中区・西区・南区版【9月18日(木)号】
賞状を手に笑顔の久野選手(右)と松本選手=提供

【横浜市中区・南区】山手署・南署署員 剣道・柔道で日本一に 全国警察大会で初

 日本武道館で9月2日に行われた「令和7年度全国警察柔道・剣道選手権大会」で山手警察署の松本智香巡査(29)が剣道女子、南警察署の久野ふくみ巡査(26)が柔道女子70kg級でそれぞれ優勝を果たした。皇宮警察本部と各都道府県警察が推薦する選手が出場し、警察官の個人戦日本一を決める同大会。両選手ともに、初の優勝となった。

「ホッとした」

 剣道女子は93人によるトーナメント戦、時間無制限の1本勝負で行われた。松本選手の出場は4回目。昨年の世界剣道選手権大会で団体に出場し、優勝した実力を持つが、未だ同大会での優勝はなかった。「3本勝負とは戦い方が違う。1本取られたら終わってしまうので、意識的に立ち上がりには気を付けた」と振り返る。

 準決勝の相手は松本選手の姉の松本弥月巡査部長(伊勢佐木警察署)。準決勝で当たると分かり、絶対ここまで勝ち上がりたいと意識して試合に臨んでいた。「情を出すと勝負の神様に見放される」と強い気持ちで挑んだ試合は、開始約3分で妹・智香選手の小手で勝負がついた。

 全国大会で姉と対戦するのは初。その背中を追い、剣道を続けてきた松本選手は「姉妹対決ができて誇らしかった」と頬をゆるませた。

 決勝も神奈川同士の戦いに。対戦した高橋萌子巡査部長(保土ケ谷警察署)も、松本選手が警察に入る前からの憧れの存在で、共に練習をしてきた仲。試合は松本選手が飛び込み面を決め、初優勝を果たした。神奈川県勢が上位4人のうち、3人を占めた。

 松本選手は「優勝できてホッとした。応援してくれている人が喜んでくれているのが何より嬉しい」と話す。喜びもつかの間、次の目標である10月の団体戦と11月の全日本女子剣道選手権大会の優勝に向けて、練習に励んでいる。

緊張を乗り越えて

 柔道女子70kg級は、全国から19人が出場。昨年は2回戦で敗れている久野選手は「試合になるとすごく緊張してしまい、持っている力が発揮できないことが課題だった」と前回の試合を振り返る。今大会に向けては、本番で緊張しないように、試合形式の練習を積み重ねた。

 準々決勝は、4分間で決着がつかず時間無制限の延長戦となるゴールデンスコアで勝利。その影響で、5分後すぐに準決勝が開始されるというハードな展開に。開始すぐに有効を取られてしまい、不利な状況となったが、残り1分で得意の「釣腰」で一本勝ちを収めた。「学生のときから得意技としていたので、土壇場で決められて嬉しかった」と笑顔。

 準決勝の勢いのままに決勝に臨んだ。両者譲らず、ゴールデンスコアに。最後は、相手の反則により優勝を手にした。負けたくないと考えると緊張してしまう。今大会は「負けてもいい、でも思いっきりやろう」と気持ちを切り替えることができたのが、自分らしい柔道をする大きな転機となった。「優勝できたのは、普段から多くの人の支えがあったからこそ。日々感謝を忘れず、これからも頑張りたい」と喜びを話す。

 警察官になり、柔道から離れていた。南区の浦舟町交番で2年間勤務。「地域の安全、安心について地域住民の皆さんと話し合ったり、自宅に訪問する活動にやりがいを感じました」。その間、何度も署員から柔道復帰を誘われたが、ブランクもあるため、なかなか決心がつかずにいた。背中を押したのが「もう一度やってみたら」という夫の言葉だった。

 11月に行われる警察に限らず体重別柔道の日本一を決める講道館杯への出場に向け、神奈川武道館=保土ケ谷区=を拠点に汗を流す。ウェイトトレーニングで体を強くし、男性選手と混ざりながら練習する日々を過ごす。「強い選手ばかりの講道館杯でどこまで通用するのか、今から楽しみです」と前を見据えた。
小柴自然公園のインクルーシブ遊具広場

