戻る

多摩 人物風土記

公開日:2025.08.28

多摩市立グリーンライブセンターの当紙コラム「季節の花とみどり」を担当する
中川 京子さん
市内在勤

緑通したつながり楽しむ

 ○…4月にリニューアルオープンした多摩市立グリーンライブセンターに園芸担当として携わる。同時に当紙に掲載されているコラムも担当することになった。「一人では難しいので、スタッフと一緒に考えて工夫しています」。リニューアル後はMichiLab・多摩市緑進会共同企業体が運営を担い、市職員やボランティアなどと協力して来場者に対応する。「コラムを見て来る方も多いので来園のきっかけになるようなものにしていきたい」 

 ○…株式会社富士植木多摩支店の支店長として社員をまとめる。中央公園の改修工事を委託されたJVにも加わり、今後は公園内の植物を育てていく。初代支店長などは多摩ニュータウンの開発から携わり、まちづくりを行ってきた。今もアドバイスを受けることがあるという。「まちを作ってきた先輩方と一緒に仕事しているという思い。支店長という責任は感じつつ気負わず仕事に臨みたい」と意欲を見せる。

 ○…幼少期、食事の時間以外は外で遊んでいたという。「裏山で体験したことが体にしみついているぐらい自然が好きでした」と話し造園業の道に。「多摩市は公園が多いところが魅力。緑豊かな公園でいろいろな方とつながれるところが良いところ」。息抜きは野外音楽フェスとキャンプ。「やっぱり自然が好きなんですね」と笑う。

 ○…新たなセンターのテーマとして「緑」に「環境」が加わった。猛暑により「花や木が枯れて、見たことのない害虫も増えた」と環境の変化を危惧する。来園者と里芋やさつまいもを植えて秋には収穫祭を行う。「さつまいもが上手く育っているか、この夏がどうだったのかを自分たちの肌で感じてほしい。身近に環境を考えてもらう入り口になれたら」

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

多摩 人物風土記の新着記事

多摩 人物風土記の記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS