港北区版【4月23日(木)号】
児童たちが作ったポップを手にする冨田館長(前列左から2人目)と職員ら

港北図書館 文部科学大臣表彰を受賞 子どもの読書活動を推進

 港北図書館が、特色ある優れた読書活動を行う「令和8年度子供の読書活動優秀実践図書館」として文部科学大臣表彰を受賞した。開館当初から地域ボランティアと協働し、多言語のおはなし会や「子ども司書」の育成、読書バリアフリーの推進に注力してきた姿勢が高く評価された。

 文部科学省では、子どもの読書活動を推進するため、2002年度から優れた実践を行う学校や図書館を表彰している。26年度の受賞施設として、横浜市内からは港北図書館のほか、南吉田小学校(南区)、梅林小学校うめりんこクラブ(磯子区)が選ばれた。表彰式は本日23日、東京都内の国立オリンピック記念青少年総合センターで開催される。

地域と育む「おはなし」の輪

 同館は1980年の開館当初から46年間にわたり、地域の活動団体やボランティアと手を取り合ってきた。現在もその絆は深く、絵本、語り、紙芝居、英語や多言語によるおはなし会など、多彩なプログラムを展開している。24年には50〜60代の地域住民による新たなボランティアグループを立ち上げ、おはなし会のさらなる拡充を図った。司書が工夫を凝らし、活動が長続きする仕組みを構築してきたことが、今回の形となって結実した。冨田育子館長は「今回の受賞はボランティア活動の協力あってこそ。皆さんに報告し、一緒に喜びを分かち合いたい」と感謝を口にする。

未来の担い手を

 次世代の読書推進の担い手育成にも余念がない。23年に始まった「子ども司書講座」は、夏休み中の全3回の講座を通じて、司書の仕事体験や施設見学、ポップ作りなどを行うものだ。23年は小学生16人、24年は中学生(「中学生ライブラリアン」)5人、25年は小学生10人が認定を受けた。子どもたちは修了後もイベント運営に主体的に関わっている。自分が薦める本を紹介する活動は同世代から好評で、冨田館長は「相手にヒアリングして本を選ぶ姿には大人も感心する。本を通じてコミュニケーション能力や認識を広げ、人生の可能性を広げる機会になっている」と手応えを語る。

誰もが楽しめる場に

 近年は「読書バリアフリー」の推進にも力を入れている。「手で読む絵本」や、読みたい行を強調する「リーディングトラッカー」を作るイベントを実施し、障害の有無にかかわらず読書を楽しめる環境を整備してきた。「小さい頃からおはなしに触れることは成長において重要」と冨田館長。今後は本好きの子だけでなく、より幅広い層に向け、読むだけでなく、耳で聴く読書などの多様なスタイルを提案していく構えだ。

大豆戸町内会館の専用ボックスの前で(右から)吉田会長、福崎克代副会長、田口司副会長、秋山恭平総務部長

大豆戸町内会 いじめ早期発見へ箱設置 匿名アンケートで声拾う

 大豆戸町内会はこのほど、地域の子どもたちをいじめから守るため、「いじめ発見アンケート」の専用ボックスを設置する取組みを始めた。同町内会館をはじめ、大豆戸地域ケアプラザや港北スポーツセンターなど、子どもが集まる施設に順次設置している。地域が窓口となり子どもたちの小さなSOSを拾い上げ、学校等と連携して早期解決を目指す。

 この取組みは、同町内会の吉田亙会長が近隣小学校の学校運営委員会でいじめの報告を受けたことや、昨年末に会館開放事業の子どもたちが集まる中で起きた、保護者と児童のトラブルを目の当たりにしたことが契機となった。既存のルールでは柔軟な対応が難しいと感じ、アンケート箱の設置を決めた。

 用紙は匿名でも記入できる。被害を具体的に把握するため「無視や仲間外れ」「変なあだ名や悪口」「役割や当番の押し付け」「物を隠される」「お金や物をとられる」などの項目を設け、「ある・ない・わからない」で回答させる。さらに「ご飯は食べられていますか」「夜はぐっすり眠れていますか」など深刻度を測る質問や、相談窓口の連絡先も記載した。用紙が入っていればすぐに回収し、該当する学校へ届けて早期対応を促す仕組みだ。

