多摩版【12月4日(木)号】
愛宕にある公的集合住宅

多摩市 空家、空室が減少 都心の価格高騰原因か

 多摩市はこのほど、2024年度に実施した市内の空家等実態調査の結果を公表した。16年度実施時と比べ、戸建て住宅や集合住宅などの住宅種類別では全ての項目で空家・空室数が減少していることが分かった。市は、都心での不動産価格高騰が影響しているとみている。

 多摩市の空家調査は戸建て住宅だけではなく、市内で多い集合住宅の空室も調査していることが特長だという。結果は空家、空室ともに減少しており、特に集合住宅(賃貸)である民間アパートの空室が顕著に減少している。市都市整備部住宅担当の西野泰生課長は「都心では中古マンションが1億円を超えており、不動産価格高騰が要因だと思う。ファミリー世代の転入が増加していることから、都心へのアクセスや住環境の良さも影響しているのでは」と話す。

 ニュータウン地区である公的な集合住宅のみ空室数は1戸減少で、空室率は増加しているが、西野課長は「老朽化した都営住宅の建て替えが進み、建て替えを控えている集合住宅は自然と空室が増える」と分析する。集合住宅(公的)は、都営・市営住宅、JKK東京やUR都市機構が管理する住宅のこと。西野課長によると、UR都市機構では以前より入居促進対策を打つことが減っているという。

 多摩センターで賃貸業を営む都市農住事業株式会社の寺澤利男代表は「駅近くの物件はすぐに埋まっており、空室は少ないように感じる。コロナ禍以降、都心に住まなくても良い環境にもなっているのでは」と話す。

 戸建て住宅の空家率はわずか1%。武蔵野市(1%)と並び、全国最低水準になっている。

 また、市は転入者(国内)の年齢構成も公表した。20代から30代のファミリー層が増加。20〜39歳までの人が全転入者の約57%を占めている。20代、30代共に他自治体からの転入が超過。0〜4歳は全体の5%を占める。市は「多摩市がファミリー世帯、プレファミリー世帯の受け皿になっている」としている。
利用者が使用するCD再生機を確認する銭廣代表(左)と秦副代表

ボランティアグループ繭 音訳者不足 存続に懸念 高齢化などが影響

 豊ヶ丘を拠点にボランティアで活動する音訳グループ繭(銭廣芳子代表)が高齢化などを理由に担い手不足という課題に直面している。市の広報や市社会福祉協議会の「ふくしだより」など生活に欠かせない情報を音声に変換し、視覚障害者など目の不自由な人に提供している。発足から35年以上が経ち、コロナ禍を乗り越えた同グループは、存続に向けて会員の募集に力を入れている。

 同会は1991年に設立し、目の不自由な人に向けて、生活するうえで必要となる情報の音訳のほか、依頼を受けた会員からの書籍や雑誌などの音訳をCDにして郵送している。当初はカセットテープに録音していたが、1997年からはパソコンを使った録音に切り替わった。

 マイクを通し、パソコンの専用ソフトから音声を録音し、グループ内で共有・編集などを行う。発足以来35年にわたり活動を続け、多摩市広報や選挙公報などの音訳のほか、個人からは囲碁の棋譜や天文ガイド、専門書などの依頼が舞い込む。

 パソコン導入直後には108人まで増えたボランティア会員は、現在約30人弱まで減った。豊ヶ丘の事務局では約10人でCDの郵送作業など事務にあたる。銭廣代表は「全国的に音訳者が不足している。家庭の事情や高齢化など人数が減っている」と話し、隔年で実施している研修会の参加者も減少している。

 2022年の研修から会員になった女性は「当時はコロナ禍で家にいる時間が長くて、必要としている人がいるならと思い参加することにした。最初は難しかったけど、慣れてしまえば誰でもできると思います」と話す。

 副代表を務める秦邦枝さんは「校正など何時間もかけて行っているが、ほとんどの人が主婦でボランティアとして参加している。家事の合間に作業するというか、作業の合間に家事をしているみたい」と笑う。また、「利用者の方の生の声を聞くという交流は絶やさない。利用者さんに頼られ、喜んでもらえるやりがいがある」と語った。

