多摩版【9月11日(木)号】
中央図書館で行われた公開プレゼン=市提供

多摩市新補助金 ツナたま事業に6団体 新たな活動創出に期待

 多摩市は8月31日、多世代・多分野の新たな活動を生み出す「ツナたま補助金」の二次審査(公開プレゼンテーション)を多摩市立中央図書館で行った。10団体がプレゼンを行い、6団体が採択された。実施間は9月から来年1月末まで。

 多摩市は今年度から、新たな地域のつながりづくりを応援する「ツナたま補助金」制度を設け、事業者を募っていた。市が多世代多分野の地域コミュニティづくり(協創)を進めており、2025年度地域協創市民活動事業補助金制度として、小中学生から大人までを対象にアイデアや活動のきっかけを募集するもの。

 コースは2タイプあり、「ツナコース」は地域内でのつながりが見える仕組みやしかけを創出するもので1件あたり最大50万円。「たまごコース」は多世代・多分野につながるきっかけ(たまご)を新たに創出する活動で1件あたり上限5万円となっている。

 当日は一次書類審査を通過した10団体が出席。順番にプレゼンを行い、発表者と市の審議会委員による評価、審査により6団体が選ばれた。

 ツナコースに採択されたのは多摩センターにあるロイヤル介護入居相談室などを運営する東京ロイヤル株式会社。市内の掲示板に活動団体の情報を掲載すると共に、チラシを配布することで広く周知し、地域活動を活性化するという、事業名「(つながる多摩)つなたま掲示板」を行う。

 さまざまな場面で地域活動に参画している同社の嘉門桂介執行役員は「市内では多くの団体が活動しており、情報発信のお手伝いができれば」と話し、すでにいくつかの企業や団体に協力を呼びかけている。また、嘉門さんは「活動期間は短いが、できるだけのことをやって、終わった後も残るような事業にしたい」と抱負を語った。
協定書を手にする市川学長(左)と紀会長

多摩市社協 大妻女子大学と協定締結 地域活動で連携を強化

 多摩市社会福祉協議会(紀初子会長)と大妻女子大学(市川博学長)はこのほど、包括連携に関する協定を締結、8日に同大学多摩キャンパスで調印式が行われた。両者は地域活動などにおいて連携を強化する。

 式には紀会長や市川学長など関係者が参加した。それぞれが包括的な連携のもと相互に協力し、地域社会の発展や教育の振興、人材育成などに寄与することを目的に協定が結ばれた。

 協力事項として地域の課題解決に関すること、教育に関すること、人材育成に関すること、そのほか相互に連携・協力することが必要と認められる事項の4つについて継続的に連携していくことを確認しあった。

 これまで両者の間では連携して活動することが多かった。多摩市社協が事務局を務め、市内を中心にボランティア活動や社会貢献活動に取り組んでいる企業や大学、団体等で構成されたネットワーク「多摩地域企業・大学等連絡会(ゆるたまネット)」などに同大学が参画。年末のフードパントリー(食料等無料配布)で配布場所の提供など協力してきた。

 また、多摩市社協側も大学の授業に職員が講師として参加したり、学生の実習受け入れ、夏のボランティア体験の出張受付などを行ってきた。両者は今回の協定により、連携を深化させ、地域のニーズに応える体制を強化していく。

 紀会長は「日ごろから先生や生徒には心強い支援を頂いている」と感謝の気持ちを表した。市川学長は「学生の経験の場として貴重な機会を提供して頂いている。今後もさまざまな場面で協力させて頂きたい」と話していた。

食材を無駄にしない「捨てないレシピ」を出版した 小嶋 絵美さん 多摩市在住 34歳

レシピで広がる世界楽しむ

 ○…管理栄養士としての資格を生かし、保育園栄養士や離乳食本の調理アシスタントなどを経て、レシピのウェブ発信を続けながら、約200種類のレシピを載せた本を出版した。フードロス削減、食費の節約など現在の課題に沿ったテーマになった。「捨ててしまう食材の栄養価も高いんです」。イラストを使い完成した本を見た時は「形になってうれしかった。半面、大げさに言えば読者の人生に関わるもの。責任のある事でプレッシャーも感じました」と苦笑する。

