平塚・大磯・二宮・中井版【10月10日(金)号】
純金1gカード 表面カレンダー

平塚市 ふるさと納税に純金追加 田中貴金属は初提供

 平塚市は10月1日からふるさと納税の返礼品として、市内に工場を有する田中貴金属リテイリング(株)(本社/東京都中央区)の「純金カード(1g)」を追加した。同社がふるさと納税返礼品を提供するのは初。

* * * * *

 今回追加された「純金カード」はクリスタルフレーム入りで、表面には12カ月分のカレンダーと、あったかひらつかのロゴ、田中貴金属のグループロゴを印刷している。裏面には、歌川広重の浮世絵「東海道五十三次 平塚宿縄手道」を印刷。サイズは、横版で80mm×50mmとなっている。

 担当の市産業振興課によると10月7日現在、13万7000円の寄付に対する返礼品として選択可能となっているものの、金価格の変動により、寄付金額も変動する場合があるという。

 今年4月、田中貴金属側から「平塚市のために貢献できることはないか」との打診があり、今回の返礼品へとつながった。今後は常設の返礼品として、カレンダーの表示内容を更新しながら提供する。同課では「市民のみなさんにも、改めて『あったか』と思ってもらえる返礼品を増やし、知ってもらう機会にしたい」と話している。

 同市の寄付金の受け入れ状況は、2024年度が約1億400万円、23年度が約1億500万円、22年度が約9200万円と推移(返礼品ありのみで計上)。中でも、サーフボードオーダーチケットや着物洗い張り仕立て直しチケットなどが人気という。

 寄付の申し込みは、ふるさと納税の民間ポータルサイトから可能となっている。問い合わせは同課【電話】0463・21・9758。
昨年のフェスの様子(提供写真)

大磯ファミリーロックフェス 地域盛り上げ「町民集まれ」 二宮「JAH」店主が企画

 大磯ファミリーロックフェスティバルvol・2が11月9日(日)、大磯港芝生エリアで開催される。同フェスの特徴は、演奏やボーカルで地域を盛り上げたい大磯町民を出演者として募集していること。同フェスを立ち上げた二宮町のラーメン店「JAH」の大竹一仁さんは「吉田茂邸の吉田茂像がサンフランシスコ方面に顔を向けているように、僕たちの思いも黒潮に乗せて全世界へと届けたい」と当日を待ち望む。

 これまで二宮町民会館などを会場に、町民に元気を届けたいとライブを主催してきた大竹さん。老朽化による同館の閉館やコロナ禍に見舞われたが、町内の店舗などで小規模でも開催を続けた。

 会場を探す中、昨年縁あって大磯港で同フェスを初開催。プロミュージシャンと町民が音楽を通してつながる様子に「長年の音楽活動が実を結んだ気がした」と大竹さんは目を細める。

 当日は、二宮町出身のパーカッション奏者で「オルケスタ・デ・ラ・ルス」を結成しグラミー賞にもノミネートされた大儀見元さん率いるユニット「GEN CON YACEL」のほか、大竹さんが所属する「よもぎーずALL STARS」など地元にゆかりあるミュージシャンが出演する。

 同フェスは午前10時〜午後4時。入場無料(投げ銭制)。大磯町民の出演募集は10月31日(金)まで。使用楽器、演奏ジャンル、年齢、性別不問。荒天・雨天中止。(問)同会【電話】0463・73・8777

お母さんのこころとからだプロジェクト代表の 岩下 奈美さん 二宮町二宮在住 57歳

幸せな子育てを一緒に

 ○…二宮町内を中心に、子育て経験のある助産師や鍼灸師、保育士などの有資格者を含む10人で運営する「お母さんのこころとからだプロジェクト」を今年4月に立ち上げた。10月25日(土)には二宮町町民センターで初主催事業「思春期ママ交流&ごはん会」を企画。滋養のあるごはんを食べながら、子どもとの関わりや気づきについて話し、情報交換を行う。「気軽に来てみて」と呼びかける。

