緑区版【7月24日(木)号】

横浜市 消費相談 80歳以上が急増 分電盤の点検商法 20倍に

 横浜市はこのほど、2024年度の商品やサービスに関する契約トラブルなどの消費生活相談の傾向を発表した。80歳以上の高齢者からの相談が23年度に比べて27・7%と急増し、分電盤の点検を名目とした相談が20倍に増えた。市内のある町内会では、LINEで住民に注意を呼び掛ける動きもある。

 市消費生活総合センターに寄せられた24年度の消費生活相談は1万6638件で、23年度から1634件増えた。消費生活相談における契約金額は125億5千万円で、23年度の122億7千万円を上回っている。

 年代別では、80歳以上からの相談が23年度比27・7%増の2116件で、最も高い増加率を示している。次いで、70代が15・1%増の2322件、60代が11・7%増の2272件と、高齢層での増加が顕著である。

 給湯器などを含めた点検商法に関する相談の8割以上が60歳以上。分電盤の点検を名目とした相談は23年度は6件だったが、24年度は121件で前年度の20倍に増えた。同センターは「急激に相談が増えた明確な原因は分からないが、突然の訪問や電話で一人暮らしの高齢者の不安を煽り、高額な契約を結ばせる手口が多い」と分析する。

 そのほか、ネット通販でのトラブル相談を多世代から受けている。同センターは「不審な電話や訪問には安易に応じず、契約前に内容を確認してほしい」と呼び掛ける。

地域ぐるみで対策

 保土ケ谷区の川島第五町内会は、多くの高齢者が登録している町内会のLINE公式アカウントで不審な訪問販売や点検商法などの手口を公開。不用品回収業者のチラシが自宅に届いたという住民は、12桁の数字で記載される古物商許可証が11桁であったため、詐欺である可能性が高いことを注意喚起した。

 また、外部からの侵入者や不審者をけん制する防犯ステッカーを町内会で購入し、希望者に販売する取り組みも実施。ステッカーを貼付した高齢者世帯に怪しい訪問販売員が来なくなるなど、効果が表れているという。
オリーブ畑で取材に応じる串田社長

農福連携と多世代交流 緑区内から「循環型」モデル事例 横浜市HPで動画を公開

 横浜市が未来への「羅針盤」とする「サーキュラーエコノミーplus」(横浜版地域循環型経済ビジョン)のモデル事例として、緑区内の「横浜オリーブプロジェクト」と「⽵⼭団地プロジェクト」の取材動画が6月から市HPで公開されている。具体的な事例を紹介してさらなる推進につなげる狙いだ。

 サーキュラーエコノミーとは、従来の生産・消費・廃棄の「線形」な経済システムに対して、限りある資源を持続可能な形で最大限活用していく「循環型」の経済システムを指す言葉で、新しい経済の仕組みとして世界的に注目されている。

 横浜市はこれに「共生社会」を目指す視点も加えた同ビジョンを掲げ、2020年から多様な民間主体と連携を深めながら推進に取り組んできた。その中から今回、5つのプロジェクトをインタビュー動画として公開、その内2件が緑区内の事例だった。

農業で雇用創出

 「横浜オリーブプロジェクト(農業と福祉編)」として紹介されているのは、(有)串田設備横浜オリーブ事業部(鴨居)の取り組み。同事業部は4年ほど前から、耕作放棄地や休耕農地をオリーブ畑にして、オリーブの生産から商品への加工、販売までを行う6次産業化に挑戦してきた。事業の拡大に伴い、高齢者や女性、障害者の雇用を生み出し、農福連携の面で注目されている。今では約3・3haの耕作地で、約800株を栽培している同社。串田賢司社長は「さらに10倍の規模に増やしていく。300年続く事業にできれば」と長期的な展望を描く。

竹山で多世代交流

 神奈川大学サッカー部は竹山団地を学生寮のように活用し、多世代交流などを通じて地域活性化を目指す「竹山団地プロジェクト」を2020年にスタートした。「地域の皆様の庇護のもと、地域清掃、スマホ教室、宿題応援団、健康体操教室、神大喫茶、防災訓練、学生消防団などなど、学生たちは様々な経験を積み重ねさせていただいています」と同部の大森酉三郎監督。「これからも一生懸命を楽しみながら『ふる里竹山』を盛り上げて参ります」と話している。

北部4区平均寿命 全国トップクラスを堅持 男女とも平均上回る

 厚生労働省の市区町村別生命表(2020年データ)によると、男性の平均寿命は青葉区が83・9歳で全国2位、都筑区が83・3歳で同8位と全国のトップ10に入っている。北部4区は男女とも全国、神奈川県、横浜市の平均を上回っており、全国トップクラスの「長寿地域」となっている。

 生命表は、厚労省が5年に1度、国勢調査年を含む前後3年間の人口動態統計をもとに、日本の人口と死亡数、出生数から作成、2000年から発表している。

長寿の街・青葉

 北部4区の平均寿命は、00年の発表当初から男女ともに、全国、神奈川県、横浜市の平均をすべて上回っており、男性の平均寿命では、05年と15年に4区すべてがトップ30位以内にランクインした。

 中でも青葉区は、05年と15年に全国1位になったほか、00年が3位、10年が8位、20年が2位と、トップ10の常連になっている。

 都筑区も10年以降、3位(10年)、4位(15年)、8位(20年)と連続でトップ10入りしている。

 女性の順位では、05年に青葉区が7位、緑区が28位、10年に青葉区が20位、緑区が34位、15年に都筑区が6位、青葉区が9位、緑区が34位など常に上位に入っており、最新の20年でも青葉区が13位、都筑区が16位になっている。