子が多く集まる場で

 ボックスを設置した大豆戸地域ケアプラザの櫻井敦也所長は「口では言えないことも紙で知らせられる良い取組み。当館の子ども向け教室の参加者たちに活用してもらいたい」と語る。同町内会の吉田会長は「早く察知して対応することが大事。困っていたら一人で悩まず、みんなで助け合いましょう」と呼び掛ける。今後も設置を拡大し、地域全体で子どもを見守る体制づくりを進めていく。

5月30日に港北図書館主催の読書講演会に登壇する絵本作家 ひらぎみつえさん 港北区在住 48歳


日常の「おもしろい」を形に

 ○…「ただ『大変だ』と思うより、笑いに変えられないかな」。作品を語る表情はどこまでも無邪気で楽しそうだ。しかけ絵本『ころりん・ぱ!』など、好奇心を刺激する作品を次々と生み出す。「例えば、この本の山がどこまで重なると崩れるのか、とか、お菓子の箱を展開したらどうなるの?とか」。その素顔は、日常の些細な風景から「おもしろい」を見つけ出す達人だ。

 ○…石川県金沢市出身。幼いころから絵を描くことが好きで得意だった。物心つくころには「できないことを、できるようにしなきゃ」と中学・高校時代は”好きではあるが苦手”なバスケットボール部に所属し6年間汗を流した。「味方のフェイントに引っかかるけどフリースローは得意で」とはにかむ。進学を機に上京し、東京大学で文学を学んだ。卒業後は広告会社で営業職に。30歳を目前に「一番好きなことを仕事にしたい」と一念発起。絵本教室へ通い始め、出産を機に専業作家としての道を歩み出した。

 ○…港北区に住み始め16年。愛犬との緑豊かな緑道や川沿いの散歩がお気に入りだ。かつて地域の先輩ママたちが見せた、子の喧嘩をあえて見守る余裕に「ちゃんとさせなきゃ」という焦りが消えた。学校に行き渋る娘と立ち往生した際にかけられた年配男性からの「ご苦労様です」の一言も宝物だ。「周りのおおらかな人たちに支えられ、私も育てられました」

 ○…原動力は、仕掛けを動かして「できた!」と喜ぶ読み手の笑顔。その小さな達成感が、自分や世界を好きになるきっかけになると信じている。5月の講演会は「大人も自分の”好き”を思い出せる時間になれば」。人々の心に届く瑞々しい驚きを、これからもつむぎ続けていく。

協定書を手にする青木元センター長(右)と伊藤学長

YSMC スポーツ理学療法を推進 豊橋創造大学と連携協定

 日産スタジアム内にある「横浜市スポーツ医科学センター(YSMC)」は3月30日、愛知県の豊橋創造大学保健医療学部理学療法学科と事業連携協定を締結した。

 当日は青木治人センター長(当時)と伊藤晴康学長が出席し、双方が持つ専門的知見を活かしてスポーツ理学療法分野における教育や研究、社会貢献の発展を目指すことを確認した。

 主な連携事業として、センターから同大へ客員教授として講師を派遣し、「スポーツ理学療法学」の講義を担当するほか、カリキュラムの助言や監修を行う。また、理学療法士を目指す学生の臨床実習をセンターで受け入れ、医療の現場で患者に対応できる実践力を備えた専門人材の育成を支援していく。

 さらに、双方の強みを掛け合わせた共同研究も進める。センターが得意とするバイオメカニクスなどの動作解析と、大学側が行う筋肉の回復メカニズムなど筋生理学の研究をコラボレーションさせる予定だ。今後は市民公開講座を通じた社会貢献も構想されている。

 同センターの柴田真子リハビリテーション科長は、この分野の人材が育つことで「スポーツ界への貢献はもちろん、トップアスリート支援の知見を一般市民のライフパフォーマンス向上に生かすことにもつながる」と話しており、スポーツ理学療法を通じた、地域社会へのさらなる還元が期待される。

