港北区版【2月19日(木)号】
「新・ロボットのタクシー」と広報の小澤さん

【横浜市港北区】三和交通 タクシー廃材で巨大ロボット 本社に展示で地域活性へ

 港北区鳥山町の三和交通株式会社本社営業所(鳥山町480番地)に、JPNタクシーの廃材を再利用した巨大な「新・ロボットのタクシー」が完成し、2月4日から展示が開始された。高さ約2メートル、重さ1トンを超える機体は、単なる展示物ではなく、同社が長年続けてきた「エイプリルフール企画」から生まれたものだ。  ロボット作りの始まりは、2017年に実施した同社のエイプリルフール企画に遡る。当時、クラウンセダンの廃材で作られた初代「ロボットのタクシー」はSNSやテレビ番組で紹介されるなど反響を呼んだが、経年劣化により解体された。その後、「さらに進化したものを」と新プロジェクトが始動した。  制作を担ったのは、常務取締役の山口真さんと、横浜営業所の乗務社員で板金塗装職の経験を持つ山崎芳一さんの2人。他にも同社整備工場の職員も参加した。当初は24年4月の公開を予定していたが、吉川永一代表取締役社長から「納得できるクオリティに達していない」と判断され、一度完成間近だった構造をすべて解体し、設計からやり直す決断を下したという。山崎さんは「技術面は昔からの経験でカバーできたが、山口常務のデザインやポーズ案をもとに『作っては壊し』を繰り返し、3体目でようやく完成した。作り直す過程が一番大変だった」と、約2年にわたる試行錯誤を語る。 新たな命吹き込む  ロボット素材には、現在の主流である「JPNタクシー」の廃材が選ばれた。見どころは、制作チームが最も力を入れたという顔。目などが光る仕様にしており、玩具メーカー「タカラトミー」から「トランスフォーマー」として公認を受けた初代の意匠を継承しつつ、全身のバランスを再設計した。また、手の装飾に100円ショップのDIY用取っ手を使用するなど、身近な材料を活用している。ナンバープレートには同社の無線センター番号(471-6000)を刻印した。  また、機体の傍らには、山崎さんが制作に行き詰まった際の遊び心から生まれた、風が吹くとドラムを叩く小型ロボットも設置されている。 業界イメージを打破  同社はこれまでも「心霊スポット巡礼ツアー」や「忍者タクシー」、TikTokでの発信など、枠にとらわれない独自の企画を展開してきた。「"おじさんばかりで堅い"というタクシー業界のイメージを打破し、地域住民や求職者に挑戦できるフィールドであることを伝えたいという思いで色々な企画を考えています」と同社広報の小澤千秋さんは答える。また、来る4月のエイプリルフール企画については「絶賛構想中です」と続けた。  同ロボットは、本社の敷地内に期間を設けずに常設展示されている。小澤さんは「ぜひ気軽に遊びに来てほしいです。地域のフォトスポットになればうれしいです」と話している。見学の際は、タクシー車両の往来に十分な注意を。

横浜市予算案 安全・安心、子育てに重点 過去最大の2兆円超

 横浜市は1月26日、2026年度の当初予算案を発表した。一般会計の総額は前年度比5・8%増の2兆993億円で過去最大となった。特別会計と公営企業会計を合わせた総額は4兆700億円。26年度から始まる中期計画に連動させる形で市民ニーズを重視し、防犯対策などの安全・安心や子育て施策など、5項目に重点を置いた。市民ニーズを重視 予算案の発表会見で山中竹春市長は「予算を市民の”実感”に変える」をキャッチフレーズに掲げ、策定中の中期計画と同様に、市民ニーズを反映させることを意識したものであると強調した。 案では▽物価高騰対策▽安心・安全な暮らし▽こどもと向き合うゆとりの創出▽魅力あふれる心地よいまち▽世界に誇れる都市づくり――の5項目を柱に据えた。 物価高騰対策では、国の交付金を使い、小学校給食の実質無償化や中学校給食の価格据え置きを実施する。 地震防災戦略の推進には前年度の82億4千万円を大きく上回る126億円を計上し、学校トイレの洋式化などの避難所環境向上に取り組む。防犯対策として、宅配ボックスの設置補助に1億3千万円を充てた。 子育て支援策は、「ゆとりの創出」を意識し、4月からの中学校給食の全員実施のほか、商業施設や区庁舎などで子どもの短時間預かりを行う。ほかに、子育て世帯が戸建ての空き家を取得する際に最大200万円を補助する制度を始める。市立学校で児童生徒の個々の状況に合わせて出題する「AIドリル」を導入するために8億7600万円を計上した。 まちの魅力向上へ、臨港パークなどに憩いの場を設けるほか、水際線エリアに光の演出が可能な照明を設置する。野毛山動物園など、3カ所の動物園の魅力向上プロジェクトも進める。 27年開催の「GREEN×EXPO 2027」に向け、市民参加企画などを通して機運醸成を進める。中小企業の脱炭素化支援にも注力し、環境先進都市としてのブランド確立を目指す。市税収入は過去最高 歳入の根幹となる市税収入は、賃上げによる個人市民税の増などで、前年度比3・5%増の9759億円と過去最高を見込む。一方、人件費は前年度から270億円増の4235億円となった。 市はデータに基づく事業見直しなどで212億円の財源を創出したが、収支不足を補うため減債基金から100億円を活用して均衡を保った。 予算案は開会中の市会定例会で審議される。