【横浜市】 公園遊具点検手引き改訂 確認ポイントなど見直し

 横浜市は今年4月、市民の憩いの場である公園の安全性を高めるために「横浜市公園施設点検マニュアル」を改訂した。他都市の事故事例などを盛り込み、遊具の点検ポイントなどを見直した。

 市内の公園で2007年度、木製のぶらさがり遊具が根本から折れて児童が負傷するなど、遊具の不具合が原因となる事故が相次いで3件発生した。これを受け横浜市は同年10月、「遊具点検マニュアル」を策定。今年4月には、(一社)日本公園施設業協会が取りまとめる「遊具の安全に関する規準」の改訂版を適用した「公園施設点検マニュアル」を改訂した。新たなマニュアルでは、ブランコの座板や座板を固定する吊り金具が変形している場合、内部の鉄板に不具合の可能性があるなど遊具の種類ごとに点検ポイントの見直しや追加が行われた。

 「公園のまちヨコハマ」を掲げる市が管理する約2700の公園にある遊具は約1万基。土木事務所職員らによる年3回の通常点検のほか、専門業者による分解を伴う詳細点検を年1回実施。市みどり環境局によると、過去5年間で公園遊具の不具合による事故は確認されていないという。

老朽化の遊具更新

 市は公園遊具を計画的に更新しており、今年度は老朽化した遊具の改修・更新を大幅に加速させる方針。昨年度比で倍の160基を整備する計画だ。新しい遊具の設置は、公園の利用状況や安全領域の確保を考慮し、安全規準に適合したものを選定。近年は複合遊具の整備が増えている。

 誰もが楽しめるインクルーシブ遊具広場の整備も。小柴自然公園(金沢区)に市内で初めて設置されたほか、本牧市民公園(中区)でも整備計画が作成されている。同局は「アスレチック遊具や親子の交流スペースのほか、冷暖房設備などの充実を図る」としている。

視覚障害児とその家族をサポートする「ひよこの会」の代表を務める 今泉 梨香さん 中区本郷町在住 48歳

障害ある家族の「拠り所」に

 ○…アートの力で見えない世界を可視化する「ノールックみゅーじあむ」、開催の原点はコロナ禍。人と接する機会が減った2020年、「視覚障害児に社会とつながる場を」と、オンラインで制作活動を始めた。作品を通して自己表現し評価されることは子どもの自信に。来場者からは希望になったという声も。「力を与えられると知った」とやりがいを語る。

 ○…09年に長男が全盲で生まれた。受け入れられず、一時も目が離せない余裕のない日々。そんな中で出会った視覚障害乳幼児早期指導教室は、自身がありのままでいられる唯一の場所だった。先生や先輩のお母さんに助けられた「拠り所」がなくなると聞き、13年に活動を引き継いだ。困っている人を放っておけない性格。「私と同じような人のためにも、何もせずにはいられなかった」と振り返る。SNSも積極的に活用し、家族同士の相談や交流の場、勉強会を開催している。

 ○…高校で美術を学び、在学中にニューヨークに留学。そこで出会った宝石の色に魅了された。米国宝石学士の資格を取り、帰国後は宝飾関係の会社に勤めた。長男・長女の子育てで3年ほどは育児に専念。「ハードに働いてきたから、毎日公園に行ったり、貴重な時間でした」と話す。今や子どもは会の活動を手伝ってくれる「頼りになる存在」だ。

 ○…「好き、嫌いという概念を持たず、思い立ったらやってみる。結果は自分で作る」ときっぱり。様々な人と関わることを苦に感じず、子どもと行ったイベントで知り合った人に声をかけたり、紹介を受けるなど人とのつながりで活動の幅を広げる。「見えない子にも、多くの経験をして好奇心を養ってほしい」――その思いで、親子の「拠り所」を守る。

あいさつをする平野会長

大雨対策「ドリルン」発進 岡野公園到達は2026年度中を見込む

 横浜駅周辺の大雨浸水対策として新たに整備される「雨水幹線」の掘削工事で、トンネルを掘り進むシールドマシンの発進式が9月8日、神奈川公園内の幸ケ谷集会所で行われた。式典では近隣小学校児童が命名した、マシンの愛称「ドリルン」が発表された。来賓あいさつに立った西区の第五地区自治会連合会の平野周二会長は「今でも岡野交差点付近から横浜駅寄りでは大雨の際に浸水することがある。整備される雨水幹線により、大雨に対する安全が確保されることで、安心して暮らせる街になると思う」と話した。

 事業の正式名称は「エキサイトよこはま龍宮橋雨水幹線下水道整備工事」。横浜駅周辺約140ヘクタールの浸水被害軽減を目指し、地下約60mに直径3・75m、全長4・9Kmの「雨水幹線」と呼ばれる雨水管を新たに整備する。

 神奈川公園内に掘削した垂直の穴からシールドマシンを投入し、周辺の既存ポンプ場を経由して西区の岡野公園までつなげる。その後、神奈川公園から川崎方面に掘り進め、新設される東高島ポンプ場へつなげる。トンネル内の雨水は最終的に同ポンプ場から海へ放出される。

 完成すれば、対応可能な降雨量は現行の1時間あたり60ミリから、30年に1度の豪雨とされる82ミリに向上するという。

 施工は大成・大豊・中鉢建設共同企業体(JV)。シールドの岡野公園到達は2026年度中を見込んでいる。

「またボランティアをしたい」と話すチャンさん

横浜デザイン学院・チャンさん 「諦めない心」坂道から スピーチコンテスト挑戦

 横浜デザイン学院=西区中央=に通う留学生・チャントゥズオンさん(21)が、9月13日に神奈川県庁で開催された「ベトナムフェスタ in 神奈川2025 留学生スピーチコンテスト」に出場した。

 コンテストのスピーチテーマは「かながわでの出会い」。チャンさんは「坂道」を題材にした。

 23年10月に家族とベトナムから来日したチャンさん。東京の日本語学校で学び、今年3月に横浜デザイン学院に入学。横浜に通うようになり、坂道の多さに驚いた。

 高齢者はどうしているのかと先生に尋ねたところ、教えてもらったのが西区第3地区を走る移動支援バス「おでかけ3(さん)」。興味を持ち、今年7月に添乗員ボランティアに参加。地域の人々が支え合う姿に感動した。

 また、そこでベトナムに行ったことがあるスタッフと出会い、会話が弾んだ。「まさかの出会いだった」と地域の人との温かい交流もチャンさんの心に刻まれた。

困難を越えた先に 

 日本での留学生活や夢を叶えるために直面するであろう困難を「坂道」と重ね合わせる。坂を見上げると気持ちが重くなることもあったが、何度も登るうちに上ばかりを見るのではなく、目の前の一歩に集中するというコツを掴んだ。坂の上に辿り着けば達成感と誇りを感じるようになった。

 「どんな困難に出会っても必ず諦めないで」という思いをスピーチに込めた。今後の夢は「いろいろな世界に行くこと」。まずは大学進学を目指し、歩みを進める。

畑山太志《明るさの精度》2025年=提供

新たな視点得る展覧会 横浜市民ギャラリーで

 新・今日の作家展「穿(うが)ちの表象」が10月6日(月)まで、横浜市民ギャラリー=西区宮崎町=の展示室1、B1で開催されている。午前10時から午後6時(入場は5時30分)まで。入場無料で会期中は無休。

 穴をあける、物事の本質や人情の機微に巧みに触れるという意味を持つ「穿つ」をキーワードに、横浜市出身の畑山太志さんの絵画、早川祐太さんの彫刻、松原茉莉さんの写真を用いた作品が展示される。

 同ギャラリー学芸員は「普段当たり前におこなっている知覚を見つめ直す機会となれば」と話す。(問)同ギャラリー【電話】045・315・2828

【1】約60平方メートル3LDKのシェアハウスに住む尾崎さん、山田さん、菅野さん、木許さん(左から)【2】高台の開放感溢れる縁側は友人らにも好評。「今後はここで音楽ライブの開催を」と夢見る【3】斜面に竹をつなげ約20mの長さで行った流しそうめん

「スリバチ」の空き家を救え 横浜国大の学生ら、住みながら改修

 京急弘明寺駅から歩いて5分ほど。自然豊かな弘明寺公園に隣接する、「谷戸」と呼ばれる地形の谷部分(スリバチ)に佇む一軒家-。南区中里エリアの一角で課題となっている空き家問題を解消しようと、横浜国立大学建築学科出身の4人が空き家をリノベーションしながらシェアハウスとして利用している。



 「スリバチハウス」と名付けたシェアハウスに住むのは、同期生で今は大学院や社会人などそれぞれの道に進んでいる木許順賀さん(25)、尾崎龍樹さん(同)、山田伸希さん(24)、菅野壮汰さん(23)。きっかけは昨年、引っ越し先を探していた木許さんの一言。「建築を学んできた自分たちで住みながら改修して、空き家の可能性を探れないだろうか」。尾崎さんに声をかけ、地元の建築事務所の協力を得て出会ったのは、斜面に建つ築60年の2階建て住宅。現在の建築法では建て替えができず、周辺では同じような住宅が数軒空き家になったままだった。しかし「駅から近いし、公園と一体化した開放感も魅力。何よりこのスリバチ地形に惹かれた」。賃貸契約を結び、所有者の了解を得て昨秋から入居し、改修工事を開始。いざ壁を壊してみると断熱材や筋交いがなかったり、車が入れず資材を自力で運んだり―。日々困難の連続だが、キッチンカウンターや端材を再利用して家具や小物を作るなど「自分たちの家なので思ったことを実験的に試せる」と満足気な表情をみせる。

 目下の課題は改修費。「大学から一部ベンチャー支援を受けている以外は、ほぼ自腹。資金が足りず、家の完成度はまだ20%にも満たない」。スリバチハウスは交流拠点などの公共性の高い施設ではなくあくまで「住居」の位置づけのため「補助金なども使えない」と頭を悩ませる。

地域に開いた「縁側」に

 自治会に加入し、商店街のマルシェや地元の祭りなど地域活動にも積極的に参加。8月に敷地内で流しそうめんを企画して自治会に参加を呼びかけたところ、親子連れなど約40人が集まったという。見晴らしが良い自慢のウッドデッキ調の縁側は、来訪者の憩いの場にもなっている。「できるだけ地域に開いた場所にしたい」と、縁側のさらなる活用を模索中だ。

 「このスリバチの取り組みが、周辺の空き家のモデルケースになれたら。中里エリアの空き家で困っていたら声をかけてほしい」と木許さん。(問)【携帯電話】080・3795・5258

高橋徳美氏

衆院選神奈川1区 参政が高橋氏擁立へ 元自民党横浜市議

 参政党は9月8日、次期衆院選の神奈川1区(中区・磯子区・金沢区)の公認候補予定者に元横浜市議の高橋徳美氏(56)を選任した。

 高橋氏は、建設会社の会社員、参議院議員秘書を経て、2011年の市議選に自民党から金沢区で出馬し、初当選。4期目途中の今年5月に離党し、8月の横浜市長選に立候補して落選していた。

街ガチャを企画したメンバー

本牧周辺 「街ガチャ」9月20日から 北方小学校とコラボも

 中区本牧周辺の魅力をカプセルトイにした「街ガチャinHonmoku・Ry(ホンモクリョウ)」が9月20日(土)のYC&ACの主催するイベント「オクトーバーフェスト」で披露される。山手や根岸、本牧、新山下一帯の地域活性化を目指すホンモクリョウのメンバーが企画した。

全10種類、チャーム付き

 カプセルトイは、全10種類。1カプセル1個入りで300円となる。今回は全種類に主のキーホルダーを装飾するチャームをつけた。日本初の本格的な洋式競馬場として設置された旧根岸競馬場や横浜の音楽シーンを牽引してきたライブハウス「ゴールデンカップ」など地域の歴史を表したものや、プロアイスホッケーチーム「横浜GRITS」の公式マスコットキャラクターなどそれぞれ地域の特色を形にしている。同メンバーが開発したクラフトビール「麦梅酒(ばくばいしゅ)」のカプセルトイも登場した。

 今回で4弾目となる街ガチャ。2022年から始まった。地域の魅力を次世代へと伝えていく方法として、カプセルトイを考案した。同メンバーは「地域の中でガチャを通じてコミュニケーションが生まれることを期待したい」と話す。

児童が考案

 第3弾まで実施するなかで、北方小学校6年3組の猿渡望教諭がまちでガチャの存在を知り、コラボに発展。同クラスの児童たちが考案し、制作された新キャラクター「はてん」のカプセルトイが誕生した。

