平塚・大磯・二宮・中井版【10月24日(金)号】
再整備された慰霊塔へ献花を手向ける参加者

平塚市平和慰霊塔 「平和の炎」絶やさず 老朽化で再整備完了

 戦争犠牲者の慰霊と平和への願いをあらわす塔として、1965年12月に建立された「平塚市平和慰霊塔」(八幡山公園内)の再整備がこのほど完了した。10月17日には「平塚市戦争犠牲者を追悼し平和を祈念する集い」が行われ、遺族会の会員らが参加し、平和慰霊塔へ献花を手向けた。

 再整備される以前の平和慰霊塔は、高さ約22メートルの井桁積み構造で頂上部には「平和の炎」が設置され、地下の奉安室には、明治以来の戦争犠牲者の霊名簿7冊が納められていた。平和慰霊塔は建立から60年が経過し、老朽化が進んでいたことから、井桁が撤去され、モニュメントの設置や周辺整備が行われていた。

 再整備された平和慰霊塔は、頂上部の「平和の炎」を再利用しモニュメントとしているほか、スロープと階段を設置。また、平和慰霊塔の横には「核兵器廃絶平和都市宣言」や「市内の地区慰霊碑」を紹介したパネルを設置し、戦争の記憶と平和への願いが共有できる場となっている。

 市内の戦没者遺族等の相談支援や慰霊活動を行う平塚市遺族会から300万円の寄付があり、再整備に充てられたという。

 集いには落合克宏平塚市長のほか、市議会議長や副議長らが出席。平塚童謡の会が歌を披露した。落合市長は「戦争を過去とせず、平和の尊さを次世代へ継承することが私たちの使命」と述べた。遺族会の会長は「この機会に戦争の罪悪を再確認してほしい。戦争を知らない世代に平和の尊さを訴え続けることが大切。慰霊塔も再整備されたので、平和の維持に努めたい」と話した。
インラインスケートを持つ足利さん

インラインスケート世界大会 大磯中の足利さんが出場 11月に茨城県で

 大磯中学校1年生の足利樹(いつき)さん(13)が8月に行われた「ROLLER FREESTYLE World Championships Japan2025」日本代表選手選考会のストリートジュニアクラス男子で2位となり、11月21日(金)から茨城県境町で開催されるインラインスケートの国際大会「IBARAKI SAKAI Urban Sports Fes.」への出場権を獲得した。10月14日には大磯町の池田東一郎町長を訪問し、意気込みを伝えた。

 父にプロ選手の動画を見せてもらったのをきっかけに4歳からインラインスケートを始めた足利さん。16歳以下の部門となるジュニアクラスでは、ライバルのほとんどが高校生だというが「技が決まった時に仲間と一緒に盛り上がるのが楽しい」と笑顔を見せる。週末は練習場所を求めて藤沢市や静岡県にまで足を運び、技を磨く。

 足利さんが出場する「ストリート」は、ハンドレール(手すり)やジャンプ台などを使ってその中の技の難易度を競うもの。手すりを滑る「グラインド」という技の中でも、特に両足で滑る「ロイヤル」が得意だといい、「大会に向けて、今できる技の難易度を上げるために練習中」と話す。

 国際大会は初出場の足利さん。20カ国以上の選手が出場するといい、海外の選手との交流も楽しみだという。「練習してきた技をしっかり出せるようにして優勝したい。プロを目指して頑張ります」と話していた。

 池田町長は「練習の成果を発揮して、大磯町を世界にアピールしてほしい」とエールを送った。

平塚市太極拳協会の会長を務める 新藤 喜代子さん 平塚市在住 77歳

太極拳で人生豊かに

 ○…平塚市太極拳協会には、30〜80代の約280人の会員が所属する。11月1日は、トッケイセキュリティ平塚総合体育館で「第26回平塚市太極拳フェスティバル」を開催し、日頃の成果を発表する。「年に一回の一大イベント。暑い夏を乗り切った会員のみなさんの姿を、大勢に見てもらいたい」と意気込む。

 ○…厚木市出身で、結婚を機に平塚市での生活をスタートした。太極拳を始めたきっかけは、子どもが通っていた市内にある新藤学園の園長からの提案だった。「父母の会の会長として親子で取り組める運動を考えていた時に、アドバイスされた」と振り返る。1995年、仲間作りや魅力発信のために同協会を発足。その後教室を開き、指導も行うようになった。「もともと人と比べて体力が無かった」というが、家族から「丈夫になった」と言われるまでに。「太極拳は自分との戦いなので、人と争わなくて良いところが魅力」と話す。