横浜の歴史と魅力を発信する「横濱今昔写真」を主宰する 島田 翔陽(しょうよう)さん 綱島西在住 25歳

今昔写真で深める地元愛 ○…「ペリーが何年に横浜に来航…といった教科書上の歴史は知っていても、居留地の場所や古い建物など、市民でも意外と知らない歴史が多いんです」。関内エリアを中心に、同じ場所で撮影した現在と過去の2枚の風景写真を並べてSNSで紹介する「横濱今昔写真」。横浜の歴史と魅力を文章でも伝え「視点を変えれば、見慣れた景色や街歩きが何倍も楽しくなる。横浜をもっと好きになってもらえたら」と柔和な笑みを浮かべる。 ○…神奈川区出身。小5の時、地名に残る「神大寺」が実在しないことに疑問を持ち、自由研究で郷土史を調べたことが活動の原点。高校時代から城巡りを楽しみ、地元の小机城を愛す「歴史オタク」だったが、思春期ゆえにその情熱は隠し続けていた。転機は大学時代のコロナ禍。遠出が叶わず市内を街歩きする中、撮影した今の写真と昔の写真と並べてみた。「エモいってこうゆうことか」。衝撃が走り、SNSで発信すると瞬く間に拡散。隠していた熱量が、一気に爆発した。 ○…「尊敬する人」に挙げたのは、横浜出身のアーティスト「ゆず」の北川悠仁(ゆうじん)さん。高校生の時、偶然本人と遭遇し、そのオーラに触れて自分を磨こうと決意した。「横浜愛や自分だけの世界観、ファンを全力で楽しませる姿勢」に憧れ、自身の活動の指針に。4月からは活動を通じて縁ができた企業でWEBライターとして働く。「好きなことが仕事になった」と声を弾ませる。 ○…「今後は郊外にも焦点を当てたい」。個人宅の古写真や歴史を語りあえる「同年代の仲間」を絶賛募集中だ。現在は綱島に暮らし、再開発が進む街の行く末を見守る。「綱島温泉の復活が楽しみ。古い建物を生かした街づくりに貢献したい」と夢は膨らむ。

【横浜市】横浜市内の20代男性がはしか感染 白楽駅や菊名駅など利用、市が注意呼びかけ

 横浜市は2月18日、市内の20代男性がはしかに感染したと発表した。 発表によると、患者は2月11日に発熱し、17日に発しんが出現。市内医療機関を受診し、はしかと診断された。予防接種歴は不明だという。 男性は感染可能期間内に複数の公共交通機関と施設を利用していた。10日には東急東横線(白楽駅〜横浜駅)とJR京浜東北線(横浜駅〜大森駅)を利用。16日には横浜市営バス(六角橋〜東神奈川駅)、JR横浜線(東神奈川駅〜大口駅、大口駅〜菊名駅)、東急東横線(菊名駅〜白楽駅間)を利用していた。 さらに、16日に大口東総合病院=神奈川区=を午前8時30分頃から午後0時35分頃まで、17日にはけいゆう病院皮膚科=西区みなとみらい=を午前10時30分頃から11時頃まで訪れている。 市はこれらの交通機関や施設を同時間帯に利用してから3週間以内にはしかの疑いがある症状が現れた場合は、事前に医療機関へ電話連絡し、受診するよう呼びかけている。 市内ではしか感染者が発表されたのは今年初めて。全国では2月12日時点で32件が発表されている。
最高の演技を披露したメンバー

チアリーディング大会 金賞&奨励賞に笑顔咲く 横浜RAINBOWS!