 「はてん」は、同小学校がキリンビール工場の跡地に建てられたことから、キリンをモチーフにポシェットはビールのデザイン。また、学校の近くにある山手公園はテニス発祥の地とされていることからラケットを持たせるなどまちの特色を詰め込んだ。同クラスの大熊あさひさんは「何度も話し合いを重ね生まれたとても愛着のあるキャラクターです。永く愛され、まちの活性化の一役になればうれしいです」と思いを込めた。

 同ガチャは、本牧周辺のエリアで開催されるイベントで登場するほか、まちの各所にガチャ機が設置される。期間は1年ほどを想定。設置場所はおおたに家電=麦田町=やHOMMOKU BASE=本牧町=、イオン本牧3階=本牧原=、本牧神社=本牧和田=など。その他の詳細は、ホンモクリョウのWebサイトで確認を。

公衆電話で体験する参加者=同社提供

NTT東日本がブースを出展し 災害伝言ダイヤル(171)を体験 家族や親子 約430人が参加

 NTT東日本(株)神奈川事業部=中区山下町=は9月6日、7日に赤レンガ倉庫で開催された「横浜防災フェア2025」の中で、公衆電話や体験用訓練機を使った災害用伝言ダイヤル(171)の体験コーナーを出展した。両日合わせて親子など約430人が参加。同社は、県内の自治体等が主催する防災関連イベントで同ダイヤルの案内や体験を促進する取り組みを実施している。

 このダイヤルは、災害発生時に家族、知人などへの電話がつながりにくくなる中で、安否確認の伝言を残すことができる同社のサービス。171をダイヤルし、ガイダンスに沿って操作を進めると、固定電話や携帯など指定の番号に向け、伝言の録音(30秒以内)と再生ができる。

 当日の参加者は、伝言の録音と再生の方法を学んだほか、家族間での安否確認方法や事前の意識合わせを行うきっかけにもなった。

 参加者の一人は「東日本大震災のときに携帯が使えず、困った経験がある。171の使い方を覚えておきたい」と感想を話した。

ノールック書道=提供

「見えない世界」を可視化 象の鼻テラスで展示会

 視覚障害があり「描き方」の概念がない子どもたちが生み出すアート作品を展示する「ノールックみゅーじあむ」が、10月3日(金)から7日(火)まで象の鼻テラス=中区海岸通=で開催される。午前10時から午後6時まで。入場無料。「ひよこの会」(代表・今泉梨香さん=人物風土記で紹介)が主催する。

 マラカスやピコピコハンマーなどで描かれた作品や、その制作風景の映像が展示される。また、「ノールック書道」や触ってわかる天文学ワークショップなど、視覚に頼らない体験型の企画も多数。障害の有無に関わらず誰もが楽しめる。

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イタリア屈指のバロック合奏団「ヴェネツィア室内合奏団」

ヴェネツィア室内合奏団が来日 10月3日、横浜・関内ホールでコンサート 5組10人を招待

 関内ホール・大ホール(JR関内駅北口6分)で「ヴェネツィア室内合奏団コンサート〜ヴィヴァルディの世界・『四季』全曲演奏〜」が10月3日(金)に開催される。この観覧券を抽選でタウンニュース読者5組10人にプレゼント。

 ヴィヴァルディの生誕地・ヴェネツィアを代表する名門合奏団が来日。『四季』全曲を、本場の気品と情熱で奏でる。「世界中の聴衆を魅了し続ける”永遠の名曲”を、秋の横浜でぜひご堪能ください」と同館。

 午後6時30分開演(5時45分開場)。公演は約2時間。全席指定で7千円(横浜市民券6千円※購入時に住所確認)。チケット購入は【電話】045・662・8411。

 プレゼントの応募は、ハガキに〒住所、電話、氏名、年齢、感想を明記の上、〒231―0033横浜市中区長者町2の5の14(株)タウンニュース社「ヴェネツィア室内合奏団コンサート」係へ。9月24日(水)必着。

横浜港の発展と同社の関わりを描いた物語で全文にルビと英訳付き。市内の小学校でも無償配布された

マースクが横浜港の絵本を先着2000人に無料配布 9月20・21日、みなとみらいで

 世界最大手の海運会社マースク=本社・デンマーク=が横浜港への初寄港から昨年100周年を迎えたことを記念し、絵本『横浜みなと物語―ハンマーヘッドくんが見た横浜港』を出版した。この出版記念イベント「みらいマースク絵本クルーズ」が、横浜みなと博物館内プレゼンテーションルームで9月20日(土)と21日(日)に開催。先着2000人に同絵本が無料配布される。

