戻る

茅ヶ崎・寒川 文化

公開日:2025.11.21

「藤間家」の活用 市民が討議
茅ヶ崎JC、文教大、市が連携

  • 藤間家で話を聞く参加者ら

 茅ヶ崎市柳島にある国登録有形文化財「藤間家住宅主屋」と、その敷地である市指定史跡「藤間家(近世商家)屋敷跡」の保存・活用を話し合う「市民討議会」が10月26日、茅ヶ崎市役所で行われた。

 藤間家については現在、市博物館が保存活用計画の策定を進めており、耐震改修を行った後、主屋内部を貸館として公開活用することを目指している。

 今回の討議会は、新たな活用のアイデアを考えるとともにニーズを把握しようと、(公社)茅ヶ崎青年会議所(=JC/金子遥理事長)と文教大学湘南総合研究所、茅ヶ崎市が連携して主催したもの。無作為で抽出された市内在住の18歳以上の市民2千人のうち、希望する40人が集まり行われた。

 当日参加者は、市民ふれあいプラザで趣旨説明を受け、藤間家に移動。現地を視察後にグループに分かれ「文化財・藤間家住宅主屋の良さについて」「旧藤間家のコラボ先を考えてみよう」などをテーマに話し合った。

 発表では「ワークショップ、落語会・お茶会・集会場、レンタルスペースのほかウェディングフォト等に活用」や「学校見学、図書館、授業の場」のほか「スタンプラリー、御朱印、アウトバウンド向けの旅行を提案すれば収益も見込める」といった具体的な案も提案された。

 市は意見を集約し、保存活用計画の策定に関する基礎資料にするとしている。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

茅ヶ崎・寒川 ローカルニュースの新着記事

茅ヶ崎・寒川 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS