茅ヶ崎・寒川版【10月10日(金)号】
修復した本殿を前に笑顔を見せる委員会メンバー

寒川町 倉見神社の本殿修復 荘厳な姿を取り戻す

 寒川町の重要文化財であり、町内最古の建造物とされる倉見神社の本殿修復工事がこのほど完了した。

 同神社の本殿は、もともと寒川神社本殿として1741(寛保元)年に造営されたもの。これまでも修復は行われてきたが、老朽化により浜縁や高欄を中心に腐朽が目立つようになった。これを踏まえ、2021年に関係者らによる修復委員会を設立。以降、改修の準備が進められてきた。

 難航したのは資金集め。昨年、同委員会に所属するメンバーが3カ月にわたりポスティングや回覧などで地域に協力を求めた。最終的には、一般家庭なども含む約1300件が協賛。そのほか地域企業らの援助もあり、約4000万円の資金が集まったという。「不安もあったけれど、地域の方々のおかげで改修できた。本当に感謝している」と同委員会の中心メンバーである磯川彰さんは振り返る。

 本殿の完成を経て、10月5日には竣功祭が開催された。70人以上の関係者らが招待され、喜びを分かち合った。

 同委員会の磯川浩委員長は「完成してホッとしている。これからも地域を盛り上げていければ」と話した。
ラジオ番組の公開収録で地元茅ヶ崎に帰郷した桑田佳祐さん=5日、茅ヶ崎市民文化会館

桑田さん 公開収録で帰郷 生歌飛び出しファン熱狂

 桑田佳祐さんが4日、ファン約1300人を迎え、茅ヶ崎市民文化会館でラジオ番組の公開収録を行い、生歌の歌唱も飛び出すなど会場を熱く魅了した。桑田さんが公の場で故郷・茅ヶ崎に帰るのは野外ライブ「サザンオールスターズ 茅ヶ崎ライブ2023」以来約2年ぶり。

 公開収録が行われたのは、TOKYO FM系38局と茅ヶ崎FMで放送中のラジオ番組「桑田佳祐のやさしい夜遊び」で、茅ヶ崎FMの開局2周年を記念して実施された。

 収録はサザンオールスターズをはじめ、桑田さんのソロ活動をサポートするメンバーによる特別編成で実施。茅ヶ崎を話題としたトークに加え、生歌セッションではサザンオールスターズ・桑田佳祐のオリジナル楽曲のほか、桑田さんが多大に影響を受けてきたというザ・ビートルズや、茅ヶ崎が生んだスター・加山雄三さんのカバー曲などが披露されると、観客からは楽曲が終わるたびに大歓声と拍手が沸き起こった。桑田さんは「故郷でこのように皆さまとお会いできて本当にうれしいです」と感謝の気持ちを伝えると、温かい歓声が上がり、盛況の中、イベントが終了した。

 茅ヶ崎FMパーソナリティで桑田さんと茅ヶ崎市立第一中学校の同級生の宮治淳一さんは「ついに桑田さんを公開収録という形でお迎えできて、リスナー、スタッフ、茅ヶ崎市民一同興奮しています」と熱く語った。

 公開収録の一部は10月11日(土)午後11時からの同番組で放送される。

茅ヶ崎市教育長に就任した 青柳 和富さん 茅ヶ崎市常盤町在住 61歳

つながり学び合える社会へ

 ○…10月1日付けで茅ヶ崎市の教育長に就任した。直前まで浜須賀小学校の校長をしており、9月30日の朝、全校放送で児童たちに「お別れ」を告げると、山のような手紙が届いたという。「『僕らの校長先生』と書いてくれた子もいて、涙が渇く暇がない」

 ○…生粋の茅ヶ崎っ子。小学校の頃、TVドラマ「熱中時代」の人間味あふれる教師に心惹かれた。自身が6年生の時に赴任してきた新任教諭が特に印象に残っている。「一緒に遊び、失敗しても寄り添ってくれた。自分もこうなりたい、と思った」。夢を叶え故郷で小学校教諭に。最初に赴任した学校では「毎日走り回り、着ていたジャージは子どもたちの汗と涙と鼻水にまみれていた」と笑う。30年の教師生活では6年生を9回見送った。「ある卒業生が『仲良くさせてくれてありがとう』と言ってくれた。そのクラスはとても雰囲気が良く、それを独特の表現で伝えてくれた。子どもたちには驚かされることばかり」

