藤沢版【10月31日(金)号】

デフリンピック 市内2選手が出場 女子サッカー・宮城さん、水泳・荒川さん

 聴覚に障害のあるアスリートによる国際大会「東京2025デフリンピック」が11月15日(土)から26日(水)まで、日本で初めて開催される。1924年のパリ大会から100周年を迎える節目となり、藤沢市に住む宮城実来さん(24)は女子サッカー、荒川輝久さん(20)は水泳の種目で、それぞれ出場することが決まった。2人は今月21日、藤沢市役所を訪れ、鈴木恒夫市長を表敬訪問。意気込みや市への思いなどを語った。

感謝と恩返し

 宮城さんは沖縄県出身。小学生の頃に友人の父親から誘われ、サッカーを始めた。現在は藤沢市をホームタウンとする神奈川県社会人サッカーチーム「江の島FC」でプレーしている。「よく海に行くけれど、夕陽が沖縄と比べ、よりきれいに見える」と1年半ほど前から住む藤沢の魅力を語る。またこれまでの活躍の場も広く、デフサッカーだけでなく、デフフットサルの選手としても複数回、日本代表に選出されている。

 デフサッカーについて「まだ認知度が低い」としながらも、「耳が聞こえないので声ではなく、アイコンタクトや身振り手振りで体を大きく使い、コミュニケーションを取る。そうしてボールをゴールに運ぶ場面を見てほしい」と話す。

 予選は4チームと総当たり戦。会場は福島県のJヴィレッジ。11月15日にアメリカと戦った後、2日ごとにイギリス、ケニア、オーストラリアと対戦する。「今まで支えてくれた人に感謝の気持ちを忘れず、優勝をつかみ取って恩返ししたい」と抱負を語った。

障害を肯定する

 水泳種目に出場する荒川さんは、日本大学生物資源科学部(亀井野)に通う2年生。水泳一家で育ち、幼少の頃にいとこが泳ぐ姿を見て憧れを持ち競技をスタートした。進学を機に故郷の岐阜県を離れ、藤沢市に移住。「藤沢は人が多いわけでも、閑散としているわけでもなく、過ごしやすい。暑がりだから海風があって涼しい」と笑う。

 日の丸を背負って戦うのは今大会が初。現在は本番に向けて自身を追い込んでいる。「もう少しできつい練習期間が終わるので、ほっとする気持ちもある」というが、「これで少し自分の聴覚障害を肯定できるようになるかな」とも。

 荒川さんは個人種目の50mバタフライ(20日(木))、100m自由形(22日(土)・23日(日))、100mバタフライ(24日(月))に出場。また4×100m男子メドレーリレー(25日(火))の選手候補にも選出されている。

 大会を観戦する人に向け、荒川さんは「聴覚障害者は耳が聞こえないだけだと捉えられがちだが、声を出さないため呼吸器が弱かったり、三半規管が弱いため酔いやすかったりすることも知ってほしい」とし、「個人では決勝進出、リレーは本番のメンバーに選ばれたらメダル獲得を目指したい」といい、強い意志を瞳に宿らせた。
鈴木市長から記念品などを受け取った中山さん一家

江の島岩屋 入洞者900万人突破 800万人から1年8カ月で

 天然洞窟「江の島岩屋」の入洞者数が23日、900万人に到達した。800万人到達から633日での達成。当日行われた記念セレモニーでは鈴木恒夫藤沢市長や観光協会の湯浅裕一会長、海の女王などが900万人目となった家族連れを拍手で歓迎した。

 900万人目の入洞者となったのは川崎市在住の中山宜昭さん(32)一家の4人。江の島岩屋を訪れたのは初めてといい、「家族で辻堂海浜公園へ遊びに来た帰りに立ち寄った。思いがけない幸運に驚いたがうれしい」と当事者になった驚きを話した。中山さん一家には、花束やふじキュン♡のぬいぐるみ、海の幸1万円分の目録や島内のペア宿泊券などが記念品として贈られた。

 セレモニーで鈴木市長は「おめでとうございます。1千万人を目指してまた来ていただけたら」と話した。

 江の島岩屋は、波の浸食でできた天然洞窟。落石により1971年に閉鎖されたが、市が再整備し、93年4月に営業を再開。以来100万人ごとに入洞者数を計測しており、今回は昨年1月29日の800万人到達から633日とこれまでで最速の到達となった。

記念イベント開催

 市はこれを記念し12月20日(土)と21日(日)、市民向けイベント「探検Night Tour」を開催。夜の洞窟内を探検できる他、「江の島詣」の目的地としての江の島岩屋について江島神社が解説する。各日10組(抽選)。参加希望者は、11月15日(土)から12月9日(火)までに市観光公式HPから申し込む。

70周年を迎えた藤沢市子ども会連絡協議会で会長を務める 越智 明美さん 大鋸在住 64歳

「子どもは地域で育てる」

 ○…戦後、日本各地で青少年の健全育成と地域連携を支えてきた子ども会。市の子ども会連絡協議会の会長として加盟団体とともに活動に取り組んできた。70周年を迎え、かつて会を支えたメンバーに当時を懐かしんでもらおうと企画したイベントの名前は「おかえり〜♡子ども会」。「地域活動は続けようという強い意思がなければなくなってしまう。これまで骨太く続けてきた各会の晴れの舞台にできたら」と開催準備に力を注ぐ。

 ○…愛媛県出身。幼少期には、自身も子ども会で、夏祭りやクリスマス会などに参加した。当時はリーダーを務めるタイプではなかったというが、「手作り小物を近所へ売り歩いて会の予算を集めた」と主体的に作り上げたイベントの思い出は、今も鮮明だ。大学進学で上京し、結婚を機に藤沢へ移ってからは、3人の娘も子ども会に入会。「幼児から高校生くらいまで、幅広い年代が一緒に学び遊べる場はほかにない」と親目線からの魅力を語る。

 ○…子育てが一段落したころ、知人の誘いで市子連の理事に。子ども会の運営や子どもとの接し方の研修を企画したり、保護者の悩みに応えたりしながら市内の子ども会を支えてきた。「理事のメンバーは皆温かく信頼できる仲間。協力して何かを成し遂げられる関係は貴重で幸せ」。試行錯誤の過程も楽しみ、「むしろ失敗した方が思い出に残る」と笑う。

 ○…以前は近所での誘い合いでの入会が主だったが、今では子ども会も市子連も人手の確保が重要な課題だ。「今の保護者は本当に元気よく、仕事と子育ての両立を頑張っている。地区の垣根を越えて連帯して活動する団体も増えた。このまま『子どもは地域で育てる』意識が広がっていけば」と前を向いた。

子ども会の仲間、集まれ 11月29日、市子連70周年企画

 藤沢市民会館で11月29日(土)、イベント「おかえり〜♡子ども会」が開かれる。かつて子ども会で地域を支えた人たちに感謝を伝え、今の子ども会を応援しようと、今年設立70周年を迎えた藤沢市子ども会連絡協議会(越智明美会長=人物風土記で紹介)が企画した。

 当日は、第二展示集会ホールで各地域の子ども会によるダンスや空手、楽器演奏などのステージパフォーマンスが行われる。同協議会の研修でゆかりのある団体のレクリエーションや紙芝居発表も。ワークショップコーナーでは縁日やクラフトの体験が楽しめる他、子ども会おなじみの凧作りや折り紙のコーナーも登場する。

 「昔子ども会に所属していた人や親同士が気軽にのんびり顔を合わせて、当時を懐かしむ場にできたら」と同会。

 午前11時から午後4時。入場無料、誰でも自由に参加できる。問い合わせは(公財)藤沢市みらい創造財団青少年事業課子ども会担当【電話】0466・25・5215。

司法書士の無料相談会 11月1日・15日

 県司法書士会湘南支部(池田将史支部長)は「司法書士無料相談会(面談)」を11月1日(土)と15日(土)、フジサワ名店ビル6階で開催する。午後2時30分から5時30分まで。

 同支部所属の司法書士が相続全般や遺言、相続登記、債務整理、過払請求、成年後見などの困りごとにアドバイスする。無料相談会は社会貢献活動の一環として第1、3土曜日に実施。申し込み不要。当日会場へ。

 問い合わせは司法書士法人シーガル法務事務所【電話】0466・97・1196。
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県西の灯りが集う「あしがら灯りの祭典IN最乗寺」11月22日~30日
南足柄・大雄山最乗寺紅葉ライトアップ
県西の灯りが集う「あしがら灯りの祭典IN最乗寺」11月22日~30日
「鉄道ファン親子特別ツアー」「座禅&足柄茶プレミアム体験」で満喫
秋の気配が深まる神奈川県西部、600年の歴史を持つ大雄山最乗寺(南足柄市大雄町)で赤や黄色に色づく紅葉のライトアップが11月22日(土)から始まる。11月30日... (続きを読む)
サポーターにあいさつする選手ら(C)SHONAN BELLMARE

湘南ベルマーレ 9年ぶりに降格 19戦勝利無し泥沼脱せず

 サッカーJ1の湘南ベルマーレは、10月26日のリーグ戦でアビスパ福岡とアウェーで対戦し、0対1で敗れ、J2降格が決定した。

 勝利のみが残留条件だったチームはチャンスを作るも決めきれず、同点のまま試合終盤にPKで失点し、敗北した。

 山口智監督就任5年目の今季は、開幕3連勝を飾るも直近19試合勝利無しの泥沼を抜けきれず、来シーズンからは9年ぶりのJ2で戦うこととなった。

 試合後、山口監督は「結果を出さなければいけない試合で出せず、たくさんの方が支えてくれている中で本当に申し訳ないです」と話した。

 ジ アウトレット湘南平塚ではパブリックビューイングが行われ、大勢のサポーターが声援を送ったが、試合終了の笛が鳴ると会場にため息が漏れ、肩を落とし泣いている人もいた。

 サポーターの中には「今はなにも言えない」と落胆する人がいる一方で、藤沢市から訪れたサポーター歴12年の藤田尚吾さん(36)は「残念ですけど、ベルマーレが終わったわけではない。またJ1に戻ってきてほしい」と前を向いていた。
手触りの違う素材を組み合わせてイラストを表現

藤沢市点訳奉仕会 指先に届ける言葉とぬくもり 見えなくても読める本づくり

 聴覚障害者の国際スポーツ大会「デフリンピック」の開催を目前に控える中、世間では手話への関心が高まっている。一方、視覚障害者の情報伝達ツールである点字は、今年誕生から200年の節目を迎え、あす11月1日は日本で点字が制定された記念日でもある。点字を通じた幅広い奉仕活動を行う「藤沢市点訳奉仕会」に話を聞いた。

 同会は文章を点字に打ち直して視覚障害者に届ける点訳や、点字の普及啓発活動を行うボランティア団体。点訳内容は図書や新聞記事の他、時には楽譜や数学の問題など多岐にわたる。

 同会独自の取り組みの一つが「指で読む絵本」の制作だ。文章の点字化に加え、挿絵も触って楽しめるように工夫された絵本。同会はこうした絵本を制作し、盲学校や市総合図書館に寄贈している。

 制作は本の選定から始まる。本が決まると内容のイメージを膨らませ、「作りたい場面」ごとに担当を振り分ける。絵を再現するため、登場人物の衣服は布、杖は木の枝など、実物に合った素材をメンバー同士で相談。手触りの異なる素材を組み合わせ、絵本を作り上げていく。

 以前制作した本の修理依頼など、複数の作業を同時並行で進めるため、1年で完成できる新作は2、3冊。手間のかかる作業だが、「絵本が痛むのは、たくさん読んでくれるから」と前向きに取り組んでいる。

 苦労するのは本の厚さだ。絵には中綿を入れて立体的に表現するが、本が分厚くなりすぎないよう細かい調整が必要になる。そうしてできあがった本は「お金で代えられない貴重なもの」なのだという。

 同会では他にも、新聞記事や料理レシピ、俳句を点字で紹介する月刊雑誌「藤の花」の発行など、さまざまな形での情報発信を行っている。同会の佐久間淳子会長は「点字の習得には一定の勉強が必要で時間はかかるけれど、一度身につけてしまえば年齢関係なく続けられる」と魅力を話す。実際に、メンバーの中には40年活動を継続している人もいる。

 佐久間会長は「視覚障害者にとって点字は情報を得る唯一の手段。喜んでもらえるのが何よりのやりがい」といい、ほほ笑んだ。
管理に力を入れる街灯と北橋さん

商店街が大好きだ Vol.7 街灯照らす日々の生活 六会商店会 北橋節男さん

 満員に近い小田急電鉄江ノ島線の車内から、多くの若者たちが降りていく――。六会日大前駅の、いつもの朝の風景だ。日本大学生物資源科学部のキャンパスがある六会地区は、学生が伸び伸びとキャンパスライフを楽しむ空気感と、地元商店や事業者、地域住民が生き生きと暮らす空気感が共存している。

 「六会商店会」は、そんな駅のすぐそばにある。「古くからある商店会なんだ」と話すのは、銭湯「栄湯湘南館」店主の北橋節男さん(66)だ。商店会発足は1951年と70年以上経つ。「昔から馴染みの人が多い。親の代からのつながりだったり、そこから跡を継いで経営したり」と、商店会の絆は強いようだ。

 実際加盟している店舗を見ると、35年以上続く美容室やベテラン職人が腕を振るう中華料理屋、50年以上続く写真館といった顔ぶれが並ぶ。一方で、勧誘の効果もあり新しく加わる店も。今年は2軒の店が商店会のメンバーになり、現在の加盟店は33店舗になった。

 行っている主なイベントは2つ。「歳末ありがとうセール」とクリスマスに合わせた駅前の「六会イルミネーション」だ。市民センターや自治会などと協力して行うイルミネーションの点灯式では、地元高校や大学の有志によるパフォーマンスなどもあり、見応えたっぷり。

 また商店会として最も力を入れるのは街灯の整備だ。壊れたら順次修繕し、まちに街灯と明かりを残し続けることは欠かせない事業。

 「一番活気があったのは昭和の頃かな」と北橋さん。それでも「皆元気を出して、盛り上げていこうとがんばっている」と話す。商店街を照らすのは街灯だけでなく、人々の心に灯る明かりでもあった。

SFCの市民講座 11月に全3回

 慶応義塾大学湘南藤沢キャンパスのオメガ館で11月、藤沢市と共催の市民講座「誰もが自分らしく暮らせるまちへ:藤沢発・共生社会のつくり方」が開催される。参加無料。

 全3回。第1回は15日(土)午後2時から「療養が必要な人々が地域で暮らし続けるには」をテーマとした、同大看護医療学部の永田智子学部長によるシンポジウム(オンラインあり)。第2回は22日(土)午後1時30分から同学部専任講師・石川志麻さん他によるシンポ「善行団地発!看護学×社会学で行う地域参加型研究 2年間の成果と課題」が開催。翌23日(日)同大環境情報学部の内山映子教授他によるシンポ「地域と大学とで創るこれからのふじさわ」が行われる。午前11時からと正午からの2部構成。

 定員300人(市内在住・在勤・在学の人優先)。申し込みはホームページの申込フォームから。問い合わせは同大湘南藤沢事務室総務担当【電話】0466・49・3404。

社会人落語家の話芸楽しむ 燦々寄席 11月15日に

 「第5回 藤沢宿燦々寄席」が11月15日(土)、三富士町内会館(藤沢966/藤沢駅北口徒歩5分)で開かれる。9月に行われた「藤沢宿・全日本素人落語フェスティバル」実行委員会の主催。

 今回も全国から集まった社会人落語家が、自慢の話芸を披露する。出演するのは同フェスで最優秀賞を受賞した麹家ペイ太郎さんをはじめ、麴家マンダムさん、ここあさん、こまつ奈さん、道落亭かね平さん、風林亭飴治郎さんの6人。

 開演は午後1時30分(開場は1時)から、終演は4時30分を予定している。入場無料。事前予約は不要で、先着40人。

 (問)今野さん【携帯電話】090・9308・5754。

弥勒寺で祭り楽しむ 11月9日 2施設開催

 「第4回 みろくじハウスまつり」=写真=と題したイベントが11月9日(日)、空き家を活用した施設・みろくじハウス(弥勒寺1の22の21)とサービス付き高齢者向け住宅・ココファン弥勒寺の駐車場で開かれる。まちづくりハウスみろくじ運営委員会の主催、学研ココファン弥勒寺の協力。