 なお、20年に男女とも全国1位となったのは川崎市麻生区だった。

 北部4区の平均寿命の高さについて、市健康福祉局は、地域的な要因は特定できないとしながら、一般論として、医療提供体制の充実やアクセスの良さ、経済的な安定、運動や食事といった生活習慣の良さなどの要素を挙げた。

「健康寿命」延伸に力

 横浜市は「健康横浜21」の理念に基づき、「健康寿命」の延伸を重点政策の一つに定めている。

 健康寿命とは、「生まれてから亡くなるまでの期間」を指す平均寿命に対し、外出や仕事、家事、運動などの日常生活が「健康上の問題で制限されることなく生活できる期間」を指す。厚労省が昨年発表した22年の健康寿命の数値では、平均寿命と健康寿命の差、いわゆる「日常生活に制限のある期間」は、男性で8・49年、女性で11・63年となっている。神奈川県の女性の平均は12・99年で、全国で最も長くなっている。

 市は、日常生活の制限を生じさせる傷病から、健康寿命の延伸に向けた対策を分析。24年度からの第3期では、健康に関心の薄い人や健康づくりに着手できない状況にある人への取組みを始めている。

 この結果を参考に、都筑区福祉保健課では、働き・子育て世代の生活習慣との関連が大きい傷病の一つである脂質異常症に注目し、厚労省の「食生活改善普及運動月間」にあわせ、昨年9月に「ツヅキベジタブルチャレンジ」を実施。区内のコンビニエンスストア「ローソン」と協力し、野菜の摂取を促したり、YouTubeによる啓発動画や地元プロバスケットボールチーム「横浜ビー・コルセアーズ」とのコラボなどで、働き・子育て世代へのアプローチを実践した。都筑区では昨年度の実績を踏まえ今年度も何らかの方法で同様の啓発を予定しているという。

横浜みどりライオンズクラブの2025〜26年度の会長に就任した 難波 優司さん 横浜市南区在住 39歳

奉仕の精神、未来につなぐ

 ○…横浜みどりライオンズクラブの若き旗振り役。現会員のうち、下から数えて2番目の若さだが、ライオン歴は10年にも及ぶ。今年度は55期の節目。これまでの活動を継承しつつ、新しいことに取り組む意欲を見せる。「本当に困っているところにスポットを当てていきたい」と、現場目線に立ち考えを巡らせる。「障害者の就労支援施設に奉仕できることはないか。こちら側のエゴにならないようにね」。柔和な笑みがこぼれる。

 ○…今年度のテーマは「未来につなげる We Serve」。クラブには年齢の離れた、親子孫の3世代にわたる会員が所属する。「思想の違う各世代の会員が、いかにして充実した時間を過ごせるか」、それが会員離れを防ぐことにもつながるとの思いで会長職にあたる。また、「若い世代のカラーを出して奉仕活動に取り組んでいけたら」とも。育んできた奉仕の精神を、次世代のライオンにもつないでいく。

 ○…緑区三保町の車販売店の家に生まれ、20代後半のときには代表取締役として3代目の座を継いだ。そして、29歳で同ライオンズクラブにも入会。日頃から大先輩に囲まれていた経験からか、39歳で既に人生の第3コーナーを曲がったかのような落ち着き具合。左胸に会長バッジを着け、凛々しく前を向く。

 ○…仕事が終われば3児の父の顔。「子どもと過ごす時間が好きで」。忙しくても土日はその時間を捻出してきた。「3年ほど前までは、毎週のように外に出掛けていた。アウトドア派で、車で徳島県まで行ったり、自然の中でキャンプをしたり」。しかし子どもが大きくなるとそんな時間も減ってきた。長男は中3。引き締まった表情を崩し、寂し気な顔で遠くを見つめた。

参加を呼びかけるチラシの一部

いきいきと輝き続ける 「プラチナナース」の活躍支援 豊富な経験を現場に活かす

 横浜市は、医療需要が増加する一方で生産年齢人口が減少する中、看護人材の確保に力を入れている。この状況を受け、熟練した看護技術と豊かな経験を持つ「プラチナナース」がいきいきと働き続けられるよう、支援研修を実施する。

 「プラチナナース」とは、定年退職前後の現役看護職員で、これまでの経験を生かし輝き続けている人材を指す。市が実施する「プラチナナース就業継続支援研修」は、希望する人のキャリア形成を支援し、これまでの豊富な経験を生かした働き方を考える機会となる。

 研修では、キャリア形成に関する講義に加え、実際に働く先輩プラチナナースの経験談や多様な職場紹介も行われるため、今後の働き方を具体的にイメージできる。

 研修は9月8日(月)午後2時から4時まで、神奈川県総合医療会館(中区富士見町3の1)で開催。概ね50歳以上で市内医療機関への就業を希望する看護職員が対象で、定員60人(先着順)、参加費無料。定員に達し次第終了となる。

 市の担当者は、「看護の現場では、プラチナ世代の皆さまの知識と技術が必要とされています。この研修では、これまでの経験を生かしながら、無理なく、いきいきと働き続けるためのヒントをご紹介しますので、ぜひご参加ください」と、長年のキャリアを持つ看護師の参加を呼びかける。