 ○…自身も子育て真っ只中。結婚17年目にしてコウノトリが幸せを運んできた。愛娘は現在6年生。取材中も「今日は教育長への就任祝いで娘が夕飯を作ってくれる」と目尻を下げる。妻も小学校教諭で、子どもが2歳のときに現場復帰した。「教諭と保護者、どちらの気持ちも分かるつもり。多様な考え方にしっかり寄り添いたい」

 ○…「コロナ禍が終わり、マスクを外した子どもたちの笑顔が見えることが一番うれしい」とにこり。「子どもが感じたことが全て。すれ違ったならやり方を、それがだめなら考え方を変えなくてはいけない」と力を込める。「子どもの無限の可能性を育むために、学校を世代を超えてつながり学び合える場所にしていきたい」

感謝状を手にする加瀨会長(右から3番目)と佐藤市長(左から2番目)

茅ヶ崎RC 奥田元宗の絵 市に寄贈

 茅ヶ崎ロータリークラブ(=RC/加瀨義明会長)が今年で65周年を迎えるにあたり、記念事業の一環として9月29日、茅ヶ崎市に奥田元宗の絵画を寄贈した。

 奥田元宋は、日本の水墨画の伝統に西洋絵画の色彩を融合させた独自の技法「新朦朧派」を確立。文化勲章を受章し、「元宋の赤」と呼ばれる独特な赤色で描かれた風景画が特徴。同RC会員の家にあったものを「せっかくなら見られる場所に」と市に寄贈した。今回寄贈された「春暖」(10号)は、元宗の妻で、著名な人形作家として知られている奥田小由女による鑑定書とネームプレートも含まれた。

 寄贈式の中で、加瀨会長は同RCの歴史を説明。市内最古のRCであるとともに、全国で広がる台湾RCとの姉妹クラブの先駆けであることも伝えると、佐藤光市長は「災害支援などいつもいち早く駆けつけてくれる台湾と、民間や地方議会でも交流を深めていけると良い」と話した。

 また加瀨会長は「目立つよりも地味な活動が多いが、伝統を維持しながら、当RCらしさを発信できるよう、少しでも世の中の役に立てるよう活動していきたい」と決意を語った。

 絵画は、市長応接室に設置される。

ガンタイプノズルの実践的な訓練を行う様子=提供

消防広域化から3年 寒川町 「2年間教育」で消防団活性化

 寒川町では、消防団が将来にわたり地域防災力を維持・向上させるため、教育・訓練の大幅な見直しに着手している。「実践」を重視した訓練への転換は、全国的にも先進的な取り組みとして注目されている。

 消防団とは地域に密着した非常備の消防機関のことで、同町では現在、10分団と機能別分団に169人が所属している。

 3年前の消防広域化により、常備消防の事務が茅ヶ崎市消防本部に統合。消防団は広域化の対象外だが、消防本部が町外に置かれたことで、「自分たちでも主体的に動けるように」と、新たな体制の確立を進めてきた。2023年からは、総務省消防庁の「消防団の力向上モデル事業」を活用。従来のホースより軽量で取り扱いやすい50ミリホースや操作が容易なガンタイプノズルといった最先端の資機材を各分団に配備。情報共有や緊急時の招集が可能なアプリを導入するなど、団全体の活性化に取り組んできた。

 こうしたなかで、さらなる実践の場を増やしたいと企画されたものが新育成方針「2年間教育」だ。2年間のサイクルで現場活動に必要な知識・技術を体系的に、かつ効率的に習得することを目的としている。

 1年目となる昨年は、ホース延長やポンプ操作などの基本的な技術を習得した。2年目となる今年は9月28日に実際の火災現場を想定した訓練が開催され、状況に合わせて消火と救助に当たるなど、昨年の基礎を生かしながらさらに実践的な訓練が行われた。

 実際に団員からは「訓練の場での失敗で良かった。火災現場で同じ失敗をしなくなる」「現場対応の経験が積めた良い訓練だった」といった声が上がっていた。

 また一時的に活動を休むことができる休団制など、ライフスタイルに合わせながら消防団を続けてもらえるように工夫しているといい、さらなる団員の増加にも力をいれたいとしている。