 ○…好奇心旺盛な性格から、様々なことに挑戦してきた。ホームセンターが発信するウェブメディアにレシピを書いたことがきっかけで、出版社から今回の執筆依頼が舞い込んだ。「やりますとすぐに返事しました」と笑う。「編集やデザイナー、アシスタントなどみんなで作るものだと分かった。チームで読者のために作った本です」

 ○…相模原市の出身。小学生の時からカレーやクリームシチュー、りんごのマフィンなどを作り料理が得意だった。母親や祖母がピーマンの種を捨てずに料理していた記憶もあり、著書のアイデアにもつながっているという。結婚を機に多摩市へ。「虫が好きになってカブトムシやチョウの幼虫を育てることに夢中です」と話し、子育てしながら日々を楽しむ。

 ○…書籍の調理や撮影協力などを行ったことはあるが、本格的な執筆は初めて。関わった人たちのためにも本のPRをしたいと周知するための勉強もした。夏には料理とSDGsをテーマにしたワークショップの講師を務めるなど精力的に活動する。「本を読んだ方から感想が届き『美味しい』などの声を聞くとやっぱりうれしい。読者の方と交流できるような発信を続けていけたら」

交付式に臨む甫出署長(前列左)と有馬園長(前列左から2人目)ら

緑ケ丘幼稚園 優良防火施設認定を継続 多摩消防署から評価

 東京消防庁多摩消防署は8月29日、市内和田の緑ケ丘幼稚園(有馬篤樹園長)に「優良防火対象物認定通知書」を交付した。8回目の更新。同署の甫出憲治署長らが幼稚園を訪れ交付式を行い、有馬園長に通知書を手渡した。

 優良防火対象物認定制度は、消防署が審査・検査した結果、認定基準に適合している場合に優良な防火対象物として認定され、認定証(優マーク)の使用が認められるもの。同園が、防火安全対策の向上に積極的に取り組み、法令基準を上回る高い安全性を継続的に備えているとして認定された。

 同園は2007年の初認定以降、切れ目なく継続的に認定を受けており、今回が8回目の更新となる。

 同園では、日々の防火点検、毎月行う避難訓練、常駐警備員の配置、全職員のAED研修、学校110番、緊急地震速報装置や非常時用井戸の設置などの安全対策を取っている。有馬園長は「法令順守を守り、安全・防火対策を継続していくことが大事。命を守ることを第一に、安全対策を徹底して最優先に取り組んでいく」と話している。

 交付式で甫出署長は「私の子どもが小さい時に東日本大震災が発生し不安になった記憶がある。子どもを預ける親の立場としては幼稚園などの安全安心は大前提となる。厳しい認定基準をクリアした建物を継続して維持していることは素晴らしいこと。この建物で子どもたちの成長に寄与してもらいたい」などとあいさつした。

 同署管内では、京王電鉄株式会社本社ビル、楽友会高齢者福祉施設、朝日生命保険相互会社多摩本社、多摩市総合福祉センター・多摩市温水プール、LINK FORESTなどの施設が認定されている。

大勢の人が参加した盆踊り大会

多摩センターで盆踊り 2日間で多くの人出

 真夏の恒例イベント「多摩センター夏まつり2025」が6月から先月末まで行われ、多くの市民や来場者でにぎわいを見せた。

 8月30日には、子ども主体の踊り子チームなどが踊った「こども盆踊り」を実施、翌日には恒例の落合夏祭盆踊り大会が開催され多くの来場者たちが思い思いの踊りを踊った。

 落合夏祭盆踊りはコロナで3年間中止になり、最近2年間は多摩センター商店会や落合自治会連合会が白山神社で行っていたが、今回の盆踊りはパルテノン大通り十字路で6年ぶりに行わた。

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書籍「捨てないレシピ」を手にする小嶋さん

多摩市在住 管理栄養士 小嶋さん 「捨てないレシピ」出版 フードロス問題、節約に貢献

 管理栄養士でフードライター、多摩市在住の小嶋絵美さん=人物風土記で紹介=がこのほど、書籍『捨てないレシピ 皮も種も、無駄なく使ってもう1品』(サンクチュアリ出版)を出版した。全国の書店などで販売されている。

 たまねぎの皮、かぼちゃの種、セロリの葉、魚の骨など、習慣から捨てていた部分を美味しく食べる内容で、掲載レシピ数は190。二次元コードから見られるレシピも合わせると200種類近くになる。

