藤沢 スポーツ
公開日:2025.10.31
プロ野球ドラフト会議
藤沢ゆかりの2選手指名
湘南ボーイズ・日藤からプロへ
プロ野球ドラフト会議が23日に開かれ、藤沢市ゆかりの選手2人が本指名された。
指名されたのは、湘南ボーイズ(石川)出身の大川慈英投手と日本大学藤沢高校の半田南十内野手。北海道日本ハムファイターズから1位指名を受けた大川投手は中学時代に湘南ボーイズに所属。高校は常総学院(茨城県)に進学し3年次にセンバツ甲子園に出場。卒業後は明治大学でプレー。最速155キロのストレートを武器に、強豪明治大ではリリーフ陣の柱として活躍した。
同じく日本ハム4位に指名された半田内野手は横浜市出身。高校進学後は1年時から公式戦に出場し、3年では主将を務めた。走攻守3拍子そろったショート。夏は20打数8安打、5打点の活躍を見せた。
育成も2人
本指名とは別に、将来的に支配下登録が期待される育成選手にも市内ゆかりの2選手が指名された。指名されたのは、藤沢市を拠点に活動するプロ野球独立リーグ・ルートインBCリーグ・神奈川フューチャードリームスの冨重英二郎投手と藤沢清流高校出身の鈴木貴大選手。
巨人育成1位に指名された冨重投手は横須賀市出身で、東海大学付属相模高校、国際武道大学、社会人野球へと歩みを進め、今年から同チームでプレイ。最速151キロのストレートを軸に、切れ味鋭い変化球を自在に操る左腕に注目が集まった。
ソフトバンク育成5位に指名された鈴木内野手
は、県立藤沢清流高から富士大学を経て、昨年設立された社会人クラブチーム「CLUB REBASE」に所属。同チーム公式SNSには長距離を強みとする姿が投稿されている。
市内からは今年、日ハムに羽鳥中出身の藤田琉生投手が入団した他、7月には広島の育成選手だった藤ヶ岡中出身の辻大雅投手が支配下登録され1軍で活躍するなど、プロ野球選手が続々と輩出されている。
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