 ○…幼い頃から花が好きで、生け花やフラワーアレンジメントも好む。「夫が生産していた胡蝶蘭をブーケにして、親戚の花嫁に贈っていたことがある」と懐かしむ。同フェスティバルの来賓席には、アレンジした花を並べることがお決まり。「コロナ禍で飾らなかった時、寂しいという声があったのでやめられなくなった」と照れ臭そうにほほ笑む。

 ○…「年齢を重ねる毎に夢中になっている。今が楽しい」と人生を豊かにする太極拳への愛を語る瞳は、キラキラと輝く。フェスティバル当日は、初心者向けの無料体験教室も実施する。「筋肉は動かしていないと固まってしまう。何歳からでも始められて、年齢や体力に応じた動きができるので、気軽に参加してほしい」と呼び掛けた。

「大磯マコモ」初出荷 酷暑影響も「食味良好」

 かながわブランドに認証されているマコモタケ「大磯マコモ」が10月10日、初出荷された=写真。

 マコモタケはイネ科の多年草。高さ約2mに株が成長し、黒穂菌が作用することで肥大化した茎の根本の白い部分が食用になる。味はほのかな甘味があり、シャキシャキとした食感が特徴だ。

 町内では3軒の農家が生産中。酷暑の影響で小ぶりだが、生産者の西方安雄さんは「食味は良好。おいしくできた」と話した。出荷は11月中旬までを予定している。

豊田小嶺で敬老祝賀会 28日 平塚社協が主催

 豊田小嶺自治会館(平塚市南豊田598)で10月28日(火)、小嶺地区敬老祝賀会が開催される。時間は正午から午後2時。豊田地区社会福祉協議会が主催。

 会ではマジックの披露、体操のほか、参加者全員で昼食会が行われる。企画担当者は「認知症の人も含め地域の高齢者の皆さんが気軽に集える場になれば」と話す。

 詳細は地域福祉推進課 ボランティア支援班【電話】0463・33・0007。
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平塚市龍城ヶ丘 海辺の公園「ひらつかシーテラス」にひらつか障がい者福祉ショップ「グランズシーサイド」がオープン 獲れたて野菜やアクセサリーなどを販売
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フードバンク湘南に寄せられたはがき

フードバンク湘南 「クリスマスケーキ届けたい」 支援を呼びかけ

 ひとり親家庭を中心に食料品を提供している認定NPO法人フードバンク湘南(御殿)では現在、「クリスマスケーキで子どもたちに笑顔を届けよう!冬休み子ども応援プロジェクト」を実施するため、寄付金を募っている。

 理事長の大関めぐみさんは、「給食のない冬休みに集中的に食料支援を行います。子どもたちに笑顔を届けたいので、ぜひご協力お願いします」と呼びかける。

 支援対象は、フードバンク湘南が継続支援しているひとり親家庭と行政等から依頼のある支援が必要な子どもがいる世帯等。ホールのクリスマスケーキを約200世帯に配布予定のほか、給食のない冬休みの期間に、通常配布している食品に加え、子どもたちだけでも簡単に食べられるレトルト食品や、子ども一人に対し1袋の量の菓子を購入し配布予定という。

 2024年度に実施した同プロジェクトでは、食品購入費約200万円(助成金を含む)で、夏休み・冬休み・春休みの長期休暇に、延べ約550世帯、子ども約600人に食品と菓子を、クリスマスケーキは130世帯に配布。「子どもたちが喜ぶ様子を見て、クリスマスという特別な日に寂しい思いをさせるのではなく、楽しい思い出を残せたことが嬉しい」などの感想が寄せられた。

 大関さんによると、物価高などの影響から、支援者の数は増加しているものの、寄付の量は増えていないという。寄付の受け付けは11月30日(日)まで。問い合わせはフードバンク湘南【電話】0463・79・5824。

新規認定された品目

二宮ブランドに5品目追加

 二宮町が二宮町商工会と連携して推進している「二宮ブランド」の第17期認定審査会が10月14日に実施され、二宮らしさを売り出した4事業所5品目8種類が新たに認定された。

