川崎区・幸区版【12月19日(金)号】
サポーターが集結していた築山

等々力緑地 思い出満載「築山」とお別れ 再編整備で平地に

 中原区のUvanceとどろきスタジアム by Fujitsu(等々力陸上競技場)のメインスタンド前にあり、川崎フロンターレのサポーター、市民から親しまれてきた丘「築山」がこのほど、同緑地の再編整備に伴い、解山されることになった。今後は平地となり、イベントスペース等で活用される予定だ。

 「築山」は、道路から高さ3m程、横幅20m程の小さな丘で、2015年2月に完成。フロンターレが05年にJ1へ再昇格後、チームの飛躍と同時に等々力陸上競技場の来場者数が増え続け、これまでのスタジアムの大きさでは対応が難しくなってきたことから、12年12月から同競技場のメインスタンドを改築。その改築工事の際に出た土を使ってできたのが「築山」だ。

 築山は、来場者が集まりやすい立地に設計され、子どもたちの遊び場や、大人も休める場所として親しまれてきた。同緑地を管理する川崎とどろきパーク(株)(KTP)の田中育郎さんは「フロンターレの選手がバスで入ってくる際に、サポーターがここで待ち、選手たちが降りてきた際には声援を送る場所だった」と説明する。試合がない日には近隣の園児や家族連れがこの丘で遊び、休憩する場所でもあったという。

 公園機能のより一層の充実を図るため、同緑地で進められている再編整備計画では、同競技場も球技専用スタジアムへの改修が計画されている。それに伴い、築山は整備され、なくなることに。整備後は平地となり、フロンターレの試合時には試合会場の一部として来場者の動線や催事の各種設営物が設置される場所になるという。

解山式に300人

 KTPは12月7日に「ありがとう築山解山式」と題したイベントを実施。フロンターレサポーターら約300人が参加する中、洗足学園音楽大学の演奏や、PL学園野球部の元監督・中村順司さん、川崎市出身で元プロ野球選手のパンチ佐藤さんを招いたトークショーが行われた。最後に来場者がスコップで築山の土を掘り、持ち帰る企画も実施された。

 田中さんは「15年以降、タイトルを取れるようになったフロンターレとサポーターの思い出が詰まった場所。想像以上の方がイベントに来てくれた。寂しい思いもあるが、再編整備が本格的に始まり、また素晴らしい場所に生まれ変わるので期待してほしい」と展望を語った。
デジタルサイネージやシェアサイクルと共に、実証実験の関係者ら

「次世代交通拠点」高津区に 官民協業 実証実験始まる

 高津区にある橘公園で11月25日から、バスやシェアサイクルなどのさまざまな移動手段が集まる次世代交通拠点「モビリティステーション」の社会実証実験が始まった。川崎市と(株)アットヨコハマ(横浜市)の協業。同社では「誰もが快適に利用できる身近な交通環境の強化を目指す」としている。

 この取組みは、橘公園の一画を暫定的に活用したもの。モビリティ(移動手段)ステーションをもじり「モビステ川崎・橘公園」と名付けた。

 施設に配置される移動サービスは、市バス、カーシェア、電動シェアサイクル、電動キックボード、オンデマンド(予約乗り合い)バス、歩道を走行できる歩行領域モビリティの6種。これだけの移動手段が集まるのは日本初という。

 運転手不足による路線バスの減便や廃止などによる交通環境の変化に対し、利便性を維持することが目的。多種の移動手段を提供し、この施設を接続点に、バスから電動シェアサイクルなどに乗り換えることができたりと、多様なニーズに対応する仕組みとなっている。加えて同施設活用促進と地域活性を兼ねて目的地となるよう、イベント開催ができるスペースや移動スーパーの誘致、デジタルサイネージを使った地域情報発信の機能も持たせた。

 同社の磯江諒亮さんは、屋外ストーブやWi─Fiなどで憩いの空間としての機能を高めていくことに触れ「EV車などで給電ができたりと災害時の拠点にもしていきたい」と話した。

 実証実験は2026年2月28日まで。利用頻度や人数、年齢などの地域ニーズを把握、本実施に向けた検討材料とする。

 12月3日には会見が同公園で開かれた。川崎市まちづくり局交通政策室塚田雄也室長は、川崎区藤崎の施設では10月から似た形で実験が進められていると紹介。同施設では800人が利用し、そのうち小学生が8割だったと「想定外」の結果であると述べ、この取り組みの可能性の広がりに期待感を示した。