 イベントでは絵本の原画展や、挿絵を手がけた青山大介さんと谷川夏樹さんによるギャラリートーク&サイン会、スケッチ教室が行われるほか、小学生対象のレゴブロックの船づくり、コンテナのペーパークラフト、すごろくボードゲーム(賞品あり)など、大人から子どもまで無料で楽しめる企画が多数用意されている。

 10時〜16時、入場無料。予約制のプログラムは専用フォーム(https://form.run/@mirai-maersk-iJxIqgJSNCTvsARC3TDE)から申込みを。(問)【メール】mirai-maersk@maersk.com

横浜港拠点に発展

 マースクは、1924年2月18日に横浜港へ初寄港。現在は、横浜港・南本牧ふ頭にある4つのコンテナターミナル全ての借受者となり、同港を拠点に幅広い物流サービスを展開している。
過去の書道展の様子

書道展 GREEN×EXPO考える マークイズみなとみらいで9月26日から

 SDGs書道展実行委員会が主催する特別展「花と緑に囲まれた明日を考える書道展〜GREEN×EXPO 2027を考える〜」が、9月26日(金)から10月5日(日)まで、マークイズみなとみらい2階のぶらりギャラリーで開かれる。

 2年後に横浜で開催されるエクスポを知り、考えるきっかけになればと企画された。市内の公立学校の児童・生徒の作品や、障害福祉施設の利用者が書いた公募作品が並ぶ。山中竹春市長や(公社)2027年国際園芸博覧会協会の河村正人事務総長ら、各界からの特別出品も展示される。

 南区の書道家で同展実行委員会の粟津紅花さんは「開催まで各所で続けていきたい。地元横浜の皆さんと盛り上げていけたら嬉しい」と話す。

 入場無料。時間は施設の営業時間に準じ、午前10時から午後8時(金曜日から日曜日は9時)まで。

ふわりと浮かぶカラフルな気球

根岸森林公園に気球 小学生が街を一望

 9月13日の朝、根岸森林公園ドーナツ広場の上空約15mにカラフルな気球が浮かんでいた。(一社)横浜青年会議所が主催、横浜市都市整備局が後援した、小学生対象の無料の気球体験イベントだ。

 同イベントは、子どもたちが自分の街を新たな視点から見つめ、好奇心や探究心を育むことを目的に企画された。

 また、2029年に竣工100周年を迎える旧根岸競馬場一等馬見所の保存・利活用を考えるとともに、早朝の時間のアクティビティによる観光客の誘致の可能性を探った。

 当日は120人が参加し、空中から横浜の景色を一望。みなとみらいや横浜ベイブリッジ、旧根岸競馬場一等馬見所を、いつもと違う角度から見て楽しんだ。参加した子どもたちは「たくさんの家や横浜の街が空から見れて楽しかった」「また乗ってみたい」と話した。

署名活動を行う(左から)青栁さん、原田さん、浅井さん、小野木さん(8月30日、桜木町駅前)

核廃絶へ 高校生が署名集めて国連に提出 平和大使・青栁さん「今しかない」

 核兵器廃絶や平和な世界の実現を目指して活動する神奈川県内の高校生が集めた署名が9月2日、スイス・ジュネーブの国連軍縮本部に届けられた。代表として署名を届けた「高校生平和大使」の青栁潤さん=逗子開成高校1年=は、「高校生が声を上げないといけない」と危機感をあらわにしている。

 高校生平和大使は、全国の平和活動団体が1998年から国連に派遣しているもの。神奈川県では、県立高校の教職員らによる派遣委員会が2005年から生徒を送り、署名集めなどを通して核廃絶を訴える。今年度は5月に選考があり、約20人の中から青栁さんが大使に選ばれた。全国では18都道府県から24人の大使が選ばれている。

「核による平和は成り立たない」

 青栁さんや大使選考に応募した生徒は平和活動を行う団体「Peace Peace Peace」のメンバーとして、県内の駅頭で署名活動を行ってきた。8月30日に桜木町駅前で行った活動で青栁さんは「核による平和は成り立たない。高校生が声をあげないといけない状況になっている。今しかタイミングはない」と力強くマイクで訴えた。この日は原田咲希さん=フェリス女学院高校2年=、小野木七海さん=聖セシリア女子高校2年=、浅井柊香さん=自修館中等教育学校5年=も参加し、署名を集めた。