 ○…自治体の産後ケア事業に20年ほど携わった経験から、「より身近にきめ細かくお母さんたちを支援したい」と昨年4月に独立し「助産院おさんぽ」を開業。出張型で妊娠中や産後のケア、子育て相談などを行っている。「産後はごはんも睡眠もままならず、幸せな時間を味わう余裕もないことが多い。栄養と休息が圧倒的に足りていないことを変えたかった」。子育て中の家庭に弁当を届けたり、町内のレンタルスぺースで赤ちゃんを預かる間、ママたちに休憩や昼寝をしてもらう事業を行っている。

 ○…千葉県出身。高校卒業後に進んだ看護学校で、助産師資格を持つ教諭に憧れたのが、助産師となったきっかけだ。「お産はママも赤ちゃんも命がけ。1つとして同じものはありません。人生について一緒に考えさせてもらい、気付きをもらうことも多い。助産師になってよかった」と顔をほころばせる。

 ○…「支援する側だけど、私も子どもにガミガミ怒ってしまって、落ち込んだこともあります」。子育ての悩みを聞く中で、自分自身を顧みた経験もある。「ママたちと関わるうちに『子どもに怒るのは甘えだ』と気づいて、当時小学生の娘に謝ったことがあります」。それぞれの思いを共有することで心が軽くなることを願う。

ラリーを行う水谷さん

水谷さんのプレーに歓声 卓球イベントに570人

 平塚市南金目にある(株)フリーデンの創業65周年を記念した卓球イベントが9月20日、トッケイセキュリティ平塚総合体育館で開催された。

 同社がスポンサーをする水谷隼さんがゲストとして登場。2020年東京五輪・金メダリストのプレーに、来場した570人のファンや子どもたちは魅了された。

 イベントでは、水谷さんによるエキシビションマッチや技術解説、子どもたちとのチャレンジマッチなどが実施された。水谷さんの素早いラリーや強烈なスマッシュに子どもたちは大きな歓声を上げていた。

 同社社員は「地域の子ども達が喜んでくれるイベントが開催できて良かった」と話した。

うがいする様子(提供写真)

大磯学童保育クラブ むし歯予防に「ぶくぶく」 「フッ化うがい」県と連携

 放課後児童クラブなどを運営する株式会社明日葉(山下高明取締役社長執行役員)=本社・東京都=が9月18日、大磯小学校内にある大磯学童保育クラブでむし歯予防を目的とした「集団フッ化物うがい」の指導を行った。神奈川県健康医療局保健医療部健康増進課と連携した事業で、小学1〜6年生98人が参加した。

 「フッ化物うがい液」を口に含み、ぶくぶくとうがいをする取り組み。同社が大磯町と湯河原町で運営する4カ所の学童保育所で、希望した児童に向けて実施された。同クラブの新光一施設長は、「子どもたちは『フッ素って何?』という反応が多かった。最終的には『自分もやりたい』という声を上げてくれるようになり、その変化がとてもよかったと感じています」と話した。

 同課の内田直子さんは「学齢期に行うことで、将来にわたるむし歯予防になるため、この時期にやることが非常に大切です」とコメントしている。

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単にハンドルを握るだけじゃない。安全で確実な運送で取引先の信頼を勝ち取っているのが、神奈川県平塚市下島に拠点を構える「菱大(ひしだい)ローリー株式会社」だ。... (続きを読む)
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メダルをかけて喜ぶ伏黒さん

ビーチ駆け抜け全国優勝 花水小6年 伏黒泰世さん

 水辺における人命救助の技術を競う「全日本ジュニアマスターズライフセービング選手権大会2025」が9月6日と7日に千葉県の岩井海岸で開催され、平塚市立花水小学校6年の伏黒泰世さん(11)がビーチスプリント部門で優勝した。

 ビーチで50メートルを走り、タイムを競う同部門。伏黒さんは予選、準決勝を勝ち抜き、決勝では10人と競った。スタートの一歩目で出遅れたものの、途中で抜き返し、僅差で優勝を飾った。伏黒さんは「モニターチェックの結果を待っている時はドキドキした」と振り返る。同大会のビーチフラッグスでも準優勝した。

 伏黒さんは父の影響で兄弟と共に小学1年からライフセービングを始めた。さまざまな大会で活躍する弟の粋世さん(10)とは良いライバル関係。競技に熱中しながらも、「人を助けるという目的を忘れずに、ライフセービングに関わっていきたい」と話した。

