秦野版【11月28日(金)号】
OMOTANコインアプリで支払う=21日・立花屋茶舗

物価高対策で20%還元 OMOTANコイン

 秦野市電子地域通貨「OMOTANコイン」の最大20%ポイント還元キャンペーンが来年2月14日(土)まで実施されている。キャンペーン開始から1週間となる11月19日時点の執行率は6・16%。予算に達し次第終了するため、市は「この機会に使ったことがない人も、OMOTANコインアプリに触れてほしい」と呼びかけている。

 OMOTANコインは市民、事業者、行政が一丸となって地域を育て、盛り上げ、魅力あるまちづくりを目指すための秦野市独自の電子地域通貨として、2024年12月に運用をスタート。人口減少や近隣地域への大型商業施設の進出、ネットショッピングの拡大などにより懸念される地域内消費の縮小と地域外への利益流出に対応するため、地域循環と地域課題の解決を目指して導入されている。「使えば使うほど地域が元気になるお金」をキャッチコピーに、運用開始時は飲食・物販・サービスなどの個店や大型店など、400店超が加盟。現在は、約610店舗がOMOTANコイン加盟店となっている。

 今回の「ポイントバックキャンペーン」は、物価高の影響を受ける地域経済を下支えするため、総額1億1千万円の予算で実施。還元上限は1アカウントにつき5000ポイント(個店・大型店各2500ポイント)で、付与されるポイントはすべて共通ポイントとなる(ポイント利用期限は来年3月15日まで)。

 またキャンペーン期間中に、市内6カ所に設置されている専用チャージ機で1回あたり1万円以上チャージすると、合計400人に抽選で5000ポイントが当たるWチャンスも実施している。

 市産業振興課は「OMOTANコイン加盟店は『秦野を盛り上げる』気持ちを共有する仲間。今後も秦野で商売がしたい、秦野で買い物をしたいと思われるような魅力あるまちづくりを目指します」と話している。アプリのインストール支援は同課窓口(教育庁舎1階)で受付中。
プロ入りを果たした田村さん

田村萌来美さん一発合格 高校生でゴルフプロテスト

 秦野市渋沢在住の田村萌来美(もなみ)さん(ルネサンス高校3年)が、11月4〜7日に行われた「日本女子プロゴルフ協会JLPGA最終プロテスト」で一発合格を果たし、現役女子高生のプロゴルファーが誕生した。

 プロテストは岡山県のJFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部で開催された。今年は22人の女子プロが誕生し、そのうち田村さんを含む3人が高校生で合格を果たした。

 「まだ実感が湧いていませんが、まずはホッとしました」とはにかむ田村さん。以前から「高校在学時にプロテスト一発合格」を明言しており、有言実行した形だ。「3日目にスコアを落としてしまって、焦りから夜に感情が爆発して泣いちゃったんです。でもそれでかえってスッキリして、最終日は『いける』と思いました」。結果、72、69、72、69の6アンダーで5位で通過した。「家族をはじめ、これまで指導してきてくれた方たちが支えてくれたおかげ」

 プロテスト翌日の11月8日は入会式があったが、この日は田村さんの母の誕生日。「いつか恩返しがしたいと思っていました。良い誕生日プレゼントが渡せたと思う」と喜びを語った。

憧れられる存在に

 田村さんがゴルフを始めたのは小学校4年生の時。父が通っていたゴルフ練習場に一緒に行き、試しに打ってみたところ「綺麗にボールに当たって、それがすごい楽しかった」。小6で県大会入賞したことからゴルフを本気でやりたいと考えるように。高校生になり技術も伸び始め、プロが視野に入った。

 目標としているプロゴルファーは鈴木愛さん。「パターが上手くて、小さい頃からずっと大好き」と話す。「私の強みはドライバー。『ここが魅力的』とか『こういう選手になりたい』と憧れられるプロになりたい」と田村さんは夢を掲げる。試合ごとに靴下の色を変えたり、ヘアスタイルにこだわるところも「私のチャームポイントです」と笑う。

 ゴルフの魅力は「最後まで何があるかわからないところ」と田村さん。今後は11月28日まで行われているクォリファイングトーナメント(QT)ファーストステージを突破し、ファイナルQTで30位以内に入り、レギュラーツアーの出場資格獲得を目指す。

