伊勢原版【11月14日(金)号】
入選を受け、報告のため11月10日に伊勢原市役所を訪れた3人(左から中村さん、萩原市長、村山さん、石橋さん)

日展 伊勢原市から3人が入選 工芸で文化振興に弾み

 日本最大の公募美術展として知られる「第118回 日本美術展覧会(日展)」が10月31日から11月23日にかけて国立新美術館で開催されている。「日本画」「洋画」「彫刻」「工芸美術」「書」の5部門からなる、世界でも類を見ない規模の総合美術展の工芸美術部門において、伊勢原市在住の3人が入選を果たすという快挙を成し遂げた。

 石田在住の村山恵子さんは、陶芸作品「生命の木・III」で入選した。同作は、どこから見ても異なる表情を見せる有機的かつ造形的なフォルムと図案が特徴だ。上へ上へと向かう力強い生命力と成長が表現されている。

 同じく石田在住の中村綾也さんの入選作は「祈り」。金属の部類に属し、メタルエンボッシングアートや七宝焼き、鍛金といった複数の技法を組み合わせた意欲作だ。世の中のさまざまな出来事に対し、作品を見る人の気持ちがリラックスし、平和への気持ちを抱けるようにとの願いが込められている。

 板戸在住の石橋伸一さんは、今回が初入選。作品「鬨(とき)の声」は本漆を用いた作品で、現代社会で起きている戦争や飢餓といった深刻な状況に対する思いを作品を通じて強く発している。

 3人を代表して村山さんは「1つの市から3人が入選するのは画期的なこと。伊勢原市の工芸が伸びていく大きなきっかけになる。あとに続く人たちのためにも、色々な分野の工芸の形を見ていただきたい」と、今後のさらなる発展に期待を寄せた。

文化支援にも意欲

 この朗報を受け、萩原鉄也伊勢原市長は「伊勢原市は健康文化都市宣言をしている。文化の方面にも力を入れていきたいと思っていたので、今回の3人の入選は非常にありがたいこと。しっかりとできることを探し、文化の方面でも伊勢原市を盛り上げていきたい」と市としての文化支援にも意欲を見せた。
式典の様子

伊志田高校 人間教育掲げ50年 千人超で祝う節目の式典

 神奈川県立伊志田高校(広瀬邦彦校長)が創立50周年を迎え、11月7日に伊勢原市民文化会館で記念式典を開催。卒業生や在校生、来賓など約1000人が出席し、盛大に行われた。

 1976年4月1日、厚木南高校に間借りする形で、計180人の新入生で始まった伊志田高校の歴史。翌年に新校舎へ移転した際には、愛甲石田駅前に石田商工振興会、伊勢原市商工会、厚木商工会議所から寄贈された「新校舎落成・祝・伊志田高校」の横断幕が掲示されるなど、地域に愛され、地域とともに発展してきた。

 教育方針に【1】身体を鍛え、心身ともに健康で明朗な人【2】高等普通教育を身につけ、さらに広く、謙虚に学ぶ意欲を持つ人【3】善意と良識をもって深く考え、社会のために進んで行動する人、を掲げこれまでに1万7300人余りを輩出してきた。

 式典には広瀬校長をはじめ、同校同窓会「水無月会」の関谷泰弘会長、坂本英高PTA会長のほか萩原鉄也伊勢原市長や歴代の校長らが来賓として出席。1期生で水無月会の会長をつとめる関谷さんは、入学当時を振り返り「完成したばかりの新築の校舎に感動した。校庭が石だらけで『まさにイシダ高校』だと思った」とし、「50年は通過点。これを機に卒業生ひとり一人のつながりが強く大きくなることを望んでいる」と語った。

 広瀬校長は、初代校長から人間教育に力を入れてきた同校の教育目標が、社会で活躍する多くの卒業生を輩出してきたことをアピール。卒業生でZARDの坂井泉水さんの功績に触れ、「世界中で多くの人が背中を押され、勇気をもらったのでは」と称えた。また在校生の新しい変化への柔軟な対応力やチャレンジ精神を称え、「これからの良い伝統を継承し、自分たちで新しい歴史を築いていってほしい。この中からだれかが50年後の100周年記念式典に参加し、今の思いを伝えてくれたら素敵なこと」と語った。

 式典では校門前のコンビニや成瀬活性化委員会、伊勢原支援学校伊志田分教室に感謝状を贈呈。式典後には記念講演や祝賀演奏などが披露され、ZARDの「負けないで」や同校の校歌を参加者全員で合唱した。

 生徒会長の牧嶋那歩さんは「50周年の記念すべき年に在校生としてあいさつできることを光栄に思う」とし、「仲間と共に過ごすかけがえのない毎日が、この先の伊志田高校の生徒たちにも引き継がれることを願っている。これから先も仲間と成長し続けていく」と力強くあいさつをした。
図録を手にする岡本さん(撮影/川崎市大山街道ふるさと館)