 二宮ブランドは、地域性へのこだわりや独自性、味や見た目が優れているかなどの評価項目により認定されるもの。審査会では、出品事業者が味や原材料などをプレゼンした。

 新規認定品は以下の通り。▽コーヒーオルオル/菜の花ブレンド(粉・豆)、ドリップパック▽湘南フルーツクラフト/果実そのまま湘南ゴールドマーマレード、果実そのまま夏みかんマーマレード、果実そのままみかんマーマレード▽だいちや/落花生あん蒸しパン▽へちま屋さはらん/エコグッズの代表!万能へちまたわし、さっぱり&しっとり!へちま化粧水

メダルを手に喜ぶ芦川さん

柔術全国で2連覇 平塚市在住 芦川太一さん

 平塚市立野町にある湘南ブラジリアン柔術アカデミー(仲村マルシオ代表)に所属する芦川太一さん(四之宮・34)が10月13日、東京都で開催された「第8回全日本柔術選手権」に出場し、金メダルを獲得した。昨年に続き、2連覇を達成した。

 芦川さんはマスター1(30〜34歳)クラスの青帯・ライト級にエントリー。5分1ラウンド制のトーナメントで5人が優勝を争った。

 年間ランキング40位の芦川選手は、初戦で同1位の格上選手と対戦。芦川選手は、守りを重視しながらも隙を突きテイクダウンを奪い、2対0の判定で勝利した。芦川さんは「格上の選手に勝って勢いがついた」と振り返る。

 決勝戦では相手の低い姿勢からの攻めに対し、技を返し続けた。拮抗した状況のなか、テイクダウンを成功させ、2対0の判定勝ちで優勝を飾った。

 昨年、同大会で優勝して以降、負けが続いていたという芦川選手。練習では、不用意に攻めた結果敗れることが多かったため、堅実な戦い方を重点的に練習で取り組んできたという。

 芦川さんは「1年ぶりの優勝は本当にうれしかった」と喜びを語った。

中井町 パブコメ募集 10月29日締切り

 中井町は、2026年度から始まる政策案「第七次中井町総合計画基本構想・前期基本計画」策定に向け、町民意見公募手続き(パブリックコメント)を10月29日(水)まで募集している。

 今年度で終了する第六次中井町総合計画後期基本計画の成果を踏まえて、町の将来像とまちづくりの方向性を示す重要な指針となる。

 政策案は企画課、農村環境改善センターなどのほか、町ホームページで閲覧可能。

 意見は郵便、電子メール、持参など。

 問い合わせは町企画課【電話】0465・81・1112。

ダンベル体操を披露する参加者

玄米両手にダンベル体操

 湘南ダンベル体操協会が主催する「玄米ダンベル体操のつどい」が10月19日、トッケイセキュリティ平塚総合体育館で開催され、約100人が参加した。

 健康増進を目的に開催され、玄米が入った重さ約300gのダンベルを持ちながら、音楽に合わせて体を動かした。

 同つどい実行委員長の野崎審也さんは「健康のために、ダンベル体操を広めたい」と話した。

平塚で太極拳フェス 11月1日 初心者教室も

 「第26回平塚市太極拳フェスティバル」が11月1日(土)、トッケイセキュリティ平塚総合体育館第1体育室で開催される。平塚市太極拳協会(新藤喜代子会長=人物風土記で紹介)主催。午前10時〜午後2時。

 同会に加盟する14団体の交流演武(午前10時〜午後0時15分)や、全日本大会で優秀な成績を収めた選手による特別演武(正午〜)のほか、初心者向けの「太極拳無料体験教室」(午後0時45分〜2時)が行われる。申し込み不要で入場無料。室内シューズが必要。

 新藤会長は「加盟団体によって練習日や会場は様々。始めたいという方は、フェスティバルの様子や都合に合わせて選んでもらえたら」と話した。(問)事務局【携帯電話】090・3595・9946

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平塚華道協会 秋のいけばな諸流展 11月1日ひらしんホール

 ひらしん平塚文化芸術ホール1階多目的ホールで11月1日(土)と2日(日)、「第73回秋のいけばな諸流展」が開催される。平塚市教育委員会主催。平塚市文化連盟と平塚華道協会主管。午前10時〜午後5時(2日は4時まで)。

 同会の会員同士の交流や技術の向上を目的に行われている同展。今年は約50杯が展示される。

 同協会は1952年に設立されて以来、「いけばな」の継承普及に取り組んできた。

 同会の大木秀佳会長は「美しい日本の四季は、地球温暖化という過酷な現実にさらされていますが、旬を感じていただける行事として多くの方に作品をご覧いただきたい」と呼び掛けた。