第52回神奈川県自動車安全運転競技大会で最優秀選手になった 飯田 希美さん 秦野市役所勤務 42歳

”負けず嫌い”発揮で優勝

 ○…「自動車安全運転競技大会」は、安全運転管理者選任事業所に勤務するドライバーを対象に実施している。秦野市役所の代表として4回目の挑戦。過去2回、女性選手優秀(奨励賞)には選ばれているが、「今年こそ総合優勝を」と挑み、ついに最優秀選手として頂点に立った。「優勝カップを手に取ったとき、手が震えました」と清々しい笑顔で話す。

 ○…競技は、知識を問う択一式問題と運転技能、点検整備の3科目から成る。「本当は昨年総合優勝できると思っていたのに一歩足りなかった」。何が原因なのか考え、行きついたのが点検整備。「緊張するし、声を出しての指差し確認も苦手。だから一年かけて勉強し直しました」。普段は地域安全課の職員として働いており、競技の前日には採用1年目の市職員の運転指導も行った。「思い返せばそれがいい復習になったかも」

 ○…大井町出身。妊娠をきっかけに前職を退職し、市役所へ。5人の子の母だ。「こうして働けるのも理解ある旦那と子どもたちのおかげ」とニコリ。自分の興味に対しては一直線に学ぶタイプで、運転免許も「どうせならコンプリート」と大型二種まで取得。そのほか教員免許、調理師、保育士、チャイルドシート認定指導員などさまざまな資格の持ち主だ。負けず嫌いで、今は夫が先に取った危険物取扱者の取得も目指している。

 ○…仕事として交通安全教室などで小中学生に指導することも多いが、「やっぱり子どもと一緒にいるのは保護者。隙あらば、保護者に交通ルールの説明をしています」と親子での意識を強調する。特に、自転車については来年も道路交通法が改正される。「情報をアップデートしていかないと」。次に引き継ぐためにも指導に力が入る。
同コンテスト特設ページ

一般投票12月5日まで 秦野市写真・動画コンテスト

 秦野市が開催している「第4回秦野市Instagram写真・動画コンテスト」の一般投票が、12月5日(金)まで行われている。

 写真・動画共有SNS「インスタグラム」を活用して行われている同コンテスト。写真と動画の2部門があり、最優秀賞には写真部門5万円、動画部門10万円が贈呈される。

 応募された作品は406作品。市が定めた東海大学文化社会学部野口ゼミを含む選考委員による1次審査、2次審査を経て通過した写真部門20作品、動画部門10作品について一般投票が行われている。同コンテスト特設ページの専用フォームから投票できる(動画作品はサムネイル表示、インスタグラムのアカウントがない場合は視聴できない場合もある)。投票は1人1回。結果発表は来年2月上旬を予定。コンテスト特設ページなどで入賞者を発表するとともに、広報はだの2月1日号に結果が掲載される。(問)市広報広聴課【電話】0463・82・5117

秦野のまち、表丹沢まで色づく

 秦野市内の紅葉が見頃のピークを迎えている。震生湖や市役所前のイチョウ、弘法山のほか、標高が高い表丹沢まで木々が色づき始めている。

 宝蓮寺(蓑毛674)では11月24日、参道のモミジが一部赤く染まり、わずかな期間だけ見られる色のグラデーションを楽しむことができた=写真。この日は「勤労感謝の日」の振替休日で、比較的暖かく晴天に恵まれたこともあり、同寺が管理する大日堂と併せて、紅葉を堪能しようと訪れる観光客の姿も見られた。

 11月29日(土)から12月7日(日)までは緑水庵(蓑毛269)で「紅葉ライトアップ」も実施。昭和初期の趣ある農家建築をバックに、色づいたカエデやモミジの夜の姿を楽しむことができる。時間は日没から午後7時半まで(雨天中止)。また、秦野戸川公園(堀山下1513)では12月12日(金)まで風の吊り橋が赤でライトアップされている。点灯時間は午後4時から8時半。
顔出しパネルの横に立つ福田さん

顔出しパネルで「ハイ、"トーフ"」 名古木の豆腐店が設置

 秦野市の豆腐店・丹沢大山五右衛門(名古木69の12)が11月13日、店舗前に顔出しパネルを設置した。

 顔出しパネルの設置は、同店の福田美代子さんが考案。国道246号の名古木交差点を起点とし、菜の花台園地やヤビツ峠など観光スポットへの通り道となる県道70号に面している同店。ランナーや登山者、サイクリストも多く通る道で、「この道に楽しめる場所を作りたい」と、大の顔出しパネル好きの福田さんが設置を思いついた。市内事業者にデザインと施工を依頼し、13日に設置が完了。「OMOTAN」のロゴとともに、豆腐を差し出す店員の絵や豆乳を持つランナー、登山者が描かれている。「通りかかったらぜひ顔をはめて楽しんでほしい」と福田さんは話す。
説明会の様子