ボクシング東洋太平洋ウエルター級チャンピオンの 田中 空さん 川崎区浅田在住 24歳

世界見据え、にじむ覚悟

 ○…プロボクシングで最も選手層の厚い階級とされているウエルター級(66・68kg以下)で、日本人初の世界王者を目指す。大橋ジム(横浜市)に所属し、2024年のプロデビュー以来、5戦5勝(5KO)と白星を積み重ねる。10月の東洋太平洋タイトルマッチでは初防衛を果たした。身長165cmと小柄ながら、繰り出すパンチは強烈。小学生の頃から憧れる元ヘビー級王者のマイク・タイソンになぞられ、「ハマのタイソン」の異名を持つ。

 ○…祖父・日出夫さんはプロボクサーで父親の強士さんも元日本ランカー。祖父が経営する会社事務所下にはジムがあり、3歳の頃からボクシングに慣れ親しんだ。「一度やると決めたら最後までやり通せ」という父親の指導の下、日曜日と風邪をひいたとき以外は全て練習に時間を費やした。嫌になったこともあるが、父親から「ビビっているのか」と叱咤され、踏みとどまった。武相高校を卒業後、東洋大学に進学し、4年生の時に全日本選手権王者を獲得。大学時代で磨いた細かな技術が今に生きているという。

 ○…幸区の鹿島田で生まれ、川崎区で育ち、新町小学校、渡田中学校に通った。小学生時代からの友人グループとは頻繁に連絡を取り合い、大みそかから元日にかけては毎年、川崎大師に参拝に出かけるという。私生活では昨年7月に結婚を果たした。

 ○…初防衛を果たした際、同級で最も世界に近いといわれる佐々木尽選手から対戦のリクエストを受けた。「やっと戦えるところまできた。この壁を超えなければ」と万感の思いがこみ上げた。世界戦への視界が開けつつある中、2026年は「決められた試合に負けないことが目標」と気を引き締める。

川崎市 人権経営、LGBTセミナー 企業向け オンラインで

 会社経営者や人事担当者らを主に対象にした人権経営やLGBT対応について学ぶ川崎市主催の「人権セミナー」がオンラインで開催される。

 「人権経営の重要性と進め方のステップ」と題した講演は(株)オウルズコンサルティンググループの潮崎真惟子シニアマネジャーが講師を務める。配信は1月16日(金)から30日(金)。

 LBGTを考えるセミナーは2つ行われ、「小さな取り組みが大きな企業価値に LGBT対応の実践法」は(株)JobRainbowの星賢人代表取締役CEOが解説。「中小企業から始めるLGBT対応 意識を広げ、率先する姿勢で企業を育む」は(株)moreの渡辺将広H&Cブランドマネジメント部マネージャーが講演する。配信はいずれも2月4日(水)から18日(水)。

 参加は無料、手話通訳もあり。申し込みは各回配信開始日の2日前の午後5時15分まで。申し込みは専用フォームから受け付けている。

 問い合わせは川崎市市民文化局人権・男女共同参画室【電話】044・200・0098。
ピッチングを見る荘司投手(上)と指導に当たった3選手

ヤクルト野球教室 新人王が投球指導 児童112人が汗を流す

 セ・リーグ新人王に輝いた荘司宏太投手ら現役プロ野球選手による「東京ヤクルトスワローズ野球教室」が11月29日、多摩川土手の河川敷グラウンドで初めて開催された。当日は中原区の学童野球チームの5・6年生112人が参加し、選手とともに汗を流した。

川崎区企業が企画

 同企画は、神奈川東部ヤクルト販売(川崎区田島町)と同球団が子どもたちに野球の楽しさを伝えることを目的に地域貢献活動の一環として実施した。

 指導役を務めたのは荘司投手のほか、小澤怜史投手、外野手の増田珠選手の3人。荘司投手が「思い出に残るような楽しい一日にしましょう」と声を発すると、子どもたちからは「新人王おめでとうございます」の声が上がった。

 参加者はグラウンドを走り、キャッチボールで体を温めた後、投手と野手に分かれて指導を受けた。投手組のコーチ役となった荘司投手はピッチャーにとって必要なコントロールを身に付けるために体幹を鍛える大切さを説き、投球フォームだけでなく、投球動作の後に片足で立ち続けるなど具体的な練習法を伝授した。

 参加した5年生の児童は「捕球などの守備について教えてもらったことを試合の中で生かしたい」と笑顔を見せた。

 中原区子ども会連合会の小笠原茂春会長は「子どもたちは素直に技術を吸収していた。貴重な経験を積めてありがたい」と感謝した。
番組に出演する石塚さん(右)と、FM大師の清水暁代表取締役

FM大師で新番組 FM大師オリジナル番組紹介【6】 「保険であんしんラジオ」

 川崎区中心のコミュニティーFM放送局・FM大師で「保険であんしんラジオ」が放送中。

 保険代理店の株式会社ライズオフィス(東京都世田谷区)の提供で、同社の石塚亮太さんとナビゲーターの須山成美さんが生放送でトーク。事故が起きた場合、保険会社に自動で連絡がいく最新のドライブレコーダーなど、日常に役立つ保険の話を届ける。リスナーからの質問も募集中。