(問)大木和子さん【電話】0463・32・8477

コキアを紹介する鈴木さん

コキアで地域明るく 平塚市豊田が赤く染まる

 平塚市豊田打間木のとある畑でコキアが栽培され、通行人の目を楽しませている。

 畑を手入れしているのは、市内在住の鈴木英樹さん(59)。10年以上前から、農地管理の一環で作物を栽培している。

 鈴木さんは会社員をしながら、1996年に平塚市が開設した豊田市民農園に応募。そこで知り合った男性からこの場所の存在を聞き、2006年から管理している。現在は、キャベツやブロッコリー、白菜など約20種類の野菜を育てている。

 コキアの栽培を始めたのは昨年から。「目の前はずっと古い空き家だったんですが、新築戸建てが立ち並ぶようになった。畑の回りも綺麗にして、荒れた地域にならないようにしたいなと思って」と経緯を話す。

 今年は猛暑が続いたため、昨年より赤色の色づきが悪いというが、「気に入っているので、来年も挑戦したい」と意気込んだ。

児童と一緒に踊る中込さん(左)

相模小学校 「みんなで踊ると楽しい」 中込さん迎えダンス指導

 平塚市立相模小学校で10月16日、ダンサーの中込孝規さん(37)=平塚市在住=を講師に迎え、運動会に向けたダンス指導が行われた。中込さんは「世界とつながるダンス教室」を運営し、ユーチューブ「ごめダンスチャンネル」で運動会向けダンス振付などを発信しており、文化庁「芸術家派遣事業」の一環で指導を実施した。

 この日は3・4年生65人を対象に実施。前週に中込さんの講演と、振付の一部を児童自身で作るワークショップを経て、「爽涼鼓舞」「Carrying Happiness」を踊った。中込さんが振付のコツを身振りを交えて伝え、最後は全員で2曲計6分40秒ほどを踊り切った。

 児童は「コツを教えてもらって、どんどんうまくなれた」「みんなで踊るって楽しいし面白い」などと笑顔を見せた。中込さんは「素直さや元気さ、エネルギーを感じられた」と振り返った。

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ベルマーレ選手が先生に 平塚市の小学校で夢語る

 湘南ベルマーレの現役選手が平塚市内の小学校で授業を行う「ベルせん」が10月9日、市内の7校で行われた。

 ベルせんは2012年から始まった地域活動で、選手が児童へ「夢を持つことの大切さ」を直接伝える事業。

 花水小学校(工藤恵子校長)には、小田裕太郎選手、鈴木章斗選手、松本果成選手、永井建成選手が訪れ、体育館に集まった5年生約190人に向けて話をした=写真。

 当日司会を務めた永井選手は「高校2年の時、全国大会で準優勝した際、周りから”永井くんみたいなサッカー選手になりたい”と言われ、プロへの夢が決まった」と自身のエピソードを語り、小田選手は「これまで辛いことが沢山あったけれど、逃げたら終わりだと思って立ち向かった」と熱く語った。

 男子児童は「いま受験勉強が辛いけれど、努力をすれば夢が叶うんだと思った。勉強を続けていきたい」と話した。

 同小のほか、岡崎小、みずほ小、崇善小、金目小、神田小、大原小に総勢30人の選手が訪れ、700人以上の児童と触れ合った。

八景島で遊んで学ぼう 小学生親子25組を招待

 小学生を対象にした「ディスカバリーチャンネル・アニマルプラネットPresents 横浜・八景島シーパラダイス 1日限りのスペシャル体験」が11月29日(土)に開催される。ディスカバリー・ジャパン(株)主催、湘南ケーブルネットワーク(株)と横浜・八景島シーパラダイスの協力のもと、小学生と保護者25組50人を招待する。

 当日は八景島を周遊する「Paradise CruiseII」乗船(午後2時〜2時30分)、海の環境を体感する「東京湾ワンダーウォッチャーズ」(2時50分〜3時30分)を予定。ワンデーパス付きで自由時間は島内で過ごす。

 参加対象は小学1〜6年生とその保護者(1組2人)。希望者は湘南ケーブルネットワーク(株)のホームページ内の専用バナーからイベント特設サイトにアクセスし応募する。11月9日(日)締切。当選者には11月中旬までに当選メールが届く。

(問)横浜・八景島シーパラダイス「ディスカバリーキッズデー」事務局【電話】090・3044・2575(10時〜18時受付)