 また、復職後2年以内の看護職員向けには、最新の知識・技術の再確認や意見交換を行うフォローアップ研修も全3回で実施される。

 両研修の申し込みはウェブサイトからで、詳細は神奈川県看護協会のウェブページ(「神奈川県看護協会 プラチナナース」で検索)で確認できる。研修に関する問合せは神奈川県ナースセンター【電話】045・263・2101(平日)へ。

桃が販売される(昨年の様子、横浜市提供)

福島復興応援 桃や「ままどおる」が販売されるマルシェ 横浜市役所で7月30日

 福島県の名産品が販売される「福島復興応援マルシェ」が7月30日(水)午前10時30分から午後3時まで、市役所1階アトリウムで開かれる。福島県の主催、横浜市が共催。

 名物の桃をはじめ、「ままどおる」や喜多方ラーメン、日本酒などが販売される。状況により、午後3時よりも早く終了する場合あり。

下長津田自治会の防犯ステッカー

横浜市の緊急補助金 生かして 防犯ステッカーも対象

 いわゆる「闇バイト」による凶悪事件などが広域で発生し、市民の不安が広がる中、横浜市は現在、住民一人ひとりの防犯意識や地域の防犯力を高める取り組みを推進しようと「地域の防犯力向上緊急補助金」の申請を受け付けている。受付期間は10月31日(金)まで。

 補助の対象団体は自治会、町内会、地区連合町内会。防犯啓発グッズの作成・購入など、地域の防犯力向上に向けたさまざまな取り組みを支援する。補助上限額は20万円。補助率は10分の9で、1団体につき1回申請できる。

 緑区にある下長津田自治会(井上敏正会長)はこのほど、同補助金の活用を想定し、玄関や窓などに貼付する防犯ステッカー2200枚をタウンニュース社で作成。同自治会会員世帯に配布した。井上会長は「特に地域の高齢者や共働きの若いご夫婦などに喜ばれている」と話している。防犯ステッカー作成について、タウンニュース社への問い合わせは営業推進部【電話】045・913・4141(平日午前9時から午後6時まで)。

 同補助金についての問い合わせは防犯緊急補助金受付センター【電話】045・550・5125へ。

歴史講演会 国宝「江雪左文字」をめぐって 長津田地区センターで9月6日に開催

 長津田地区センターで9月6日(土)、歴史講演会「国宝の太刀『江雪左文字』と長津田領主岡野家とのつながりについて」が開催される。

 「江雪左文字」は、長津田の初代領主・岡野房恒の父親である板部岡江雪斎が所有していた太刀。その後、徳川家康や息子の頼宣のもとにも渡り、頼宣はこの太刀を身につけて大坂の陣に臨んだとされている。講演会では、これら「江雪左文字」をめぐる人々の不思議な縁について解説する。

 講師は東京文化財研究所に研究員として勤める月村紀乃さん。ふくやま美術館(広島県)の元学芸員で、2年前には同美術館で「名刀 江雪左文字」展を企画した人物。同展の開催にあたり月村さんは、資料を集めるために、岡野家や江雪にまつわる歴史展を数々行ってきた歴史愛好家・久保田武光さん(いぶき野在住)と交友を深めた。そのときの縁で今回の歴史講演会の開催にもつながったという。地元長津田の人へ向けて、「江雪左文字」から広がる歴史の物語を伝える。

 時間は午後1時30分〜3時(1時15分開場)。参加費200円。募集定員は50人(先着順)。7月31日(木)から参加申し込みを受け付ける。申し込み、問い合わせは同センター窓口または電話【電話】045・983・4445。

横浜脳神経外科研究会 子どもの脳を知ろう 8月3日に市民公開講座

 NPO法人横浜脳神経外科研究会は8月3日(日)、市民公開講座「子どもの脳をもっと知ろう」を日本丸メモリアルパーク訓練センター=西区=で開催する。午前10時から午後1時。参加無料。横浜市立大学共催、横浜市医療局後援。

 広川大輔氏(神奈川県立こども医療センター)が「子どもの頭は大人と違う?〜脳の成長と頭部外傷の注意点〜」、長尾景充氏(横浜市立みなと赤十字病院)が「子どもに起こる色々な頭痛」、堀聡氏(横須賀市立総合医療センター)が「脳のSOSを見逃さないで!〜知っておきたい子どもの脳血管の病気〜」、園田真樹氏(横浜市立大学医学部)が「子どもとてんかん」について話す。

 参加登録・問い合わせはフォームより。当日参加可能(先着順)。

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横浜市民広間演奏会所属のアーティストが出演

プレゼント コンサート5組10人招待 8月21日、関内ホールで

 関内ホール(JR関内駅北口6分)で恒例の「馬車道 陽だまりコンサート〜晩夏の昼の夢〜」が8月21日(木)に開催される。この観覧券を抽選でタウンニュース読者5組10人にプレゼント。

 ソプラノ歌手やフルート、ピアノ、クラリネット奏者など多彩な音楽家たちが出演。クラシックから童謡唱歌、映画音楽まで全6曲が演奏される。毎回好評の会場全員で歌うコーナーも。「リラックスして気軽に生演奏をお楽しみいただける人気公演です」と同館。

 午後2時開演(90分予定)。全席指定で1000円、4歳以上入場可。チケット購入は【電話】045・662・8411。

 プレゼントの応募は、ハガキに〒住所、氏名、年齢、本紙感想を明記の上、〒231―0033中区長者町2の5の14タウンニュース「関内ホールコンサート」係へ。8月6日(水)必着。