 横浜チアリーディングチームRAINBOWS!が2月11日、東京都の京王アリーナTOKYOで行われた「第23回子どもチアリーディング大会」に出場した。 同チームは「GOLD」と「RED」の2チームでエキシビジョンマッチに参加。全59チームが出場していた同大会で、強豪がひしめき合う中、GOLDチームは金賞を受賞した。昨年世界大会で入賞を果たしていたこともあり、緊張も味方につけ完璧な演技で場内を魅了した。続くREDは、体調不良のためメンバーの1人が欠員。不安を抱えつつも、笑顔を絶やさない演技でチアフル賞を掴み取った。 同チームは3月29日(日)、大豆戸小学校体育館で開催される「RAINBOWS!フェスティバル」に向け準備を進めている。
来場者に大学芋を運ぶ児童

【北綱島小学校】「大学芋」で「ありがとう」を伝えたい!|特別支援学級の児童が地域ボランティアへお礼

 北綱島小学校で2月13日、個別支援学級の児童らが「スイートポテトレストラン」を開催した。 昨年、校内の花壇で児童らはサツマイモを栽培。育て方や収穫を一緒に手伝ってくれた「花ボランティア」の人たちに、お礼がしたいと今回のレストランを開催。児童らは収穫したサツマイモを「大学芋」に調理し振舞った。 参加者が来場すると、「いらっしゃいませ」と児童らは元気に迎え、「こちらにどうぞ」と席へ案内。なかには参加者が座りやすいように、椅子を引いてあげる児童の姿も。児童の気遣いに「ずいぶん立派になって」と参加者は感心していた。 大学芋を味わった参加者から「おいしい」と声を掛けられると、児童らは照れながらも、ほっとした表情でにっこり。 会の最後には、児童らが手話を交えた歌を披露。一生懸命な姿に「お腹も胸もいっぱい」と涙ぐむ参加者も。 昨年から児童の手伝いをしている女性は、「教えてもらう側だった子が、下の学年の子に教えているのを見かけて感慨深くて」と、言葉を詰まらせながら、児童の成長に胸を打たれていた。
コンサートのチラシ

ギャラリー&スペース弥平 春を先取るコンサート 2月22日㈰開催

 ギャラリー&スペース弥平(篠原北1の5の5)で2月22日(日)、「春のとびらコンサート」が開催される。 みのりさん、茨木智博さん、岡本夕佳さんの3人の奏者を迎え、歌とピアノ、オカリナやパーカッションを楽しめる。 午後2時開演で自由席(限定30席)2500円・高校生までは2000円・未就学児は無料。(問)yahei@galleryspaceyahei.com
ZINEを手に島田さん。「横濱今昔文庫」=写真右下棚(LOCAL BOOK STORE kita内)=で販売する

横浜の今昔、写真で紹介 中区のシェア本屋で販売

 横浜の新旧写真を通じて街の歴史や魅力をSNSで発信している「横濱今昔写真」が、初のZINE(小冊子)『横濱遊覧写真帖』を1月30日に発行した。 「横濱今昔写真」を主宰する島田翔陽さん(25)=人物風土記で紹介=は5年ほど前から、開港以降の横浜の古写真や絵ハガキを収集し、現在の同地点で撮影した写真と並べ、紹介してきた。フォロワー数が1万人突破したことを記念して制作された同冊子は、「大正版」と「昭和版」の2冊。明治30年〜大正12年頃と、昭和元年頃〜20年代頃の写真を収録している。「昔の人が横浜の街を観光するなら、と想像しながら作った」と話す通り、近代横浜のガイドブックのような一冊だ。各時代をイメージした字体や文体にもこだわり、「読みづらい点もあるかもしれないけれど、それもロマン」と島田さん。各50冊限定で、1冊1000円。28日にイベントも 同冊子を販売している中区日本通のシェア型本屋「LOCAL BOOK STORE kita.」で2月28日(土)10時〜17時、今昔写真展示や20代の若手街歩き団体が集まるイベントを開催する。入場無料(街歩きイベントは参加費500円で、事前予約制)。 現在、横浜の古い風景写真も募集中。問合せはメールmaruni.yokohama@gmail.comへ。
梅を植樹する子どもたち