 描いた2枚の絵が動き出す「2コマアニメ マジックロールをつくろう!」(製作映像を上映)、子ども手づくりの遊び場「弓矢で的当て」、「ストライクナイン」、せっけんを装飾する「せっけんデコパージュ」、無添加食品の試食試飲、子ども店員が淹れたコーヒーと手作りケーキのセットが味わえる「こどもカフェ」の他、ミネラル豊富な雑穀入りおにぎりや採れたて地場野菜の販売、ギターとコントラバスの演奏、バザー、スタンプラリー(先着50人)もある。

 車での来場不可。時間は午前10時から午後1時。参加無料。

 問い合わせは主催のまちづくりハウスみろくじ運営委員会【携帯電話】090・6923・9846、メール(machizukuri.house@gmail.com)。
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車椅子を囲む小野会長(左)と日本精工(株)社員ら

(株)日本精工 社協に車椅子寄贈

 日本精工(株)藤沢工場(鵠沼神明)が運営する日本精工福祉基金藤沢支部が28日、市社会福祉協議会(小野秀樹会長)に子ども向け車椅子2台を寄贈した。

 寄贈された車椅子は、子どもの体格に適したサイズで背もたれや座席のクッションが着脱可能。足置きの位置も調節できる。同協議会は「子ども向けは数が限られており必要だった。ご要望を聞いていただき感謝している」とした。

 同基金はこれまでも市内の福祉団体にランドセルの寄贈などを行っており、今年1月には福祉施設への支援を目的として車両を寄贈している。同社は「地域社会の一員としてふさわしく、体の不自由なお子さんなどの力になれれば」とした。
吉野さん=藤沢市提供

ノーベル化学賞吉野さんが講演 12月 Fプレイス

 リチウムイオン電池の開発者で、ノーベル化学賞の受賞者でもある吉野彰さん(旭化成(株)名誉フェロー)を講師に招いたゼロカーボン講演会「リチウムイオン電池が拓く未来社会」が12月7日(日)、Fプレイスホール(藤沢市民センター・労働会館等複合施設)で開かれる。午後3時から4時30分。参加費は無料。

 小型・軽量化を実現した二次電池で、モバイルIT社会の実現に大きく貢献してきたリチウムイオン電池。現在では車載用(電気自動車用)という次の転換期を迎えている。リチウムイオン電池の状況について、そして車の電動化がどのような未来の車社会を創出するのかなどについて、将来を担う若者たちへ向けて吉野さんが講演する。

 対象は市内在住・在学の生徒・学生(中学生以上/保護者の同伴は不可)。定員200人で事前申込制、先着順。

 参加希望者は11月2日(日)から12月5日(金)正午までに電子申請システム・申込書ダウンロードから申し込む。

 問い合わせは藤沢市ゼロカーボン推進課【電話】0466・50・8282。

市民公開講座 医師に学ぶ人生最終章

 第2回市民公開講座(藤沢市委託事業)「『まだ早い』と思った瞬間が始めどき!わたしの人生最終章デザイン〜やさしく学ぶ人生会議(アドバンス・ケア・プランニング)〜」が11月9日(日)、善行市民センター3階バイオクロマトホールで開かれる。市地域医療推進課と市在宅医療支援センターの共催。参加無料。

 テーマはアドバンス・ケア・プランニング、通称「人生会議」。藤沢善行ファミリークリニック院長の松木孝道医師が講師を務める。

 人に寄り添い、生活を支える在宅医療に長く携わり、地域住民の人生の最終章に寄り添ってきた松木医師の講演を通じ、「人生を大切に生きること」について参加者と共に考える。

 市在宅医療支援センターは市医師会が運営。これまでは市の地域包括支援センターなどが間に入ってつないでいたが、今年4月から機能が拡充され、市民が直接相談できるようになった。

 午前10時(受付9時30分)から11時30分。定員80人で先着順。

 参加希望者は市在宅医療支援センター【電話】0466・41・9980、または【FAX】0466・41・9981で名前、電話番号を伝えて申し込む。締め切りは11月6日(木)。
コーチ役を務めた柿谷さん(左)と岩本さん

”天才”の足技間近に ウスイホームがサッカー教室

 不動産会社のウスイホーム(株)(横須賀市)は19日、元サッカー日本代表の柿谷曜一朗さんと岩本輝雄さんを迎え、横浜市中区のフットサル場でサッカー教室を開いた。同社の地域貢献活動の一環。「ジーニアス”柿谷曜一朗”を体感しよう」と題し、現役時代に天才的なプレーを披露した柿谷さんの足技を間近に触れる機会を提供した。

 横浜市内のサッカーチームに所属する小学生約50人が参加。ボールタッチやパス、ドリブルの基本技術から始まり、柿谷さんと岩本さんも混じってミニゲームを展開。巧みな足さばきの元プロ選手を相手に子どもたちが果敢に食い下がり、ゴールをめざした。

 同社では、地域のスポーツ・文化振興の支援や企業の社会責任としてSDGsの取り組みを進めている。
地図を手にする梅原さんとメンバーら

湘南大庭で地図作成 郷土愛”ぎゅっ”

 「湘南大庭ふるさとまつり」が25、26の両日、湘南大庭市民センターで開かれた。今年で40回目の節目を迎えるまつりに向け、湘南大庭地区郷土づくり推進会議のMAP部会が作成した「湘南大庭 Happy Map」もお披露目された。

 同会議は湘南ライフタウン活性化指針を策定し、3つの将来像に「共生」「生彩」「発信」を掲げた。「でも住民がまちを好きにならなければ実現できない」とまちの魅力を多くの人に知ってもらう地図を作ることに。昨年まつりに参加した約60人からお気に入りの場所を「お店」「自然」「歴史」「その他」に分けて書いてもらい、それを基にメンバーと親交のあった本鵠沼在住のイラストレーター・梅原直子さんがデザインを手がけた。「かわいい地図。土台があれば他のまちづくり企画にも応用できる」とメンバーの道上久恵さん。

