県とモンゴル、友好親善へ 片瀬・常立寺で協会設立
日本とモンゴルの友好親善を推進する「神奈川県・モンゴル国友好協会」が7日、設立された。会長には、衆議院議員の浅尾慶一郎氏が就任した。同日、片瀬の常立寺で設立総会が開かれ、協会員の他、駐日モンゴル国特命全権大使のバヤルサイハンバンズラグチ氏ら来賓、関係者らが出席。両国の地域、国際社会の平和と繁栄を実現するため、経済をはじめ、学術や文化、芸術、スポーツを通じて人的交流を図ることなどを誓い合った。
鎌倉時代中期にあった蒙古襲来。1275年、時の鎌倉幕府執権・北条時宗の命により、降伏勧告で日本を訪れた杜世忠ら使者5人を龍ノ口で斬首刑に処し、その亡きがらが同寺に埋葬されたと伝えられている。
現在、同寺境内にある供養塔「元使塚(法華題目碑)」は、1925年に当時の住職によって建てられたもの。五輪塔にはモンゴルで英雄を意味する「青い布」が巻かれており、大相撲の横綱らも供養に訪れている。
また今年7月には、天皇皇后両陛下が歴代天皇として初めてモンゴルを公式訪問され、両国の友好親善関係は深まりを見せている。
750年前に起きた悲嘆の歴史と現在を結び、日本とモンゴルの人々が互いを理解し、それぞれの立場から友好親善を推進していこうと、設立総会には約50人の有志が集った。バヤルサイハンバンズラグチ氏は「国境を越えて歴史を学び、平和の尊さを知り、未来へ生かすことができれば」とあいさつ。浅尾氏は「輝かしい未来へ向かって、皆さんと共に協会を発展させ、友好の礎を築いていきたい」と展望を語った。
協会役員には、顧問に衆議院議員・田中和徳氏、藤沢市長・鈴木恒夫氏、相談役に同寺住職・服部功志氏、副会長に神奈川大学理事長・石渡卓氏、湘南鎌倉総合病院長・小林修三氏(徳洲会本部長・石川一郎氏)、(株)湘南営繕協会・最上重夫氏、大島部屋親方・太田勝氏が就任した。
鎌倉時代中期にあった蒙古襲来。1275年、時の鎌倉幕府執権・北条時宗の命により、降伏勧告で日本を訪れた杜世忠ら使者5人を龍ノ口で斬首刑に処し、その亡きがらが同寺に埋葬されたと伝えられている。
現在、同寺境内にある供養塔「元使塚(法華題目碑)」は、1925年に当時の住職によって建てられたもの。五輪塔にはモンゴルで英雄を意味する「青い布」が巻かれており、大相撲の横綱らも供養に訪れている。
また今年7月には、天皇皇后両陛下が歴代天皇として初めてモンゴルを公式訪問され、両国の友好親善関係は深まりを見せている。
750年前に起きた悲嘆の歴史と現在を結び、日本とモンゴルの人々が互いを理解し、それぞれの立場から友好親善を推進していこうと、設立総会には約50人の有志が集った。バヤルサイハンバンズラグチ氏は「国境を越えて歴史を学び、平和の尊さを知り、未来へ生かすことができれば」とあいさつ。浅尾氏は「輝かしい未来へ向かって、皆さんと共に協会を発展させ、友好の礎を築いていきたい」と展望を語った。
協会役員には、顧問に衆議院議員・田中和徳氏、藤沢市長・鈴木恒夫氏、相談役に同寺住職・服部功志氏、副会長に神奈川大学理事長・石渡卓氏、湘南鎌倉総合病院長・小林修三氏(徳洲会本部長・石川一郎氏)、(株)湘南営繕協会・最上重夫氏、大島部屋親方・太田勝氏が就任した。