖蹟エリアにある鎌倉時代以来の歴史ある史跡などにも着目し、市内外の人に広く知ってもらう活動を展開してきた。「関戸コース」「連光寺コース」「一ノ宮コース」といったエリアごとの散歩マップや「歴史の散歩道 関戸〜寄り道」といったガイドブックを制作した。

 また、18カ所の観光スポットが載った「せいせき桜ヶ丘観光案内MAP」も作り、2022年にはこのMAPの案内看板を聖蹟桜ヶ丘駅の交番前に設置した。

関戸の渡し跡など

 今回、この案内MAPに掲載された「関戸の渡し跡」「関戸古戦場跡」「徳川家康御尊柩休憩場所」「横溝八郎の墓」「原峰公園」など8枚を制作した。森田さんらはこの案内板を各名所をまわって取り付けている。上村座長は「『耳をすませば』をきっかけに聖蹟に住み始めた人も、今ではその歴史に興味を持っている人が増えた。このあたりに住んでいる人で歴史や名所がある場所だということを知らない人もいると思う。小学生など市民の方や聖蹟を訪れる方に魅力を伝えることができたら」と話していた。

 森田さんは「二次元コードを付けてシンプルな案内板にした。今後も案内板を増やしていく予定」と展望を語った。

まちづくりステーションコーナーを案内する高橋所長

整備事務所 多摩NT 魅力発信を強化 永山駅近くに移転

 多摩ニュータウン地域など都有地の維持管理を行う整備事務所と多摩ニュータウンの魅力や歴史を知ることができる「まちづくりステーション」がこのほど、それぞれ永山駅近くのアクロスビル(諏訪2丁目)に移転合併し、8月1日に開所した。再生整備が続く多摩ニュータウンの魅力発信を強化する。

 愛宕にあった東京都多摩ニュータウン整備事務所は都有地(多摩ニュータウン地域、坂浜平尾地区など)の維持管理のほか、多摩ニュータウン地域の再生支援、再生のPRなどを行ってきた。前身を含め1970年度に発足した。

 永山駅直結の商業施設グリナード永山に昨年開設された「多摩ニュータウンまちづくりステーション」は、ニュータウン再生に関する資料、南多摩尾根幹線道路の4車線化に関する資料、多摩モノレールに関するパンフレット、ニュータウンの歴史や魅力が分かる書籍や映像などを展示し、多摩地域の成り立ちが分かる施設として運営されていた。

 今回これらを統合して職員を手厚くし、展示スペースも拡大することで地域住民などが気軽に訪れることができるような施設に生まれかわった。同事務所の高橋文彦所長は「多摩ニュータウン発祥の地である諏訪・永山地区の再生を見てもらいたい」と永山駅近くに構えた経緯を語る。事務所はグリナード永山と道路をはさんで諏訪北公園側にあるアクロスビル1階に開設された。

 施設機能はそのままに、事務所入口前に展示スペースを設けたことで気軽に見やすくなったことやアンケートに答えるとオリジナルのノベルティがもらえるなど工夫して来場を促す。また、展示スペースの内容はテーマを決めて随時更新し、秋に行われる永山フェスティバルの出展も予定している。

 高橋所長は「子育て世代をターゲットに入居者を増やすためにも、都営住宅の建て替えや尾根幹線道路の工事が進むなど生まれ変わっている多摩ニュータウンの魅力を知ってもらうことに努めたい」と話していた。また、「多摩ニュータウンから都心に出る時間はそんなにかからない。緑豊かで自然にあふれている」と魅力を語った。

多摩市立グリーンライブセンターの当紙コラム「季節の花とみどり」を担当する 中川 京子さん 市内在勤

緑通したつながり楽しむ

 ○…4月にリニューアルオープンした多摩市立グリーンライブセンターに園芸担当として携わる。同時に当紙に掲載されているコラムも担当することになった。「一人では難しいので、スタッフと一緒に考えて工夫しています」。リニューアル後はMichiLab・多摩市緑進会共同企業体が運営を担い、市職員やボランティアなどと協力して来場者に対応する。「コラムを見て来る方も多いので来園のきっかけになるようなものにしていきたい」 

 ○…株式会社富士植木多摩支店の支店長として社員をまとめる。中央公園の改修工事を委託されたJVにも加わり、今後は公園内の植物を育てていく。初代支店長などは多摩ニュータウンの開発から携わり、まちづくりを行ってきた。今もアドバイスを受けることがあるという。「まちを作ってきた先輩方と一緒に仕事しているという思い。支店長という責任は感じつつ気負わず仕事に臨みたい」と意欲を見せる。