クリエイター岡本和泉さん スケッチで巡る大山街道 駅ナカクルリンハウスで図録販売

 デザインを通じて社会や地域、観光、文化などをつなぐプロデューサー兼クリエイターとして活動している岡本和泉さん(東京都在住)が描いた「大山街道スケッチ紀行」が、11月から伊勢原市観光協会(駅ナカクルリンハウス)で販売されている。本書はB5判24頁(カラー)で、価格は1100円(税込)。

 この冊子は、今年9月に風人社(東京都)から発行された。もともとは、川崎市大山街道ふるさと館で今年に開催された企画展「岡本和泉 大山街道スケッチ紀行」に合わせて作成された図録だ。

 岡本さんは、風人社のウェブサイトで2022年5月から「岡本和泉の大山街道スケッチ紀行」の連載を開始。同社発行の『ウォークマップホントに歩く大山街道』を片手に街道を歩き、スケッチと共に大山山頂を目指す内容で、今年5月に山頂へ到達した。

 本書には、岡本さんが描いた約300枚のスケッチの中から51点が厳選されて収載されている。赤坂御門から大山山頂まで、街道のポイントとなる場所や史跡が詳細なスケッチでつながれており、手元でじっくりと景色を楽しめる。

 岡本さんは「仕事で大山街道の一部はよく取材していましたが、起点から大山阿夫利神社までを完歩したことはありませんでした。3年前にスケッチと共に歩き始め、想像以上の時間と距離でしたが、訪れてこそ知る街道歩きの奥深さは、多くの発見がある愉快な旅でした」と話している。

 駅ナカクルリンハウスでは、関連商品も販売されている。

JA湘南 農業まつり 15日

 JA湘南本店(伊勢原市田中250)で11月15日(土)、農業まつり2025が開催される。午前9時から午後2時まで。荒天中止。

 安全・安心な農畜産物と地域社会に貢献している農業やJAの役割を知ってもらうことを目的に開催している同催し。「農産物価格当てクイズ」(受付9時30分〜)や「もちつき体験」(小学生以下)、「農産物プレゼント」「新米はるみの塩むすび試食」などさまざま催しが企画されている。主催者は、駐車場に限りがあるため公共交通機関の利用を呼び掛けている。問い合わせはJA湘南組織農政課【電話】0463・93・8116へ。
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<伊勢原市>妙蔵寺で人形供養 地域への感謝込め
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伊勢原市串橋にある⽇蓮宗・妙蔵寺(阿部全雄住職)で10月19日に地域の皆様への⽇頃の感謝の気持ちを込め、人形供養祭が執り行われた。80人以上の人々が来山し、約3... (続きを読む)
会場となる伊勢原市休日歯科診療所

無料で口腔がん検診 秦野伊勢原歯科医師会

 秦野伊勢原歯科医師会(井上泰会長)は12月11日(木)、口腔がん無料検診を実施する。会場は伊勢原シティプラザ4階の伊勢原市休日歯科診療所。時間は午後1時30分〜。

 検診は同会会員ならびに東海大学病院口腔外科の専門医が行う。対象は市内在住で口内炎などの症状がある人。希望者は、はがきに住所、氏名(ふりがな)、年齢、性別、電話番号を記入し、〒257―0051秦野市今川町1の3秦野伊勢原歯科医師会事務局まで郵送する。11月28日(金)必着。定員は20人。申込み多数の場合は抽選となる。結果は、後日郵送で通知される。

 問い合わせは同会事務局【電話】0463・83・3117へ。

11月22日開催 来場予約受付中 ”トリオの響き”味わって 東海大学前タウンニュースホール

 丹沢エリアで活躍する音楽家トリオ「ミッシェルズクラシック」(望月茉莉奈さん/ヴァイオリン、芝崎紘生さん/チェロ、長谷実怜さん/ピアノ)が11月22日(土)、東海大学前駅南口すぐのタウンニュースホールでコンサートを行う。

 『ピアノ三重奏曲第1番ト短調「悲しみの三重奏曲」』(ラフマニノフ)、『ブエノスアイレスの四季』(ピアソラ)ほか。”トリオの響き”を堪能できるプログラムを予定。サロン感溢れる150席のホールで生演奏を存分に楽しめる。

 午後2時開演(1時30分開場)。入場料2000円、学生1000円(予約制・自由席・未就学児入場不可)。

 ヴァイオリンの望月茉莉奈さんは伊勢原市出身で、伊勢原中学校卒、いせはらフィルハーモニーオーケストラなどとも共演している。

 予約は事務局【電話】0463・81・1211へ。

ウルジートグトフさん 日本人抑留者の歴史語る

 浄発願寺の塚越慈徳住職(=写真中央右)とモンゴルで日本人抑留者の研究をしているウルジートグトフさん(=写真中央左)が10月20日、萩原鉄也伊勢原市長を表敬訪問した。