多世代交流施設説明会を実施 市民約20人が参加

 秦野市役所西庁舎3階大会議室で11月22日、秦野市多世代交流施設市民説明会が開催され、20人ほどの市民が訪れた。

 市が秦野駅北口の県道705号沿道に整備を進めている同施設。基本構想案では「こども・子育て」「学び・知育」「創造的活動」「市民活動/起業・就労」「魅力情報発信」の機能を持ち、約4千平方メートルの土地に鉄筋コンクリート造、地上3〜4階を構想。こども館とハローワークの移転入居も予定している。事業費は交付金含め40億円を想定し、運営は市の直営・指定管理・公民連携方式のいずれかで検討する。

 当日は、人口減少と高齢化が進む中心市街地や、老朽化で再整備が必要なこども館の現状、県道705号整備が中心市街地変化の最後のチャンスと捉えていることなどを説明。同館は中心市街地活性化の重点事業の1つであり、隣接する商業用地と合わせ大きな区画で利用し整備効果を高めていくとした。

 参加者からは「にぎわいの拠点となる根拠は」「多世代交流施設以外の議論はなされたか」「今後かかるランニングコストの考慮は」「このスケジュールは現実的か」など質問が上がった。
大会の優勝者ら

協力し合ってプレー 車いすテニスで交流

 秦野市カルチャーパーク庭球場で「第14回秦野車いすテニス・ニューミックス大会」が11月9日に行われた。車いす者と健常者がパートナーを組み、協力しあいながらダブルステニスの試合をすることで、相互の理解を深めると共に技術力の向上を目指す同大会。秦野市スポーツ協会主催、秦野市テニス協会主管で実施された。

 始めにブロック別リーグ戦で、パートナーチェンジ方式による予選が行われた。その後、各ブロックの勝率1位者による決勝トーナメントを実施。白熱する試合が行われ、参加者らは拳を突き合わせて、互いの健闘を称えあっていた。

 また、同時に行われた車いす体験会には6人が参加。競技用車いすの使い方などを学んだ。

 成績は次の通り(敬称略)。▽優勝/小高讓治(車いす)・高村茂夫(健常者)▽準優勝/小渕和宏(車いす)・河合良樹(健常者)▽ベストパートナー賞/富田謙一(車いす)・横山浩樹(健常者)。
優勝を喜ぶ選手ら

中学校ソフトテニス 男子団体戦で県大会優勝 秦野フレンドリークラブ

 「令和7年度神奈川県中学校ソフトテニス選手権大会」男子団体戦が11月15日、横山公園テニス場(相模原市)で開催され、秦野フレンドリークラブ(駒水利幸監督)が優勝した。

 地区予選を勝ち抜いた32チームが参加した同大会。チームはストレートで勝ち進み、決勝は綾瀬チャレンジと対戦。3面展開で3ペア同時に試合が進み、3番手が4対0で勝ち、2番手が1対4で敗れ、勝負の行方は1番手の松本歩峻さん(南中2年)・上田勇吹さん(南中2年)ペアにゆだねられた。途中まで同点で進んだ接戦を制して4対2で勝利し、チームは優勝した。

 団体戦メンバーは次の通り(敬称略)。松本、上田、石渡永人(厚木・睦合東中2年)、加藤凛人(愛川・愛川東中1年)、三上雄聖(西中1年)、小林梨仁(伊勢原・山王中2年)、川添煌(東中1年)、石井大雅(平塚・浜岳中1年)。山口遼太郎コーチは「厳しい戦いだったが、選手が全力で諦めない気持ちで頑張った結果」と話した。クラブメンバーは、11月2日に三ツ沢公園(横浜)で開催された同大会個人戦でも、川添さん・石井さんペアが優勝し、三上さん・小林さんペアが準優勝している。
考案した料理を作る参加者たち

小中学生が「秦野の味」表現 アイディア料理コンテスト

 「第16回〜お皿にいっぱい秦野の味〜アイディア料理コンテスト」が11月15日、市保健福祉センターで開かれ、最終審査に進んだ小中学生たちがオリジナル料理を披露した。