ポスターを持つ瀬尾さんと、美術科の生徒たち

白山高校2年生 「力出し切った」17歳の表現展 大倉山記念館で、7月25日から

 白山高校美術科の2年生による作品展「17歳の表現展」が7月25日(金)から27日(日)まで大倉山記念館(港北区大倉山2の10の1)で開かれる。

 同校の美術概論の授業の一環で例年行われているもので、今年は39人の生徒が絵画や陶芸、映像など約70点の作品を発表する。

 美術科がある県立高校は県内でも珍しく、同高には創作意欲ある生徒が小田原市など遠方からも通っている。平塚市から通う櫻井磐音さんは今回の表現展で木製の大剣を制作。「ファンタジーの世界を表現した」と話す。ポスターに使われるメインビジュアルは投票で決まる。今回採用されたのは瀬尾成実さんの作品で、キャンバスと向き合う生徒の日常のワンシーンを描いた。今回の表現展で全体の進行役を担った石井ユリトさんは「自分の持てる力を出し切った。楽しんで見てもらえれば」と来場を呼び掛けた。

 入場無料。時間は、午前10時〜午後6時(最終日は3時まで)。

ペットボトルを抱えて水に浮く体験をした子どもたち

鴨居小学校 児童が着衣泳を体験 ティップネス鴨居店の協力で

 鴨居小学校(角皆裕文校長)は7月16日、都筑区内にあるティップネス鴨居店の協力で、同校4年生を対象にした着衣泳教室を実施した。児童約70人が同店のプールを訪れ、Tシャツなどの衣服を着たまま水に浮く練習などに取り組んだ。

 児童は同店のコーチらの指導で水中歩行や、仰向けのまま水に浮く練習などを体験。また、空のペットボトルを胸に抱くなどして水に浮いた状態を保つ練習も行った。

 参加者の一人は「ペットボトルが無いとき、息を吐くと足の方から沈んでしまう。でもペットボトルを持っていると、息を吐いても沈まなかった」と、体験から新たな気付きを得た様子だった。また、水から上がった後「服が重くなって、思ったより大変だった」と話す子どももいた。

 夏は子どもが川や海で遊ぶ機会が増えることが見込まれる。同教室は、水に溺れそうになっても命が助かる方法を身に付けておいてもらいたいと実施された。

 角皆校長によると、同校が昨年、水泳学習への協力を同店に打診したことをきっかけに今年、着衣泳教室という形での実施が実現した。「鴨居小の近くには鶴見川が流れている。子どもたちは命を守るために、とても大事な技を教えてもらえた」と角皆校長。同店については「地域の仲間として、今後も子育てに協力してもらえるとうれしい」と話した。

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LINEの使い方を学ぶ 十日市場地区センターで講座 8月20日と21日に開催

 NPO法人「みどりITコミュニティサポーターズ」(MICS)によるIT講習会が8月20日(水)と21日(木)、十日市場地区センター(十日市場町808の3)で開催される。2日間で1講座。各日午後0時30分から2時30分まで。受講料は2000円。

 今回の内容は「LINE活用講座」。LINEの使い方の基本から活用の仕方、安全な使用方法などを学べる。

 参加希望者は、はがきに講座名(LINE活用)、講習日、住所、氏名、電話番号を明記し、「〒226―0019 横浜市緑区中山4の36の20 みどりーむ内 NPO法人MICS」宛に郵送する。電話での申し込みは【電話】045・932・3272(火・木・土曜の午後1時から4時まで)。メールでの申し込みは【メール】kousyuu@mics-npo.comへ。応募締切は8月5日(火)。

 詳細情報などの問い合わせは、記事内に記載した電話番号へ。

(左から)佐藤区長、塚田会長、高林会長、緑消防署の寺山洋司署長

2年連続無火災で感謝状 区内2つの連合自治会に

 地域の安全・安心のため出火防止活動を積極的に継続し、霧が丘連合自治会(塚田順一会長)が5月25日時点で、東本郷地区連合自治会(高林綾子会長)が6月28日時点でそれぞれ2年間連続無火災を達成した。7月16日に緑区役所内で実施された緑区連合自治会長会の定例会の冒頭で、「市民防災の日」緑区推進委員会委員長を務める佐藤康博緑区長から塚田会長、高林会長に感謝状が贈られた。

 塚田会長は「うれしい。日頃から防災訓練を実施している成果だと思う。3年、4年と連続無火災を続けていきたい」と語った。

 高林会長は「感謝状をいただけるのは喜ばしいこと。防火活動に力を入れることの大切さに改めて気付かされた。今後さらに、地域の皆さんに火に気を付けるようお伝えしていきたい」と話していた。

参加者が乗った地震体験車

外国人住民が防災学ぶ 地震体験車も登場

 日本に暮らす外国人に防災への意識を高めてもらおうと、みどり国際交流ラウンジは7月17日、みどりーむで防災ワークショップを開催した。日本語教室で学ぶインド、中国などの出身者10人以上と、日本人ボランティアらが参加した。

 参加者たちは、緑消防署の協力で用意された地震体験車に乗り、震度7などの揺れを体験。日本に暮らして1年ほどというミャンマー出身の女性は「初めて乗った。揺れがすごくて怖かった」と話していた。

 水が出る消火器で実際に火を消す体験も行われた。同署の寺山洋司署長によると、消火のコツは「花に水をあげるときに根元に水を掛けるのと同様に、火の下の方に水を掛けること」だという。