 同町町民安全課消防担当者は「来年以降もこのサイクルの継続を図っていく」と話している。

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10月19日(日)茅ヶ崎市/ホノルル市・郡姉妹都市締結11周年記念イベント「ホノルルミーツ」
ハワイを身近に楽しもう
10月19日(日)茅ヶ崎市/ホノルル市・郡姉妹都市締結11周年記念イベント「ホノルルミーツ」
茅ヶ崎市役所前広場ほかで開催
茅ヶ崎市とハワイ州ホノルル市・郡との姉妹都市締結11周年を記念したイベント「ホノルルミーツ」が10月19日(日)、茅ヶ崎市役所前広場ほかで開催される。ホノルル市... (続きを読む)
寒川町に関する取り組みについて報告した山本県議

山本哲県議 議員活動10年を報告 関係者ら230人が出席

 寒川町選出の山本哲県議会議員が9月28日、寒川神社参集殿で県政報告会を行った。

 当日は、関係者など約230人が参加。山本県議は、「河川の整備と小出川遊水地について」や「県営団地の再生・整備について」など町にかかわる取り組み実績の5つを動画で紹介した。さらに、今年で10年目を迎える議員活動のなかでも、印象に残っているという「県立津久井やまゆり園事件」や「新型コロナウイルス感染拡大」の事例をあげ、誰もがその人らしく暮らすことのできる地域社会や、社会全体で協力していくことの重要性などを唱えた。

 山本県議は「初心を忘れることなく、明日の神奈川、未来の寒川にむけて今できることとやっておくべきことを誠実に取り組みたい」と話していた。

バク・アップ・ネット 様「生地の適正や仕上がりについて等、要所要所でのアドバイスがあり助かりました」

デザインから印刷まで のぼり旗・横断幕つくれます タウンニュースが一括で

 商店会や自治会、学校でのイベントなど、さまざまなシーンで人気の「のぼり旗」や「横断幕」。タウンニュースでは、デザイン作成から印刷までワンストップで手掛けています。のぼり旗は最大、印刷込みで1枚2200円。デザイン料は1種類1万6500円。諸経費5500円。5枚印刷の場合、1枚あたり6600円(全て税込)。相談・見積無料。店舗や団体のオリジナルロゴのデザイン製作も行っています(別途費用)。そのほか、スポーツクラブなどに人気のミニのぼり、タペストリー、横断幕、懸垂幕、チーム応援幕、企業の「お年賀タオル」、ポップアップバナーなどのグッズ作成もしています。

(問)タウンニュース茅ヶ崎・寒川編集室【電話】0463・25・0700

優雅な踊りを披露する

海老名で越中おわら節 四季の会が発表会

 海老名市を拠点に風の盆で知られる「越中おわら節」の練習に取り組む海老名おわら四季の会が11月16日(日)、海老名市文化会館(海老名駅西口から徒歩5分)で発表会を開く。午後1時開演(正午開場)、3時30分終演。入場無料。

 越中おわら節は富山市八尾地域の郷土芸能。公演では相模の情景を織り込んだ唄と演舞を合わせた創作おわらが披露される。(問)【電話】046・232・8182若山さん。

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グルメ約100店が集結!あなたが決める「キッチンカーNo.1グランプリ」2025年も茅ヶ崎中央公園で10月12日開催!
グルメ約100店が集結!あなたが決める「キッチンカーNo.1グランプリ」2025年も茅ヶ崎中央公園で10月12日開催!
昨年、大盛況のうちに幕を閉じた、『キッチンカーNo.1グランプリinちがさき』が今年も開催される。第2回となる今回は、10月12日(日)、第一カッターきいろ公園... (続きを読む)
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茅ヶ崎寒川薬剤師会が薬と健康の週間に合わせて10月19日に市民公開講演会
茅ヶ崎寒川薬剤師会が薬と健康の週間に合わせて10月19日に市民公開講演会
一般社団法人茅ヶ崎寒川薬剤師会(大久保敦子会長)が毎年、薬と健康の週間(10月17日〜23日)に合わせて行っている市民公開講演会。今年のテーマは「睡眠」。日... (続きを読む)
大村氏との思い出を振り返ったお別れの会

大村氏偲びお別れの会 約430人参列し壮麗に

 茅ヶ崎商工会議所の第10代会頭、大村紙業会長などを務めたほか、旭日双光章を受章、正六位を拝受し、6月18日に87歳で死去した大村日出雄氏のお別れの会が9月29日、都内で開かれ、約430人が参列した。