 小嶋さんは「捨てる部分は栄養が豊富で、節約にもつながる。フードロスが減ることから環境にも優しく、いいことばかりなんです」と話す。

 レシピの一例はたまねぎの皮で「たまねぎパウダー」、だいこんの皮で「切干大根」、アスパラガスの皮で「チーズおつまみ」、かぼちゃの種で「パンプキンシード」など。

 野菜や果物、肉・魚介など食材ごとのレシピ、茶葉やかつおぶし、缶詰を使ったレシピのほか、「食材を使い切る『たまごの殻』」、「食材を使い切る『コーヒーかす』」といったコラムも載っており飽きさせない構成になっている。

 イラストは「たまごクラブ/ひよこクラブ」(ベネッセ)、「散歩の達人」(交通新聞社)、「うんこドリル」シリーズ(文響社)など特長的なイラストを手掛けるイラストレーターの鳥居志帆さんが担当し、個性あふれる野菜や果物の絵が載っている。

 相模原市出身の小嶋さんは地元、相模女子大学で栄養学を学んだ後、保育園栄養士として食育に携わる。カフェやパティスリーでの仕事の経験も経て、2018年に独立。食・栄養に関する記事執筆、レシピ開発などを行ってきた。

 小嶋さんは料理に関するウェブメディア「マカロニ」での執筆や自身のウェブサイトでレシピを投稿している。

 「捨てないレシピ」は全国の書店やオンラインストアで購入できる。A5判ソフトカバー、224P、定価1680円(税込1848円)。

講師の話に耳を傾ける参加者

キャンプで防災技術学ぶ 多摩JCが企画

 防災技術を学ぶ「こども防災キャンプTAMAサバ」が8月11日と12日、諏訪中学校で行われ、小学生や保護者など15人が参加した。主催は多摩青年会議所(多摩JC/寺澤真也理事長)。

 講師は国士舘大学防災・救急救助総合研究所の浅倉大地氏が務め、多摩JCがサポートした。参加者は段ボールハウスベッドの作成などを行った。寺澤理事長は「浅倉先生が小学生向けに分かりやすく教えていたので、みんな興味を持ちながら取り組んでいた」と振り返った。

自作の絵が表紙の証言集を持つ江藤さん

継承こそ平和への道 平塚空襲を記録する会

 今年は戦後80年。復興を成し遂げ、七夕まつりが開かれる現在の平塚の街中で戦争の傷跡を見ることはない。

 しかし、80年前の1945年7月16日に「平塚空襲」はあった。約1時間40分の間に、およそ40万発の焼夷弾が落とされ市街地は焼け野原と化した。投下された爆弾の量は全国で3番目の多さとも言われている。

 「多くの人の命を奪った戦争の悲劇を二度と繰り返してはならない」。平塚市博物館のワーキンググループ「平塚の空襲と戦災を記録する会」は戦争の記憶を後世に残そうと活動を続けている。

 同会は1989年(平成元年)に発足。空襲体験者から話を聞き取り、証言集を刊行してきた。24年発行の『炎の証言』は通算23号目(博物館で販売中。A4判・103ページ・250円)。これまでに収めた証言は336人分になる。

 会長を務める江藤巖さん(92)は自身が空襲の体験者だ。23号では自らの証言『よみがえった12歳の生命(いのち)』が掲載されており、自作の絵が表紙を飾る。

 平塚空襲で江藤さんは大やけどをおい、きょうだいを亡くした。「平和を引き継ぎたい。次の戦争をおこしてはいけない」。江藤さんは小学校でも子どもたちに戦争体験の講話を通じて平和の大切さを訴える。

「新たな語り部」

 戦後80年が経過し、戦争体験を語れる人は限られてきている。聞き取って継承するための時間は残りわずかだ。さらに会員の高齢化も拍車をかける。平均年齢が80歳ほどになりコロナ禍を経て4人の会員が亡くなった。

 活動の継続が困難になったが、積極的な勧誘活動で新会員が入会した。最年少は24年に入会した県立高校教員の伊勢龍介さん(24)だ。

 大学の卒論の調査・研究で同会と接触した際、会員の藤野敬子さんから「色々な角度の証言を読んでくださることが、すでに継承活動ですね」と声をかけられたことが転機となり、会に加わった。「研究対象」から「自分事」に切り替わった瞬間だったという。