 毎週第2・4木曜日午前10時〜10時54分の放送。石塚さんは「皆さんに『そうなんだ』と思ってもらえる、保険の知識を発信しています」と話します。

川崎市民プラザ 人気企画が20回の節目 1月17日 「アフタヌーンジャズ」開催

 高津区にある複合施設「川崎市民プラザ」(新作1の19の1)で、来年1月17日(土)に「プラザ アフタヌーンジャズ」が行われる。本格的なジャズを気軽に楽しめるコンサートシリーズとして人気を博すこの企画は、今回で節目の20回を数える。関係者は「ぜひ多くの人に来場してもらえれば」と呼び掛けている。

日中にジャズ、楽しんで

 2021年5月に初開催されて以来、同所の代表的なイベントにも数えられているこの企画。文化事業の一環として開催されており、国内外で活躍する著名なジャズアーティストなどが各回ごとに出演。プラザ内のホール「ふるさと劇場」を主な会場に、スタンダードジャズから、他のジャンル(ベリーダンスなど)とのコラボレーション、前衛的な演奏まで、多様なスタイルのジャズが楽しめるのが特長となっている。また「アフタヌーンジャズ」と銘打ち、日中の開催となるため、生演奏のジャズを昼間にリラックスして楽しめることも人気の要因になっているという。

巨匠が熱演予定

 20回目となる1月17日(土)は、ジャズサクソフォーン界の巨匠として知られる竹内直氏がオリジナルメンバーと共に登場。同氏がこの企画で演奏するのは2年ぶり。節目を飾る豪華なラインナップに関係者は「ぜひ、白熱のライブで2026年の幕開けを飾ってもらえれば」と、期待を込めて話している。開演時間は午後2時(開場午後1時30分)からで、前売チケットは一般4000円、U25学割2500円で発売中。当日、プラザ内のレストラン「くつろぎ処 椿亭」でチケットを提示すればドリンク1杯サービスを受ける事もできる。

 チケットの購入や催しに関する詳しい問合せは【電話】044・888・3131へ。
展示に見入る来場者

記憶・平和を「未来へ」 原爆展に延べ400人

 「中原・平和を願う原爆展」が12月5日から10日まで、中原市民館1階ギャラリーで開催され、期間中延べ400人が会場を訪れた。

 同実行委員会が主催し、「ちゃんと知ろう 戦争・みんなで考えよう 平和」をテーマに行われた同展。日本原水爆被害者団体協議会が制作した「原爆と人間」のパネルや、広島市立基町高校の生徒たちが被爆者の体験を描いた油絵の複製画、核を取り巻く情勢と核兵器禁止条約の現状をまとめた資料などが展示された。東住吉小学校(中原区)の6年生が総合学習の時間に取り組む平和学習で、戦争の語り部から聞いた話を基に描いた絵を、児童一人ひとりが各パーツを担当し、120枚の画用紙をつなげて制作したアート「キッズゲルニカ」も展示され、来場者は足を止めて見入っていた。

 また6日には、チェルノブイリ被災者支援を行う浅野真理さんの講演、7日には県内在住で広島で被爆した西純子さんが自身の経験を語った。西さんは実行委員会メンバーとともに『赦すことを始めよう』と題した群読を披露した。来場者から寄せられたメッセージを葉に見立てた「平和の木」の制作も行われた。
あいさつする宮下会長

食育推進コンテスト 32作品が受賞 教育文化会館で表彰式

 食育を推進するレシピコンテスト「PTA'sキッチン」の表彰式が12月6日、市教育文化会館イベントホール(川崎区富士見)で開催され、受賞者に野菜や調味料などが贈られた。

 同コンテストは川崎市PTA連絡協議会(宮下大志会長)が市教委や地元企業らと共同実施。17回目の今回は、防災レシピ賞部門を加えた4部門で競い合われた。

 子どもや保護者、教職員などから寄せられた121のレシピを、市教委やJAセレサ川崎などの代表者ら6人が審査し、32作品を選び出した。

 受賞作品は以下の通り。(順不同・敬称略)

 【川崎市教育委員会賞】▽ふるさとの味部門...橘高PTA奥麻衣子、▽こども作品部門...片平小2年飯島怜美、幸町小2年出井健斗▽アレルギー対応メニュー部門...川崎高2年奈良岡麗

【川崎市スポーツ協会会長賞】▽ふるさとの味部門...橘中PTA保科卓也、川崎高3年二宮恵▽こども作品部門...高津小6年池田心優、▽アレルギー対応メニュー部門...富士見中一般安原真里