 サイズはA3カラー。同センターで配布中(無くなり次第終了)。

ユーミーらいふグループ 「えのすい」全館貸切 契約オーナーに感謝

 湘南エリアを中心に、不動産業を展開する(株)ユーミーホールディングス(本社・藤沢市/木村光貴代表取締役)が25日、新江ノ島水族館を貸し切り、オーナーや入居者、取引先などを招いた「秋の大感謝祭」を開催した。

 当日は夜の「えのすい」に1102人が来場した。ナイトイルカショー=写真=の前に、木村社長は「グループは来年50周年を迎える。オーナーさまがいて、私たちがいる。皆さんには感謝の思いでいっぱい」とあいさつ。また、地域で不要品を譲り合う店舗「ジモティースポット平塚」から子どもなどへぬいぐるみも配られた。
ユニークな作品の一部。渡辺さん(左)と西巻さん=写真左下

石の動物ずらり 湘南くじら館で展覧会

 石の彫刻による展覧会「それぞれの表現 それぞれの形」が現在、Art&Cafe湘南くじら館(片瀬目白山1の3)で開かれている。会期は11月9日(日)まで。

 作家は県内在住の渡辺尋志さんと西巻一彦さん。2人は同じ65歳で、11年前に大病を患った西巻さんの回復を祝い、3年前に二人展を開催した。3回目となる同展では、総数25点の作品を展示。動物をモチーフとした作品が多い。形や表現、技法、石の種類などが異なり、それぞれ個性があふれている。「受賞歴も多いベテラン石彫作家の作品を身近な場所で見る機会はあまりありません。ぜひ楽しんで」と館主の小山田知子さん。

 開館は金・土・日曜の正午から午後5時。問い合わせは同館【電話】0466・21・9262。

湘南ビジネスコンテスト 最終プレゼン11月6日に

 第26回湘南ビジネスコンテストの最終審査が11月6日(木)、藤沢商工会館6階で行われる。起業や新事業立ち上げの支援を進める(公財)湘南産業振興財団(増田隆之理事長)と湘南新産業創出コンソーシアムの主催。

 藤沢・茅ヶ崎・寒川2市1町の創業者らを対象に、ビジネスプランを競う。大賞には50万円の賞金が贈られる。

 書類審査を経て、ファイナリストに残ったのは6組。事業内容は「20代30代女性特化コーチングプラットフォームMuu by WithIris」「経験者を複製する、音声を活用した人間拡張プラットフォーム『LOOVIC』」「バスケを通じて人と地域を繋げる『ShonanSTRING』のビジネスモデル展開」「ampAI〜AI で実現する、直感的な音作り支援アプリ〜」「湘南のシニアをいつまでも健康に美しく!出張型シニア美容『介護美容』サービス」「クリーニング業界の脱プラスチックで海を守ろう!」。

 午後1時30分から。来場の他、インターネット上でも視聴可。申し込みは同コンソーシアムのホームページから。11月4日(火)締め切り。問い合わせは同財団【電話】0466・21・3811。
自転車にまたがる(左から)小島瑠夏選手、尾後家優斗選手、小島羽陽選手、鈴木陸選手

全日本BMX 藤沢の小中学生が活躍

 自転車競技BMXの全国大会「全日本BMXフリースタイル選手権」が岡山県で2日から5日に開催され、藤沢市から尾後家優斗選手(高浜中・12)、小島瑠夏選手(鵠洋小・9)、鈴木陸選手(亀井野小・10)、小島羽陽選手(聖和学院小・6)の4人が出場した。

 同選手権はBMXの国内年間ランキングが決する大会。4月と7月に行われた全国大会での合計ランキング各クラスの上位12人が出場できる。

 ボーイズ11―12クラスに出場した尾後家選手。今大会では「360テールウィップ(横に360度回りながら自転車を横に1回転させる)」や「タックノーハンドトゥーエックスアップ(空中で両手を離した後、ハンドルを交差させる)」などを成功させ、3位という成績を収めた。「目標だった『綺麗に乗る』ことは達成できた。来季も技の難易度を上げて1位を狙いたい」と力強く語った。

 ボーイズ9―10の瑠夏選手は1回のジャンプでハンドルを3回交差させる「トリプルエックス」などを披露。さらに「540(横に1回転半)」にも挑戦した。結果は7位となったが「悔しい中でも他の選手とは違う技ができ、他よりも綺麗に全部乗りこなせたので、自分としてははいいライディングができた」とした。

 同クラスに出場した鈴木選手。今大会、彼がこだわったのは「バックフリップ(後方1回転)」だった。練習時間が極端に限られる中、決勝本番まで一度もトライできなかったというこの技に、決勝の1本目は躊躇(ためら)いを見せたが「練習してきた技を出したい」という気持ちで臨んだ2本目。勢いよく飛び出し回転したが、惜しくも着地でバランスを崩し、10位となった。「来季には成功させたい」と目標を語った。

 羽陽選手はキッズ5―6に出場。片手と両足を自転車から離す「ワンハンドノーフット」、さらに両手両足をすべて離す「ナッシング」、そして自転車と体を平行にする「スーパーマン」を繰り出し、3位となった。大会を終えて「かっこいい技ができてうれしかった」と笑顔を見せ、「今後はスーパーマンをもっとかっこよく決めたい」と話した。