 伊勢さんは「先輩たちの思いを引き継ぎたい。語っていただく側から語る側にならなければならない。私たちが継承する主体なんです。蓄積された膨大な証言に真摯に向き合っていきたい。自分の授業で生徒たちに平塚空襲のことを伝えていければ」と語る。

 後世に平塚空襲を語り継いでほしい、と同会は戦後80年の特別企画を平塚市博物館で8月17日に開いた。

写真コーナーを紹介する樋口さん(右)と高尾登山電鉄の町田部長

写真家樋口徹さん 高尾山の見どころ伝える 清滝駅で写真展示5年目

 高尾山ケーブルカー清滝駅構内の柱の一つに、写真コーナーがあることをご存じだろうか。柱の4面のうち一つが高尾山のコースマップなどの配架スペースになっており残り3面を使って高尾山でこの時期に見ることができる風景や植物、昆虫、野鳥などが写真で紹介されている。今年9月に展示5年目を迎えたこのコーナーに写真を提供しているのが、多摩市内でも定期的に写真展を開く樋口徹さん(79)だ。

担当と二人三脚

 定年後のライフワークとして高尾山や京王沿線の四季を撮影し続けている樋口さん。高尾山にも年間を通じて足しげく通い、季節ごとの魅力を捉えてきた。4年前、撮りためてきた写真を使って何かの役に立てないかと駅を管理する高尾登山電鉄(株)に相談したことが展示のきっかけとなった。

 展示は毎月貼り替え、当月・翌月・翌々月の見どころを6〜8点の写真で紹介している。写真は樋口さんが月ごとに10点ほど提供したものの中から、同社の担当者が選出するなど、二人三脚で続けてきた。同社鉄道部の町田慎也部長も「展示を楽しみにしているお客様も多い」と絶賛する。

 樋口さんは「これから山を登る人の参考になり、また目的のものが見られず帰る人にも『写真に写っているものを見にまた来よう』と思ってもらえれば。今後も高尾山を撮り続けて、許される限り展示していきたい」と意欲を示した。

さわやかな秋の童謡を歌おう 9月22日、アウラホール

 多摩童謡友の会(高山佳子代表)による「秋をうたう童謡のつどい」が9月22日(月)、京王聖蹟桜ヶ丘ショッピングセンターA館6階アウラホールで開催される。午後1時から3時まで。

 同会では定期的に、季節の童謡や世界の流行歌などを歌っている。高山代表は「暑かった夏が過ぎ、さわやかな秋の童謡を歌って心を幸せにしませんか」と参加を呼びかける。

 会費は月2000円(当日参加は2000円と資料代300円)、体験入会は初回のみ1000円と資料代300円。問合せ・申込みは同会事務局【電話】042・375・8558。  

 

多摩市 たまっこで秋まつり 9月13日、こども家庭センター

 「たまっこ秋まつり」〜みんなおいでよ!〜が9月13日(土)、こども家庭センター「たまっこ」で開催される。午後3時から5時まで。

 ヨーヨー釣り、千本くじ、ダーツ、子どもみこし、大太鼓体験など。当日直接会場へ。問合せはこども家庭センターたまっこ【電話】042・375・0104。

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地上15mの新空中大車輪=木下大サーカス提供

木下大サーカス 立川公演 11月15日から 立飛特設会場

 年間100万人動員、世界最大級の大スペクタクル「スーパーミラクルイリュージョン 木下大サーカス立川公演」が、3年ぶりに立川駅北立川立飛特設会場(暖房完備)で開催される。

 夢のダブル空中ブランコショー、地上15m決死の新空中大車輪、ハンドスタンディング、フラフープ、象やポニーのショーなど、夢と勇気と感動のステージが繰り広げられる。

 期間は11月15日(土)から2026年2月23日(月・祝)まで。入場料金(税込)は、【前売】おとな4000円、こども(3才〜高校生)2000円、大学・専門学生2500円(コンビニのみ)、【当日】おとな4500円、こども(3才〜高校生)2500円、大学・専門学生3000円。ほか指定席料金あり。購入方法・開催時間などの詳細は木下大サーカスホームページから。

