寒川町 倉見神社の本殿修復 荘厳な姿を取り戻す
寒川町の重要文化財であり、町内最古の建造物とされる倉見神社の本殿修復工事がこのほど完了した。
同神社の本殿は、もともと寒川神社本殿として1741(寛保元)年に造営されたもの。これまでも修復は行われてきたが、老朽化により浜縁や高欄を中心に腐朽が目立つようになった。これを踏まえ、2021年に関係者らによる修復委員会を設立。以降、改修の準備が進められてきた。
難航したのは資金集め。昨年、同委員会に所属するメンバーが3カ月にわたりポスティングや回覧などで地域に協力を求めた。最終的には、一般家庭なども含む約1300件が協賛。そのほか地域企業らの援助もあり、約4000万円の資金が集まったという。「不安もあったけれど、地域の方々のおかげで改修できた。本当に感謝している」と同委員会の中心メンバーである磯川彰さんは振り返る。
本殿の完成を経て、10月5日には竣功祭が開催された。70人以上の関係者らが招待され、喜びを分かち合った。
同委員会の磯川浩委員長は「完成してホッとしている。これからも地域を盛り上げていければ」と話した。
同神社の本殿は、もともと寒川神社本殿として1741(寛保元)年に造営されたもの。これまでも修復は行われてきたが、老朽化により浜縁や高欄を中心に腐朽が目立つようになった。これを踏まえ、2021年に関係者らによる修復委員会を設立。以降、改修の準備が進められてきた。
難航したのは資金集め。昨年、同委員会に所属するメンバーが3カ月にわたりポスティングや回覧などで地域に協力を求めた。最終的には、一般家庭なども含む約1300件が協賛。そのほか地域企業らの援助もあり、約4000万円の資金が集まったという。「不安もあったけれど、地域の方々のおかげで改修できた。本当に感謝している」と同委員会の中心メンバーである磯川彰さんは振り返る。
本殿の完成を経て、10月5日には竣功祭が開催された。70人以上の関係者らが招待され、喜びを分かち合った。
同委員会の磯川浩委員長は「完成してホッとしている。これからも地域を盛り上げていければ」と話した。