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川崎区・幸区 社会

公開日:2025.12.19

記憶・平和を「未来へ」
原爆展に延べ400人

  • 展示に見入る来場者

 「中原・平和を願う原爆展」が12月5日から10日まで、中原市民館1階ギャラリーで開催され、期間中延べ400人が会場を訪れた。

 同実行委員会が主催し、「ちゃんと知ろう 戦争・みんなで考えよう 平和」をテーマに行われた同展。日本原水爆被害者団体協議会が制作した「原爆と人間」のパネルや、広島市立基町高校の生徒たちが被爆者の体験を描いた油絵の複製画、核を取り巻く情勢と核兵器禁止条約の現状をまとめた資料などが展示された。東住吉小学校(中原区)の6年生が総合学習の時間に取り組む平和学習で、戦争の語り部から聞いた話を基に描いた絵を、児童一人ひとりが各パーツを担当し、120枚の画用紙をつなげて制作したアート「キッズゲルニカ」も展示され、来場者は足を止めて見入っていた。

 また6日には、チェルノブイリ被災者支援を行う浅野真理さんの講演、7日には県内在住で広島で被爆した西純子さんが自身の経験を語った。西さんは実行委員会メンバーとともに『赦すことを始めよう』と題した群読を披露した。来場者から寄せられたメッセージを葉に見立てた「平和の木」の制作も行われた。

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