師岡町梅の丘公園 「梅がない」返上へ 復活の植樹祭でにぎわい

 「梅のない梅の丘公園」――。そんな皮肉混じりの呼び名は、もう過去のもの。師岡町梅の丘公園で2月14日、地域の悲願だった梅の植樹祭が開催された。 2015年に開園した同園だが、翌年に「ウメ輪紋ウイルス」が発覚。27本の梅を緊急防除のために伐採し、約10年間梅のない公園となっていた。その後、21年の防除解除を受け、港北区が実施する地域の課題解決や活性化のための活動を支援する「地域のチカラ応援事業」の助成により待望の復活を遂げた。昨年11月に5年ぶりに開催された「星降る夜の幻燈会」に続く再生プロジェクトだ。 当日は、50人以上の地域住民らが参加。綱島東を拠点に活動する「道草図案舎トマルコ」が祝歌を披露し、呉服枝垂(くれはしだれ)や実梅など5本を植樹した。参加した師岡町在住の80歳の女性は「孫と来ました。記念日に晴れてよかった」とにっこり。熊野の森もろおかスタイルの肥後貴美子さんは「梅のない公園と呼ばれてきたがそれも今日まで。地域がつながり、子どもたちの未来が明るくなるように」と願いを込め、師岡地区連合町内会の長瀬進会長は「来年以降の植樹も皆で話し合って決め、大勢が集まれるお祭りができる公園にしたい」と展望を語った。最後は梅の根付きを祈念して、参加者全員の一本締めで幕を閉じた。
階段を上りながら読むことができるメッセージ

熱いメッセで受験生にエール 日吉駅に〝バズり〟看板

 慶應義塾大学日吉キャンパスの最寄り駅、東急東横線日吉駅構内の階段に2月9日から15日まで、受験生を応援する熱いメッセージが掲げられ、駅利用者や地域の人の間や、SNS上で話題となっている。 これは大手予備校の代々木ゼミナールが2017年から毎年この時期に、同駅構内に掲げる駅広告だ。担当する同ゼミナール広報企画部によると、日吉駅は多くの受験生が実際に志望校に向かう同線上にあるため、試験直前に不安と緊張の中で駅を訪れる受験生に背中を押せる言葉を届けたいと考えたという。 上下線ホームの階段4カ所の壁面に、『ここから先、志望校へ一歩ずつ近づいてゆく。』『どうか誇って欲しい。答案用紙に向かう自分を。』『上がったり下がったりしても、後退した日はなかったはずだ。』などのメッセージを5枚ずつ掲出し、「目標に向かうすべての受験生」に向けてエールを送った。「『鼓舞』よりも『肯定』に重きを置き、受験生のリアルな心情にどれだけ寄り添えているかを何度も議論を重ね、コピーを作成した」と、広報の松井テレサさんは話す。同ゼミナールには、受験生だけでなく、大学生や地域の人からも「自分の受験生時代を思い出した」や「社会人の今の自分に当てはめて泣いた」などの声が届いたという。
分包機にダミーの薬を振り分ける作業

地元薬局に「小さな薬剤師」 港北小2年「まちたんけん」

 坂本薬局妙蓮寺店の店内に2月5日、白衣を着た「小さな薬剤師たち」が登場し、薬の分包を体験した。 これは市立港北小学校の2年生を対象とした「まちたんけん」の一幕。同校の生活科の学習の一環として行われ、妙蓮寺駅周辺のさまざまな店舗が協力した。 同薬局に訪れた6人は、初めにスタッフたちに元気にあいさつし、白衣を着ると、店長の和田野歩さんから薬剤師の仕事について説明を受けた。そして順番に「薬の一包化」を体験。「高齢者などは薬の種類が増える。処方箋をもとに、患者さんに合わせて飲むタイミングごとにひとまとめにして、飲みやすくしてあげるのが薬剤師の役割」と説明を受けると、同店で実際に使用している分包機を使い、薬に見立てた粒状の菓子を「朝昼夕3日分」など、処方箋に従って分包していった。 ピンセットを使いながら作業を行った児童の一人は「振り分けた薬が、機械の中に吸い込まれていく様子が楽しかった」と感想を述べた。質問タイムでは、児童らから「薬は何でできているの」「冬によく出る薬は」「どのくらいの種類があるの」などの質問が飛び、和田さんが丁寧に答えていた。 同薬局の職場体験支援は一昨年の篠原小、昨年の港北小に続いて3回目。和田さんは「子どもの調剤体験は啓発イベントなどでも人気が高い。小さい頃から薬剤師の仕事に興味を持ってくれればうれしい」と話した。
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現在の外観(上)と壁撤去前