まめっち

大豆戸町 ケアプラでリトミック 幼児と保護者 参加募集

 大豆戸地域ケアプラザ(大豆戸町316の1)で4月26日(日)、幼児と保護者向けの「まめっこ・しあたー」が開催される。午前10時から11時30分まで。NPO法人ポケットが協力。

 音に合わせて自由に体を動かし、表現を楽しむリトミックを実施。続けることにより、音感・リズム感の向上や、運動能力・集中力・記憶力・判断力が総合的に高まるとされ、子どもの心身のバランスが取れた発達に役立つという。

 講師は金田友美さん。定員15組(要申込み)。空きがあれば、当日参加も可能。参加費は1組500円。「おうち時間、ちょっとマンネリしていませんか?親子で楽しめる内容がいっぱい。笑顔あふれるひとときを、一緒に過ごしましょう」と同館スタッフ。同館キャラクターの「まめっち」も登場する予定。問い合わせ、申し込みは同地域ケアプラザ【電話】045・432・4911。

会員の作品「明日へ向かい」楠美憲輔

写真作品33点並ぶ 5月12日~ ミズキーホールで

 第28回フォトクラブひよし写真展が5月12日(火)から18日(月)まで、ミズキーホール4階ギャラリーA・Bで開催される。主催は日吉を拠点に写真活動を行う「フォトクラブひよし(崎山哲雄会長)」。

 写真家・門井ゆりかさんを講師に迎え活動している同クラブ。出品は講師と生徒14人による33点の風景、自由作品。

 入場無料。時間は午前10時〜午後5時。ただし初日12日は午後1時から、最終日18日は午後4時まで。問い合わせは崎山会長【携帯電話】080・5374・5000。

港北公会堂 子の手形・足形でアート 特別な日の記念に

 港北公会堂の和室で5月4日(月)、手形・足形アートワークショップが開催される。

 午前10時30分から20分ごと全10回(最終は午後1時30分〜)。生後2カ月〜3歳対象で、兄弟で1枚の作品も可能。講師はよしだまゆみさん。

 参加費は1組2000円〜3500円。定員10組、先着順。「ねんね」「ごろん」の赤ちゃんはバスタオル持参。

 子どもの日アートや母の日、父の日アートなどの種類あり=写真。「お子様の可愛い手足を作品で残しませんか」

 問い合わせ、申し込みは港北公会堂【電話】045・540・2400。

店前にはドックリードをつなげられる

妙蓮寺MARUGRA 地域に健康を届ける 地域の主婦らが活躍

 妙蓮寺の踏切近くに4月19日、オーガニック素材にこだわり、手軽に美味しく栄養摂取が可能なグラノーラを販売するMARUGRA(マルグラ/菊名1の2の1)がオープンした。

 同店代表の高橋はる香さんは、自身が出産や子育てをする中で、「どうしても自分のことを後回しにしがち」と感じたという。「友人も、さっと食べられるお菓子を食事にしていて」。忙しい女性や産後、元気がないときにでも、簡単に美味しく栄養補給ができないか模索した中から、「グラノーラ」に行き着いた。ネット販売からスタートしたが「顔を見て手渡したい」という思いが募り、「出店するなら地元へ何か還元しよう」と奮起し、店舗オープンにこぎつけた。

 同店のスタッフは高橋さんをはじめ、子育て中のママばかり。副代表である保坂あかねさんは「同じ目線だからこそ気づけること」を強味にしながら、「地域の新たなウェルネススポットにしていきたい」とはにかむ。高橋さんたちは、妙蓮寺から今日よりも明日を心地よく健康に過ごす手助けをしていく。

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タウンニュース発 自治会サイト「ジチカ」開設
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タウンニュース社は4月1日、神奈川県内の自治会町内会(以下自治会)まちづくり応援サイト「JichiCa(ジチカ)」を開設した。紙の回覧板に伴う作業負担やデジ... (続きを読む)
元プロキックボクサーの杉本さん

バリアフリーキックボクシング 格闘技で育む自己肯定感 心身整える新たな療育

 綱島を拠点に、発達障害や自閉症などの特性がある子どもたちが安心して取り組める「バリアフリーキックボクシング」の輪が広がっている。元プロキックボクサーの杉本拓磨さん(44)が主宰するこの活動は、運動能力の向上のみならず、感情表現や自己肯定感を高める新たな運動療育の場として注目を集めている。