 その後、参加者たちは「家にいるとき」「店で買い物をしているとき」「外を歩いているとき」などに地震が発生したらどのようにすべきかなどについて話し合った。

 また、同ワークショップの講師から、就寝中に災害が発生した際、すぐに避難しやすいよう「ベッドの近くにスリッパや靴を置いておくこと」や、「水や食べ物は3〜7日分ほど用意しておくこと」などについても学んだ。

 親子で参加したインド出身の女性は「日本に住んで6年以上が経つ。地震や津波が起きたとき、何をすれば良いか初めて聞いた。私にも子どもにとっても良い経験になった」と話していた。

池の上空に舞い上がった花火

竹山の夜空に花火の彩り 世代越え 盆踊りも

 竹山池のほとりで7月19日、恒例の花火大会が開催された。会場には多くの出店が並び、たくさんの家族や浴衣姿の子どもたちらが集い、にぎわいを見せた。

 夏の夜空に火花が踊り、轟音が立て続けに胸を震わせる。その度に来場者たちから「わぁ、すごい」などの歓声が上がり、拍手が送られた。

 また、同日の盆踊り大会は竹山池の隣のAコープ緑竹山店そばの駐車場で開催。竹山にまつわる音頭のほか『ダンシング・ヒーロー』などの曲も流れ、多くの人が盆踊りを楽しんでいた。

 竹山連合自治会の吉川勝会長は「神奈川大学の学生たちも手伝ってくれた。皆が笑顔で楽しんでくれれば、こちらも幸せな気分になる」と話していた。

中山地区センターで「多文化盆踊り」 アフリカ音楽とコラボ

 中山地区センターの3階体育室で8月7日(木)、「多文化盆おどり」が開催される。

 日本の夏の風物詩である盆踊りと、アフリカ音楽やそこにルーツを持つサンバのリズムをコラボさせた祭り。同センターでは「多世代が誰でも一緒に踊り、ワクワク楽しめる一夜です」と来場を呼び掛けている。会場の試飲、軽食コーナーでは、アンゴラ産コーヒーやアフリカドーナツが提供される。

 これは、今年8月に横浜で開催されるアフリカの開発をテーマとした国際会議「アフリカ開発会議」を前に、機運醸成や文化交流を目的として行われる祭り。

 午後3時〜6時。祭り会場へは公共交通機関での来場を。問い合わせは同センター【電話】045・935・1982。

安全・安心な夏休みを 30日、新都市プラザで啓発

 子どもの安全や特殊詐欺被害の防止などを目的とする「夏休み安全・安心キャンペーン2025」が、7月30日(水)に新都市プラザ(そごう横浜店地下2階正面入口前)で開かれる。午後1時から3時まで。

 神奈川県と神奈川県警察が主催し、夏休み期間中の子どもたちが犯罪被害や交通事故に遭わずに過ごすとともに、特殊詐欺被害の防止のために注意喚起を行うイベント。かながわ観光親善大使のタレント・石塚英彦さんを一日警察署長に委嘱してトークショーを実施する。当日直接会場へ。問い合わせは県くらし安全交通課【電話】045・210・3560。

浴衣を着て笑顔の園児たち

浴衣でにっこり 夕涼み会 横浜市緑区内の東幼稚園でにぎやかに

 東幼稚園(岩岡夏輝園長)で7月17日、園児たちが浴衣を着て参加する恒例の「夕涼み会」が行われた。

 同園の年長園児約80人が参加。射的やスーパーボールすくいなどさまざまな「お店」を回り、それぞれのゲームを楽しんだ。松本葵さん(6)は「お菓子をいっぱい取れてうれしかった。射的が一番楽しかった」と話していた。

 後半は園庭に移動。キャンプファイヤーや盆踊りなどを楽しんだ。

 岩岡園長は「子どもたちが自分で考えて『お店』をつくったので、達成感があったと思う。みんな浴衣を着て、幼稚園の門から入って来るだけでも楽しそうだった」と語った。

4選を果たした牧山氏(20日、横浜市中区)

参院選 立民・牧山氏トップで4選 国民・籠島氏、自民・脇氏、参政・初鹿野氏が初議席

 第27回参議院選挙は7月20日に投開票が行われた。改選議席4に対して16人が立候補した神奈川県選挙区では、立憲民主党の現職・牧山弘惠氏(60)が73万1605票を獲得し、4選を果たした。国民民主党新人・籠島彰宏氏(36)、自民党新人・脇雅昭氏(43)、参政党新人・初鹿野裕樹氏(48)が初当選を決めた。3選を目指した公明党現職・佐々木さやか氏(44)は議席を失った。

立民・牧山氏 食料品消費税0%を

 トップ当選した牧山氏は「多くの方が物価高に苦しんでいることをまちを歩いて実感した。食料品の消費税を0%へ引き下げ、ガソリンコストの25円値下げを実現したい。生活に寄り添える政治を全うしたい」とあいさつ。選挙戦を通じ、排外主義的な主張が大きくなってきたことに対しては憂慮を示し、「世界情勢を鑑みると自由を重んじるあらゆる国と手を携えなければならないこの時期に間違ったメッセージを与えてしまってはいないか危機を感じている」と語った。

国民・籠島氏 手取り増への期待感じる

 籠島氏は元農水官僚。選挙戦では玉木雄一郎代表が何度も応援に入っていた。国民民主党は参院神奈川では初の当選。籠島氏は「『手取りを増やす』と訴え、多くの有権者からの期待を感じた。若い世代や年配者からの政治を変えてもらいたいとの思いが票になったのだと思う」と述べ、「海外にいた経験から日本と海外の賃金格差を感じる。これを埋めていくための持続的な賃上げを実行していかなければならない。農水省出身の経験を生かし、コメ政策の改革にも取り組みたい」と意欲を示した。

