藤沢 スポーツ
公開日:2025.10.31
全日本BMX
藤沢の小中学生が活躍
自転車競技BMXの全国大会「全日本BMXフリースタイル選手権」が岡山県で2日から5日に開催され、藤沢市から尾後家優斗選手(高浜中・12)、小島瑠夏選手(鵠洋小・9)、鈴木陸選手(亀井野小・10)、小島羽陽選手(聖和学院小・6)の4人が出場した。
同選手権はBMXの国内年間ランキングが決する大会。4月と7月に行われた全国大会での合計ランキング各クラスの上位12人が出場できる。
ボーイズ11―12クラスに出場した尾後家選手。今大会では「360テールウィップ(横に360度回りながら自転車を横に1回転させる)」や「タックノーハンドトゥーエックスアップ(空中で両手を離した後、ハンドルを交差させる)」などを成功させ、3位という成績を収めた。「目標だった『綺麗に乗る』ことは達成できた。来季も技の難易度を上げて1位を狙いたい」と力強く語った。
ボーイズ9―10の瑠夏選手は1回のジャンプでハンドルを3回交差させる「トリプルエックス」などを披露。さらに「540(横に1回転半)」にも挑戦した。結果は7位となったが「悔しい中でも他の選手とは違う技ができ、他よりも綺麗に全部乗りこなせたので、自分としてははいいライディングができた」とした。
同クラスに出場した鈴木選手。今大会、彼がこだわったのは「バックフリップ(後方1回転)」だった。練習時間が極端に限られる中、決勝本番まで一度もトライできなかったというこの技に、決勝の1本目は躊躇(ためら)いを見せたが「練習してきた技を出したい」という気持ちで臨んだ2本目。勢いよく飛び出し回転したが、惜しくも着地でバランスを崩し、10位となった。「来季には成功させたい」と目標を語った。
羽陽選手はキッズ5―6に出場。片手と両足を自転車から離す「ワンハンドノーフット」、さらに両手両足をすべて離す「ナッシング」、そして自転車と体を平行にする「スーパーマン」を繰り出し、3位となった。大会を終えて「かっこいい技ができてうれしかった」と笑顔を見せ、「今後はスーパーマンをもっとかっこよく決めたい」と話した。
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