 同グループでは来年4月から5回程度の研修会を実施し、担い手の育成を図る。そのほか、随時会員を募集している。

多摩中央警察署の署長を務める 金岡 健生(かなおか たけお)さん 多摩市在住 55歳

地域住民との連携を重視

 ○...約24万人が住む多摩市と稲城市を管轄する多摩中央署の署長に就任。『自分たち一人一人が「この街の治安の番人」である意識を持つ』『「そんなことはできない」ではなく、「なんとかできないか」という発想で取り組む』「明るく仕事をする」という3点を署員に伝えている。絶えることのない匿名・流動型犯罪グループ(匿流)を撲滅することが最優先課題。「署としてあらゆる活動を通じて匿流に関する情報収集に力を入れている」

 ○...「社会貢献に直結する仕事がしたい」と警察官に。警察学校卒業後、麹町署に配属。警察人生初の夜間勤務明けの朝に管内で地下鉄サリン事件が発生した。「衝撃だった」と振り返る。これまでに類を見ない事件を目の当たりにし、現在の視野の広さにつながったという。中央署は初めての着任。「地域住民や関係団体の方はとても協力的で奉仕の気持ちには頭が下がる思いです」と長年続く防犯駅伝パトロールに参加し感謝の気持ちを抱く。

 ○...野球やサッカーなどをして遊ぶ活発な少年だった。宇宙に関する図鑑を読むことに夢中になったことも。学生時代は柔道や合気道で体を鍛えた。夫人と娘二人の4人家族だが、現在は公舎で一人暮らし。「時間があれば料理をしていますね」と微笑む。

 ○...特殊詐欺の被害に遭いやすい一人暮らしの高齢者が増加しているとして警戒を強めている。警察では犯人からの電話に出ないための対策を講じているが、「対策に加え警察と地域の連携はもとより、地域の住民同士の連携も不可欠」と力を込める。「安全安心な街にするためにも、子どもたちが小さい時から『正しいこと』『悪いこと』『危ないこと』を伝えていくことが大事ですね」
開催前から多くの人が訪れた会場

初の農業祭に多くの人出 新鮮野菜、果物がずらり

 多摩市内の農家やJA職員からなる協同組合は11月21日、初めてとなる農業祭を多摩市役所芝生広場で実施した。主催は東京南農業協同組合(JAみなみ)多摩支店支店協同推進委員会(新倉隆委員長)。

 市内で栽培されている農作物を広く知ってもらおうと企画されたもの。主催者が、近隣自治体に比べ農地が少ないとされる多摩市で、農業イベントを開催したいと思ったのがきっかけ。

長蛇の列も

 展示販売されたのは白菜やブロッコリー、大根、ほうれん草、キャベツ、カブ、小松菜、サツマイモ、みかんなど。開催時間前から多くの市民が訪れ、先着限定100人に無料で配られたブルーベリーの苗木ポットは、すぐに行列ができて配布終了となるほどだった。野菜や果物販売にも長い行列ができ、展示会では多くの市民が農作物を見ていた。

 新倉委員長は「多くの方の支援、協力に感謝しています。また、大勢の市民の方に来ていただきうれしい」と話した。今後も農業祭を開催するとして、「多摩市の農業振興に努めたい」と意欲を語った。

女性ユニット「KILALA」 チャリティーコンサート 14日、山王下の教会で

 音楽ユニット「KILALA(キララ)」によるクリスマスチャリティコンサートが12月14日(日)、多摩ニュータウンキリスト教会1階ホール(山王下1の13の13)で開催される=画像。

 キララはレイチェルさん(ボーカル)とゆうこりん(ピアノ)による女性ユニット。当日は「もろびとこぞりて」「ジングルベル」「きよしこの夜」「その時まで」などを歌う。

 また、恵泉女学園大学平和紙芝居研究会KPKA(クプカ)のチェ・イェウォンさんとひなかさんも出演、紙芝居「ふしぎなかね」(クリスマスイブの話)ほかを披露する。

 料金は無料で、UNICEF募金の協力を呼びかける。申込み不要、直接会場へ。問合せはメール(iwasa.reiko@gmail.com)へ。

 キララは、島田療育センター病棟内への訪問コンサートや多摩市平和展初日の「被爆ピアノさんこんにちは!」での演奏などで活動している。
多摩センターのセンターランドツリー