型のポーズを取る高橋さん

極真空手で初の日本一 平塚市在住の高橋さん

 平塚市在住の高橋芽依さん(19)が8月23日に京都府で開催された2025全日本型競技空手道選手権大会の15歳〜34歳女子の部で優勝した。

 同部門では、全国から集まった20人の選手が1人ずつ演舞を行い、5人の審査員によりキレや手足の角度、気迫などを採点。昨年同大会で3位入賞していた高橋さんは、予選を3位で通過、決勝に進出した。決勝では素早く力強い動作が求められる型「抜塞」を演舞。ほかの選手に比べると小柄な高橋さんは「迫力負けしないように力強くできた」と納得のいく演舞で、最大24点中21・7点を獲得して初優勝、昨年の雪辱を果たした。

 高橋さんは「ほかの選手も強かったし、予選も3位だったのでびっくりした」と話した。

 現在は美容の専門学校に通いながらも練習に励む。「両立は大変だけど、出られる試合では絶対入賞したい」と意気込んだ。

二宮で子育て「ごはん会」 10月25日 市民団体が主催

 二宮町内を中心に活動する「お母さんのこころとからだプロジェクト」(岩下奈美代表=人物風土記で紹介)主催の「思春期ママ交流&ごはん会」が10月25日(土)、二宮町町民センター老人クラブ室で開催される。午後6時〜8時。参加費1千円で子ども無料。定員15〜20人。

 参加希望者は、10月15日(水)までに氏名、参加する大人・子どもの人数を伝える。

 申し込み、問い合わせは【メール】kamijima6764@gmail.com(担当上島さん)

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発会式の様子(上)と拝殿完成イメージ

平塚八幡宮 創祀1650年で記念事業 外拝殿など建設目指す

 平塚八幡宮(宅野順彦宮司)が2030年に創祀1650年、28年に社殿造営100年の節目を迎えるにあたり9月23日、記念事業の実行委員会(福澤正人実行委員長)を発足させた。

 記念事業の核となるのは、外拝殿建設と本殿外回廊金具の付け替えの2つ。特に外拝殿は、本殿を参拝する際に天候を気にせず、より快適に参拝できるよう屋根を中心とした建物になる。車いすやベビーカー、ペットを連れた人も参拝しやすくなるという。

寄付つのる

 宅野宮司は、「神社のために何が必要か責任役員と考えた結果、これらの事業を行うことにした」と説明。「50年ごとに行事を行いたい。この時代に生きていたという証を残せたら」と次世代への継承を意識する。

 福澤実行委員長は、「この事業を成功させて次の100年へつなげたい。地域を見守ってくれている平塚八幡宮を大切にしていきたい」と述べた。また同実行委員会は、建設費の一部にあてる寄付を募っている。一口1万円から。2028年10月末まで。

頼朝・家康が祈願

 同社は、鎌倉幕府の初代将軍となった源頼朝が妻である北条政子の安産祈願を行った神社とされている。頼朝を崇敬していた徳川家康は、当時荒廃していた同社に社領として50石を寄進するとともに、代官の伊奈忠次に命じて社殿と別当寺を再建させた。

港小3年生 漁港壁画に泳ぐ魚 東海大交流記念事業で

 平塚市と東海大学の交流提携40周年記念事業として10月2日、平塚市立港小学校(岩田裕之校長)の3年生が、ひらつかタマ三郎漁港の臨港道路擁壁に海の生き物の絵を描いた=写真。

 同擁壁には今年7月、東海大学教養学部芸術学科のゼミ生20人が、12種類のひらつかタマ三郎を50カ所にスプレーアートでを描画。児童は、そのイラストの周辺にシイラやショウサイフグ、チンアナゴ、サクラダイ、クラゲなどを思い思いに描いた。

 同小学校では擁壁へ描く前に、教室の壁に画用紙を貼り、絵具で海の生き物を描く練習をしたという。擁壁に描いた生き物は、クロームブックなどを用い、自分たちで調べた。

 児童は「絵具が垂れてきて難しかった」や「思っていたよりもきれいに描けた」など感想を話した。岩田校長は「子どもたちが大人になっても思い出に残ると思う」を話した。

過去のはしご車搭乗体験の様子(提供写真)

