秦野 社会
公開日:2025.11.28
名水桜公園
外来種発見されず
継続的な調査の成果か
秦野市環境共生課が11月12日、今泉名水桜公園の池の水を抜く「かいぼり」を行い、水生生物の調査を行った。
池の良好な生息環境を整備するため、定期的な水生生物の調査と外来種駆除を行う同調査。かながわ淡水魚復元研究会、くずはの家(職員・えのきの会)、東海大学北野研究室(北野忠さんと学生)、市職員有志が協力している。当日は池の水を抜き、生物の種類や数、体長の調査を行ったほか、ガマやキショウブの除去、溜まったヘドロのかくはんを行った。
今回の結果としては、例年必ず見つかるブラックバスやブルーギルなど外来種が確認されなかったほか、モクズガニやアブラハヤ、ヌカエビなどの在来種が見つかった。「特にモクズガニは昨年に比べサイズが大きい。池の環境が良くなってきたのでは」と、かながわ淡水魚復元研究会の勝呂尚之さん。くずはの家の職員も「これからも環境保全のため続けていきたい」と話した。
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