 杉本さんは綱島駅近くでパーソナルジム「アンディスピューテッドジャパン」を経営する傍ら、5年前から同活動を開始した。きっかけは、現役時代の海外経験にある。大学卒業後すぐに修行で出向いたオランダや、プロとして活動したアメリカなどで、言葉や国籍を越えて受け入れられた経験から「多様性を認め合う場」の重要性を痛感。引退後、外資系企業での勤務を経て、コロナ禍を機に「自分にしかできない社会貢献」として現在の道を歩み始めた。

 「グローブをはめると、どの子も障害を感じさせないほど真剣な表情になる」と杉本さんは語る。キックボクシング特有の全身運動は、脳の活性化や機能改善に効果的とされる。運動が苦手だった子が自らミットを叩くようになるなど、現場では日々小さな変化が生まれているという。現在は名古屋や静岡など全国へ活動を広げており、格闘家のセカンドキャリア支援としての側面も併せ持つ。

教育現場も高く評価

 活動はジム内にとどまらず、放課後等デイサービスや大学等の教育機関とも連携。順番を待つことや相手への敬意など、集団生活に必要な社会性を育む場にもなっている。その教育的効果は高く、静岡福祉大学の斎藤剛子ども学部長からも「子どもへの運動支援」として推薦を受けるほどだ。

 5月3日(日)の午前10時から午後2時まで、綱島のジムにて無料開放イベントが開催される。杉本さんは「まずは楽しさを知ってほしい」と、地域や福祉施設との連携を視野にさらなる普及を目指している。

■綱島東1の7の18(綱島駅、新綱島駅徒歩1分)/【携帯電話】070・1542・8213

吹き方のコツを掴み大きな笛声を響かす児童ら

松の川緑道まつり 青空の下、笛声響かす アルプホルンに児童熱中

 松の川緑道で4月18日、第32回目となる松の川緑道まつりが開催された。昨年は雨天のため、下田小学校での開催となったが、今年は晴天に恵まれ、多くの地域住民が訪れていた。

 同まつりの会場となったのは緑道内にある「鳥の広場」。広場付近では、レンゲソウを生け自分だけの花束を作るワークショップや、ママレードの試食などが開かれていた。中でも注目を集めたのがアルプホルン体験。大きな笛の音に来場者らが立ち止まり聴き入る姿も。

 児童らが体験に参加すると、自身よりはるかに大きな楽器に「長い」と驚きながら、なかなか音を出せずに悪戦苦闘。少しずつコツを掴みだすと、大きな音色を緑道に響かせ、沿道から拍手が送られていた。

 体験に参加した小学2年生の児童は「音を出すことができて楽しかった」とにっこり。また、拍手を送った女性は「自然の中での演奏は気持ちいい」と目を細めた。

 同まつりを主催した松の川緑道の会の代表である田邊美紗代さんは「自然に触れる楽しさを知って、緑道の大切さを考えてもらえたら」と朗らかに会場を見守っていた。

児童に声を掛けながら、登校を見守る篠崎さん=4月17日

大豆戸小 児童の安全、守り続け20年 登校見守る篠﨑さん

 大豆戸小学校の校門前で、20年にわたり児童の登校を見守り続けている人物がいる。大豆戸町内会の前会長で、現在は複数の公園愛護会会長などを務める篠崎元彦さん(86)だ。

 活動の原点は約20年前、同校に不審者が侵入した事件にさかのぼる。当時、町内会長だった篠崎さんは、不審者侵入や交通事故を未然に防ごうとする学校の対策に賛同し、教職員と共に旗を振り始めた。会長退任後も活動を継続し、その功績から教育委員会より2度の表彰を受けている。

 現在は午前8時10分の開門に合わせ、児童が一斉に登校してくる。現場は車両通行止めだが自転車の往来は激しく、昨年度末には安全向上のため横断歩道が刷新された。また今年度から登校班が廃止されるなど環境が変化する中で、篠崎さんの存在はより重要性を増している。