平塚市 消防・防災を楽しく身近に 10月18日 総合公園でフェア

 平塚市は10月18日(土)、市民の防火・防災啓発を図り、消防・防災行政への一層の理解と関心を高めることを目的に、「ひらつか消防・防災フェア2025」を開催する。会場は平塚市総合公園平塚のはらっぱ。午前10時〜午後2時。雨天中止。

 今年度は「消防・防災を身近に感じ、楽しく体験しよう」をコンセプトに、市民一人ひとりの「自助の意識」向上を目指し、子どもから大人まで楽しく学べる多様なブースが出展するほか、消防・警察車両の展示やはしご車・起震車などの搭乗体験も実施する。

 はしご車搭乗体験は、午前9時30分(40組)と11時30分(30組)の2回で、70組限定(当日抽選)。場所は会場南東側。

 いろいろなブースを回ってクイズに挑戦するスタンプラリーも実施。正解者にはプレゼントが進呈される(先着順)。そのほか、キッチンカーの出店も(10時〜2時)。(問)市災害対策課【電話】0463・21・9734

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新しい作業服を着る職員

中井町 作業服20年ぶり刷新 機能向上防災服の役割も

 中井町は、9月から職員が着用する作業服を約20年ぶりに刷新している。新作業服は、ポリエステル素材を使用し軽量化と伸縮性を高めた機能性に加え、防災服としての役割も兼ね備える。

 これまでの作業服は重く動きづらいという声が上がっていた。そこで職員の業務効率向上と職場環境改善を目的に刷新。新しい作業服は、職員へのアンケートで最も支持されたネイビーとベージュの2色を採用した。測量や土木系の外作業のほか、災害時の避難所での作業など、様々な場面での快適な作業が期待される。

 10月19日(日)に中井中央公園で開催される「美・緑なかいフェスティバル2025」では、全職員が新しい作業服を着用する。町総務課の職員は「職員の職場環境が改善され、最終的に町民サービスの向上につながればうれしい」と話した。

チケットプレゼント 「侍BRASS」平塚へ 11月15日 ひらしんホール

 ひらしん平塚文化芸術ホールで11月15日(土)、国内オーケストラの首席奏者達とスタジオ界のトッププレイヤーがタッグを組んだ最強のドリームブラス・侍BRASSの「遊戯三昧」が開催される。午後3時開演、2時30分開場。この公演チケットを本紙読者2組4人にプレゼント。

 金管アンサンブル界に新風を吹かせ続けている侍BRASSは、金管8重奏のオリジナル楽曲を中心に、CD、楽譜出版、コンサートを行っている。

 チケット希望者はメールの件名を「侍BRASSチケットプレゼント」とし氏名、〒住所、年齢、電話番号、希望公演時間を明記の上【メール】hiratsuka@townnews.jpへ。10月16日(木)締切。問い合わせは同ホール【電話】0463・79・9907。

平塚市観光協会 海と山と歴史を再び 講演などで再発見

 平塚市観光協会は10月16日(木)〜21日(火)、湘南ひらつか観光フェスティバルを開催する。ひらつか市民プラザで午前10時〜午後5時(最終日の展示は3時まで)。「海・山・歴史@まるごと平塚再発見!」と銘打って講演会やミニツアー、スタンプラリー、パネル展示などを企画している。

 講演会の日程と登壇者は以下の通り。▽10月17日(金)/平塚市漁業協同組合・伏黒哲司さん「海よ俺の海よ♪平塚の海を愛して漁港から魅力発信!」▽10月18日(土)/平塚市博物館館長・浜野達也さん「平塚と大山」▽10月19日(日)/こまたん・金子典芳さん、古永家修さん「高麗山の自然と野鳥の四季」。講演会は各回無料で午後2時〜3時。先着30人。

 10月18日(土)には「弥次さんとめぐる平塚ミニツアー」を実施。お菊さんコース(午前9時30分〜11時30分)と平塚宿コース(午後1時〜3時30分)で各20人募集。参加費300円(保険料・おやつ付)。要事前申込。