樽町に「こんちわ」の輪 壁を払い、開かれた庭に

 樽町在住の大森文彦さん・三乃里さん夫妻が自宅を地域に開放するコミュニティスペース「レモンの家(仮称)」として親しまれてきた場所が、オープンから1年を経て名称を「こんちわ」と改め、新たな姿を見せている。最大の変化は、敷地を囲んでいた高い塀が撤去されたこと。「ヨコハマ市民まち普請事業」の採択を受け、昨年末に物理的にも心理的にも「地域に開かれた庭」へと生まれ変わった。「互いが見える」安心感 高い塀をなくした理由は、単に入りやすくするためだけではない。「壁があると子どもの飛び出しに気づきにくい。お互いが見えるようにすることで、安全性を確保したかった」と文彦さん。また、庭には雨樋直結の「雨水タンク」を設置。下水への流入を抑え洪水を防ぐほか、溢れた水がゆっくり地中に浸透する仕組みも整えた。放課後の居場所 現在、「こんちわ」では毎週木曜日に駄菓子屋が開かれ、近隣の小学生を中心に20人から30人ほどが訪れる。取材当日も、1・2年生の児童たちが「毎週来てるよ」「ここがなくなったら困る」と元気に笑う姿が見られた。 地域には公園などが少なく、子どもたちにとっての放課後の居場所であり、大人たちが「自宅の開き方」を相談しに来る交流の拠点にもなっている。「自分の子どもたちが成長したときに還元できるような、地域に根ざした活動をしたかった」と話す三乃里さん。「でも、プレッシャーになりすぎず、続く範囲で楽しみながら地域に返したい」とにっこり。懐かしくも新しいつながりの場が、根付き始めている。

参加無料 「国税OB」が相続セミナー 3月26日、新横浜で

 相続税に特化したランドマーク税理士法人では3月26日(木)14時〜、「国税OBが解説する相続関連を中心とした税制改正セミナー&相続相談会」を新横浜セミナールーム(新横浜駅1分)で開催する。参加無料。 講師は公認会計士・税理士の清田幸佑さんと、元国税調査官で税理士の江連貴徳さん。セミナー終了後(15〜16時)には個別相談も(同社に初めて相談する人は無料)。 事前予約制。先着順のためお早めに。(問)【フリーダイヤル】0120・48・7271
認知症サポーター養成講座を受ける生徒ら

全校生徒が「サポーター」に 新田中学校で認知症講座

 新田中学校(長澤茂雄校長)で2月10日、1年生を対象とした「認知症サポーター養成講座」が開催された。新吉田あすなろ地区社会福祉協議会(宇田勇太会長)が主催する同講座は、毎年1年生が受講を継続することで、中学校卒業までに「全校生徒が認知症サポーター」になることを目指す取り組みだ。 講座では、地域に住む高齢者の約5人に1人が認知症になる可能性があると学習。具体的な対応を動画で学び、買い物の支払いで戸惑う高齢者へ「お財布に小銭はありませんか」と優しく声をかけるなど、相手の尊厳を守る接し方を学んだ。 1学年主任の横溝千尋教諭は「自転車で街を走る際、見守りシステムのシールやケアプラザの存在に気づくなど、街の見え方が変わるきっかけになれば。優しい人になってほしい」と生徒らへの期待を寄せる。 講座を終えた生徒らには「認知症サポーターカード」が一人ひとりに授与された。
須藤支社長(右)から目録を受け取る添田理事長