多摩市内各地でイルミ輝く 点灯式など実施

多摩センター

 多摩センター冬の風物詩、「多摩センターイルミネーション2025」の点灯式が11月15日に行われ、センターランドツリーなどが点灯、多摩センター周辺一帯が光のイルミネーションで輝いている。

 パルテノン大通り十字路には今年も大きな「センターランドツリー」が設置され、駅入口近くには「光の水族館」、ハローキティのバルーンイルミとハローキティを模した「光のボール」も明るい光を放っている。

 点灯期間は来年1月12日(月)まで。時間は午後4時30分から10時30分(バルーンイルミは8時30分)まで点灯している。多摩センター全体を覆う「クスノキイルミ」は2月28日(土)まで点灯し、動物などの装飾もある。

永山エリア

 永山駅にある商業施設グリナード永山では、同施設と永山公民館をつなぐグリナード広場に、今シーズンもイルミネーションが登場した。

 永山エリアの冬を彩るウインターイルミネーションは「光の散歩道イルミナード」として、たくさんの光と装飾、永山のキャラクター「永どん」もおり、写真撮影をする家族連れの姿が多く見られている。

 点灯期間は2月14日(土)まで。時間は午後4時30分から10時まで。シーズンごとに色が変わる「永どん」にも注目だ。

聖蹟エリア

 聖蹟エリアでは、新しく生まれ変わった商業施設「ヴィータモールせいせき」前で11月15日、クリスマスツリーの点灯式が行われた。ツリーにはイルミネーションが装飾され、道行く人の目を楽しませている。

豊ヶ丘小で研究授業 全国の教育関係者が参観

 市立豊ヶ丘小学校(佐藤真澄校長)で11月20日、2024年・25年度の東京都教育委員会授業改善推進拠点校としての研究発表会が行われた。

 同事業は、東京都が「学びに向かう力等」に着目、授業改善を組織的に推進し、実践的に研究・開発するために、都内で10校を指定。その成果を都内の学校に広め活用する目的で行っているもの。

 当日は、2年間の研究主題である「かかわり、つながりを大切にし、考えを実行する子」に沿って、2年生が生活科「あそんで 作って くふうして」=写真、4年生が国語科「詩の楽しみ方を見つけよう」、6年生が総合的な学習の時間「自然豊かな学校林を未来につなげよう」という研究授業が行われた。

 その後、児童らは体育館で研究授業の成果を発表していった。都内はじめ全国から集まった学校関係者や地域住民が研究授業を参観、研究発表会にも参加した。

講演会も実施

 また、一般財団法人教育調査研究所理事の寺崎千秋さんが講師を務め、「学びに向かい、考えを深める指導の工夫」をテーマとする講演を行った。そして、研究授業や研究発表会を受けて、次の学習指導要領でも重視される教師の伴走者としての在り方として「聞いて」「助けて」「任せて」「見守る」などをキーワードに指導と評価の工夫についても話した。

 参観者からは、学校の宝としての「学校林」を活用した特色ある学習に驚く声や、「児童中心の授業の進め方などが自分の授業に生かせる」といった反響があった。

多摩エネ協企画 体育館の冷暖房考える 6日、ベルブ永山で

 多摩市消費生活フォーラム2025「多摩エネ協」企画講演会が12月6日(土)、ベルブ永山(永山公民館)4階集会室で開催される=画像。主催は一般社団法人多摩循環型エネルギー協会(多摩エネ協)。

 東京都立大学名誉教授で、建築環境学や温熱快適性などを専門分野とする須永修通さん、市内在住・ネットゼロリンク合同会社代表の金子貴代さんが登壇する。「どうする!?学校体育館の冷暖房〜『危機的状況』を抜け出すために〜」をテーマに登壇者が話をする。