 20余年で送り出した卒業生は2000人以上。「街で声を掛けられるのがうれしい」と話す篠崎さんの原動力は、子どもたちの元気な姿だ。八城政徳校長は「教職員だけでは見切れない部分もあり、地域の方々の存在は大変ありがたい」と感謝を述べる。篠崎さんは「できる限り続けていきたい」と話し、これからも地域の安全を足元から支えていく。

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市不登校・いじめ対策部 DX、居場所拡充で成果 開設1年、課題は広報など

 横浜市教育委員会が不登校支援やいじめ調査の対策強化を目的に専門部署「不登校支援・いじめ対策部」を新設し、1年が経過した。居場所の拡充やデジタルの活用など、子どもたちの心の変化を早期に察知し、支援につなげる形が軌道に乗り始めている。

 「いじめ対策部」は、多様な情報を一元化し、迅速な支援につなげるため2025年4月に新設された。5月には横浜市いじめ防止基本方針を7年ぶりに改定。素案の段階で子どもたちから寄せられた意見を基本方針に反映した。また8月には市初となる総合的な不登校支援拠点「ハートフルセンター上大岡」(港南区)を開所した。

利用者倍増

 同センターは、子どもたちが自身の興味・関心に合わせてプログラムを選択できるほか、来所(リアル)だけでなくオンラインやバーチャルなど重層的に学べる空間づくりで、新たな居場所として定着しつつある。

 同センターの前身施設は、1日平均10人前後の利用だったが、同センターは来所の利用者だけで平均21人とほぼ倍増。利用する保護者からは「同じ支援員が常駐しており、子どもにとって『安心できる場所』になっている」などの声が寄せられている。同部の担当者は「リアルでなくても『誰かとつながっている』と思えることが安心感につながっている」と語る。一方で、広報の強化などを今後の課題に挙げた。

タブレット活用

 横浜市大と連携し、1人1台支給しているタブレットを使い、子どもたちの心の変化を可視化、早期の支援に結び付ける「横浜モデル」も始動。現在市内2校のモデル校で実施しているが、今年度は夏頃をめどに18校程度に増やし、さらなる支援につなげる構えだ。

 市教委では26年度から4年間の「第5期横浜市教育振興基本計画」を策定。計画でも学校が安心できる場所であるための指標と目標を掲げている。同部の担当者は「DXの推進で子どもたちのSOSを受け取るチャンネルは増えているので、より早期の支援につなげていきたい」と語った。

絵本『ぐるぐるさん』の仕掛け説明をするひらぎさん

【菊名・港北図書館】5月30日㈯にひらぎみつえさん講演会。展示「子どもの心で楽しむ絵本の時間。」も開催中

 港北区在住の絵本作家、ひらぎみつえさん=人物風土記で紹介=の世界に触れるイベントが港北図書館(菊名)で開催されている。

 現在、同館1階の港北まちの情報コーナーでは展示「絵本作家ひらぎみつえ 子どもの心で楽しむ絵本の時間。」が開催中。代表作『ころりん・ぱ!』などの手に取って遊べる「しかけ絵本」が並ぶほか、原画を見ることができる。期間は5月31日(日)まで。

 5月30日(土)には、ひらぎさん本人による読書講演会が菊名地区センター3階中会議室で行われる。時間は午前10時30分から正午まで。講演では「しかけ絵本」が生まれるまでの裏話や、自身の子育ての中で感じた絵本の魅力について語られる予定だ。

 ひらぎさんは今回のイベントに向け、「自分で仕掛けを動かして『できた!』という経験を通し、子どもたちが世界や自分を好きになるきっかけになれば。また、大人の方にとっても『私、こんなのが好きだったな』と、子ども時代を思い出す時間になればうれしいです」と思いを語る。

 参加費無料。定員40人(応募多数の場合は港北区内在住・在勤・在学の人が優先され、抽選となる)。申込期限は4月30日(木)まで。横浜市電子申請・届出システムで受け付ける。