 秦野市食生活改善推進団体と秦野ガス(株)が共催する同コンテストは、市内小中学生から秦野の特産品を使った料理を募集することで、健やかな食生活実現と食文化継承を図る。今年は392点の応募があり、書類審査を通過した8点が最終選考へ進み、調理した作品が審査された。

 結果は次の通り(敬称略)。▽丹沢はだの名水育ち賞/露木晴詩(南中2年)「揚げない!?落花生とさといもの焼きコロッケ」、寺田衣千花(東中2年)「青パパイヤと鶏ひき肉の春巻き」▽はだのっ子レシピ賞/高野七咲(南が丘中2年)「2種のさつまいもを使用した落花生さつまいもタルト」、諸星慧(渋沢小5年)「食べたら元気‼秦野ざんまいまぜそば」▽お皿にいっぱいアイディア賞/萩野滉太(南が丘中2年)「そば粉のブロッコリーもち」▽コックボンチーヌ賞/中島龍太朗(東中2年)「獲れたてクリーミー落花生ソースにカラフル野菜の肉巻きを添えて」。また特別賞として、諸星君が炎の調理人賞も受賞した。
抽選を行った秋山さん(左)と椎野さん

グルメフェス当選者決まる 13日に付与済み

 10月に行われた「はだのOMOTANコイングルメフェスティバル」。その抽選会が11月11日、秦野商工会議所で行われ、主催の秦野商工会議所観光飲食部会の秋山純夫部会長と椎野祐介副部会長が出席した。

 総額110万ポイントが当たるスタンプラリーとして開催された同グルメフェス。今年は「OMOTANコイン」アプリを使っており、408件の応募の中から180人が当選した。また、対象店でのOMOTANコイン決済で当たるWチャンスでは711件のうち450人が当選となった。

 当選者には11月13日にグルメポイントを付与済み。同時開催のフォトコンテストは、現在、最優秀作品を選定中だという。
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秦野市・水無川沿いの会場=22日

小田急線沿線に熱気

 秦野市、厚木市、海老名市、小田原市、相模原市の小田急線沿線11会場で11月22・23日、「出雲大社相模分祠奉納 第1回神奈川よさこいまつり」が開催された。

 県内外80チームが参加し、各所で演舞を披露。コンテストでは「勢や」(栃木県)が初代王者に輝いた。実行委員長の塩谷雄一郎さん(48)は「街の盛り上げにつなげられたと思う。来年も開催したい」と述べた。
あいさつに立った成瀬会長

「労働災害」の防止誓う 秦野建設業協会が安全大会

 (一社)秦野建設業協会が11月14日、18回目となる安全大会を秦野商工会議所で開催した。協会会員ら約30人が出席し、労働災害防止に努めていくことを確認した。

 安全大会は、「土木の日」(11月18日)の時期に合わせて毎年実施。今年は作業所の安全衛生管理体制の確立、労働者の健康確保やメンタルヘルス対策、高年齢労働者の安全推進などを掲げた。あいさつに立った同協会の成瀬公孝会長は、現場の熱中症対策推進、地域の守り手として住民の安心安全確保に励みつつ、「機材接触や交通事故などの労働災害防止を図っていきたい」と話した。

 また、秦野警察署員が建設現場の交通事故防止について講演した。
大勢の来場者でにぎわう会場

実朝まつり盛況 多くの来場者でにぎわう

 第38回実朝まつりが11月23日、源実朝公御首塚や田原ふるさと公園、金剛寺を会場に開催された。今年は快晴に恵まれた上に日曜開催ということもあり、大勢の人出でにぎわった。

 歌人として和歌も残した実朝を敬い後世に伝えるとともに、御首塚のある東地区を盛り上げようと1987年から行われている同まつり。当日は金剛寺の住職による法要が御首塚で催されたほか、稚児行列や同寺での所蔵品公開、御輿練り歩きなども行われた。

 また、会場ではキッチンカーや各種ブースの出店、フリーマーケット、ステージ発表なども実施。馬の「ダンスくん」とのふれあいコーナーで餌やり体験なども行われ、来場者たちは思い思いに過ごしていた。
参加者の作品を集めたカレンダー

気づきの時展 30日からぎゃらりーぜん

 「第15回気づきの時展」が11月30日(日)から12月7日(日)まで、ぎゃらりーぜん(秦野市立野台1の2の5十全堂ビル2階)で行われる。午前11時から午後4時。入場無料。