 今年の夏、各地で気温が40度を超え、街なかにはいたる所に避難所(クールシェルター)が設けられるなか、多摩市では、「学校の体育館も冷房なし」では過酷な環境になっているとして、「いのちの危険」を回避することを第一優先に全小学校の体育館にも空調設備が設置されることが決まった。

避難所としての役割

 同協会では、災害時の避難所にもなる体育館の空調や断熱について市内で活動してきた金子さんと専門家の須永さんの話を聞き、参加者が考える機会を設けた。

 時間は午後1時30分から3時30分まで。参加費無料、直接会場へ。問い合わせは多摩エネ協【携帯電話】070・5369・0230へ。
利用者を楽しませるメンバー(上)、ひらがなを読んで紙芝居に挑む児童

平和紙芝居研究会クプカ 高齢者に楽しい時間を 白楽壮を訪問

 恵泉女学園大学平和紙芝居研究会KPKA(クプカ)は11月24日、多摩ニュータウン通り沿い、松が谷トンネル近くの高齢者施設「白楽荘」を訪問、紙芝居の奉仕活動を行った。

 クプカメンバーのチェ・イェウォンさんと、派生グループ「クプカキッズ」「クプカシスターズ」のメンバー7人が参加した。クプカキッズからは市内小学校に通う1年生の女子児童も参加しひらがなを読みながら紙芝居に挑戦した。

 参加型の「みんなでぽん!」で始まり、会場を温めると、小僧と和尚の愉快な話「ぼたもちさんとこぞうさん」を披露した。続けて高齢者向けの「歌う紙芝居 秋」「お茶にしましょ」などの紙芝居を交えてのステージに、利用者や職員も終始満面の笑みだった。

 紙芝居を観賞した利用者からは「とても楽しかった」「また来てほしい」などの声が上がり、感激して涙を流しながらメンバーと握手する高齢者もいた。

 クプカのメンバーからは「会場のみなさん挨拶の時から雰囲気がよく、笑顔いっぱいだったので楽しんで読むことができた。スタッフの方は普段から温かい対応をされているから、みなさん穏やかで楽しそうな雰囲気なんでしょう」と感想を話した。
「山頂先のもみじ台より冬の富士山」=樋口徹さん撮影

写真家 樋口徹さん 写真展「高尾山の四季」 25日から、京王聖蹟桜ヶ丘SC

 写真家の樋口徹さん(79/八王子市南大沢在住)による大判写真展「樋口徹 高尾山の四季(PartIII)」が京王聖蹟桜ヶ丘ショッピングセンター5階連絡ブリッジギャラリー(関戸)で開催される。

 期間は12月25日(木)から1月6日(火)まで(元日は休館)。開催時間は午前10時から午後8時まで(最終日は5時まで)。

 2007年の定年後からライフワークとして高尾山の四季を撮り続けている樋口さん。年末年始恒例の聖蹟写真展は今回で18回目となる。「四季風景」を主として、「山野草、昆虫、野鳥」など高尾山の自然を幅広く撮影している。

 高尾山には1100回以上の撮影登山を行っており、樋口さんは「機材を背負っての山歩きは楽ではありませんが、健康であることの大事さをつくづく感じている」と話す。撮影範囲はおもに高尾山より先の奥高尾の小仏城山や景信山までだという。

 ほかにも「京王沿線の四季」「京王電車のある風景」もライフワークとして撮影している。樋口さんは「展示会を通して、鑑賞頂いた多くの方からのメッセージを聞き、励みとなって今日の撮影行脚にいたっております」と今回の写真展にも期待を込めている。

 展示作品は長さ1・8m、B1、A1ノビの大判写真。総数30点。問合せは樋口さん【電話】090・8723・7345。
リズム良くボールを投げる園児(上)、ボールを遠くに打って笑顔に

