茅ヶ崎・寒川 社会
公開日:2025.11.21
ダンスで地域を元気に
小和田小ダンスクラブ
小和田小学校のダンスクラブ(顧問=稲田安朗教諭)は、子どもたちが主体となり、ダンスを通じた地域間交流と活性化に取り組んでいる。
同クラブは2020年度からダンス大会への出場と上位進出を目標とした「特別活動」をスタート。21年には全日本小中学生ダンスコンクールで全国大会に進出、23年にも東日本大会で金賞を受賞するなど、県内でも屈指の強豪チームとして活躍してきた。
しかし昨年度から、コンセプトを変更。大会出場のかわりに、「ダンスを通じた地域との交流」をテーマに、活動するようになった。
同クラブには現在、4〜6年生65人が所属。そのうち約50人が地域活動を行っており、「見てくれる人も、踊る自分たちも笑顔になるように」との思いを込めて、チーム名は「smile×2」=写真=にした。
これまでに出演したイベントは、老人ホームでの学童との祭り(8月)、敬老祭り(9月)、地域大運動会、ハロウィンパーティ(10月)、コミセン祭り(11月)など多岐に渡る。部長の高橋さくらさん(6年)は、「登校時に見守り活動をしてくれているおじさんが見に来てくれて、それからあいさつするようになった」と話す。
披露するダンスを考えているのは子どもたち自身。10人ほどのグループに分かれ、毎週土曜日に6年生のリーダーらが中心となって練習を重ねてきた。
顧問の稲田教諭は「コンテストではステージの広さが決まっていたが、今はイベントごとに広さが違うため、毎回フォーメーションを練り直すなどの苦労がある。それでも地域の人に少しでもいいダンスを見てもらおうと、休み時間も利用して話し合いや練習を重ねるなど、見えない場所でも努力を重ねていた」と話す。副部長の安東凛香さん(6年)は「下級生に教えたことが伝わったときにはうれしいし、何よりみんな仲良く楽しい」とやりがいを語る。
そんな6年生のラストステージは、同校で12月20日(土)に行われる子ども大会。高橋部長は「練習の成果を出し切りたい。ぜひ多くの人に見に来てほしい」と呼びかけている。一般観覧も可能。
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