 ○…幼少期、食事の時間以外は外で遊んでいたという。「裏山で体験したことが体にしみついているぐらい自然が好きでした」と話し造園業の道に。「多摩市は公園が多いところが魅力。緑豊かな公園でいろいろな方とつながれるところが良いところ」。息抜きは野外音楽フェスとキャンプ。「やっぱり自然が好きなんですね」と笑う。

 ○…新たなセンターのテーマとして「緑」に「環境」が加わった。猛暑により「花や木が枯れて、見たことのない害虫も増えた」と環境の変化を危惧する。来園者と里芋やさつまいもを植えて秋には収穫祭を行う。「さつまいもが上手く育っているか、この夏がどうだったのかを自分たちの肌で感じてほしい。身近に環境を考えてもらう入り口になれたら」

同センター園芸担当の中川さん

グリーンライブセンター 再開館後、新体制に 当紙コラム担当は中川さん

 今年4月5日にリニューアルオープンした多摩市立グリーンライブセンターはリニューアル後、MichiLab・多摩市緑進会共同企業体、多摩市、多摩市グリーンボランティア連絡会が運営を担っている。

 共同企業体は「多摩市若者会議」の参加者有志で設立された合同会社MichiLab(高野義裕代表社員)と多摩市内の造園業者9社による緑進会からなる。

 緑進会に所属し、同センターの園芸担当を担う株式会社富士植木多摩支店の中川京子支店長=人物風土記で紹介=は、タウンニュース多摩版に毎月掲載されているコラムも担当している。中川さんは「来園する方の中にはコラムにマーカーを引いて見にくる方もいるんです。内容は自分たちが育てている状況を正直に書いて、タイトルを工夫しています。ほめられるとうれしいですね」と話している。同センターでは「花とみどりの相談」のほか、週末にイベントや講座を開いている。

補助金額の底上げ幅

多摩市 幼稚園保護者への補助増 入園料と月々の利用料

 多摩市は、幼稚園などに通う園児の保護者の経済的負担を軽減するとともに、幼稚園教育の振興と充実を図るため、幼稚園に支払う利用料の一部を補助する「私立幼稚園等園児保護者補助金」の補助金額を全体的に底上げする。1子から2子を中心に園児保護者の補助金額が底上げされる=表参照。

 さらに今年4月以降に幼稚園に入園した人を対象に、新たに入園料補助を開始する。

 補助内容としては市内の園に入園した世帯には3万円、市外幼稚園に入園した世帯には1万円を補助する。

被爆ピアノ囲み平和願う コンサートや紙芝居実演

 第34回多摩市平和展が8月17日から24日まで、パルテノン多摩で行われた。初日には原爆投下時、爆心地3キロ以内で原爆の爆風、熱線、放射能等の被害を受けた広島の「被爆ピアノ」が展示された=写真。当時の姿のまま演奏できるように修復されている。

 全国で「被爆(ひろしま原爆)ピアノ、平和コンサート」を行っている被爆ピアノ調律師の矢川光則さんの話、ピアノ演奏会などが披露された。

 また、恵泉女学園大学平和紙芝居研究会KPKAと一緒に練習した市内小中学生などが紙芝居を披露する「被爆ピアノさん、こんにちは!〜紙芝居と音楽でつなぐ平和の輪〜」が開かれた。

 会場は満席となり、小中学生や外国人英語講師による紙芝居「二度と」のリレー実演が行われると、来場者からは「小学生から年配の方まで真剣に学び、平和を心から願う姿は素晴らしい」という声が上がっていた。

来場者でにぎわう射的コーナー

KDDIミュージアム 夏まつり縁日に多くの人出 ラジオワークショップも

 KDDIミュージアムで8月2日、夏休みスペシャルイベントが開かれ、多くの家族連れが訪れていた。2階ミュージアム前には夏まつり縁日イベントが実施され、射的ゲームや輪投げ、的当てゲーム、スーパーボールすくいなどが行われた。射的ゲームに挑戦していた子どもたちは、上手に的を落とし笑顔があふれていた。  

 3階の特別会場では、「開局せよ!キミのラジオステーション」と題したワークシップに、子どもたちが挑戦していた。TBSラジオの番組ディレクターやプロデューサーを務める阿部千聡さんらが講師を務め、最後には参加者がDJになって楽しんでいた。

謎解きゲーム

 通信の歴史や未来、仕組みを学ぶことができる同ミュージアムでは10月3日(金)まで、謎解きプログラム「沈黙のラジオを救え!ラジオ探偵団出動」を開催する。ミュージアム内に流れるラジオ電波をキャッチして、通信やラジオに関する謎を解き明かす体験型アクティビティ。