 青栁さんは全国の大使とともに9月1日にジュネーブに入り、2日に神奈川県からの2007筆を含む、11万1071筆の署名を国連軍縮本部に提出。軍縮会議を傍聴し、軍縮会議日本政府代表部の市川とみ子大使とも面会した。帰国した青栁さんは、10日に県庁で行われた記者会見で「現地ではジェンダーの視点から核廃絶を訴える人もいて、広い視野を持つことが大切だと感じた」と振り返った。

長崎で痛感した「平和教育」の差

 「Peace―」のメンバーは8月上旬に長崎を訪れ、現地で平和活動を行う高校生と対話した。その中で学校に「平和学習部」があったり、原爆の日である8月9日は学校登校日で、平和について学んでいることを知った。日常的に平和学習が行われている状況に、メンバーは「神奈川とは大きな差がある」と感じたという。小野木さんは「先生にも働きかけていくことが大事」と話した。青栁さんは「学校で平和教育を行う出前授業を行いたい」と今後の目標を掲げる。

 核兵器が日本で使われてから80年が経過。核兵器を持つロシアのウクライナ侵攻は依然として終結が見通せない。青栁さんは「日本ではウクライナの報道が減り、関心が薄くなっている」と懸念する。核兵器禁止条約に署名・批准しない方針の日本政府には「難しい立場ではあるが、核兵器禁止条約の締約国会議にオブザーバー参加さえしなければ、日本は世界の中で孤立してしまう」と指摘。これからも平和を目指す活動を続けていく。

約50事業者が参加した

女性起業家 約50事業者が出展 市役所で展示販売会

 女性起業家の商品やサービスの展示販売会「横浜女性起業家 コレクション 2025」が9月4日に市役所で行われた。

 横浜市経済局の主催。約50事業者が参加し、アクセサリーや雑貨、食品などを展示・販売した。

 肌が敏感な娘のために、オーガニックコットン100%の洋服を作り始めた女性は「縫い代やタグの位置にも配慮した」と経験を生かした商品を手作りしているという。

 会場には、百貨店や商業施設のバイヤーらが訪れ、交渉がまとまった出展者は10月以降に店舗や施設で行われる催事企画に参加できる。

 今回の出展者は、商品づくりなどを1人で行っている事業者が多かった。アクセサリーを販売する女性は「今まで販路がホームページだけだったので、百貨店に出店し、多くの人に知ってもらえる機会があれば」と話していた。別の出展者は「1人でやっている仲間が増えたので、情報交換などをしたい」としていた。

横浜で記録的大雨 1時間に111ミリ、崖崩れや床上浸水も

 横浜市内は9月11日から12日未明にかけて大雨に見舞われ、地域によっては1時間で100ミリ以上の雨が降ったほか、床上浸水などの被害が出た。

 市によると、中消防署北方出張所では、11日午後10時から11時の1時間で最大雨量111.5ミリの激しい雨を記録した。

 港北区小机町でがけ崩れが起きたほか、港北区日吉2丁目で床上浸水が2件発生。鶴見区馬場1丁目と豊岡町で道路の隆起、神奈川区大野町で歩道橋のエレベーター電気室の冠水、中区本牧原で車両の浸水が2件発生した。

約60店舗が参加

元町の名店グルメを食べ歩き「横浜元町フードフェア」 10月4・5日に開催

 元町クラフトマンシップ・ストリート主催で、秋恒例の「横浜元町フードフェア」が、10月4日(土)と5日(日)に、元町仲通りを中心に開催される。

 元町の名店の味を食べ歩きで気軽に楽しんでもらおうと企画されたもので、今年で23回目。和洋中からスイーツまで、各店自慢のグルメが屋台スタイルの手頃な価格で販売される。会場では路上ライブが行われるほか、マッサージやメイク、占いなどの美と健康のブースも。

 両日午後4時〜8時(元町通り3・4丁目のスイーツ&デリストリートと美容・健康関連店は3時〜)。メニューは会場で販売される専用チケットで購入する。1000円分が900円で買える前売りチケットの販売は、9月月26日まで。前売りの販売場所やメニュー、会場マップは元町クラフトマンシップ・ストリートのホームページで確認を。(問)【電話】045・663・1413 