 (問)港北図書館【電話】045・421・1211

横浜市民広間演奏会所属アーティストが出演

アイスクリーム発祥の地で コンサート5組10人招待 5月9日、関内ホール

 アイスクリームの日である5月9日(土)、日本発祥の地・馬車道にある関内ホール(関内駅北口6分)で「陽だまりコンサート」が開催される。

 親しみのあるクラシックの名曲や映画音楽などのほか、毎回好評の会場全員で歌うコーナーも。

 午後2時開演(90分予定)。全席指定で1000円、4歳以上入場可。チケット購入は【電話】045・662・8411。

 このコンサートに読者5組10人を招待。ハガキに〒住所、氏名、年齢、感想を明記の上、〒231―0033横浜市中区長者町2の5の14タウンニュース「関内ホールコンサート」係へ。4月28日(火)必着。

参加者募集 松の川緑道と古刹を巡る 5月23日、ガイドツアー

 「こうほく再発見シリーズ」として、松の川緑道と古刹を巡るガイドツアーが、5月23日(土)に開催される。主催の港北ボランティアガイドの会では現在、参加希望者の応募を受け付けている。

 当日は、地下鉄グリーンライン「高田駅」に午前9時30分集合。そこから塩谷寺、高田天満宮、興禅寺、松の川緑道、真福寺、下田地域ケアプラザと巡り、日吉駅で解散する約5・3Kmの行程。「新緑の季節に、自然と歴史たっぷり楽しむウォーキングツアーです」と主催者。

 参加費500円(保険料・資料代等)、持ち物は飲み物、帽子、雨具など。小雨決行、荒天の場合は中止。中止の場合は前日午後8時までに同団体HP(https://kouhokuvg.yokohama)に掲載される。

 募集は70人で応募多数時は抽選。応募は同団体HPの申込フォームまたは、往復はがきで。はがきには【1】ツアー名「松の川緑道と古刹をめぐる」【2】郵便番号・住所・氏名(ふりがな)・年齢・電話番号(複数人の場合は全員の氏名、ふりがな、年齢)【3】返信用はがきの宛名面に自身の住所・氏名を記入し、222―0032港北区大豆戸町26の1港北区区民活動支援センターへ。5月11日(月)必着。

新発売の横浜セゾン(左)をはじめ、香りや味わいの異なるクラフト缶6種飲み比べセット

横浜ビールがクラフト缶第6弾「横浜セゾン」を4月1日に新発売。飲み比べ6種セットを抽選で3人にプレゼント

 クラフトビールメーカー・横浜ビール=横浜市中区=が4月1日、レギュラー缶ビールの新作「横浜セゾン」(350ml・427円)の販売を開始した。

 「かつてベルギーの農家たちが農作業の合間に喉を潤した伝統的なセゾンスタイルをベースに、現代の『休息の一杯』となるよう追求した」と醸造長の井田章一さん。

 これによりラガー、瀬谷の小麦や小田原のみかんを使ったビールなどバラエティ豊かな全6種類の缶ビールが出揃った。「様々なフードとのペアリングを楽しんでほしい」と話している。

 抽選で3人に6缶飲み比べセットをプレゼント。ハガキに〒住所、氏名、年齢を明記し、〒231―0033横浜市中区長者町2の5の14タウンニュース「横浜ビール」係へ。5月15日(金)必着。

▶前回開催時の様子=提供写真

【新羽町】ペットと一緒に参加可能!気軽に楽しめるマルシェ|4月26日㈰に新羽中央町内会館で

 新羽中央町内会館(新羽町1616)で4月26日(日)、ニッパでマルシェが開催される。

 毎月開催している同マルシェは、入場無料で誰でも気軽に楽しめるのが魅力。地元野菜やハンドメイド作品の販売をはじめ、ワークショップも多数出展する。担当者の岩佐眞美さんは「筆談の対応も行っており、おしゃべりが苦手な方も参加しやすいですよ」と話し、「ペットも抱っこで入館できるので、お気軽にお越しください」とにっこり。