 事前予約制、参加費無料。別途、入館料一般300円が必要(大学生以下は無料)。平日の午前10時から午後4時30分まで。事前予約の申込みは予約フォームから。

橋満さんが参加したワークショップ

関連記事 ワークショップ経て起業 橋満望さん

 社会福祉法人こばと会が昨年度、多摩市こども家庭センター(たまっこ)で開いた「こそだてわくわく♪ワークショップ」に参加した橋満望さん=関連記事あり=はワークショップすべてに参加し、自身の性格や子どもとの向き合い方に大きな変化があった。

 控えめだった性格は積極的になり、この夏には子育てしながらも起業することを決めた。新会社名は「ケアサポートふわり」。自費ヘルパーと出張訪問型ベビーシッターを行う。詳細はホームページから。

第五回「自分自身の宝物を考えよう」のワークの様子=昨年度

社会福祉法人こばと会 「たまっこ」で子育て支援 こそだてわくわく♪ワークショップ

 社会福祉法人こばと会(落合/元井由隆理事長)は、4つの保育園と6カ所の学童クラブ、不登校の子どもが過ごす場やヤングケアラー支援の拠点「リバティ(諏訪)」などを運営。そして、昨年度から携わっている多摩市こども家庭センター「たまっこ(豊ヶ丘)」では、子育て中の母親を支援するワークショップなども開催し好評の声が上がっている。

 「たまっこ」では、0歳から未就学の子どもとその家族、親子がのんびりと遊んだり、くつろいだりできるスペースの子育てひろばを設けている。遊具や絵本があり、自由に遊べる。また、子育て中の保護者のリラックスなどのため一時的に子どもを預かる制度も実施している。

 そんな親子の元気な声が響く「たまっこ」。子育て支援者のスキルアップ、交流などをサポートする人材育成や研修なども実施している。

新しい試み

 昨年度、初の試みとして全6回の「こそだてわくわく♪ワークショップ」を開催した。受講者に好評で、今年度も開催が決定した。講師は一般社団法人ビジネスエニアグラム協会の中島美暁さんが務める。性格診断ツール「エニアグラム」で自分らしさを再発見しながら、子育てや自分自身を見つめ直すことがテーマだ。

 「エニアグラム」はギリシャ語で「9の図」という意味の幾何学図形で人間には9種類の本質があり、すべての人間はそのうち一つを持って生まれてくるという考え方。

 今年度は9月10日(水)に開講。毎回テーマを設けたプログラムを通して自分を見つめなおす(日程とテーマは下段枠内参照)。定員は20組(先着順)、保育は10人(申込み先着順)。問合せ・申込みは「たまっこ」に直接か電話【電話】042・375・0104で。

変化が生まれた受講生

 昨年度は、子育て中の母親15人が参加した。「子育てに行き詰っていたが変わることができた」「子育てをこなすだけだったが、子どもを愛しながら自分の時間も持てるようになった」など変化を感じ取った人が多かったようだ。

ワークショップで大きな変化 昨年度受講者 橋満 望さん

 3歳の娘の子育てに行き詰っていた橋満望さんは、昨年度、ワークショップを受講した。積極的に人と接することが苦手だった橋満さんが、全6回のワークショップすべてに参加したことで、自身の性格や子どもとの向き合い方に大きな変化をもたらしたという。忙しかった仕事を辞め、今年、起業するまでにいたった道のりについて話を聞いた。

突破口を見つけに

 参加する前の橋満さんは、介護の仕事をしながら初めての子育てをしているなか、仕事も忙しく、子どもの不測の事態などもあり、何事もやり過ごす日々が続いていた。「漠然とした不安にかられ、子どもと向き合わずにただ育てる毎日だった。突破口が欲しかった」と振り返る。

 そんな橋満さんは「たまっこ」のチラシを見てワークショップに応募した。橋満さんは「参加することに勇気が必要だったけど、途中でやめてもいいからと応募しました。とにかく何かを変えたかった」と話す。

 1回目の参加者は10人ほど。やはり、初回は孤立してしまい、話の輪に入れずに隅の方にいたという。「自己紹介から性格自己診断、ワークショップと立て続けにすることが多くて、自分で何をしたかも覚えてない」というワークショップに必死に参加することで、徐々に性格分析に興味がわいていた。「講師の方が温かく、優しい雰囲気で接してくれた。参加しているお母様方も素敵な方ばかりだったのも続けられた一因です」

エニアグラムに挑戦

 エニアグラムでは、初回から自分のタイプを見つけられる人もいる中、橋満さんは自己診断ができなかった。初回では「完全主義者タイプ」と判断したが同じタイプの人と話が合わず、結局は「ロマン主義者」だと分かり、気が楽になったという。

 橋満さんは「自分のことを客観視することができ、人の反応を見てさまざまな考えがあることを知った。子どもにも考えがあり、頭ごなしに怒るのではなく何故そうしたのかを、一呼吸おいて接することができた」と話し、子育てに変化も生まれた。

 子育てだけではなく、自身の性格にも変化が表れた。橋満さんは「人ともガンガン話すし、講座などにも積極的に参加するようになった」と明るい表情に。市が主催する「創業女子会」に参加したことがきっかけで起業を決めた。子育てしながらも、自費ヘルパーと出張訪問型ベビーシッター事業を行う新会社「ケアサポートふわり」を立ち上げた。

「ぜひ参加を」

 今年度のワークショップで、橋満さんは日程が合えばサポートメンバーとしての参加も予定している。「子育てで悩んでいない人はいないと思う。人の輪に入ることをためらっている人にこそ参加してほしいですね」と呼びかけている。「参加費も無料ですから」と笑顔で語った。
園児の前で紙芝居を披露する児童

東落合小児童が紙芝居挑戦 保育園児40人を前に

 恵泉女学園大学平和紙芝居研究会KPKA(クプカ)の岩佐玲子客員教授が講座を開き、受講したメンバーで結成されたKPKAシスターズによる「紙芝居ワークショップ」がこのほど、東落合小学校学童を対象に行われた。

 1年生から3年生までの児童12人が3回にわたり講習を受け、7月31日には、あおぞらぱれっと保育園の園児約40人を前に紙芝居を披露することになった。

 園に到着した児童らは、シスターズのサポートを受けながら3組に分かれ「みんなでぽん!」「へんしーん」「大きく大きくおおきくなあれ」を披露した。紙芝居が始まるまでは緊張した面持ちだったが、演じ始めると堂々とした「紙芝居アクター」として園児らを楽しませていた。

 最後は児童や園児、シスターズのメンバー全員で手をつなぎ、輪になって「幸せなら手をたたこう」を歌い、笑顔があふれていた。

家族のことを振り返る長谷川千代子さん

青春をささげた兄のために 多摩市愛宕在住 長谷川千代子さん

 愛宕在住の長谷川千代子さん(90)は、NHK朝の連続テレビ小説などで描かれる太平洋戦争や終戦時のことを見るたび、幼い時の記憶がよみがえる。

 静岡県駿東郡の長泉町に生まれた長谷川さんは、80年前の終戦時は国民小学校の6年生だった。「戦争中、戦後の記憶は定かではありませんが、80年前の家族写真を見ては、戦争で亡くなった政敏兄さんのことを思い出すんです」と語る。

 長谷川さんの実家は加藤精米店という米屋を営んでいた。店先に出征前の政敏さんがやってきた姿を見て両親はすぐに別れに来たことを悟ったという。戦闘帽をかぶり、背嚢(はいのう)を背負った姿だったそう。長谷川さんは「生家は米屋ですので、当時は食糧難の時代でしたが、母は餅をつき赤飯を炊き、お国のためと近所の方も招き、別れのひと時を過ごしました」と振り返る。

 母は長谷川さんの手を引きながら東海道線に乗り、横須賀の連隊につれていったという。「北海道や九州など生家が遠い戦友たちに重箱のものを分けると『おふくろの味だ』『優しい』『美味しい』と食べてくれた」とその光景をはっきりと覚えている。

 「兄はガダルカナル島で特攻隊としてアメリカの敵戦に向かい自爆したそうです」と長谷川さんは話す。後日、戦死の公報が届いた。「骨箱にはもちろん骨があるわけではないのに、父は『政敏が・・・』と言葉少なく骨箱を持っていたそうです。コツコツと音がして遺品の戦闘帽だけが入っていたことを母から聞きました」

 長谷川さんは「戦争のドラマを見ると、平和の時代に感謝です。『お国のために』と青春をささげた兄のことを6人兄弟の末っ子だった私が伝えることで、兄が喜んでくれたらいいなと思っています」と語った。