吉川英治氏を語る 作家・伊東潤氏が講演

 吉川英治氏の記念碑建立1周年を記念し、神奈川近代文学館=中区山手町=で「文豪 吉川英治講演会」が開催された。同記念碑は昨年9月7日(吉川英治忌)、吉川氏が幼少期を過ごした南区唐沢にある園芸会社「横浜植木」の正門横の門壁に設置された。

 今回の講演会は記念碑設置に尽力した「吉川英治友の会」が主催。同会代表で中区出身の作家・伊東潤さんが「歴史小説とは何か」を説明し、その上で「吉川氏の作品をどのように読むか」を分かりやすく解説した。

 その後の座談会では伊東さんのほか、同会副代表で本牧周五郎会の会長の大久保文香さん、同じく同会副代表の本城直樹さんが参加。著書「忘れ残りの記」に記されている横浜の様子をめぐり意見を交わしたほか、吉川氏に寄せるそれぞれの思いを語った。

 同会としては、今後「第2回 吉川英治文学散歩」や「吉川英治原作の映画会」「青梅の吉川英治記念館巡り」などを計画。会員加入促進や啓発活動等を引き続き、進めるとする。

 

イベントのチラシ

出会いと交流のイベント「SHARE!FES みなとみらい」 9月15日、クイーンズスクエア横浜で

 「SHARE!FES みなとみらい」と題して、出会いと交流をテーマにしたイベントが9月15日(祝)、みなとみらい21地区のクイーンズスクエア横浜クイーンズサークルで開催される。午前10時30分〜午後4時。

 同イベントは、地域ごとに暮らしや子育ての「つながりと共助」をデザインする(株)AsMama=中区山下町=が主催。ゲームやあそび、工作ができるコーナーや「物々交換×リユース」コーナーなどを企画している。

大学生の出展ブースも

 同社は今年4月から神奈川大学で「コミュニティコーディネーター養成プログラム」を実施。同イベントでは、受講した学生たちがブースを出展する。葉脈しおりや紙コップロケットを作って遊ぶ「つくってとばして!科学たいけんフェス」や幅広い世代が楽しめるゲーム「健康コーンホール」などが楽しめる。

 同社が運営する地元の共助コミュニティアプリ「マイコミュ」に登録し、予約すると「えんにち」コーナーが無料になるなどの特典も。詳細は、同社のWebサイトへ(URLは下記に記載)。

 

個室観覧席

ベイスターズ戦前にハマスタの裏側巡るツアー

 横浜DeNAベイスターズの本拠地である横浜スタジアムの施設内を巡る「横浜スタジアムツアー」がベイスターズ戦開催日に行われている。

 見学できるのは、スタンドやベンチ、ブルペン、ビジターチームのロッカー、個室観覧席「NISSAN STAR SUITES」など、普段は入ることができないスタジアムの裏側。専属ガイドの案内で、約1時間かけて巡る。試合のチケットを持っていなくても参加可能。

 今後の開催は9月14日、15日、21日、23日、26日、27日、30日。参加費は大人3300円、小・中学生1650円、小学生未満は無料。参加者には、非売品のオリジナルタオルがプレゼントされる。

 横浜スタジアム側は「普段は見ることのできないハマスタの裏側を、この機会にぜひお楽しみください」と呼びかける。チケット購入は専用サイトから。

西区音頭などを披露

地域の輪広げる盆踊り 天神町・紅梅町内会がコラボ

 9月6日・7日に西区の天神町町内会館前で盆踊りが開催された。天神町町内会と紅梅町自治会が初めて合同で行った。

 6日の午後6時、太鼓の音と盆踊りの曲が鳴り始めると、徐々に人が集まってきた。子どもも大人も、盆踊りとフランクフルトや綿菓子などの模擬店を楽しんだ。

 2町内での盆踊りは、紅梅町自治会の佐藤弘子会長が街を盛り上げたいと、隣の天神町町内会の深澤安幸会長に声をかけたことで実現。コロナ渦で開催を見合わせていた天神町にとって6年ぶりの盆踊りとなった。深澤会長は「地域の人と顔見知りになり、輪が広がれば嬉しい」と話した。

 参加した小学4年生の鈴木美優さんは「楽しかった。来年も開催してほしい」と笑顔を見せた。