【川崎市学校給食会理事長賞】▽ふるさとの味部門...南生田小PTA田中洋考▽こども作品部門...犬蔵中3年國府田奈々、富士見台小6年森大空▽アレルギー対応メニュー部門...川崎中PTA原里恵

【JAセレサ川崎賞】▽ふるさとの味部門...鷺沼小PTA奥麻衣子、川崎高2年田尾実結咲▽こども作品部門...▽アレルギー対応メニュー部門...苅宿小3年宮島絆

【味の素賞】▽ふるさとの味部門...西中原中PTA木村里美▽こども作品部門...宮崎台小2年片倉浩輝

【かわさきこども食堂ネットワーク賞】▽こども作品部門...大師小2年小俣柚紀、宿河原小1年武藤巧真

【川崎市PTA連絡協議会会長賞】▽ふるさとの味部門...宮崎中PTA柿本勝栄、橘中PTA保科卓也▽こども作品部門...川崎高2年近藤紬、旭町小2年三枝帆夏▽アレルギー対応メニュー部門...末長小6年平田結香

【防災レシピ賞】長尾小教職員光眞啓子、川崎高2年大久保莉子、川崎高2年権藤ひなの
花植えに取り組む下平間小学校の2年生ら

下平間小児童が花植え 地元ボラが協力

 下平間小学校(勝俣久美子校長)の2年生約60人が11月27日、幸区下平間の大師堀公共花壇で恒例の花植えを行った。

 当日は2グループに分かれ、順番に実施。地元のボランティア団体・さいわい花クラブが指導に訪れ、プラスチックのカップから花苗を取り出し、穴を掘って土に埋めるところまでを丁寧に教えた。

 今回植えたのは、活動に賛同する川崎信用金庫から提供を受けた約120株の花苗。ノースポール、キンセンカ、パンジーなど、さまざまな花々が花壇を彩った。

 参加した同校の児童からは、「カップを取り外すのが難しかったけど、楽しかった」「思っていたより深くまで穴を掘る必要があった。元気に育ってほしい」「さいわい花クラブの人たちが優しかった」などと感想の声が上がった。

 この取り組みは、毎年春と秋の2回、夢見ヶ崎動物公園と同所で、幸区内の6つの小学校と地元ボランティア団体や企業などが連携し、地域の緑化活動の推進や、世代間交流の活性化などを目的に開催されているもの。1997年から継続的に実施され、今年で28年になる。10月〜11月にかけては下平間小学校のほか、日吉小学校、小倉小学校、夢見ヶ崎小学校、新小倉小学校、南加瀬小学校の児童らが参加。合計で約2千株の花苗を植えて、近隣住民の憩いの場を作った。
トークショーの登壇者ら

JCシニア主催 茶道とダンスがコラボ 川崎大師で

 茶道の伝統とダンスの革新がコラボしたイベントが11月16日、川崎大師 信徒会館で開催された。川崎青年会議所シニア・クラブ実行委員会主催。

 当日は和風Jazzダンスチーム「華美─Hanabi─」によるダンスショーや、茶道体験を実施。トークショーでは、裏千家教授で株式会社お茶目倶楽部の俵谷かおり代表取締役と、華美のMIWAさん、meguさんが互いの共通点や違いなどを深堀した。

 同イベントはともに川崎の文化として根付く茶道とダンスのコラボによって、互いの魅力を引き立てようと企画されたもの。183人が参加し、ユーチューブのプロモーション動画は約6万回再生を記録した。
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プロジェクトをPRする関係者

川崎市 「ことラー」拠点が登戸に アートを通じ人をつなぐ

 川崎市内の文化資源を使ってコミュニティーを活性化するアートコミュニケータ「ことラー」の拠点が新百合トウェンティワンホール(麻生区)から多摩区登戸にある第8井出ビル(向ヶ丘遊園駅北口徒歩1分)6階にこのほど、移転した。

 ことラーは、市が東京藝術大学と連携し、アートを介したコミュニティーを育むプロジェクト「こと!こと?かわさき」を2024年4月にスタート。現在、同プロジェクトに参加する1期生と2期生、あわせて70人が活動している。

 市は12月21日(日)から3期生30人の募集を開始する。応募条件は、文化芸術・コミュニティーに関心があり、市内で活動する意欲のある18歳以上(26年4月1日時点)で、ことルームや市内施設などで活動できる人。こと!こと?かわさきプロジェクトマネージャーの玉置真さんは、「アートを通じていろいろなコミュニケーションをことラーの方々と共に育んでいきたい」と話す。

 詳細は市のウェブサイトhttps://kotokoto-kawasaki.com。ことラーに関する問合せは市市民文化振興室【電話】044・200・3170。

NPO法人 ワカメ種付けを生配信 12月20日、インスタで

 NPO法人かわさき海のみどりの会(塩島健人理事長)が12月20日(土)午前10時から、関係者によるワカメの種付けを稲毛神社で行い、その模様をインスタグラムでライブ配信する。種付けしたロープを川崎港へ取り付ける様子も配信予定。

 同会によると2月22日にワカメの収穫祭を川崎マリエンで行い、年明けに参加者を受け付けるとしている。

生田緑地ゴルフ場 1月予約から全枠市民優先

 川崎国際生田緑地ゴルフ場の市民優先予約枠が来年1月1日の予約受付から拡大する。

 市民優先の対象は、市内在住、在勤者。

 年間5万人が利用する同ゴルフ場の予約枠は1日およそ50。これまでは、その内14を市民優先予約分に設定していたが、1月1日から受け付ける4月利用から全枠に変更。それ以外の一般予約や、キャンセル待ちは受付開始月の翌月からできるようになるという。ただし、アクセス集中を避けるため、月初にすべての枠を解放せず、毎月1日から15日にかけて順次受け付けるとのこと。

 川崎国際生田緑地ゴルフ場は川崎市が所有する公営ゴルフ場。名匠と言われる井上誠一氏による設計で1952年に開場した。多摩丘陵の自然を生かした18ホールは戦略性に富み、多くのゴルファーを魅了。都心から1時間でたどりつく立地も利便性が高いと人気だ。クラブハウスは2013年にリニューアル。ロビーやレストランから生田緑地の四季折々の自然が眺望できる。

 詳細は同ゴルフ場ホームページで。

女性活躍推進認証企業 今年度24社加わる 「かわさき☆えるぼし」160社に

 川崎市が女性の活躍やワークライフバランスの推進に積極的に取り組んでいる中小企業を認証する「かわさき☆えるぼし」の2025年度の対象企業が12月2日、決定した。今年度は新規が24社、更新が55社の計79社で、現在認証中の81社を合わせると総認証企業数は160社となる。

 同認証制度は市内の99%を占める中小企業に好例を示すことで、職場環境の改善を促していく制度。2018年度に創設された。3年ごとの更新もある。

 8回目となる今年度は、例年多い傾向の建設業関係に加え、教育、保育関係や介護、福祉関係などの業種からの応募があった。市では「女性活躍に向けた働きやすい環境づくりがさらに推進されることを期待する」と話した。

 具体的な取り組み事例としては、女性の採用数の向上▽スキルアップ、管理職育成に向けた研修機会の提供▽育児・介護休業法を超える休暇制度の活用▽在宅勤務・テレワーク勤務の活用▽子の看護休暇等で法定基準を上回る日数を規定する▽男性従業員の育児休業取得▽1年間の平均時間外労働時間が360時間未満などが挙げられた。

 市担当者は「10人に満たない企業でも取り組んでいる。自分たちもできるかもと思ってもらえたら」と期待を込めた。

 市では認証書贈呈式を来年1月19日(月)、本庁舎で開催予定だ。

 今年度の新規認証企業は以下の通り。

 【川崎区】(株)IEM ▽(株)アイルス ▽(株)アップ総合企画 ▽(株)クロベコーポレーション ▽(株)マルカエステート ▽(株)由貴工業

 【幸区】沼田工業(株) ▽メディサイエンス・エスポア(株)

 【中原区】三和クリエーション(株) ▽(株)重田組 ▽重田造園土木(株) ▽社会保険労務士法人 ミューゼス

 【高津区】(株)アプリコット倶楽部 ▽(株)エイトノット ▽(株)こころ ▽平田バルブ工業(株)

 【多摩区】(株)稲田水道工務店 ▽小川電機(株) ▽学校法人 岸栄光学園 生田ひまわり幼稚園 ▽(有)伸隆技建 ▽(株)ミズモリ

 【宮前区】河合土木(株) ▽(株)正建

 【麻生区】(株)東光測建
神前で花を生ける徳安会長ら

市茶華道協会 活動成果を神前に奉告 50人出席 献茶・献華式

 川崎市茶華道協会(徳安興理事長)は11月24日、稲毛神社(川崎区)で献茶・献華式を執り行い、神前に1年の活動成果を奉告し、今後の発展と活躍を祈願した。

 今年創立100周年を迎えた同協会。全国都市緑化かわさきフェアへの参加のほか、先月には川崎市文化賞を受賞するなど、節目の年に華々しい活動を送ってきた。

 そうした1年の活動の奉告をするため開催した今回の献茶・献華式。同協会会員のほか、名誉会長の福田紀彦川崎市長の代理で加藤順一副市長、同協会名誉顧問の原典之川崎市議会議長ら来賓含めて50人超が出席した。

 茶などを出席者に振舞った後、会員らは同神社神主に続いて川崎市役所前まで行列を作って練り歩いた。神殿内で篠原宗洋氏による茶を、徳安会長、天野綾園氏による花を神殿にお供えし、出席者の代表がそれぞれ玉串を奉納した。

 徳安会長は「我々が受け継いできた華道・茶道をはじめとする日本の伝統文化芸術は、自然と人との調和、心の静けさ、他者への敬意を育むもの。今年100周年を迎え、文化賞をいただくことができ、来賓、会員の方々と祝うことができた。先人への感謝を捧げ、これからの世代へ引き継いでいきたい」と思いを語った。
プログラムのベースとなるワークブックの表紙

川崎ダルク 依存症治療に新機軸 「認知行動療法」スタート

 薬物依存症者の治療回復支援施設「川崎ダルク」(新城/岡崎重人理事長)が、この秋から新しい形の外来型のプログラムを開始。近年、依存症を取り巻く環境は変化しているとされる中、柔軟に対応する「認知行動療法」という取り組みで、各方面から注目を集めている。

 2004年に開設された川崎ダルクは、薬物やアルコールなど多様な依存症からの回復を後押しする入所・通所施設。利用者の増加とともに活動拠点も広がり、現在はデイケアセンターのほか、共同生活を送る入所施設が、高津区と中原区に計3カ所ある。

 この施設で、500人近い依存症の人々とかかわり続けてきた岡崎重人理事長は「近年、依存症を取り巻く環境は変化しており、物質使用についても新たなステージに変わってきている。市販薬や処方薬、大麻(合成大麻などを含む)使用者数は増加傾向にあり、また若年齢化も危惧されている」と現況を分析。その上で「どうすれば必要な治療へとつながるのかを多くの医療や福祉関係者が考慮している」と関係者の苦悩を吐露する。

専門員がサポート

 そうした中、川崎ダルクでは「物質使用障害」「ギャンブル障害」といったくくりや、依存症者の性別にもとらわれない新しい形の外来型のプログラムが今秋からスタートしている。

 これは、薬物依存症者向けの資料をベースにした「認知行動療法」と呼ばれる取り組み。あらゆる依存問題に直面している人向けに改訂した「ワークブック」を使用しながら、各自の現状やニーズを確認し合い、生活の中で使えるスキルを得られるように、依存症からの回復途上のスタッフと、専門職種がサポートをしようというもの。

 また、プログラムを通して「依存症治療のハードルを下げる」「早期に治療につながることで深刻な状況にならないで済む」「教育や学び直しができる環境を作る」などといった目的の達成も期待できるとして、注目を集めている。

第2土曜日に実施

 プログラム実施は毎月第2土曜日の午前10時から。希望者は電話等での事前連絡が必要となる(【電話】044・798・7608)。元々は依存症当事者でもあった岡崎理事長は「自分の生き方の目標が見つけられ、依存対象を優先にした人生に固執しないように同じ境遇を持つサポートメンバーと歩む機会にできれば」と話し、「笑顔が取り戻せる場所として月に一度の開催ですが継続できるように頑張りたい」と広く利用を呼び掛けている。
絵画展を告知するポスター

突然の逝去後に発見された傑作群「荏原庸公 絵画展」 2026年1月6日からアートガーデンかわさきで

突然の逝去後に発見された荏原庸公さんの傑作群

没後発見された荏原さんの魂で描かれた色彩の群は、多くのアート関係者の心を動かし、遺作集として2024年に『荏原庸公 絵画作品』(誠文堂新光社)が刊行された。同年銀座での絵画展を経て、今回初めて、生まれ育った川崎市で開催となった。1月6日(火)より、川崎区にある「アートガーデンかわさき」で『荏原庸公 絵画展』が開催されるに際し、荏原さんの人生の軌跡を紹介。

 1976年に川崎市で生まれた荏原庸公(えばら ようこう)さんは、2023年10月、46歳で静かにこの世を去った。生前は、テキスタイルデザイナーやフランス語翻訳家として活躍していたが、彼の真の才能は、逝去後に遺族によって発見された100点ほどの絵画作品やデッサンにあった。28歳でHIVに感染した荏原さんは、パリ留学から帰国後もテキスタイルデザインや仏語翻訳の仕事をしながら絵画を制作。薬の副作用に苦しみながら闘病生活のなかで描いた作品の数点を除き、周囲に公開することはなかった。

 遺書の代わりに部屋に残されていたのは、色彩あふれる数々の作品。母のスミ子さんはそこで初めて庸公さんが絵画を制作していたことを知ることに。スミ子さんの愛によって世のなかに公表された傑作群は、多くのアート関係者の心を動かし、作品集や絵画展の開催へと至った。