緑ケ丘幼稚園 巨人軍が指導 投打を学ぶ 年長園児115人が参加

 読売巨人軍ジャイアンツアカデミーによる野球体験会が11月19日、緑ケ丘幼稚園(和田/有馬篤樹園長)の園庭で開かれた。同幼稚園が例年、巨人軍のアカデミーコーチを招いて行うもので、今年も年長園児115人が参加した。

 園児らは4クラスに分かれて、打つ練習と投げる練習を交互に行っていった。コーチの指示に従い、投げるときは「とん、とん、くる」、打つときは「合わせて、引いて、くる」とリズムに合わせて軽快に投打の動作を繰り返すと、徐々にボールを的やバットに当てることができるようになっていった。

 有馬園長は「普段行うことの少ない野球を通して、子どもたちが少しでも身体を動かす楽しさ、野球の楽しさを感じてもらえれば」と話す。投げる練習の指導をしたコーチは「毎年、緑ケ丘幼稚園を訪れているが、普段から広い園庭で運動しているので、園児たちの投げるスピードが早い。普段から身体を動かすことが大事です」と印象を語った。有馬園長によると、「打つ」「投げる」ことは、幼児期に身につけたい36の基本的動作が含まれているという。園児らは寒い中でも笑顔で取り組んでいた。

 巨人軍から野球のルールがついているすごろく、帽子がプレゼントされ園児らは喜んでいた。
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過去に行われた聖蹟桜ヶ丘イルミネーション

地元小学生が発電 再エネでイルミ 20日 聖蹟桜ヶ丘駅で点灯式

 地元の小学生たちが再生可能エネルギーで発電した電気を使ったイルミネーションの点灯式が12月20日(土)、聖蹟桜ヶ丘駅で開催される。午後5時から。

 参加するのは多摩第一小、多摩第二小、連光寺小、東寺方小の児童。イルミネーションを点灯させ、「光のメッセージ」として、20日と21日に思いを発信する。過去には「キボウノミライ」「キボウセカイカエル」など各小学校が考えたメッセージを点灯してきた。

 多摩市では「2050年の大人づくり」をスローガンに、ESD(持続可能な開発のための教育)を推進してきた。市内の小中学校ではESDとして環境をテーマに総合的な学習の時間で、地球の環境問題に関心を持ち、課題解決に向け取り組んでいる。

 そのなかで、風力や太陽光、水力などの再生可能エネルギーを活用した発電などの取り組みを実施しており、その一環として、イルミネーションで光のメッセージを発信している。

 両日とも午後5時点灯、8時消灯を予定している。

多摩市 スマホ購入に3万円助成 高齢者などが対象

 多摩市はこのほど、初めてスマートフォンを購入する高齢者に対し、最大3万円(税込)を助成する事業を始めた。高齢者のデジタルデバイド(情報格差)の解消とQOL(生活の質)の向上などが目的。

 対象は多摩市に住民登録があり、2025年度末時点で65歳以上の高齢者(推計300人)、自ら使用する目的で東京都公式アプリ、マイナンバーカード読み取りに対応するスマホを初めて購入する人。

市内9店舗で

 市内の対象店舗(NTTドコモ▼ドコモショップ京王聖蹟桜ヶ丘店・グリナード永山店・ココリア多摩センター店/au ▼auショップ聖蹟桜ヶ丘・多摩永山・ココリア多摩センター/ソフトバンク▼ヴィータモールせいせき・グリナード永山・ココリア多摩センター)で購入すること、購入店が実施するスマホ教室を受講すること、購入したスマホに「東京都公式アプリ」「東京都公式LINE公式アカウント」の登録などが要件となる。

 期間は来年2月27日(金)まで。予算上限額に達し次第終了となる。問合せは市高齢支援課【電話】042・338・6924。

ぱらあーと美術作品展 7日まで、パル多摩で

 ぱらあーと第35回多摩市みんなの美術作品展が12月7日(日)まで、パルテノン多摩市民ギャラリーで開催されている。時間は午前10時から午後8時(最終日は4時)まで。

 12月3日から9日までの障害者週間に合わせて行われるもの。障害の有無に関わらず誰もが楽しめる美術作品展。6日(土)、7日は会場を拡大し様々な催しが開かれる。