 立川公演に関する問合せは木下大サーカス立川公演事務所【電話】042・506・1224。

読者プレゼント

 「木下大サーカス立川公演招待券(自由席)」を、タウンニュース読者10組20人に抽選でプレゼント。招待券の利用期間は11月15日から2026年1月9日(金)まで、期間外はプラス2000円で入場可能に。

 応募はメールの件名に「木下大サーカスプレゼント」と記入し、郵便番号・住所・氏名・紙面の感想を明記の上、【メール】(present04@townnews.co.jp)まで。9月24日(水)必着。当選は発送にて。

多摩市認知症カフェ 認知症を知る月間 MCIを学ぶ 9月24日、プラネットカフェ(唐木田駅徒歩2分)

 多摩市認知症カフェ「からきだ匠カフェ 人生100年幸齢社会!」が9月24日(水)、プラネットカフェ(唐木田駅徒歩2分)で開催される。時間は午後2時から3時30分まで。

 参加費は300円(飲み物代)。定員は20人(確実に参加したい人は事前予約を)。主催は社会医療法人河北医療財団、多摩市多摩センター地域包括支援センター。

 当日は「認知症を知る月間〜MCIをやさしく学ぼう〜」と題した講演会が行われる。認知症と診断される一歩手前の状態であるMCIについて、今から取り組めることを解説。講師は曽谷真由美さん(天本病院 日本看護協会認定 認知症看護認定看護師)が務める。

 予約・問合せは同センター【電話】042・376・2941。 

第26回永山フェスティバル 9月20日、21日 永山駅周辺

 第26回永山フェスティバル2025が9月20日(土)と21日(日)にグリナード永山、ヒューマックスパビリオン永山、永山公民館、永山図書館で開催される。

 音楽演奏やダンス、舞踊などのステージ、リサイクル図書などが行われる。

 午前11時から午後8時まで。問合せは永山公民館内永山フェスティバル実行委員会事務局【電話】042・337・6661。  

 

河北医療財団 新イベント 人生100年時代 シニアを応援 11月15日 パルテノン多摩

 河北医療財団による新イベント「ハッピーエイジングフェスタ」が11月15日(土)、パルテノン多摩オープンスタジオ・市民ギャラリーで開催される。午後1時から4時まで(12時30分開場)。入場無料、入退出自由。主催は社会医療法人河北医療財団多摩事業部、あいセーフティネット。多摩市、多摩市医師会後援。

セミナーなど催し多数

 「人生100年時代を生きるシニアの今とこれからを応援!」と題し、医療やライフスタイルに関するセミナー、ポートレート撮影・スキンケアの体験ブース、介護や生きがいに関する相談コーナーなど内容は豊富だ。

 オープンスタジオ会場では、セミナー【1】医療と介護編「医師から伝えるおひとりさまの生き方・逝き方」を行う(午後1時15分から)。講師は明石のぞみさん(医師/河北医療財団副理事長・多摩事業部長)が務める。

 午後2時30分からは、講師に終活アドバイザーでファイナンシャルプランナーの山田静江さんを迎え、セミナー【2】ライフスタイル編「終活ビジネスにまどわされない!賢いお金の使い方・守り方」を開く。

 両セミナーとも定員は60人、予約制。予約は電話【電話】042・310・0323かセミナー応募フォームから。

 また、ストレッチやスキンケアのポイントが分かる「看護師が教える!手足のケア」、自宅での介護に役立つ「理学療法士が教える!腰を痛めない介護のコツ」といった体験ブースが設けられる。両ブースとも午後2時からと3時20分からの2回開催。各回定員15人(当日整理券)。

撮影会や相談会も

 市民ギャラリー会場では、フォトグラファーの岩水悠さんによるポートレート撮影会が開催される。午後1時30分から3時30分まで(定員20人・当日整理券)。主催者は「あなたの今を記念に残しませんか。ご夫婦やご友人と一緒でもOKです」と呼びかける。参加条件はメールまたはLINEで連絡可能な人。

 会場では「骨の健康チェック&宅配商品無料試飲会」のほか、相談コーナー「福祉・医療・介護のなんでも相談室」「いきがいマッチング」「介護施設の紹介」が実施される。

 多摩市地域包括支援センター、多摩ボランティア・市民活動支援センター、ロイヤル介護入居相談室などの団体が協力する。詳細はホームページ「あいセーフティネット」で検索を。