親子で吉沢に集まろう 11月29日乳幼児から小6対象

 「吉沢に集まろう あそびの森」が11月29日(土)に平塚市立吉沢公民館(平塚市上吉沢395)で開かれる。午前10時〜正午(9時30分開場)。

 ミニSL(雨天中止)、こども神輿(雨天中止)、エプロンシアター(11時20分〜11時30分)、ファミリーコンサート(11時30分〜正午)などを実施。

 プラズマカーサーキット、持ち帰り工作(絵馬、折り紙、竹のペン立て)のほか、なんでも相談コーナーやこども食堂・学習支援紹介も。

 事前申込制のベビーマッサージ(4組2部制)は、10月22日(水)午後5時までに関連リンクから申し込む。対象は生後2カ月〜ハイハイ期。

 イベントの対象は、市内在住の乳幼児から小学6年生までの親子(未就学児は大人同伴)。参加費無料(参加自由)、持ち物はあれば上履き。駐車場は吉沢小学校または妙覚寺。

 問い合わせは、平塚市社会福祉協議会(主催)【電話】0463・33・0007。

サックス奏者の三四朗さん

平塚商工会議所女性会 サックス奏者・三四朗さん招き、チャリティーコンサート 1月18日 ホテルサンライフガーデンチャペル

 平塚商工会議所女性会(井出佳代子会長)主催のチャリティーコンサートが、2026年1月18日(日)にホテルサンライフガーデンのチャペルで開催される。午後2時受け付け、2時30分開場、3時開演。

 コンサートでは、ストリートパフォーマンスを原点に演奏を続ける、サックス奏者の三四朗さんを招く。主な演奏曲は『アマポーラ』『慕情のテーマ』『リベルタンゴ』など。

 同会では毎年チャリティーコンサートを実施しており、収益は全額平塚市の小・中学校にテントを寄贈するために活用。これまでに車椅子92台、テント14張を寄贈している。

 チケットは全席自由で3000円。問い合わせは同会【電話】0463・22・2511。

二宮町 雅楽や祭囃子など披露 10月26日 ラディアン

 二宮町に伝わる伝統芸能が見られる「第51回民俗芸能のつどい」が、10月26日(日)、生涯学習センターラディアンホールで開催される。午前10時開演(9時30分開場)。入場無料。二宮町民俗芸能保存会連絡協議会と町教育委員会の主催。

 当日は町内に受け継がれている雅楽や祭囃子、獅子舞、民謡踊りなど、様々な民俗芸能を地元団体などが発表する。

 出演団体は川勾神社雅楽保存会や、釜野太鼓連、元町北祭囃子保存会などの16団体。

 問い合わせは町教育委員会生涯学習課生涯学習班【電話】0463・72・6912。

20回目の横溝記念まつり 福祉事業所や地域団体が協働で

 福祉事業所や大磯町内の団体、学校、地域の人が協働で企画する「第20回 横溝記念まつり」が10月26日(日)、横溝千鶴子記念障害福祉センターすばる(大磯町国府本郷1196)で開催される。午前10時〜午後2時。

 当日は、焼き鳥や焼きそば、フランクフルト、クレープなどのほか、キッチンカーも出店。作品や活動展示、物品販売、キッズダンスなども企画中だ。

 入退場自由。駐車場は大磯運動公園(国府本郷2136の1)を利用する。駐車場からの送迎あり。

 問い合わせは大磯町障がい福祉係【電話】0463・73・4530。

ベルマガ通信 勝利も可能性もこぼれ、迎えた絶望 10月19日ホーム 湘南1-1京都

 今季を象徴するような試合だった。勝ち点3があとわずかで手の中からこぼれていった。前半は理想的な展開だった。中野伸哉選手の前からのプレスでボールを奪い取り、鮮やかな鈴木章斗選手の先制点。その後に取られた相手のPKを真田幸太選手のビッグセーブ。さらに相手の退場が加わり、優位性を保ち、後半へ。

 しかし、曺貴裁監督が率いる京都サンガは、特徴である高さを活かしたロングボールと、カウンターを使って押し込んで来た。湘南ベルマーレは前に出ることができず、最終盤にロングボールを放り込まれ、大外でフリーの選手に致命的な同点ゴールを決められてしまった。18試合ぶりの勝利で残留争いへのわずかな希望となるはずが、単なる7連敗を止めただけのほぼ絶望的な状況へと追い込まれた。

 相変わらず何を言っているか意味不明の監督会見。逃げ切るためにDFを投入しない理解不能の交代策。正直、選手たちの言葉はすでに達観しているようにも思えるが、この5年でクラブが破壊されただけで、終焉が近付いている気がしてならない。

(ベルマガ編集長 有坂玲)