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多摩 トップニュース社会

公開日:2025.09.11

多摩市社協
大妻女子大学と協定締結
地域活動で連携を強化

  • 協定書を手にする市川学長(左)と紀会長

 多摩市社会福祉協議会(紀初子会長)と大妻女子大学(市川博学長)はこのほど、包括連携に関する協定を締結、8日に同大学多摩キャンパスで調印式が行われた。両者は地域活動などにおいて連携を強化する。

 式には紀会長や市川学長など関係者が参加した。それぞれが包括的な連携のもと相互に協力し、地域社会の発展や教育の振興、人材育成などに寄与することを目的に協定が結ばれた。

 協力事項として地域の課題解決に関すること、教育に関すること、人材育成に関すること、そのほか相互に連携・協力することが必要と認められる事項の4つについて継続的に連携していくことを確認しあった。

 これまで両者の間では連携して活動することが多かった。多摩市社協が事務局を務め、市内を中心にボランティア活動や社会貢献活動に取り組んでいる企業や大学、団体等で構成されたネットワーク「多摩地域企業・大学等連絡会(ゆるたまネット)」などに同大学が参画。年末のフードパントリー(食料等無料配布)で配布場所の提供など協力してきた。

 また、多摩市社協側も大学の授業に職員が講師として参加したり、学生の実習受け入れ、夏のボランティア体験の出張受付などを行ってきた。両者は今回の協定により、連携を深化させ、地域のニーズに応える体制を強化していく。

 紀会長は「日ごろから先生や生徒には心強い支援を頂いている」と感謝の気持ちを表した。市川学長は「学生の経験の場として貴重な機会を提供して頂いている。今後もさまざまな場面で協力させて頂きたい」と話していた。

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