警備会社のアルソック 旭区のNPOに助成金 地域作業所の運営を支援

 綜合警備保障ALSOKの社会貢献活動として、福祉団体などを支援する(公財)ALSOKありがとう運動財団(東京都)が2月4日、障害者の地域作業所を運営するNPO法人カプカプ=旭区上白根町=に活動助成金50万円を贈呈した。 当日はALSOK(株)横浜北支社=港北区新横浜=の須藤勝彦支社長が作業所を訪問。同法人の添田好男理事長に目録を手渡した。 同法人は上白根町のほか、都筑区と緑区で喫茶店形式の作業所を開いている。「喫茶店は利用者が地域の方々と触れ合い、障害について理解してもらう場所」と添田理事長。贈呈を受けて、「劣化した設備を更新していくことは大変なので、とても助かります」と感謝を伝えた。 須藤支社長は「新しい調理器具の導入など、働いている方の利便性が少しでも良くなれば」と期待を寄せた。

横浜市長や市議らの給料・報酬、審議会が引き上げを答申

 市長や副市長の給料と市議の報酬について検討する横浜市特別職職員議員報酬等審議会(畑中隆爾会長=神奈川県弁護士会会長)は2月16日、給料・報酬を引き上げるべきとの答申を山中竹春市長に提出した。 答申によると、改定後の月額は市長が164万7千円(現行159万9千円)、副市長が132万4千円(同128万5千円)、市会議長が121万5千円(同117万9千円)、市議が98万2千円(同95万3千円)となる。 審議会の委員は経済界や労働界などの9人で、1月20日、2月5日に会議を行った。他の自治体との比較から据え置きを主張する声と物価高に対応するために引き上げるべきなどの意見が交錯したが、引き上げの声が多数を占めた。 20政令市で市長の給与を比較した場合、制度上、横浜市は名古屋市、大阪市に次いで3番目に高いが、上位2市は減額措置を講じており、支給額では横浜市が1位になっている。 市は今後、開会中の市会定例会に関連条例の改正案を提出する見通しで、可決されれば4月から引き上げられる。

横浜市内でB型インフル急増、今季最高値に迫る

 横浜市内でインフルエンザの感染が拡大している。市衛生研究所の発表によると、2月2日〜8日の市内定点医療機関あたりの患者報告数は53.30人で、前週の33.87人から急増。昨年11月中旬に記録した今シーズン最高値の60・78人に迫る状況になっている。 区別では、定点あたりの報告数が最も多かったのは栄区の99.67人。次いで都筑区(89.00人)、泉区(68.00人)、港北区(66.00人)、保土ケ谷区(63.60人)と続く。この週の定点医療機関から報告された患者数は市内全体で4690人だった。 今回の流行の特徴として、B型インフルエンザが全体の96.9%を占めており、A型にかかった人でも再感染のリスクがある。年齢別では15歳未満の報告が全体の81.5%を占めており、小学校を中心に241施設で学級閉鎖などの措置が取られている。 市は、こまめな手洗いや咳エチケットなど、基本的な感染予防策の徹底を呼びかけている。

【港北警察署管内】新横浜・菊名で「車上ねらい」続発、窓ガラス割られる被害|2026年2月2日~2月8日の犯罪発生件数

 港北警察署は2月10日、2月2日から2月8日までの犯罪発生状況を発表した。期間中の刑法犯認知件数は22件(不審者情報を除く)だった。窓割り手口の車上ねらいに注意 いずれも窓ガラスを割られる手口による、「車上ねらい」が新横浜を中心に被害が多発した。 新横浜(1月30日〜2月2日)では、駐車中の自動車の助手席窓ガラスが割られ、バッグ等が窃取された。同じく新横浜(2月2日〜3日)で、駐車場に停車中の車両2台から、それぞれ運転席側後部座席の窓ガラスを割られ、手提げバッグ等が盗まれた。菊名(2月4日〜5日)では、駐車場の車両の助手席窓ガラスを割られ、手提げバッグ等が窃取された。「ビデオ通話」悪用の詐欺 特殊詐欺の予兆電話も依然として確認されている。最近では警察官をかたり、「あなたの口座がマネーロンダリングに使用されている。ビデオ通話で取調べをする」と称して、現金を振り込ませようとする手口が横行している。同署は「警察がビデオ通話で現金の振り込みを要求することは絶対にありません。電話でお金の話が出た際は、すぐに周囲や警察に相談してください」と呼び掛けている。 同署は、公式X(@kouhoku_police)や、防犯ブザー機能等を搭載した県警アプリ「かながわポリス」の活用を強く推奨している。