 立体物や絵画など、障害児・者のアート作品が勢揃いする同展。最終日3時から、参加アーティストの母で茅ヶ崎市自閉症児・者の親の会副会長の講演等も実施する。

 会場では、参加者の作品を集めたカレンダーを販売する。問い合わせは同展実行委員の高山さん【携帯電話】090・6495・2292へ。

万葉の湯 はだの館 12月イベント案内

 ☆12月1日(月)10時より入館料改定。

 ◎月曜「レディースデー」女性入館料2050円◎火曜「シニアデー」60歳以上入館料2050円※年齢確認あり◎水曜「サウナイベント開催」◎木曜「ポイント入館優待デー」※1350Pで入館◎金曜「メンズデー」男性入館料2050円◎土曜「ちびっこデー」小学生入館料700円/幼児入館料480円※価格は全て税込▽7日(日)・21日(日)/17時30分〜:「熱風祭ロウリュ隊」男性ロウリュサウナにて▽13日(土)/15時〜16時30分:「ヨガ体験教室」HPから予約可(先着12人)▽20日(土)/「熱波師 Ariさん・おおはしグースさん登場」HPから予約可(先着10人)▽23日(火)/14時〜:歌謡ショー♪みずき小夜子さん・宴次郎さん▽24日(水)・25日(木)/「クリスマス入館」2人で税込5800円▽26日(金)/「風呂の日」ポイント3倍デー▽27日(土)/10時〜21時:男女石風呂「フラワーバス」▽30日(火)/「熱波師 山賊Daiさん登場」HPから予約可(先着10人)▽31日(水)/11時30分〜:「年越しそば販売」お食事処にて(数量限定)各催しは人数制限・変更の可能性あり。(問)万葉の湯はだの館【電話】0463・85・4126
紋所を出す合田さん(右)と杉本会長(中央)

秦野稲門会20周年講演 俳優・合田雅吏さん登壇 名シーン再現に歓声上がる

 早稲田大学校友会秦野稲門会(杉本榮次会長)の設立20周年記念講演会が11月15日、タウンニュースホールで行われた。登壇したのは、秦野市出身で同大学の卒業生である俳優・合田雅吏さん。スーパー戦隊シリーズ第19作『超力戦隊オーレンジャー』で俳優デビュー後、2003年〜10年まで『水戸黄門』にて5代目渥美格之進(格さん)役を務めた。19年には映画『二宮金次郎』主演。20年からははだのふるさと大使を務めている。

 演題は「俳優人生30年〜秦野発・早稲田経由・江戸行き」。合田さんは自然の中で過ごした秦野での幼少期を振り返り、肺気胸を患いながら受験した早稲田大学合格が人生の転機となったこと、俳優になってからの現場のエピソードなどを語った。講演の途中には、杉本会長を水戸黄門に見立て「この紋所が目に入らぬか」の格さんのセリフでおなじみの名シーンを再現。「秦野稲門会・杉本榮次会長にあらせられるぞ」とのアレンジに、会場は歓声に包まれた。
表彰される根倉さん(中央)と片野さん(右)

秦野商工会議所 根倉たたみ、片野青果を表彰

 秦野商工会議所が11月12日、「第6回会員交流会」を同所で開催し、約120人が参加した。

 会員同士の交流を目的に、2年ぶりに実施。石井時明会頭は、「横のつながりを広げながら、『秦野が少しでも良くなれば』という気持ちを持って励んでいきましょう」と語った。

 交流会では、秦野の100年企業として2事業者を表彰し、盾が贈られた。1905(明治38)年に創業した根倉たたみ店・根倉安史さんは、「秦野を盛り上げられるよう頑張っていきたい」。一方、創業101年を迎えた片野青果店の片野昭一さんは「お客様に喜んでもらえるよう1年1年頑張っていきたい」とした。
市役所本庁舎正面入口に展示されているモザイクアート

70周年のモザイクアート 未来に残したい写真一つに

 秦野市制施行70周年を記念した「モザイクアート」が、12月19日(金)まで市役所本庁舎正面入口に展示されている。

 これは、市民が「ふるさと秦野」への誇りと愛着を深めることを目的に、公募市民や関係団体代表者、学生らで構成する「市民企画会議」の提案を受け、実施されたもの。7月から8月にかけて写真の募集が行われ、応募総数は3010枚。家族の記念日やペットの写真、市内の風景、秦野ならではのグルメなど「未来につなげたい、残したい」という思いが込められた写真で構成されている。

