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多摩 社会

公開日:2025.09.11

緑ケ丘幼稚園
優良防火施設認定を継続
多摩消防署から評価

  • 交付式に臨む甫出署長(前列左)と有馬園長(前列左から2人目)ら

 東京消防庁多摩消防署は8月29日、市内和田の緑ケ丘幼稚園(有馬篤樹園長)に「優良防火対象物認定通知書」を交付した。8回目の更新。同署の甫出憲治署長らが幼稚園を訪れ交付式を行い、有馬園長に通知書を手渡した。

 優良防火対象物認定制度は、消防署が審査・検査した結果、認定基準に適合している場合に優良な防火対象物として認定され、認定証(優マーク)の使用が認められるもの。同園が、防火安全対策の向上に積極的に取り組み、法令基準を上回る高い安全性を継続的に備えているとして認定された。

 同園は2007年の初認定以降、切れ目なく継続的に認定を受けており、今回が8回目の更新となる。

 同園では、日々の防火点検、毎月行う避難訓練、常駐警備員の配置、全職員のAED研修、学校110番、緊急地震速報装置や非常時用井戸の設置などの安全対策を取っている。有馬園長は「法令順守を守り、安全・防火対策を継続していくことが大事。命を守ることを第一に、安全対策を徹底して最優先に取り組んでいく」と話している。

 交付式で甫出署長は「私の子どもが小さい時に東日本大震災が発生し不安になった記憶がある。子どもを預ける親の立場としては幼稚園などの安全安心は大前提となる。厳しい認定基準をクリアした建物を継続して維持していることは素晴らしいこと。この建物で子どもたちの成長に寄与してもらいたい」などとあいさつした。

 同署管内では、京王電鉄株式会社本社ビル、楽友会高齢者福祉施設、朝日生命保険相互会社多摩本社、多摩市総合福祉センター・多摩市温水プール、LINK FORESTなどの施設が認定されている。

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