川崎区・幸区 文化
公開日:2025.12.19
下平間小児童が花植え
地元ボラが協力
下平間小学校(勝俣久美子校長)の2年生約60人が11月27日、幸区下平間の大師堀公共花壇で恒例の花植えを行った。
当日は2グループに分かれ、順番に実施。地元のボランティア団体・さいわい花クラブが指導に訪れ、プラスチックのカップから花苗を取り出し、穴を掘って土に埋めるところまでを丁寧に教えた。
今回植えたのは、活動に賛同する川崎信用金庫から提供を受けた約120株の花苗。ノースポール、キンセンカ、パンジーなど、さまざまな花々が花壇を彩った。
参加した同校の児童からは、「カップを取り外すのが難しかったけど、楽しかった」「思っていたより深くまで穴を掘る必要があった。元気に育ってほしい」「さいわい花クラブの人たちが優しかった」などと感想の声が上がった。
この取り組みは、毎年春と秋の2回、夢見ヶ崎動物公園と同所で、幸区内の6つの小学校と地元ボランティア団体や企業などが連携し、地域の緑化活動の推進や、世代間交流の活性化などを目的に開催されているもの。1997年から継続的に実施され、今年で28年になる。10月〜11月にかけては下平間小学校のほか、日吉小学校、小倉小学校、夢見ヶ崎小学校、新小倉小学校、南加瀬小学校の児童らが参加。合計で約2千株の花苗を植えて、近隣住民の憩いの場を作った。
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