憲法入門書の楾さんが講演 4日 ミナパーク

 「檻の中のライオン講演会in藤沢」=写真=が11月4日(火)藤沢商工会館ミナパーク(藤沢607の1)505会議室で開かれる。

 ライオンを国家に、檻を憲法に例えた、憲法書としては異例のベストセラーとなった『檻の中のライオン』の著者、楾(はんどう)大樹さんによる講演会。弁護士でもある楾さんが、「知らなくて損してる?」をテーマに生活と憲法について語る。

 参加費1200円。定員36人(小学生〜高校生は無料、大学生500円でファイル希望者は+200円)。憲法条文が一目で分かる特製クリアファイル付き。

 申し込み・問い合わせは主催の檻の中のライオンin藤沢実行委員会【携帯電話】090・5449・1160(原田さん)。

鵠沼を語る会 50周年 開山700年遊行寺の歴史 11月8日 記念講演会

 鵠沼の歴史や史跡、文学、民俗、風土などの研究と保存を行ってきた「鵠沼を語る会」(竹内広弥代表)が今年で創立50周年を迎える。それを記念した講演会「開山700年 遊行寺の歴史 カリスマ的存在『生き仏』遊行上人」が11月8日(土)、鵠沼市民センター(鵠沼海岸2の10の34)ホールで開かれる。同会と同センターの共催。

 鵠沼公民館(現市民センター)を拠点に、1975年11月に立ち上がった同会。毎月の例会や市民センターまつりでの資料展示、講演会などを行ってきた。日頃の活動で得た資料は会誌『鵠沼』にも掲載し、発行は124号に及ぶ。

 講演会で講師を務めるのは、歴史家で明治大学名誉教授の圭室文雄氏。開演は午後1時30分(受付は1時)から。終演は3時予定。参加無料。

 問い合わせは同センター【電話】0466・33・2002(受付時間は平日午前8時30分から午後5時まで)。
当日会場の様子(海さくら提供)

片瀬東浜でごみ拾い 「PIG FES」に800人参加

 片瀬東浜海水浴場で18日、NPO法人海さくらによるごみ拾いイベント「PIG FES」が開催され、813人が参加した。

 当日は砂浜のごみを30リットル換算で可燃ごみ20袋、不燃ごみ6袋、缶1袋、ビン0・4袋を集めた。また、会場にはビーチサンダル飛ばしやSUP、相撲、サンドアートなどのアクティビティが展開された他、車椅子が砂の上を通行できるバリアフリーロードが敷かれ、さまざまな人が海を楽しむイベントとなった。同法人は、「思いやりが溢れていた。皆様に感謝している」としている。
海から上がり、ゴールへ走る内田さん(本人提供)

藤沢在住・内田直人さん カヌー、アジア選手権で銀 競技普及と後進育成を

 藤沢在住の団体職員、内田直人さん(50)が今年9月に中国の青島で行われた「カヌーオーシャンレーシング」のアジア選手権で、見事銀メダルを獲得した。内田さんは「達成感がありつつも、アジアチャンピオンを目指していたので悔しさは残る」と大会を振り返る。

 カヌーオーシャンレーシングは、約21Kmの長距離を細長い形状の船、サーフスキーに乗り、パドルを使って漕ぎ進み着順を競う。船を漕ぎ続ける持久力、波や風に負けない体力が求められるスポーツだ。

 内田さんは現在、仕事と両立しながら週に4、5日のトレーニングをこなし競技に打ち込む。持久力維持のために100Kmのランニングを行うこともある。

 2023年には世界選手権に出場。その際にオーストラリアや南アフリカ、台頭してきたヨーロッパ諸国など世界の壁の高さを痛感した。そして今回はアジアに照準を合わせたが、1位と19秒差という悔しさの残る結果に。しかし、「自分の実力を再確認できた」とも。「年齢はただの数字だから、気持ちで負けなければなんとかなる」と語り、競技の引退は考えていない。

 「人はいつでもチャレンジできるということ、そして世界との壁を縮めるためにもカヌーが普及し、後進たちが育つようにしたい」
日ハムのユニフォームを着た大川選手(明治大学提供)

プロ野球ドラフト会議 藤沢ゆかりの2選手指名 湘南ボーイズ・日藤からプロへ

 プロ野球ドラフト会議が23日に開かれ、藤沢市ゆかりの選手2人が本指名された。

 指名されたのは、湘南ボーイズ(石川)出身の大川慈英投手と日本大学藤沢高校の半田南十内野手。北海道日本ハムファイターズから1位指名を受けた大川投手は中学時代に湘南ボーイズに所属。高校は常総学院(茨城県)に進学し3年次にセンバツ甲子園に出場。卒業後は明治大学でプレー。最速155キロのストレートを武器に、強豪明治大ではリリーフ陣の柱として活躍した。

 同じく日本ハム4位に指名された半田内野手は横浜市出身。高校進学後は1年時から公式戦に出場し、3年では主将を務めた。走攻守3拍子そろったショート。夏は20打数8安打、5打点の活躍を見せた。

育成も2人

 本指名とは別に、将来的に支配下登録が期待される育成選手にも市内ゆかりの2選手が指名された。指名されたのは、藤沢市を拠点に活動するプロ野球独立リーグ・ルートインBCリーグ・神奈川フューチャードリームスの冨重英二郎投手と藤沢清流高校出身の鈴木貴大選手。

 巨人育成1位に指名された冨重投手は横須賀市出身で、東海大学付属相模高校、国際武道大学、社会人野球へと歩みを進め、今年から同チームでプレイ。最速151キロのストレートを軸に、切れ味鋭い変化球を自在に操る左腕に注目が集まった。