 午前10時から午後3時までの開催。問い合わせは、岩佐さん【携帯電話】080・7737・1884または、info@iwasamami.com。

左から山根風仁さん(C)John Cooper、石川友香理さん、井上玲さん

【大倉山ジョイフルコンサート】80回目の節目をリコーダーが彩る|5月17日㈰に港北公会堂で

 港北公会堂(大豆戸町26の1)で5月17日(日)、大倉山ジョイフルコンサート「バロック・リコーダーの夜明け〜18世紀ロンドンのリコーダー音楽集」が開催される。

 今回が第80回目の節目を迎える同コンサート。節目を彩るのは、リコーダー奏者の井上玲さん、チェンバロ奏者の石川友香理さん、バロック・チェロ奏者の山根風仁さんの3人。当日は、若き奏者たちによる、イギリス等の作曲家たちが残したリコーダー独奏曲などを堪能できる。

 午後2時開演(30分前開場)。全席自由で大人2000円・高校生以下1000円。未就学児の入場は不可。要予約。受付は5月16日(土)午後5時まで。予約は【携帯電話】080・8424・5108。

会見で方針を発表する後藤参議院議員(中央)(左は初鹿野裕樹参議院議員、右は清野匡志茅ヶ崎市議)

参政党 来春の横浜市議選で港北区など10選挙区に候補者擁立へ 県内全体では36人 方針発表

 参政党神奈川県連が4月20日、県庁で記者会見を開き、来年春の統一地方選挙で県内の15市町議選と県議選で、計36人の擁立を目指すと発表した。このうち、横浜市議選には10選挙区で候補者を立てるとした。

 参政党は統一地方選で全国に候補者600人を立てて500人の当選を目指す「プロジェクト600」を進めている。

 候補者を立てるのは横浜、川崎、相模原の3政令市議選のほか、横須賀、藤沢、大和、小田原、平塚、茅ヶ崎、三浦、伊勢原、南足柄、綾瀬の各市議選と葉山、開成の町議選。

 横浜市議選では18区のうち、金沢、港南、鶴見、神奈川、戸塚、保土ケ谷、旭、港北、青葉、都筑の10区で候補者を立てる。川崎市議選では全7区、相模原市議選では全3区で擁立する。

 2月の衆院選での比例票の状況を考慮し、横須賀、藤沢、大和の市議選では2人を擁立する構え。県議選は藤沢のみで擁立する。

 会見でプロジェクト600の南関東ブロックのリーダーを務める後藤翔太参議院議員は「しっかりとした地盤を作り、有権者が心から参政党を応援してくれる環境を作っていく」と話した。今後、候補者の公募を行い、9月末までに決定する方針だ。

チラシを持ち参加を呼び掛ける鳥谷さん

【新横浜】待望の野菜販売がついに! 5月4日・5日に駅前西広場で「シンヨコハマルシェ」

 新横浜の街を「花と緑」で彩る地域密着型イベント「シンヨコハマルシェ 2026 Spring」が、5月4日(月)と5日(火)の2日間、新横浜駅前西広場で開催される。新横浜町内会が主催する同イベントは今回で3回目を迎え、昨年の雨天中止による無念を晴らすべく、初の2日間開催というリベンジに打って出る。

 今回の最大の目玉は、第1回から要望が絶えなかった待望の「野菜販売」。1日目はJA横浜、2日目は地元野菜を扱う「濱の八百屋」が出店し、新鮮な地場野菜が駅前に並ぶ。会場内には、国内外で活躍する画家・高橋憲助氏らによる迫力のライブペイントや、多肉植物の寄せ植えなどのワークショップ、さらにボーイスカウトによる焼き鳥や「鴨まん」といった飲食ブースも充実する。

 都会の駅前に現れる広大な「芝生広場」も前回よりサイズアップし、子どもたちが遊び、大人がくつろげる憩いの場を創出する。運営を取り仕切る鳥谷直樹さんは「新横浜に住む人々の交流の場にしたい。ぜひお野菜を夕飯の仲間に連れて帰ってほしい」と語る。開始は午前10時。4日が午後5時まで、5日が午後3時まで実施され、小雨決行、荒天中止となる。

水道メーター=市水道局提供

横浜市内の集合住宅で水道メーターの盗難相次ぐ 空き家ばかり、4月だけで71個被害

 横浜市内の集合住宅で水道メーターの盗難が相次いでおり、市水道局が注意を呼びかけている。

 同局によると、4月は16日までに旭区、港南区、金沢区の計4カ所の集合住宅で71個のメーターの盗難が確認された。被害はメーターの定期検針の際や住宅の管理者によって発見された。被害に遭ったのは、いずれも空き家だったという。メーターは口径20mmのもので、被害総額は約19万円。