 冒頭、同社の牧山光人社長があいさつに立ち、「社員を自分の子どものようにかわいがってくれた」とし、各工場を毎月訪れては茅ヶ崎のお土産をプレゼントしていたことや、「さざんかの宿」「夜霧の慕情」が十八番で会合などで大村氏がカラオケで歌い、周囲を楽しませていたことなどのエピソードを披露した。その上で、「人間は能力じゃない、努力の先に大きな理想を描け。努力をすれば必ず願いは叶うと導いてくれた。87年間ありがとうございました」と感謝を示した。

 続いて、長女の大村慶子氏が大村氏の病気の経過などを説明。「亡くなった日の前日にはいつもの様子だった。まだまだできると話していたし、本人が一番悔しいはず。でも、この会ではきっと、笑顔でうれしそうに皆さんを眺めていると思う」と言葉を詰まらせながらも大村氏に思いを寄せていた。

 後の会食では参列者が大村氏との思い出を笑顔で振り返るなど会場は和やかな雰囲気に包まれていた。

多くの参加者を集めて行われた実践発表会

認知症ケアへの理解深化 麗寿会主催し実践発表会

 社会福祉法人麗寿会(茅ヶ崎市南湖)が主催して9月14日、茅ヶ崎市役所で認知症実践報告会が開催された。

 発表会には介護事業所の関係者のほか、認知症当事者の家族の会のメンバーや地域住民などを含め、およそ130人が詰めかけた。

 「認知症の方とそのご家族の安心した毎日を支えるために」をテーマにした講演では、認知症当事者を介護する家族が地域の実情や介護の大変さについて感想を述べると、参加者は真剣な表情で耳を傾けていた。

 続いて、介護事業所の担当者が地域課題への取り組みや特別養護老人ホームでのより良いケアに向けた実践結果を発表。さまざまな角度から取り組みを検証するといった示唆に富む内容に、会場からは多くの質問の声が上がっていた。

 また、展示ブースでは、参加した各法人が選りすぐりの福祉用具を披露。最新の福祉用具を興味深く見て回る参加者の姿が見られた。

3種類のクリアファイル

茅ヶ崎市博物館 グッズ販売を開始 収蔵品などをデザイン

 茅ヶ崎市博物館(茅ヶ崎市堤3786の1)は9月18日から、収蔵資料などをデザインに取り入れたミュージアムグッズの販売を開始した。

 来館者に同博物館や市の文化財をより身近に感じてもらおうと企画されたものでクリアファイル3種(各400円)、マスキングテープ2種(各400円)、ポストカード5枚セット(350円)が販売されている。

 「本村居村遺跡から出土した指定文化財の木簡や柳島村名主・藤間柳庵が考案した『家内安全火乃用心』の絵文字をデザインしたマスキングテープは注目です」と担当者。販売は同博物館の事務室窓口で、支払いは現金のみ。

 詳細は同館【電話】0467・81・5607へ。

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同イベントのフライヤー

子どもの「やりたい」を応援 遊び・教育軸にイベント

 茅ヶ崎市の第一カッターきいろ公園(中央)で10月18日(土)、遊びを通じて教育につなげるイベント「茅ヶ崎あそび場ミュージアム」が開催される。午前10時から午後3時。入場無料、小雨決行。主催はARTノTANEMAKI、遊びでまちづくりする準備室、茅ヶ崎市後援。

 会場に遊びの場をつくることによって子どもたちの「やりたい」という意欲を叶えるとともに、継続してイベントを開催することで将来的に教育の場へとつなげていくのが狙い。工作に加え、音楽遊びなどのコーナーが設けられる。

 会場ではワークショップも実施する。講師は衣類や雑貨などに使用する織物の布を使うテキスタイルデザインを専門とする、茅ヶ崎市在住で東京造形大学卒のクリエイター・Sakiさん。ミュージカルやテーマパークの演者が着用するドレスで使われていた布材を使い、衣装作りを指導する。ブースにはSakiさんの作品も展示される予定。

 担当者は「子どもの姿を通して、大人も一緒に学び、つながることができるイベント。遊びをきっかけに人々が出会う場になれば」と話す。詳細はイベントのInstagramへ。