自民・脇氏 党への信頼取り戻す

 脇氏は神奈川県の元局長。選挙戦では小泉進次郎農水相や菅義偉元首相らが精力的に応援。18日には石破茂首相が横浜市緑区へ応援に駆け付けた。脇氏は「県庁を辞めてからの11カ月間、多くの人と話をして、この国を動かしているのは、それぞれの方の力と思いなのだと実感した」と感想を語り、「私に信頼を託していただいた県民に感謝したい。政治への信頼、自民党への信頼を取り戻せるよう、私にできることは成果で、結果で返す。それしかない」と決意を述べた。

参政・初鹿野氏 薄かった反応、次第に大きく

 初鹿野氏は元警察官。参政党への注目が集まる中、最終日の19日は、公示日に続いて神谷宗幣代表が2度目の応援に入り、横浜市港北区での応援演説に多くの支援者らが集まった。大接戦となった4議席目の当確が報じられたのは午前4時ごろ。関係者と抱き合って喜んだ初鹿野氏は「最初は街頭で話していても反応は薄かったが、次第に数十人、数百人と集まるようになった。(有権者は)減税などの経済政策や外国人政策に共感したのでは」と述べ、「愚直にやるべきことを一生懸命やっていきたい」と抱負を語った。

公明・佐々木氏 逆風で接戦に敗れる

 佐々木氏は初鹿野氏との接戦に敗れて議席を失った。落選の報を受け、「大変厳しい、逆風の中の戦いだった。私の力不足でこの接戦を制することができなかったことを心からお詫び申し上げたい」と支援者に陳謝。「国内外の課題、主に物価高を中心とした多くの国民が感じている不安を公明党はしっかりと受け止めて、もう一度原点に立ち返って、寄り添っていく必要がある」と前を向いた。

共産・浅賀氏 4度目挑戦も届かず

 共産党新人の浅賀由香氏(45)は4度目の参院選挑戦となったが、今回も及ばなかった。浅賀氏は選挙戦を振り返り、「消費税減税の財源を明確に示したり、外国籍の人のせいで生活が苦しくなっているわけではないことを、根拠を示しながら戦うことができた唯一の候補者だったと思う」とし、「自民党の裏金問題への反省のなさや物価高対策の遅れを指摘し、自公が議席を減らすことに貢献できた」と述べた。

 神奈川県選挙管理委員会によると、選挙区の投票率は60・30%で前回の2022年を5・79ポイント上回った。

戦後80年 今を戦前にしない 特設ページ公開中

 1945年8月の終戦から今年で80年。戦争の記憶を後世につなげるため、何より今を「新しい戦前」にしないため、私たちにできることは何だろうか――。

 タウンニュース社はそんな思いを胸に、特別企画「戦後80年〜今を新しい戦前にしないために〜」を展開し、特設サイトに取材記事を掲載している。同企画では、戦争の惨状や戦時下の生活を語る当事者の貴重な証言を多角的に紹介。地域ごとの空襲被害や、被ばく体験者、戦時下を生き抜いた人々の肉声に焦点を当てる。

 戦争体験者の高齢化が進む中、当時の記憶を風化させず、次世代に継承する取り組みが急務となっている。この歴史的な節目の年に、平和について考えてみてはいかがだろうか。

港北区在住五大さん 横浜から文化紡ぐ 「夢座」立ち上げて26年

 港北区在住の女優・五大路子さん(72)は、「横浜夢座」の座長として、横浜を題材にした作品を演じている。同劇団を旗揚げして26年。五大さんに、情熱をもって発信し続けられる秘訣を聞いた。

 五大さんは、NHK朝の連続テレビ小説『いちばん星』で主役デビューし、1999年に横浜夢座を旗揚げした。これまでに、新国劇年間大賞や神奈川文化賞、東久邇宮文化褒賞、地域文化功労者表彰など、さまざまな受賞歴を持つ。順風満帆に見えるキャリアの裏には、挫折から生まれた「私にしかできない表現」への強い思いがあった。

「横浜ローザ」 誕生

 舞台女優として稽古に励んでいた五大さん。帝国劇場出演を控えた時期に、突如右足が動かなくなり、舞台を降板せざるを得ない状況に陥った。「もう二度と舞台には立てない」と絶望の淵に突き落とされたという。その後、闘病生活を終え、再び地面に足をつける喜びを知った時、冒頭の「私でなければできない表現をしたい」という気持ちが芽生えた。

 回復後の初仕事は、1991年に行われた横浜開港記念みなと祭の審査員だった。そこで出会ったのが、「横浜ローザ」のモデルとなった「メリーさん」。直接的な言葉はなかったものの、「あなた、私が生きてきた今までをどう思うの。答えてちょうだい」という声が聞こえたかのように感じたという。それから、メリーさんが訪れたであろう場所に赴き、痕跡を辿り、その人生を紐解いていった。これが、五大さんのライフワークとなるひとり芝居「横浜ローザ」誕生のきっかけとなった。

わが街から発信

 「横浜ローザ」を演じている中で、「横浜から文化を発信したい」という気持ちはさらに強くなった。当時、横浜は地方公演の地と見なされていたという。「生まれ育ったわが街、エネルギー溢れる横浜から発信を」と志を抱き、「横浜夢座」を立ち上げた。