 今年に入ってからは2月に旭区でメーターを取り外していた不審者に住民が声かけをして盗難を防いだケースがあった。それ以降、3月には瀬谷区で42個、泉区で6個の盗難が確認されている。

 メーターの盗難は全国で発生している。メーターに含まれている金属部品の転売目的とみられており、同局は警察へのパトロール強化要請や、金属リサイクル業界への情報提供などの対策を講じている。

 同局は「突然水が出なくなった場合は水道メーター盗難の可能性がある」としており、不安な点などがあれば、サービスセンター(【電話】045・847・6262)へ問い合わせてほしいとしている。

昨年の会場の様子=提供写真

【日吉公園】謎解きに挑戦!5月24日㈰に「ワクワク自然体験あそび」開催。先着50人を募集

 ボーイスカウト横浜第79団(山本明彦団委員長)は5月24日(日)、日吉公園で「ワクワク自然体験あそび」を開催する。子どもたちに豊かな自然体験の機会を提供することが目的で、現在、幼児から児童まで先着50人の参加者を募集している。

 今回のテーマは「謎解きスカウト体験 日吉公園にイッテQ」。会場には、パチンコ的当てやストロー吹矢、棒つかみなど、10種類のスカウトブースが設置される。参加者は各ブースのゲームをクリアするごとにヒントを獲得し、それらを繋ぎ合わせて最後の問いに答えるという謎解き形式になっている。

 対象は幼稚園・保育園の年長から小学校3年生までの男女で、保護者同伴必須。参加費200円。午前9時から日吉公園で受付を開始(9時5分に日吉駅の「鉄球」前集合で、スカウトと共に会場へ向かうことができる)。4月20日(月)から申込開始(定員に達し次第締切)。雨天中止。当日午前7時に公式ホームページで告知予定。

【港北警察署管内】 還付金・投資詐欺が多発、1週間で特殊詐欺3件。日吉や下田町で被害 2026年4月6日~4月12日の犯罪発生件数

 港北警察署は4月14日、4月6日から4月12日までの街頭犯罪発生状況を公表した。認知件数は16件だった(不審者情報は除く)。

 内訳をみると万引きが4件、特殊詐欺が3件、自転車盗が3件などで、依然として特殊詐欺や身近な窃盗被害が後を絶たない状況だ。

特殊詐欺や窃盗が多発 

 主な事件をみると、日吉では、医療費の還付金名目で電話があり、指示されるままATMから現金を送金させられる還付金詐欺が発生した。下田町では、投資サイトを閲覧中に偽サイトへ誘導され、犯人が指定した口座に現金を振り込んでしまう投資詐欺の被害も確認されている。

 特殊詐欺については、息子を騙り「荷物を忘れた。金が必要」と要求する電話や、区役所職員を装う還付金名目の不審電話が相次いでおり、港北署は「電話でお金の話が出たら詐欺を疑い、すぐに相談を」と強く警告している。

 窃盗被害では、新横浜で駐輪中の電動自転車からバッテリーが盗まれる部品狙いが発生。菊名の建築現場では工具が窃取される工事現場狙いも起きている。自転車盗については日吉の学校敷地内で発生しており、無施錠の隙を突かれた格好だ。

 駐輪の際は、短時間であっても備え付けの鍵に加え、補助錠を活用する「ダブルロック」の徹底が被害防止に直結する。

不審者情報や傷害事件も

 このほか日吉では、同居する家族間での傷害事件が発生。また、管内ではこの1週間で3件の不審者情報が寄せられている。夜間歩行時にイヤホンをつけたりスマートフォンを操作したりする行為は、周囲への警戒を著しく低下させるため、街灯のある明るい道や人通りの多い道を選ぶなど、防犯意識を高めることが肝要である。

 同署では公式Ⅹ(@kouhoku_police)や、県警公式アプリ「かながわポリス」を活用した最新情報の確認を推奨している。