 同時に市ホームページでは電子データが公開されており、紙ボードの展示終了後でもこちらは閲覧可能。IDで、応募した写真の検索もできる。市総合政策課は「市民が誇りをもって暮らせるまちであり続けられるよう、引き続き市政にご協力をお願いします」と話している。
自然素材のクリスマスリース

ミニリースキット配布 くずはの家で12月25日まで

 自然観察施設くずはの家(秦野市曽屋1137)が11月29日(土)から12月25日(木)まで、自然素材のクリスマスリースキットを1個200円で配布している。先着100人。開館時間は午前9時から午後5時(月曜休館)。

 希望者は、受け取ったキットをくずはの家で作ることも可能。「玄関やお部屋のドアに飾って素敵なクリスマスを迎えてみてはいかがでしょうか。お気軽にご来館ください」と同館では話す。

 問い合わせは、くずはの家【電話】0463・84・7874へ。
今泉名水桜公園での調査の様子

名水桜公園 外来種発見されず 継続的な調査の成果か

 秦野市環境共生課が11月12日、今泉名水桜公園の池の水を抜く「かいぼり」を行い、水生生物の調査を行った。

 池の良好な生息環境を整備するため、定期的な水生生物の調査と外来種駆除を行う同調査。かながわ淡水魚復元研究会、くずはの家(職員・えのきの会)、東海大学北野研究室(北野忠さんと学生)、市職員有志が協力している。当日は池の水を抜き、生物の種類や数、体長の調査を行ったほか、ガマやキショウブの除去、溜まったヘドロのかくはんを行った。

 今回の結果としては、例年必ず見つかるブラックバスやブルーギルなど外来種が確認されなかったほか、モクズガニやアブラハヤ、ヌカエビなどの在来種が見つかった。「特にモクズガニは昨年に比べサイズが大きい。池の環境が良くなってきたのでは」と、かながわ淡水魚復元研究会の勝呂尚之さん。くずはの家の職員も「これからも環境保全のため続けていきたい」と話した。
目録を手渡す北村理事長(左)と大畑代表

中栄信用金庫 17団体に応援金寄付 子ども食堂等支援

 地域の子どもたちを取り巻く課題解決に向けた「子どもの未来応援プロジェクト」に取り組んでいる中栄信用金庫(本店・秦野市元町/北村圭一理事長)が、「なかしん子ども食堂応援金」を地元の17団体に寄付。寄付団体を代表して10月31日、「ちいき子ども食堂 キッチンひばり野」を運営する「ひばり野のなかま達」の大畑正子代表が同金庫本店で北村理事長から目録を受け取った。

 応援金は、同金庫が7月から8月に取り扱っていた地域貢献(寄付型)定期預金「子どもの未来応援定期預金」の預金残高の0・01%相当額(上限100万円)を、地域の子どもたちの健全な育成と成長を応援するため地元の子ども食堂などに寄付する取り組み。今回は17団体から申し出があり、1団体あたり5万8800円、合計99万9600円の寄付を行った。

 大畑代表は「食堂を運営していくにあたり、応援金はとてもありがたい。食堂は子どもだけでなく、大人や高齢者などあらゆる世代の方の居場所となるよう心がけています」と感謝の言葉を述べた。北村理事長は「支援は積み重ねがとても重要です。今後も地域の皆様のお役に立てるよう、プロジェクトを継続実施していきたい」と話した。
点検整備をする飯田さん(左)

飯田さんが最優秀選手 自動車安全運転競技で

 第52回神奈川県自動車安全運転競技大会が10月18日、県警察運転免許センターで行われ、秦野市役所地域安全課勤務の飯田希美さん(42)が「公的機関の部」で優勝し、最優秀選手にも選ばれた。

 同競技会は安全運転管理者選任事業者に勤務するドライバーを対象に、安全運転の啓発と交通事故防止を図るため年に1度行われているもの。今年は地区予選を突破した55人の選手が出場し、運転知識などを問う択一式問題と運転技能、点検整備の3科目で競った。

 飯田さんは過去2回、女性優秀選手に選ばれている。「今年こそは、絶対に最優秀選手になると思っていたので『やった!』という気持ちです」と喜びを語る。普段は地域安全課の職員として、交通安全教室などで指導を行っている飯田さん。これから年末にかけて交通事故が増える傾向にあるため、「今後も秦野市安全運転管理者会など関係機関・団体の皆さんと連携して事故防止に向け活動していきたい」と話す。特に自転車乗車時のヘルメット着用は積極的に啓発していきたい考えで「市で購入補助も行っているので活用してほしい」と話した。