 ソフトバンク育成5位に指名された鈴木内野手

は、県立藤沢清流高から富士大学を経て、昨年設立された社会人クラブチーム「CLUB REBASE」に所属。同チーム公式SNSには長距離を強みとする姿が投稿されている。

 市内からは今年、日ハムに羽鳥中出身の藤田琉生投手が入団した他、7月には広島の育成選手だった藤ヶ岡中出身の辻大雅投手が支配下登録され1軍で活躍するなど、プロ野球選手が続々と輩出されている。
子どもから大人まで御所見音頭で一致団結

初開催ごしょみフェス 雨の中、千人が来場

 御所見市民センターで25日と26日、第1回ごしょみフェスタが開かれた。同地区ではこれまで、夏まつりと文化祭をそれぞれ行ってきたが、夏の猛暑や係の負担軽減などを考慮し地区最大の祭りとして「ごしょみフェスタ」が誕生した。

 25日の開会式後には、今年保存会が立ち上がった「御所見音頭」を同地区ゆめクラブのメンバーと中里小の児童やその保護者らが披露。参加した大沢佑奈さんは「楽しかった」と笑顔。一緒に踊った母の久美子さんは「この地区に引っ越してきて2年ほどだが、温かくて大好き」と話した。

 地元チームのダンスや歌も披露され、野菜や工芸品も販売。2日間で約1000人が訪れた。

民謡・民舞の祭典に熱気 小野寺さん夫婦が優勝

 藤沢市民謡民舞連合会が主催する「第4回 民謡コンクールと民舞発表会」が19日、市民会館小ホールで開かれた。市内を中心に活動する民謡や民舞の会が多数出演した他、民謡コンクールでは事前にエントリーした29人が2部に分かれ競い合った。

 コンクールでは、1部で「南部萩刈唄」を披露した小野寺豊雄さん、2部では「秋田荷方節」を披露した小野寺京子さんが夫婦で優勝。フィナーレには、『遊行ばやし』をコンクール参加者と観客が一体となって踊った=写真(提供)。

 同会事務局長の沼上登さんは「今後もイベントを通して伝統芸能である民謡と民舞を継承していきたい」と語った。
モニュメントのイメージ

辻堂に立体ふじキュン♡ 11月8日、除幕式

 辻堂地区郷土づくり推進会議(辻堂まちづくり会議)が、藤沢市公式マスコットキャラクター・ふじキュン♡のモニュメントを制作した。11月8日(土)午前10時から、辻堂市民センターまつりの開会式で、除幕式を開催。まつり期間中(8〜9日(日))は、市民センター正面玄関横に展示し、SNS映えするフォトスポットとして来場者へシェアを呼びかける。

 同会議がまちづくりの合言葉として提唱する「辻堂プライド」の浸透を図ることが狙い。

 参加特典として、写真撮影者に「辻堂プライド」認定証を授与。さらにクイズに正解すると、ふじキュン♡オリジナルステッカーも進呈される(先着1千人)。

 問い合わせは同センター【電話】0466・34・8661。
15メートルのツリーがブルーや黄金に変化(イメージ提供)

ツリー7種に光り輝く テラモで11月5日〜

 JR辻堂駅直結の商業施設・テラスモール湘南で11月5日から冬のイルミネーションが点灯される。今年のテーマは「湘南の青い海、蒼い空 7DAYS SPARKLE BLUE」。期間は2月15日(日)まで。

 湘南の海と空にインスパイアされた高さ15メートルの巨大ツリーが登場。約30万球の電飾が施設一帯を青く染め上げ、7日間毎日色が変化する幻想的な「あお」の風景を映し出す。

 期間中は、明治中学校と湘南高等学校の吹奏楽部とコラボレーションした特別演出を15分に1度実施。曲のレコーディングは海で行われ、実際に波音や風音などを収録した自然音と、湘南の学生が演奏する吹奏楽の音色が重なり合う、新しいオリジナル音源が流れる。

健康のヒントマルシェで発見 2日 藤沢駅北口

 「健康寿命日本一のまち」を目指す藤沢市。健康な体づくりのヒントを提案する体験型イベント「ふじさわ健康マルシェ2025」が11月2日(日)、藤沢駅北口サンパール広場で開かれる。

 駅前のにぎわい創出や市民・企業関係者と地域活性化を図ることを目的に活動するまちづくり団体、藤沢駅周辺地区エリアマネジメントの主催。ラジオ体操や簡単エクササイズストレッチの体験、脳年齢や血管年齢、体組成の測定、がん検診の啓発、健康相談、宅配食品の試食など企業・団体のブース出店もある。

 午前10時〜午後3時。参加無料。雨天中止。

 問い合わせは同事務局【電話】0466・23・1680。

クライミング初心者募集 秋葉台で小学生向け大会

 秋葉台文化体育館(遠藤)で12月21日(日)に開催される「ボルダー・ウスイホームカップ」の参加者募集が開始される。11月1日(土)から。主催は藤沢市山岳・スポーツクライミング協会。協賛はウスイホームホールディングス(株)。

 スポーツクライミング初心者の小学生が対象の大会で、カテゴリーは5・6年生(B2)と3・4年生(B3)。神奈川県内在住者のみ参加可。各カテゴリー25人(事前先着順)。参加費3千円(保険料込み・当日支払い)。当日は午前8時30分受付開始。

 同協会の東昭一会長は「初心者の小学生が気軽に参加できる大会なので、この機会にぜひクライミングの面白さを知っていただければ」と参加を呼び掛けている。

 申し込みフォームは藤沢スポーツクライミング協会ホームページに1日から公開される。問い合わせは同協会の勝見公明会長(sc.fujisawa2023@gmail.com)まで。