 塚越住職はモンゴルに日本人抑留者の慰霊に訪れた際、ウルジートグトフさんと知り合った。ウルジーさんが私財を投じて日本人抑留者の博物館を建設していることなどから、塚越住職が「ぜひ日本人に抑留者のことを知って欲しい」と自費で日本に招待。伊勢原や都内の会場で講演会を企画した。

 この日は塚越住職やウルジーさんらが来庁。萩原市長にモンゴルの日本人抑留者の歴史などを語ると萩原市長は、ウルジーさんの話に関心を寄せていた。

 10月28日には市民文化会館で講演会が開催され、多くの人が来場。ウルジーさんは「日本の人に抑留者のことを知ってもらうというとても責任の大きい発表に参加できて良かった」と話した。

成瀬幼稚園で交通安全教室 「横断歩道は左右見て」

 学校法人成瀬幼稚園(近藤哲朗理事長)の園庭で10月28日、「危機管理および親子交通安全教室」が開かれた。

 園児らの交通上のトラブル未然防止、災害に対する備えや心構えの必要性など、危機管理や交通ルールを学ぶ教室を毎年実施している同園。この日は伊勢原市や伊勢原警察署、厚木第二交通機動隊、伊勢原交通安全協会、伊勢原市交通安全母の会、村瀬ドッグトレーニングセンターなどの協力で開催され、市公式イメージキャラクターのクルリンもゲストで登場した。

 園児たちは横断歩道を左右の安全と周囲をしっかり確認してから、手を挙げて渡る練習を行ったほか、パトカーや白バイに試乗、不審者に声を掛けられた時の対応などを学んだ。

 また村瀬ドッグトレーニングセンターによる災害救助犬のデモンストレーションも行われ、園児らは救助犬の様子を興味深く見守っていた。

伊勢原市社協 善意銀行配分金申請団体を募集 地域の支え合い活動など支援

 伊勢原市社会福祉協議会は「2026年度善意銀行配分金」の申請団体を募集している。この助成は、地域での支え合い活動やボランティアの育成、多世代交流、見守り活動、被災地支援活動といった地域活動にかかる経費の一部を補助する。

 対象となるのは、伊勢原市を活動拠点とし、地域福祉向上のために事業を行う団体で、任意団体、学校法人、またはNPO法人であること、さらに団体の構成員がおおむね10人以上で、その9割以上が市内に在住、在勤、または在学していることが要件。

 配分は1団体1年につき1回限りで、金額は対象経費の合計額の75%以内、10万円が限度となる。事業にかかわる謝金、消耗品費、郵送代、印刷製本代などが対象となる。

 助成対象となる事業の実施期間は、2026年4月1日から翌年3月31日まで。申請期間は26年1月30日まで。

 申請を希望する団体は、市社協【電話】0463・94・9600へ。
富士山遺産センター

 伊勢原市老連 バスハイク 富士山遺産センターや特別列車クルリンなど満喫

 伊勢原市老人クラブ連合会は10月29日、日帰りバスハイクを実施し、会員151人が参加した。

 一行は早朝に伊勢原市各所を出発し、まず富士山遺産センターと浅間神社を訪れた。富士山遺産センターでは、富士ヒノキが使われた逆円すい形のユニークな建物のスロープを上がり、富士登山の疑似体験を楽しんだ。午後は当初、大井川鐵道新金谷駅から家山駅までの間SL列車「きかんしゃトーマス」に乗車する企画だったが、故障のため「特別列車クルリン」(ブルートレイン)に変更となり、列車の旅を満喫した。

 参加者は「好天に恵まれ、どこからでも富士山を拝むことができた」と旅を楽しんでいた。
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要望書を萩原市長に手渡す杉山会長(中央)

「公共事業予算確保と入札制度改善を」 伊勢原市建設業協会が市長に要望

 一般社団法人伊勢原市建設業協会が11月6日、萩原鉄也伊勢原市長に対し、要望書を提出した。協会側からは、杉山進会長(杉山土建)、外谷正人副会長(アースロック)、渡辺徹副会長(渡辺組工業)、吉川敏勝事務局長が出席した。

 まず、2026年度の公共事業予算の確保と早期執行を求め、重点要望として田中─笠窪線の早期全線開通、大神─小稲葉─石田線の早期着工、246バイパスの全線早期着工、伊勢原大山インターチェンジと伊勢原駅北口の周辺整備促進、歌川、渋田川の治水対策、小田急整備場・新駅の早期完成を挙げた。また、入札契約制度の適正な予定価格の設定及び最低制限価格の引き上げ、入札参加資格基準の一層の見直し、点数制度の適正運用、地域社会貢献等評価型条件入札の拡大、時間外労働規制・週休2日制に対応した積算設計などを求めた。