松村康史さん(左)と加藤苑凛さん

「同級生ふたり展」再び 17日からギャラリー街路樹

 写真家の松村康史さんと華道家の加藤晃子さんによる「同級生ふたり展2」が10月17日(金)から19日(日)まで、ギャラリー街路樹(中海岸2の5の5)で開催される。展示時間は午前11時から午後6時まで。入場無料。

 ともに1972年生まれで西浜小学校、西浜中学校の同級生でもある2人が、昨年に続いて開催する展覧会。「いけばなと写真、表現のカタチは違っても一瞬を大切にするところが似ている。写真作品も花や植物にテーマを絞り、よりコラボレーションを進めた展示会にします。ぜひご来場ください」と話している。(問)同ギャラリー【電話】0467・58・1231

同フェスのチラシ=提供

10月16日から17日の2日間 ちょい呑みフェス

 寒川町の多彩な店舗をはしごして楽しめる恒例のグルメイベント「第16回さむかわちょい呑みフェスティバル」が、10月16日(木)と17日(金)の2日間にわたり開催される。

 このフェスティバルは、寒川駅北口商店会と同町料理飲食業協会の共催によるもので、地元の飲食店を巡り、各店自慢の「ちょい呑みセット」を楽しむことができる。

 参加方法は、ちょい呑み券3枚つづりを3000円で購入し、参加店から3店を選んで各店でちょい呑みセットを注文する。

 チケットのアンケートに答えると、抽選で30人に「さむかわPayポイント」1000円分がプレゼントされる。また期間中に余った券は18日(土)から31日(金)まで全店舗で1000円分として使用できる。

 チケットの販売所は、同町商工会、ウスイ植物園、カットインDH4、寒川セントラルボウル、と参加店。

 参加店などの詳細は同フェスホームページから確認を。

 問い合わせは同フェス主催【電話】0467・75・0185へ。

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1人1台のスマホ時代。企業広告・商品サービスPRにおいて「デジタル化」は避けては通れないテーマといわれている。「日本の広告費」(電通調べ)によると、2024年の... (続きを読む)
中尾さんの作品「夕焼け空」

ほのぼのイラスト展 ギャラリー木の実で

 茅ヶ崎在住の中尾有里さんによる「ほのぼのイラスト展」が10月30日(木)から11月10日(月)まで、ギャラリー木の実(茅ヶ崎市芹沢2129)で開催される。会期中の展示時間は午前10時から午後5時(11月4日(火)と5日(水)は休み)。入場無料。

 原画約30点のほか、絵本、ポストカード、一筆箋、カレンダーなどを展示。中尾さんは「いろいろな顔を持つ『空』をテーマに描いた四季折々のほのぼのワールドを楽しんでもらえたら」と話している。

(問)同ギャラリー【携帯電話】080・5517・1438椎野さん

約300人の観客を前に講演する内野選手=提供

寒川青年会議所主催 内野選手が町への思い語る

 BMⅩフラットランドの世界大会で12回の優勝経験を持つ内野洋平さんを講師に招いた文化講演会「寒川町から世界へ〜BMⅩがくれた夢と挑戦〜」が9月23日、寒川町民センターで開催された。この講演会は(一社)寒川青年会議所が毎年ゲストを招いて開催しているもの。

 当日は、開演前から多くの来場者が訪れ、内野選手のパフォーマンスでは会場全体が熱気に包まれた。また、講演後半には内野選手の友人だという湘南乃風のボーカリスト・HAN-KUNさんとDJのThe BK Soundさんが登場。圧巻のパフォーマンスで会場を魅了した。

 講演を通して内野さんは「自分は『すごい人』ではない。ありのままの自分をみなさんに伝えたいと思った」と話し、同団体理事長の坪川正樹さんは「自分の好きなことで町を動かし、人と人とをつないでいる内野さんの講演を通して、多くの人に勇気をもってもらえたら」と話した。

参加者募集 インディアカフェスティバル

 茅ヶ崎市と体育振興会連絡協議会は12月14日(日)に茅ヶ崎市総合体育館で開催する「市民インディアカフェスティバル」(午前9時30分から午後3時)の参加者を募集している。

 参加資格は代表者が市内在住、在勤、在学(中学生以上)の人で作るチーム(4人以上)。

 種目は初心者の部(1人から申し込み可)と経験者の部。参加費は1チーム500円、個人200円。申し込みは申込書を市ウェブサイトからダウンロードし、12月1日(月)午後5時までに茅ヶ崎インディアカ協会のメールenjoy.indiaca.chigasaki@gmail.comに送付を。問い合わせは同協会事務局【携帯電話】070・2306・1678へ。