精神探究を求めチベットに、創作の原点パリへ

 学生時代、旋律に触れたのは、密教の世界。荏原さんの芸術の根源は精神世界への深い関心にあった。チベット仏教や真言密教に傾倒し、中学時代から多くの専門書を読み、後に勉強会なども参加した。探究心は留まることなく、22歳でチベットを訪れ、チベット仏教の聖地となる寺院を巡るなど、造詣を深めるように。この体験が荏原さんの作品にみられる抽象的な表現や、色彩が持つ精神性へ投影されたのだろう。また晩年は、仏経を掘り下げるなど、高野山や川崎大師平間寺(真言密教)などを信仰。曼荼羅を思わせる作品もみられ、精神世界への深い探究が大きな影響を与えていたのだろう。

 また創作の世界を広げたパリでの日々。ファッションにも興味があった荏原さんは、服飾デザインやテキスタイルデザイン分野の職業へ興味を持ち、文化学院高等科と大塚テキスタイルデザイン専門学校を卒業した。ファッションへの探究も求め、24歳のときにフランスに渡り、パリの服飾学校「ステュディオ・ベルソー」に入学。仏語が堪能になり、在仏中にパリで開催された日本のセレクトショップイベントのコーディネーターも務めた。

密教とパリが生んだ独特の色彩

 現地で描かれた作品からは確かなデッサン力が伺える作品や1つのパターン生地から構想したラフスケッチなど、パリで開花した色彩センスの卓越した作品も残されている。帰国後の人物をデフォルメした作品は、水彩をメインにサインペンを使用し、ラメなどのグリッターを活用した2種類以上の異なる素材や技法の組み合わせが特徴である。人物の髪や背景も生地のようにタイル状に表現するなど、無機質な形のなかに鮮やかな色彩で構築された作品も多く、唯一無二の感性が伺える作品もある。

わずかな光のなかで紡がれた色彩の世界

 晩年の荏原さんは、薬の副作用から音や光に過敏となり、食欲減退から歩くことさえも困難であった。自室で多くの時間を過ごしていたが、死期を悟ったかのように最後は小さなスケッチブックにデッサンを遺した。しかし繊細な感性は絶えることなく、日中カーテンから漏れるわずかな光のなかで赤と青で描かれた母の肖像画は、感謝を示した遺書なのかもしれない。このころの作品は、動けないからこそ躍動間のある線が特徴。多くの時間を暗闇で過ごしたからこそ、荏原さんの目には、世界がより色彩豊かに映っており、キャンバスのなかに光を宿していたと推察もできる。

 精神世界の探究の果てに「生きること」の美しさや痛みとたたかいながらも筆を握り続け、苦悩と希望を渦巻くような痕跡が色濃く遺された芸術作品。2026年1月6日(火)から川崎駅中央東口より徒歩3分にある「アートガーデンかわさき」で開催される、色彩豊かなで感情が綴られた荏原庸公さんの傑作群を、ぜひ会場でご覧いただきたい。

「荏原庸公さんの作品集」https://www.seibundo-shinkosha.net/book/art/90314/

「インスタグラム」https://www.instagram.com/yokoebara/#

 『荏原庸公 絵画展』 - Yoko Ebara Art Exhibition2026 -

2026年1月6日(火)〜2026年1月11日(日)「アートガーデンかわさき」。1月6日(火)14時〜18時、7日(水)〜10日(土) 10時〜18時、最終日の11日(日)10時〜16時まで。入場無料。

「Special Event」2026年1月10日(土)午後3時より紀井利臣氏(跡見学園女子大学名誉教授)による特別公演「Yokoの美学と色彩」。午後4時より荏原紀子氏による創作ダンスパフォーマンス。共に入場無料

NPO法人 ワカメ種付けを生配信 12月20日、SNSで

 NPO法人かわさき海のみどりの会(塩島健人理事長)が12月20日(土)午前10時から、関係者によるワカメの種付けを稲毛神社で行い、その模様をSNS「Instagram」でライブ配信する。種付けしたロープを川崎港へ取り付ける様子も配信予定。

 同会によると2月22日にワカメの収穫祭を川崎マリエンで行い、年明けに参加者を受け付けるとしている。
勉強に励む利用者

冬休みも「よりみち」開放 要望受け、サービス拡大

 高校生年代に自習や休憩の場所を提供している「ふらっとよりみち」が、冬休み期間も開催される。場所はさいわい健康福祉プラザ(幸区戸手本町)。

 夏休みの期間限定で行われた同取り組みだったが、利用者からの強い要望を受け継続が決定。 現在の登録者数は46人(12月8日時点)で、8月から30人ほど増加している。