 18日(土)にはJA湘南の野菜販売も。買い物1千円ごとに参加できる抽選会あり。申し込み、問い合わせは同協会【電話】0463・20・5110

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絵本を手渡す三輪先生と和田校長

瞳さんの生き方学んで 支援学校が絵本寄贈

 小田原支援学校がこのほど、同校生徒が作成した絵本『おひさまになったひとみちゃん〜「ニコニコおひさま」のおはなし〜』を二宮小学校(和田俊宏校長)に寄贈した。

 この本は、二宮町出身の秋澤瞳さんの人生をもとに作られた。秋澤さんは聴覚に障害がありながらも、努力して海外留学が決まった年に21歳で交通事故により亡くなった。

 同絵本は秋澤さんの前向きな生き方を多くの人に伝えるため作曲された『ニコニコおひさま』の歌詞から制作された。

 同校の知的障害教育部門高等部2年生の20人により半年ほどかけて制作。場面ごとに絵を描き、背景と人物を別々に描いてからコンピューターで合成するなど、構成や撮影、編集作業もすべて生徒たちが協力して行った。

 この日、同校の三輪和子支援連携部長から和田校長へ絵本が手渡され、三輪さんは「ひとみさんの前向きな生き方を多くの人に知ってほしい」と話した。

 生徒たちは、絵本とともに手紙や歌詞カード、DVD、道徳の指導案なども作成し、絵本とともに届けた。生徒らは直接本を届けた際に「素敵な本ですね」や「読んで感動しました」と声をかけられる場面もあり喜んだ。

 絵本は二宮町、大磯町の全小学校のほか、小田原市や足柄上下郡の小学校にも届けられ、道徳の授業などに活用されている。

サンサンマルシェ 12日 湘南海岸公園で再開

 青空マーケット「SunSunマルシェ」が10月12日(日)午前10時〜午後2時、湘南海岸公園(平塚市高浜台34の1)で3カ月ぶりに開催される=写真。

 野菜や菓子、観葉植物、地元作家の手作り雑貨、ペットグッズなどを販売するブース、キッチンカー約90店が並ぶ。無料駐車場あり。バス利用の場合は、平塚駅南口21番線乗り場より、「湘南海岸公園前」下車。

 毎月第2日曜日開催のイベント。出店者一覧は同マルシェHPから。

神奈川県トラック協議会・平塚の山田裕会長

県トラック協議会・平塚 相互協力で情報共有 -山田裕会長に聞く

 平塚市を中心に、運輸企業39社が所属する神奈川県トラック協議会・平塚(山田裕会長)。会員相互の情報交換や輸送秩序の確立、地域防災、社会貢献などを目的に、2018年に設立した。山田会長は「事業所間で相互協力できるよう、会議を通じて情報の共有を行っている。39社が集まればものすごいパワーになる」と話す。

 同会では実務者向けの研修会をはじめ、まちぐるみ大清掃などの地域貢献事業やぐるりウォークなどの健康促進事業、平塚市との災害時支援協定も実施。12月には、会員同士の交流会ディスカッションを予定しているという。

 山田会長は今年4月に法改正された物流効率化法に触れ、「ドライバーの働きやすさを求めた法改正なので、平塚地区としてはしっかりとした収益を確保できるよう、情報共有を行い、互いに知識を高めていければ」と話した。

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現代社会を支える不可欠なインフラ、それが運送業だ。私たちの日常は、朝食のパンから仕事で使うパソコン、そして大切な人への贈り物まで、あらゆるものが物流によって届け... (続きを読む)
≪花≫1954年平塚市美術館蔵(平塚市美術館提供)

平塚市美術館 女性画家の魅力に迫る 11日から北澤映月回顧展

 昭和の時代に日本美術院で活躍した日本画家・北澤映月(きたざわえいげつ)(1907―1990年)の企画展が10月11日(土)から11月30日(日)まで平塚市美術館(平塚市西八幡1の3の3)で開かれる。

 映月は京都市に生まれ、昭和戦前期に上村松園や土田麦僊のもとで修行を重ね簡潔な構図や線描による表現を確立。女性画家が少ない時期に日本美術院の2人目の女性の同人として活躍した。

 戦後は歴史や文学に生きた女性を主題としてさらに才能を開花させた。

 今回の企画展は、同館がこれまで女性画家の展示会を度々開催してきたことから、映月の資料の寄贈を受けて実現。個展としては33年ぶり、神奈川県内では初の本格的な回顧展になるという。

