藤沢 文化
公開日:2025.12.12
長後「羽根澤屋歴史資料館」
過去を未来へつなぐ場新オープン
長後で130年以上呉服店を営む老舗・(株)羽根澤屋本店(山口洋樹代表取締役/高倉872)内に先月、郷土の日用品や同店の昔の道具、収集した小道具などを展示する「羽根澤屋歴史資料館」がオープンした。
同館の前身で、1994年に建てられた「羽根澤屋資料館」の展示物約300点のうち、同店スタッフが選んだ品々が移設された。史跡の解説版の設置などで長後の歴史を語り継ぐ活動を行う「歴史散策の会」(廣田邦夫会長)が月に一度開館していた。
展示では、同店で実際に使用された看板の他、100年以上前の長後のまちを撮影した古写真やそろばん、1894年の呉服店創業当時の木版の広告など同店ゆかりの物が細かに紹介され、同店と長後の歴史を肌で感じられる。
また以前の資料館を建てた3代目故・青木宗茂さんが、全国から集めた古道具も共に並ぶのが同館の特徴でもある。山伏が使用した「板笈(いたおい)」と呼ばれる背負い道具、明治天皇から下賜された回転式眼鏡スコープ、寺院の法要などで使用される喚鐘、雅楽太鼓や古代琴などの楽器、能面、明治時代の手押消防ポンプ、古代の土師器、室町時代の石皿など貴重な品がそろう。品々の中には青木さんや同店が記した説明書きが添えられ、さまざまな時を旅する空間として見る者を飽きさせない。
ランプやカメラ、対象時代の手廻しミシン、紙芝居、明治時代の手書き百人一首など、現代では形を変えて残る物も。シニア世代には懐かしいものも多く、廣田会長は「昔を思い出すことができる」と笑みを浮かべる。歴史散策の会は引き続き、第2月曜に説明を担う(午前11時から午後3時まで)。「前の資料館では奥にあった物も多く見られるようになった。歴史の一コマ一コマを語り継ぐ場にしていきたい」と廣田会長。
山口代表取締役は「長後のまちの歴史を改めて振り返ってもらい、未来につなげてもらえれば」と思いを語った。
本店の定休日にあたる水曜を除く営業日に無料開館。開館時間は午前11時から午後5時まで。
問い合わせは同店【電話】0466・43・7111。
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