 設立当初は資金もノウハウもない状態だった。しかし、五大さんの思いに共感した市民たちとの”夢”を資金に、市民の実行委員会としてスタートした。以降、横浜のさまざまな歴史や文化を掘り起こして舞台化。膨大な資料調査に加え、実際にその時代を生きた人々に直接会い、話を聞くことで、文字だけでは伝わりにくい「生きた歴史」を作品に落とし込んでいる。

心が肥沃なら喜び尽きず

 五大さんは、ドラマ『北の国から』などの脚本家・倉本聰さんの「生きている限り ときめきたい 心が肥沃であれば喜びの種は尽きない」という言葉に支えられたという。コロナ禍で芝居などができない状況に陥ったが、この言葉が心に沁み、自身を奮い立たせた。

 五大さんにとって、これは”魔法の言葉”。年齢に関わらず、心が豊かであれば、新しいことへの挑戦や喜びは尽きることがない。この言葉を胸に、これからもわが街から発信し続ける。

歌会の儀を描いた『冷泉家(れいぜいけ)「乞巧奠(きっこうてん)」』と福井さん

青葉区 〝誰かの為に〟が活力 彩色水墨画を描いて35年 福井悠子さん

 青葉区黒須田在住の福井悠子さん(86)の彩色水墨画が、東京都美術館(台東区上野公園内)で開かれる「國際書画芸術展」に7月27日(日)から8月3日(日)まで展示される。力強い筆致と繊細な色使いで、今年は花びらが舞う枝垂桜とその下を悠々と泳ぐ鯉を描いた。今なお現役で作品を生み出し続ける活力の秘訣を聞くと、「打ち込めるものがあること」とほほ笑みながら話す。

 福井さんは子育ても一段落した51歳から彩色水墨画を習い始めると、めきめきと上達。国立新美術館で開かれる「國際書画展」に毎年出展し、特選、入選など数多くの賞を受賞している。國際書画芸術展には、一昨年初めて出展した。

 当初、今年は作品を出す気はなかったという福井さん。「でも水墨画の先生に『それじゃ来年ね』と言われると、次は無いかもしれないと急に気合が入ってしまって」。通常なら下絵も含め1カ月ほどかけるところ、一晩で作品を仕上げてしまった。夫の久さんは「ここぞという時の集中力にはいつも驚かされる」と振り返る。

次男との約束

 30年ほど前、次男が体調を崩し入院。当時家に籠りがちだった福井さんは次男から「家から出て、何か人の役に立つことを」と励まされた。次男は急逝してしまったが、「息子の分まで人の役に立ちたい」という思いは日増しに強くなっていった。

 その後は消費生活推進員、家庭防災委員、民生委員などを務めて地域福祉に尽力。現在も認知症サポーター養成講座の講師「キャラバン・メイト」として活動する。「皆さんと関われるようになったのも息子のおかげ。水墨画や家事、ぜんぶ楽しみながらやっていきたい」

松井会主(中央)の手拍子に合わせて演奏する山野井さん(右)と岩澤さん(左)

港北区 90代生徒もイキイキ演奏 創立25周年、矢上琴陽会大正琴愛好会

 両手の指先を使い、左右別の動作で演奏するため、「認知症予防」にもなるという大正琴。弾くのは童謡や演歌、歌謡曲などさまざまだ。創立25周年を迎え、今年4月に港北区民文化センター「ミズキーホール」で記念発表会を開催した矢上琴陽会大正琴愛好会(松井琴嶺松会主)では、「琴を陽気に楽しむ」をモットーに平均年齢70代後半の生徒らが、和気あいあいと月2回の練習に励んでいる。会場は、港北区日吉にある季節料理「松乃井」の店内だ。松井会主が店主を務める同店で、営業が休みの水曜日午後に店舗を開放。その日は、店の外まで、大正琴の心安らぐ爽やかな音色が聞こえてくる。

 25年の間で、多い時には50人近くの生徒がおり、「その時はさすがに店には入れないから、近くの会館で練習していたよ」と松井会主。コロナ禍で、人が集まることができなくなった時期を経て、生徒数が減っていったが、今では6、7人の生徒らが、演奏のほか、休憩時のおやつやおしゃべりを楽しんでいる。

 そんな中、創立当初から演奏の研鑽を積んでいる2人のプラチナ女性が、近くに住む岩澤ヒデさん(91)と山野井藤江さん(90)だ。

 民生委員を12年務めた岩澤さんは同会でも生徒たちのまとめ役。友人に誘われて同会の体験会に参加し、大正琴の虜に。「下手の横好きだけどね」と言いつつ、常に新しい曲に挑戦することを楽しんでいる。またコンサートでの舞台衣装を縫製するなど、”お姉さんぶり”を発揮している。

 「昔は全国大会の舞台にも立った。良い思い出よ」と振り返るのは山野井さん。上手に弾けた時は、何事にも変え難いうれしさだと笑顔を見せる。「練習を怠るとすぐに弾けなくなる。やらなくちゃ」と気合いを入れる姿は、周りの生徒の手本となっている。

緑区老人クラブ連合会会長も務める平井さん

緑区 笑いも涙も生きる力に 中山少年少女サッカークラブ 平井充子さん

 「スポーツは無条件に楽しい。運動は大好きなんです」。1997年から「中山少年少女サッカークラブ」の代表を務めている平井充子さん(84)が、力強い声でそう語る。2年ほど前までは監督としても子どもたちを支え続けてきた。

