秦野 人物風土記
公開日:2025.11.28
第52回神奈川県自動車安全運転競技大会で最優秀選手になった
飯田 希美さん
秦野市役所勤務 42歳
”負けず嫌い”発揮で優勝
○…「自動車安全運転競技大会」は、安全運転管理者選任事業所に勤務するドライバーを対象に実施している。秦野市役所の代表として4回目の挑戦。過去2回、女性選手優秀(奨励賞)には選ばれているが、「今年こそ総合優勝を」と挑み、ついに最優秀選手として頂点に立った。「優勝カップを手に取ったとき、手が震えました」と清々しい笑顔で話す。
○…競技は、知識を問う択一式問題と運転技能、点検整備の3科目から成る。「本当は昨年総合優勝できると思っていたのに一歩足りなかった」。何が原因なのか考え、行きついたのが点検整備。「緊張するし、声を出しての指差し確認も苦手。だから一年かけて勉強し直しました」。普段は地域安全課の職員として働いており、競技の前日には採用1年目の市職員の運転指導も行った。「思い返せばそれがいい復習になったかも」
○…大井町出身。妊娠をきっかけに前職を退職し、市役所へ。5人の子の母だ。「こうして働けるのも理解ある旦那と子どもたちのおかげ」とニコリ。自分の興味に対しては一直線に学ぶタイプで、運転免許も「どうせならコンプリート」と大型二種まで取得。そのほか教員免許、調理師、保育士、チャイルドシート認定指導員などさまざまな資格の持ち主だ。負けず嫌いで、今は夫が先に取った危険物取扱者の取得も目指している。
○…仕事として交通安全教室などで小中学生に指導することも多いが、「やっぱり子どもと一緒にいるのは保護者。隙あらば、保護者に交通ルールの説明をしています」と親子での意識を強調する。特に、自転車については来年も道路交通法が改正される。「情報をアップデートしていかないと」。次に引き継ぐためにも指導に力が入る。
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