記念撮影に笑顔を見せる選手と来場者=提供

寒川町 ストリートスポーツフェス 初開催で2000人来場

 ストリートスポーツを活用したまちづくりを推進しようと寒川町が企画した「ストリートスポーツフェス」が10月4日、さむかわ中央公園で初めて開催され、約2000人が来場するなど盛り上がりを見せた。

 当日は同町を拠点に世界で活躍する、プロスケーターの白井空良選手ら6人が参加。体験会のほか、スケートボードやBMⅩのパフォーマンス披露、記念写真の撮影やサイン会など交流を楽しんだ。来場者からは「世界で活躍する選手を身近に感じられた」「技の展開が早くて凄かった」などの声が上がっていた。

優勝を決め笑顔を見せる香川ナイン=提供

学童軟式野球 香川Gスターズ 全国へ 「オールジャパン」県予選で初優勝

 茅ヶ崎市立香川小学校を中心に活動する、年長から小学6年生までを対象とした学童軟式野球チーム・香川グリーンスターズ(以下Gスターズ)がオールジャパンベースボールリーグ神奈川県予選で初優勝を飾った。愛知県で11月に行われる全国大会に出場する。

 Gスターズは7チームによる予選リーグで、最初の2試合は連敗したものの、その後は破竹の4連勝を果たす。とりわけ予選リーグ最終戦となった湘南エース戦では、1対3で迎えた最終6回に1点差に詰め寄ると、2死2塁・3塁から当たり損ねの内野安打で走者が本塁に生還。劇的なサヨナラ勝ちでチームを勢いに載せた。

 1位通過で臨んだ決勝トーナメントでは、初戦で座間フェニックスを10対2、続く準決勝では東林ファルコンズを3対2で振り切り連勝。迎えた松林ベースボールクラブとの決勝戦も4対2で退け、優勝に輝いた。試合後、喜びのあまり泣き出す選手もいたといい、深澤鉄也監督は「全員一丸でよく守り、ベンチからも声掛けし泥臭く1点をもぎ取る野球ができたことが好結果につながった」と振り返る。

 11月22日から始まる全国大会に向け練習に熱がこもるGスターズ。深澤監督は「6年生14人にとっては学童野球最後の公式戦になるので、今までやってきた香川の野球を出し尽くして頑張りたい」と意気込みは十分。モットーの全員野球で、最高の思い出をつくる。

キャッシュレス還元事業 茅ヶ崎市で14日から 最大20%ポイントで

 茅ヶ崎市は10月14日(火)から、キャッシュレス決済ポイント還元事業を開始する。

 非接触型のキャッシュレス決済を行った消費者にポイントを還元することで、物価高騰の影響を受けた消費者や事業者を支援し、地域経済の活性化を図る取り組み。

 利用できるキャッシュレス決済サービスは、「auPAY」「d払い」「PayPay」の3種類。10月14日から31日(金)までの期間中に、キャンペーンポスターを掲示している市内の対象店舗でキャッシュレス決済を利用すると、額に応じたポイントが還元される。

 ポイント付与上限は、1決済サービス事業者あたり、中小企業では最大20%2千円相当、大手企業では最大10%1千円相当、期間中合算で5千円相当が還元される。

 市では、キャッシュレス決済について聞ける、利用者向け相談会を市役所本庁舎1階市民ふれあいプラザで、平日午前9時〜午後5時に行っている。ほかにも市内大型店舗などでも開催。詳細・問い合わせは【電話】0120・982・903へ。

アイルランド音楽の演奏会 24日、茅ヶ崎市役所

 茅ヶ崎市役所本庁舎1階の市民ふれあいプラザで10月24日(金)、「アイルランド音楽の調べ フィドル&ギター」と題したコンサートが開催される。午前11時開演。

 未就学児から大人まで、気軽に演奏会を楽しんでもらおうと開催されているミニコンサート。

 橋本安以さん(フィドル)、長尾晃司さん(ギター)が出演し、アイルランドの伝統曲やオリジナル曲を演奏する。

 観覧は無料。全席自由で70席程度が用意されるが、立ち見も可能。

労災や年金、無料相談 10月15日 茅ヶ崎駅前で

 神奈川県社会保険労務士会藤沢支部(古田雪美支部長)による「秋の街頭無料相談会」が10月15日(水)、茅ヶ崎駅北口ペデストリアンデッキで開かれる。時間は正午から午後6時まで。