弁護士、税理士が無料でアドバイス 湘南労福協 くらしの相談会を開催 〜ひとりで悩んでいませんか?〜

 Fプレイス(藤沢市民センター・労働会館)で11月16日(日)、「くらしの相談会」が開催される。主催は湘南地域労働者福祉協議会。藤沢市・茅ヶ崎市・寒川町の労働組合(50団体)で構成されている。主な活動として、湘南地域に根ざしたボランティア活動を中心に、さまざまな社会貢献活動に参加している。

 「くらしの相談会」は毎年2市1町が協力、地域の勤労者、居住者の福祉推進を図ることを目的に行っているもの。当日は法律や税務など日常生活に関わる悩みや相談について弁護士、税理士などの専門家から明快で的確なアドバイスを受けることができる。時間は午前9時30分から午後2時30分まで。相談時間は1人30分程度。参加無料で予約申込制。(マスク持参)。10月31日から11月14日(金)。人気の相談会なので申込みはお早めに。

■申込みは【電話】0466(27)1671・湘南労福協
昨年開催時(提供)

楽しく健康「慶育祭」 11月23日、湘南慶育病院

湘南慶育病院(遠藤4360)で11月23日(日)、地域イベント「慶育祭」が開かれる。午前10時から午後3時。

今回で8回目を数える恒例の催し。子どもから大人まで楽しめて健康に役立つブースが多数出店する。病院探検ツアーや健康チェック&ミニ人間ドック、VRリハビリ体験など病院ならではの体験ブースの他、キッチンカーやマルシェなど食を楽しむブース、音楽ステージなど盛りだくさんの内容だ。

また、午後1時から2時に緊急車両(出動要請がかかった場合は中止)の展示もある。

同院担当者は「食、農、心、音楽、運動、遊びの6つのテーマから健康になるきっかけを探し楽しむお祭り。ぜひ気軽にお越しください」と広く呼びかけている。

ベルマガ通信(Jリーグ 湘南ベルマーレ:戦評) 19試合未勝利で降格 変える勇気も必要だった 10月26日アウェー 湘南0-1福岡

 試合終了の笛が鳴った時に感じたのは、虚しさだった。選手たち一人一人は闘っていた。ところどころではいいプレーも見られる。だがそれがうまくかみ合っていないと感じてしまうのは何故なのだろう。

 夏には主力選手の海外移籍もあったが、その前から勝てていない。それだけが降格の理由ではないはずだ。チームとしての約束事が徹底されているのか疑問を感じる時もあった。

 それは監督やコーチ、選手だけの責任ではなくクラブとして変わらなければならなかったことを怠ったツケが今来ているのではないだろうか。

 ターニングポイントは今までに何度かあったはず。「湘南スタイル」とは何なのか。もう一度振り返って、これからクラブがどうあるべきかをサポーターも共に考えることが必要だ。

 そんな事を思いながらも、やっぱり湘南が好きだから、来年のシーズンチケット代を捻出する算段を今日も考えている。

(ベルマガ記者:浜地泰子)
上映会のチラシ

「琉球弧」の現状知って 1日 映画上映会

 軍事化が進む南西諸島の実態と、住民が直面する危機を伝えるドキュメンタリー映画『琉球弧を戦場にするな』(製作・著作/森の映画社)の上映会が11月1日(土)、藤沢市民会館(鵠沼東8の1)第2展示ホールで開かれる。主催はふじさわ九条の会。

 2024年版、25年版の2本立て。開場は午後1時30分、上映は2時〜4時30分。沖縄で市民活動をする久保博夫氏による解説もある。

 参加費は当日700円(電話予約、またはチラシ持参で500円)。学生無料。

 (問)見城さん【電話】0466・36・8916/島田さん【携帯電話】090・9239・0864
講師の櫻井彩乃さん(市提供)

ジェンダー平等を考える 11月12日 Fプレイスで

 Fプレイスで11月12日(水)、「ジェンダー平等を考えよう〜地域社会・職場で誰もが自分らしく生きるために〜」をテ ーマにした講演会が開かれる。講師は(一社)GENCOURAGE 代表理事の櫻井彩乃氏。同法人はジェンダー平等の実現に向け、学びと行動の場を提供している。

 時間は午後3時〜4時30分。定員50人で、事前申込制・先着順。参加無料。手話通訳、要約筆記、託児 (未就学児・先着6人)の サービスもある。

 参加希望者は藤沢市ホームページ電子申請、または人権男女共同平和国際課【電話】0466・50・3501から申し込む。11月10日(月)午後5時まで。託児などのサービス希望者 は10月28日(火)5時まで。

 問い合わせは同課、【電話】は先に同じ。
申込フォーム

せっけんでまち洗おう 11月2日、湘南台で

 子どもから大人まで参加できるイベント「せっけんでまちを洗っちゃおう!」が11月2日(日)、湘南台文化センター(湘南台1の8)中庭せせらぎ広場で開かれる。午前11時30分〜午後0時30分。少雨決行(予備日3日(月))。参加無料。

 当日は、人にも環境にも優しく洗浄力のあるせっけんと自然素材のタワシを使い、広場の汚れを落とす。参加者同士の協力プレーでつなぐバケツリレーもある。

 対象は小学生以上100人。滑りにくい靴(ビーチサンダル不可)と濡れてもいい格好で参加し、タオルや着替えを持参する。小学生は保護者同伴。希望者は専用フォームから申し込む。

 問い合わせは主催の藤沢市せっけん推進協議会【携帯電話】090・4155・1296。