 直接声を掛けにくいと思われる高校生年代に配慮して、利用スペースにはホワイトボードを設置し要望を募集。すると「クッキーや辛いラーメンが食べたい」などの記載があり、幸区社会福祉協議会のスタッフがさっそく準備したという。

 期間は多くの学校が冬休みとなる、12月20日(土)〜12月27日(土)。土曜日が午前9時〜午後4時45分、火・金曜日が午前9時〜午後8時45分。対象は主に幸区在住・在学のおおむね16〜18歳。利用の際には登録が必要で、学校名や学年等を記入し、利用証を受け取る。

「推し湯」巡るスタンプラリー 来年2月15日まで

 川崎市28カ所と大田区31カ所の銭湯、京急の3駅(川崎大師駅、八丁畷駅、平和島駅)を巡るデジタルスタンプラリー「FIND YOUR 推し湯〜あなたの推し湯を見つけて!〜」が12月13日から始まった。

 イベントは大田区・川崎市浴場連携事業実行委員会と京浜急行電鉄が主催。来年2月15日(日)までの期間中、スタンプスポットに設置されてある二次元コードを読み取って集める。獲得したスタンプの数に応じてオリジナルグッズなどと交換できる。スタンプ1個の「参加賞」、2個の「大塚製薬賞」、4個の「京急賞」、6個の「銭湯賞」、10個の「達成賞」があり、達成賞は貸し切り列車「銭湯トレイン」への招待やオリジナルTシャツ、サウナハットなどが用意されている。

 応募は専用フォームで受付。詳細はウェブサイトから確認できる。

川崎能楽堂で 狂言を楽しもう 野村万蔵さんが上演・解説

 川崎市文化財団は「野村万蔵による芸能サロン〜狂言を楽しもう〜」を1月17日(土)、川崎能楽堂(川崎区日進町)で開催する。野村万蔵さんをはじめとした、和泉流の狂言師が出演する。

 演目は、野村万之丞さんの狂言「三本柱(さんぼんのはしら)」と 、野村万蔵さんによる狂言「無布施経(ふせないきょう)」。野村万蔵さんによる狂言や上演演目についての解説がある。同財団の担当者は「初めて鑑賞する人にはよりわかりやすく、観たことがある人にも新たな発見があるような内容」と来場を呼び掛けている。

 午後2時開演、1時30分開場。チケットは全席指定。料金は正面席3500円、脇正面・中正面席3000円。先着順。購入は、川崎能楽堂の電話・窓口、カンフェティの電話・ウェブサイトから 。問い合わせは、川崎市文化財団【電話】044・272・7366。

韓国・朝鮮の伝統芸能講座 1月から市ふれあい館で

 韓国・朝鮮の伝統芸能を学ぶ全4回の民族文化講座が1月から川崎市ふれあい館(川崎区桜本)で始まる。同館と市教育委員会が主催する。

 講座はチン、ケンガリ、チャンゴ、プクと呼ばれる打楽器を叩きながら踊る「プンムルノリ」(農楽)とソゴを使って踊る「ソゴノリ」。両教室とも韓国に遊学し、芸能を研鑽、同館で講師を務める李理恵子さんが指導する。

 開催日はいずれも1月11日(日)、12日(月・祝)、3月14日(土)、15日(日)。開催時間はプンムルノリが午後1時から3時。ソゴノリが午後3時15分から5時15分。

 受講料は無料。申し込み、問い合わせは同館【電話】044・276・4800、メールfureaikan@seikyu-sha.com
丸山祐市選手(左)と三浦颯太選手がトーク

GO!GO!!フロンターレ

笑顔あふれるサッカー教室開催

 中原区役所主催の「川崎フロンターレサッカー教室」が11月23日、Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで開催された。当日は多くの子どもとその家族が参加した。

 低学年のクラスでは、親子で一緒に体を動かすメニューを中心に展開。ボールの取り合いでは大人が本気を見せる場面もあり、笑い声と歓声が入り混じる温かい空間となった。高学年のクラスでは、普段のスクールさながらの"楽しく上達できる"練習が行われ、子どもたちは真剣な表情で汗を流した。

 会場にはキックターゲットなど4種類のサッカーアトラクションを設置。参加する子どもたちの多さに、得点に応じてプレゼントされるトレーディングカードが足りなくなるのではと、スタッフが不安になるほど盛況だったという。

 教室終了後には、目玉イベントの丸山祐市選手と三浦颯太選手によるスペシャルトークショーを開催。小学生からの質問に答えたほか、サイン色紙のプレゼントやハイタッチで交流を深めた。主催者は「来年も皆さまに楽しんでいただけるイベントを開催していきたい」と意欲を語った。

画像はいずれも川崎フロンターレ