 初期から晩年までの代表作のほか、日本画を制作する上で重要な下図や写生、印章、書簡などの貴重な資料を含む約150点の資料が展示される。担当学芸員は「映月を総合的に俯瞰して見られる企画展。映月の描いた魅力的な女性像を見てほしい」と呼びかけた。

 関連事業として10月18日(土)にはシンポジウム「映月を考える、映月から考える」を開催。午後1時30分から4時30分。申し込み不要、先着順。

 企画展は午前9時30分から午後5時(入館は4時30分まで)。観覧料一般900円。問い合わせは同館【電話】0463・35・2111。

宮入、力強く 前鳥神社で例大祭

 相模国四之宮前鳥神社(神代春彦宮司)で9月28日、例大祭が斎行された。

 さきとり幼稚園の園児による子供神輿かつぎを皮切りに例大祭が始まると、大神輿は四之宮の各地で氏子より歓待を受け、力強く宮入した=写真。神楽殿では奉納演芸が行われ、人形浄瑠璃や歌、太鼓、ダンスなどが繰り広げられ、例大祭を盛り上げた。

終活コメディ映画 10月9日と16日

 映画『お終活 再春!』の上映会が、10月9日(木)に二宮町生涯学習センターラディアンホールで、10月16日(木)に平塚市中央公民館大ホールで開かれる。平塚シネサロン主催。後援平塚市。

 高畑淳子や剛力彩芽が出演する、終活を題材に熟年夫婦の悲喜こもごもをつづったヒューマンコメディ。

 上映時間は9日が午後2時から。16日が午前10時30分からと、午後2時からの2回。チケットは1000円で当日受付で販売。

 問い合わせは同会渡辺みどりさん【携帯電話】080・2071・5909

金目エコミュージアム 親水公園で収穫祭 フリーマーケットや抽選会も

 金目の自然・文化・歴史・農産業の魅力を発信するイベント「第17回金目収穫祭」が11月3日(月)午前10時から午後3時まで、金目親水公園(平塚市北金目3の39)で開かれる。主催は金目エコミュージアム。

 当日は旬の野菜・果物の販売や、掘り出し物が見つかるフリーマーケットも。ステージでは地域住民による踊りや歌が披露されるほか、金目中学校生徒によるブラスバンド演奏、新米が当たる大抽選会が実施される。

 駐車場はJA湘南金目支店、浄真寺、山陽瓦斯の3カ所が利用できる。雨天の場合は金目公民館が会場となる。

ベルマガ通信 ほんの少しでも勇気を 10月3日ホーム 湘南0-1東京V

 ゼ・ヒカルド選手は、ボールをカットすると至近の仲間に向け、左手を前に向け振り要求した。「前に上がるぞ。攻撃の時間だ」と言わんばかりの仕草だった。

 前半、4本のシュートを放った湘南は、鹿島戦以来となる前半を無失点で切り抜けた。順位の近い東京V相手に勝点3を積み上げ、残留圏に近づきたかったが後半に失点を喫し、得点も遠く7連敗となった。

 冒頭のゼ・ヒカルド選手のボールカットからのドリブルは、数的優位を生み、選択肢を相手に与え翻弄するには十分な働きだっただけに、チャンスをモノにしたかった。

 選手と同じ目線でカメラを構えると、DF陣から前へパスを繋ごうとすると、その一列前に白い集団が多数居る。中盤を経由しようにも黄緑の仲間が見当たらない。守りたいDFと、攻め残りたい前線。その間をつなぐ架け橋が居ない。

 そして、湘南の選手が、走行距離ランキングから消えて随分と経った。あらゆるプレーには、判断力とほんのちょっとの勇気が伴う。7連敗の現実から「負けたくない」の一心でプレーが縮こまっていやしないだろうか。

 試合後、ゴール裏からは檄が飛んだ。叱咤だけでなく、誹謗も飛んだ。

 それは次節に勝利を目指す仲間相手に掛けて良い言葉だっただろうか。

私たちは、彼らに声と手拍子で勇気を与える存在として戦っているのではないだろうか。残り5試合、私たちはもうやりきるしかないのだ。

(ベルマガ・浜地隆史)