 杉山会長は「資材価格の高止まりや、働き方改革による人件費の増加などにより、収益環境は厳しさを増している。その上で、協会員は災害発生時に地域建設業として応急復旧作業に携わる即応体制を整えており、体制を今後も維持するためには経営を安定させる必要がある」と強調した。
初期消火訓練を行う様子

地域一体で「もしも」に備え 峰岸下自治会が防災訓練 

 伊勢原市の中央部に位置する高部屋地域の峰岸下自治会(前場秀雄会長)の自主防災会が11月2日、震度5弱の地震発生を想定した防災訓練を実施した。当日は午前9時の発生想定に基づき、住民や地元企業、伊勢原市などが連携し、いざという時に備えた様々な訓練が行われた。

 訓練では、地元消防団による消防車両の巡回に始まり、各戸の玄関や門扉に掲示された「安否確認カード」の確認作業が行われた。あわせて、民生委員や看護師らによる要援護者の安否確認も実施され、地域全体での見守り体制を確認した。

 同自治会では、独自に地元事業所と協定を締結しており、(株)丹野設備工業所は防災訓練本部の場所として協力、太陽建機レンタル(株)からは、災害時協力井戸から生活用水を確保するための発電機が提供された。また、そんぽの家伊勢原とは、有事の際の自治会によるAED使用について連携を確認した。

 このほか、市危機管理課と地元消防団による初期消火訓練や、非常食の炊き出し訓練なども行われ、参加者は真剣な面持ちで各訓練に取り組んだ。

 前場会長は「こうした取り組みができるのは、峰岸下自治会の企業・個人の団結があってこそ。感謝している。自治会の防災備蓄倉庫には様々な資機材も揃っているので、もしもの時はぜひ頼ってほしい」と、地域の結束力と備えの重要性を語った。

 市危機管理課職員は「防災訓練を毎年行っている自治会は半分にも満たないのが現状。このような取り組みは他の模範になるだけでなく、市としても大変ありがたく思う」と述べ、同自治会の先進的な活動を高く評価した。

ベルマガ通信(Jリーグ湘南ベルマーレ:戦評) 責任をとる文化なき降格決定後の快勝 11月8日J1第36節 ホーム湘南 5 – 2新潟

 リーグ戦で勝ち点3を取り切るのに、約半年の時間がかかった。5月11日の東京ヴェルディ戦以来となる20試合ぶりの勝ち点3は、5得点のホーム快勝。この試合を「長いシーズンの一試合」として切り取れば、大量得点での勝利に胸が躍る。

 しかし、J2降格が決まったチーム同士の一戦は、決して緊張感のある試合だったとは言い切れない。すべて結果論になるが、今季の湘南ベルマーレは「クラブとして残留のために手を尽くしきったのか」。湘南選手達のポテンシャルを示す形となった快勝を経て、その疑問が消えることはなかった。

 湘南以外の降格2チームは、シーズン途中で監督交代を決断。一方で2度の監督交代を決断し、降格圏から浮上したクラブもある。指揮官の交代が状況好転の全てではないが、それを機に残留を果たしたチームがある。今季は3選手がシーズン途中で海外移籍を果たしたが、海外移籍の前から勝利は遠く、勝利に必要な戦力だと判断していたなら引き止めることも責任者には必要。だからこそ思う、湘南に欠けているものは「責任をとる文化だ」と。

 2019年、湘南ベルマーレは監督による選手・スタッフへのパワーハラスメント行為が発覚し、Jリーグがその行為を事実と認定。監督退任を余儀なくされた。19年シーズン途中に浮嶋敏監督がスクランブルで指揮を執り、その後、当時コーチであった山口智監督に指揮官のバトンがわたる。山口監督就任からの約5年間、「上位5位以内を狙う」と公言していたが、一度も果たされることなくJ2降格決定後に今季限りでの監督退任の発表がされた。

 ファン・サポーターにプロスポーツクラブの内情すべてを示すことは必要がない。ただ、ファン・サポーターに隠していた行為があったクラブである。責任者が責任をとらないクラブだと、不信感を抱いている人も湘南地域にはいるだろう。パワーハラスメント行為による監督交代以降、明確な監督継続基準はクラブから示されず、そして公言は果たされず、監督継続の一手で突き進んだ。現場の体制を変えるタイミングも、責任者が責任をとるタイミングも、この5年間の中で確実にあったはずだ。

 責任をとる文化のないクラブのままでは、トップリーグ5位以内は夢物語で終わる。

 プロの責任者は「責任を負う」ことが仕事である。示したいビジョンがあるのならオープンに。隠蔽した未来で実を結ぶことはないと、このクラブの過去が教えてくれている。(ベルマガ記者 スポーツライターすぎさきともかず)