 県社労士会が社会保険労務士制度や労働・社会保険に関する法令のPR、市民サービス・社会福祉の一助になることを目的に、県内の支部ごとに毎年行っているもので好評を博している。

 当日は同支部会員(藤沢市・茅ヶ崎市・寒川町・鎌倉市)の社労士やかながわ労働センターの職員が労災や雇用保険、健康保険、年金、労働問題全般について無料で相談に応じる。パンフレットや資料も多数用意。

 問い合わせは古田支部長【電話】0466・22・0957へ。

初投稿は市役所前から

茅ヶ崎市 佐藤市長「インスタ」開設 市政情報自ら発信

 茅ヶ崎市の佐藤光市長が10月1日に公式Instagramアカウント(「【公式】茅ヶ崎市長 佐藤光」「@chigasakicity_mayor」)を開設した。市長自ら「ちがさきの『今』」をより身近で親しみやすい形で届けるのが目的。日々の公務やイベント情報などを随時発信する予定。「市民の市政への関心と共感を深め、茅ヶ崎市の魅力やブランド力の向上に貢献したい」としている。

サーフィン ロングボード プロツアー パークで白熱

 茅ヶ崎市のパーク(ヘッドランドビーチ)で9月26日から28日に、プロサーフィンツアー「S.LEAGUE 25-26」のロングボード第3戦「ALL JAPANクリオマンション茅ヶ崎ロングボードプロ」が開催された。

 「ALL JAPAN PRO」として、トップカテゴリーのS.ONE選手と、S.ONEを目指すS.TWO選手が一堂に会し行われた特別な大会となった。9月14日に行われた茅ケ崎市長杯ロングボードで優勝した中学1年生の内田鈴音選手が出場し善戦。2位でプロ資格を取得した。優勝したのは、男子・浜瀬海選手と女子・吉川広夏選手。

松林小 支援級で防災授業 「1回やってみる」大事に

 茅ヶ崎市立松林小学校で9月29日、防災出前授業が行われた。

 防災士「まこぴ」こと古島真子さんと、ヒラボウ、アルファー食品の担当者が講師となり、同校の特別支援級「仲よし級」2〜6年生の児童23人に、防災授業を行った。

 古島さんが、「自然災害があっても悲しむ人がいないように、毎日をハッピーに。そのためにみんなで防災ヒーローを目指そう!」と呼び掛け授業はスタート。防災トイレを実際に組み立て、コーヒーを汚物に見立て「魔法の粉」で固める体験などを行った。

 授業を終え、古島さんは「支援級での授業は初めてで、児童が手を動かせるよう工夫した。『1回やってみる』ということが大事」と話した。

 また、2社の担当者は児童とともに、アルファ化米を使った五目御飯とトウモロコシご飯を実際に作った。児童らは口々に「おいしい」と話し、楽しみながら防災を学んでいた。

参加者募集 清水谷で保全活動 11月15日開催

 茅ヶ崎市の特別緑地保全地区である清水谷で11月15日(土)、環境保全活動が行われる。雨天時は22日(土)に延期。

 市と協定を締結し保全活動を行っている「清水谷を愛する会」が主催するもの。当日は午前9時30分に市民の森駐車場に集合し、10時から11時30分まで、竹林の竹を伐採したり林床を整える作業を行う。その後、谷戸内を散策し正午解散予定。定員は先着10人。

 長ズボン、長袖、軍手、飲み物のほか、持っている人は竹ノコギリなど自分の道具の持参を。

 参加希望者は11月10日(月)までに同会・村中さん【電話】0467・82・5587へ申し込みを。

長谷川書店 絵本とおはなし会 10月21日、ネスパ店6階で

 絵本とおはなし会が10月21日(火)、JR茅ケ崎駅北口そばの長谷川書店ネスパ茅ヶ崎店6階ギャラリーで開催される。午後3時から。

 同店が展開している「読書推進活動」の一環。毎回テーマに沿った絵本を7〜8冊選び、ボランティアが読み聞かせを行っている。今回のテーマは「おいしいな」。入場は無料、予約等は不要。(問)同店【電話】0467・88・0008