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グラウンドゴルフを学ぼう 9月13日 貝取こぶし館

 スポーツ講習会「グラウンドゴルフ」が9月13日(土)、貝取こぶし館(多摩市貝取)東広場で開催される。午前10時から正午まで。

 グラウンドゴルフのルール説明と実演。初心者や子どもから大人まで楽しめる。定員は先着40人、申込みは当日直接会場へ(9時30分受付開始)。

 参加賞あり。用具の貸し出しあり。猛暑対策に水筒、帽子、タオルなどの持参を。雨天(小雨も)中止。 

市民フォーラム 介護保険サービスを知る 9月27日、関戸公民館で

 第24回多摩市介護保険市民フォーラムが9月27日(土)、関戸公民館ヴィータホールで開催される。午後1時30分から。「認知症と介護保険サービスについて知ろう」と題し、2回にわたり講演会が行われる。

脳科学者による講演

 1回目は午後1時45分から。脳科学者の恩蔵絢子さんが登壇。「脳科学者の母が、認知症になる。〜記憶を失うと、その人はその人でなくなるのか?〜」と題した講演を行う。

 恩蔵さんの専門は自意識と感情。同居する母親がアルツハイマー型認知症と診断されて以来、生活の中で表れる認知症の症状を観察し、分析。情報を発信している。

 2回目は、東部地域包括支援センターの瀧真木子さんとさくらが丘居宅介護支援事業所の黛佐名枝さんが登壇し、「介護保険サービスの使い方」をテーマに話をする。午後3時30分から。

 参加費は無料。定員は申込み先着150人。※要約筆記・手話通訳あり。申込み期間は9月24日(水)まで。

 申込み・問合せは多摩市介護保険課【電話】042・338・6901に電話か直接窓口へ(平日の8時半〜17時)。

多摩市 認知症講座あしたの会 9月6日 関戸公民館で

 「認知症講座あしたの会 〜認知症 その症状にはワケがある〜」が9月6日(土)、関戸公民館ヴィータホールで開催される。午後1時30分から3時40分まで。主催はみらいの会(認知症当事者の会)。共催はいこいの会(認知症家族介護者の会)。

 内容は体験談「私から見た認知症」、講演「認知症どうしてそう映る?」。 

 定員は200人(会場先着順)。当日直接会場へ。問合せは市高齢支援課【電話】042・338・6846。

長年の活動を表彰された石橋さん

うたごえランド 21周年コンサート

 石橋美恵子さんが代表を務める観客参加型コンサート「うたごえランド」。21周年を記念したコンサートが9月7日(日)と15日(月・祝)に開催される。

 7日は一般、セミプロ、プロ歌手による「うたごえランド」&あなたのソロコンサートが関戸公民館で行われる。午後3時開演(2時30分開場)。ゲストにヴァイオリニストの岡田鉄平さんを招き、ヴァイオリンとピアノ生伴奏で歌を歌う。入場料は1000円、高校生以下無料。

 バルトホール(府中市)で15日に開かれる「うたごえランド」&大村博美コンサートは「フランスと多摩の架け橋」と銘打ち、ヨーロッパを拠点に国際的に活躍するソプラノの大村さんとステージを披露する。午後7時開演。入場料2000円、高校生以下無料。

 問合せは石橋さん【電話】042・371・7397または「うたごえランド 石橋美恵子」で検索を。

ゆう桜ヶ丘が休館 9月1日から 大規模改修工事に伴い

 ゆう桜ヶ丘(桜ヶ丘コミュニティセンター、桜ヶ丘児童館)が9月1日(月)から、大規模改修工事のため休館となる。利用ができるのは8月31日(日)まで、休館中は一時避難所としても使用できない。

 休館に伴い、桜ヶ丘ロータリー商店街に9月2日(火)から仮事務所を設ける。開館時間は午前9時から午後5時まで。仮事務所でできることは各種イベントの申込みなどに限る。 

 

多摩市認知症カフェ 認知症と薬の話 8月27日、プラネットカフェ(唐木田駅徒歩2分)

 多摩市認知症カフェ「からきだ匠カフェ 人生100年幸齢社会!」が8月27日(水)、プラネットカフェ(唐木田駅徒歩2分)で開催される。時間は午後2時から3時30分まで。 

 参加費は300円(飲み物代)。定員は20人(確実に参加したい人は事前予約を)。主催は社会医療法人河北医療財団、多摩市多摩センター地域包括支援センター。

 当日は、「知っておきたい!認知症と薬のはなし」と題した講演会が行われる。クスリの龍生堂薬局/日本薬局学会認知症研修認定薬剤師の岩田直樹さんが講師を務め、服薬の注意点や工夫、薬局の便利な活用法などを伝える。

 予約・問合せは同センター【電話】042・376・2941。