県中学校駅伝大会 松浪中女子が初優勝 アンカー平田さんが逆転
神奈川県中学校駅伝競走大会が11月1日、横浜八景島・海の公園周回コースで開催され、女子では松浪中学校が初優勝を飾った。この日の結果により、11月30日に群馬県で開催される関東大会と、12月14日に滋賀県で開催される全国大会への出場権を獲得した。選手たちは「神奈川代表として恥じないレースをしたい」と意気込む。
女子は5区間11・93Kmで争われた同大会。松浪中は2021年に赴任した陸上部顧問の常磐信欽教諭のもと着実に力をつけており「優勝と全国出場」を目標に臨んだ。
常磐教諭が「最高の流れを作ってくれた」というのが1区・亀島雪乃さん(2年)。トップと12秒差の区間5位でタスキをつなぐと、2区・高木優羽さん(3年)も区間2位の力走で2位にまで順位を上げる。さらに3区では池上涼さん(3年)が区間賞の快走でトップに立ち、チームを勢いづける。
4区・秋場杏南さん(2年)は県大会初出場のプレッシャーのなか、6秒差の2位でアンカーの平田きおかさん(3年)へ。今夏、800mで全国大会にも出場し、エースとしてチームをけん引してきた平田さんは、区間賞(9分27秒)の走りで逆転し、2位に40秒以上の大差をつけてゴールテープを切った。チーム記録は41分30秒。
平田さんは「去年はあと一歩のところで関東を逃し、今年こそと全員が強い思いだった。体調管理も含めてこれまで以上に厳しく取り組んだなかでの優勝は自信になった。関東、全国でも、気を引き締めて走りたい」と話した。
男子は一中が関東へ
男子は6区間17・20Kmで争われ、昨年初優勝を果たした茅ヶ崎第一中学校が3位に入り、関東大会への切符を手にした。
1区を任されたのは昨年、関東、全国を経験した鶴味晋人さん(3年)。ただスタートの位置が後方だったこともありペース配分が上手くいかず、区間28位からのスタートとなった。
しかし続く2区ではエースの三科春太さん(3年)が区間7位の走りで17位まで順位を上げると「流れが変わった」(顧問の水間拓実教諭)のは3区。入佐祐都さん(3年)は、10月の県総体まで短距離の選手だったが、そこから駅伝チームに加わると、めきめきと力をつけており、区間3位の力走で順位を4位にまで押し上げる。
すると4区の鳥居蓮さん(3年)が区間3位の走りで全体順位も3位に。5区の飯尾絃那さん(3年)も粘りの走りで4位でタスキをつなぐと、アンカーの廣木仁之丞さん(3年)が順位を1つ上げて3位でフィニッシュし、2年連続の関東大会出場を決めた。
水間教諭は「関東大会では1人1人が持っている力を発揮して、去年の13位を上回ってほしい」と話した。
また茅ヶ崎市から出場した梅田中学校が7位に、松浪中学校が10位に入り、いずれも入賞を果たした。
女子は5区間11・93Kmで争われた同大会。松浪中は2021年に赴任した陸上部顧問の常磐信欽教諭のもと着実に力をつけており「優勝と全国出場」を目標に臨んだ。
常磐教諭が「最高の流れを作ってくれた」というのが1区・亀島雪乃さん(2年)。トップと12秒差の区間5位でタスキをつなぐと、2区・高木優羽さん(3年)も区間2位の力走で2位にまで順位を上げる。さらに3区では池上涼さん(3年)が区間賞の快走でトップに立ち、チームを勢いづける。
4区・秋場杏南さん(2年)は県大会初出場のプレッシャーのなか、6秒差の2位でアンカーの平田きおかさん(3年)へ。今夏、800mで全国大会にも出場し、エースとしてチームをけん引してきた平田さんは、区間賞(9分27秒)の走りで逆転し、2位に40秒以上の大差をつけてゴールテープを切った。チーム記録は41分30秒。
平田さんは「去年はあと一歩のところで関東を逃し、今年こそと全員が強い思いだった。体調管理も含めてこれまで以上に厳しく取り組んだなかでの優勝は自信になった。関東、全国でも、気を引き締めて走りたい」と話した。
男子は一中が関東へ
男子は6区間17・20Kmで争われ、昨年初優勝を果たした茅ヶ崎第一中学校が3位に入り、関東大会への切符を手にした。
1区を任されたのは昨年、関東、全国を経験した鶴味晋人さん(3年)。ただスタートの位置が後方だったこともありペース配分が上手くいかず、区間28位からのスタートとなった。
しかし続く2区ではエースの三科春太さん(3年)が区間7位の走りで17位まで順位を上げると「流れが変わった」(顧問の水間拓実教諭)のは3区。入佐祐都さん(3年)は、10月の県総体まで短距離の選手だったが、そこから駅伝チームに加わると、めきめきと力をつけており、区間3位の力走で順位を4位にまで押し上げる。
すると4区の鳥居蓮さん(3年)が区間3位の走りで全体順位も3位に。5区の飯尾絃那さん(3年)も粘りの走りで4位でタスキをつなぐと、アンカーの廣木仁之丞さん(3年)が順位を1つ上げて3位でフィニッシュし、2年連続の関東大会出場を決めた。
水間教諭は「関東大会では1人1人が持っている力を発揮して、去年の13位を上回ってほしい」と話した。
また茅ヶ崎市から出場した梅田中学校が7位に、松浪中学校が10位に入り、いずれも入賞を果たした。