悔しさも財産に

 北海道で育ち、少女時代は野山を駆け巡っていた。20代で結婚後、夫の仕事の関係で横浜市に転居。サッカーを始めたのは30代だった。次男がサッカーを習い始め、しばらくしてから自身は当時の「黒滝貴婦人SC」へ。1期生としてプレーを楽しんだ。

 周囲から「フォワードをしているとき、人間が変わるね」と言われるほどのめり込んだ平井さん。全国大会に出場した経験もあり、PK戦でキッカーを務めるも「外してしまい、試合後、悔しくてトイレで泣いた。今となっては大きな財産です」と懐古する。

 40代でサッカーの審判員の資格を取得。また、90年代に緑区選抜女子サッカーチーム「緑ピクシーズ」が発足すると、初代監督として多くの選手を育成した。

内閣府からの栄誉も

 活躍はスポーツ分野にとどまらない。2021年には緑区老人クラブ連合会会長に就任。高齢者の健康づくりなどに尽力している。

 数々の功績が高く評価され、21年度には内閣府から「エイジレス章」を贈られた。年齢にとらわれず生き生きとした生活を送る「エイジレス・ライフ」を実践している高齢者を称える同章。同年度に受章した全国50人の一人に名を連ねた平井さんは「夢みたいだった」と振り返る。

 「怒るより笑う方が良い」と平井さん。時々「『あなた、えらいわね』と自分を褒めてあげている」と、生き生きとした笑顔で話してくれた。

71歳現役ボクサーの遠藤さん

都筑区 71歳現役、汗流し夢追う 花形ボクシングジム 遠藤政信さん

 都筑区池辺町の花形ボクシングジムに通う遠藤政信さん(71)は、現役エアボクシング選手として、日々鍛錬を積んでいる。60歳の頃には日本チャンピオンにも輝き、現在は「栄光のベルトを再び」とリベンジに闘志を燃やしている。

 エアボクシングは、お互いに向かい合ってシャドーボクシングを行い、攻防技術やスピード、スタミナなどのトータルパフォーマンス力を競い合うスポーツ。

 学生時代から、ボクサーに憧れを抱いていたという遠藤さん。49歳の時、「娘に『もうすぐ50歳だね』と言われたことで火が付き、夢を叶えるため、ボクシングを始めようと決意した」ときっかけを明かす。

 知人伝いで同ジムの存在を知った遠藤さんは、興味を抱き見学へ。そこで「年齢に関係なく始められる」ことを知り、入会を決めた。遠藤さんは「初めて練習をした日は『憧れが実現できた』と感動した。翌日は、筋肉痛で身体が動かなかったけど」と笑顔で振り返る。

 約12年前に、同ジムの花形進会長から「目標があった方が伸びる」とエアボクシングの大会出場を勧められた。その後、3年ほどで日本一のタイトルを掴み、約3年間の防衛も果たした。遠藤さんは「勝つとモチベーションが上がり、負けるとリベンジしたくなる。やめられない」と競技の魅力を語る。

 普段は食肉の卸売業者として勤め、起床は午前2時50分。午後2時の終業後にジムへ向かう。ジムでは縄跳びやシャドーボクシング、ミット打ちなどのメニューを約1時間30分かけて行う。遠藤さんは「ボクシングを始めてから、たばこや酒を絶ち、身体に気を遣うようになった。汗をかくことでストレス解消にもなり、思考もポジティブになった」と健康を保つ秘訣を語った。

笑顔を見せる坪田さん

海の冒険に心躍る ダイバー・坪田茂登子さん(港北区在住)

 港北区在住の坪田茂登子さんは、84歳の現役ダイバー。国内外の海を潜り、仲間たちと海中の景色を楽しんでいる。

 ダイビングを始めたのは71歳の時。50歳くらいの頃、右膝が痛く、かがめない状態だったため病院へ。湿布を貼って過ごしていたが、70歳になり、医師から手術を提案された。股関節に人工関節を入れたことで足の調子が良くなり、「何かやってみよう」と前向きな気持ちに。

 海好きの夫の影響で、海を覗くことが好きだった坪田さん。元々泳げなかったが、60歳の頃からプールに通い始めた。さらに、ダイビングが趣味の友人がおり、自身も始めてみることに。初めて港北区のダイビングショップ、ミッドサマーに訪れた時、自身よりも年上の人が2〜3人いた。それに安心感を覚えたことも後押しとなり、71歳でダイビングの世界に飛び込んだ。

 海の中に入ると、「こんなにキレイなところがあるんだと思った」と目を輝かせる。スクールの仲間たちとは三浦半島や伊豆諸島、沖縄、ボホール島(フィリピン)など、さまざまな海を訪れた。潜るのは年に3〜4回、そのうち海外に行くのは1回程のペース。昨年1月に行ったプエルトガレラ(フィリピン)では、「海の中でも、リゾートでもゆったりした時間を過ごせた」と満足げな表情を見せ、「海の中は未知の世界が広がっていて、この年になっても潜って冒険することにワクワクする。それが生きる力になっている」とダイビングの魅力を語る。

 「年齢だけで諦めて、元気なのに家の中にいるのはもったいない」と口にする一方、「過信しすぎないように」と体調管理には気を付ける。違和感を覚えた時には、無理せず潜らない選択を取る。講習会には毎年欠かさず参加し、水中でのサインの出し方などを復習。海を楽しむための準備は怠らない。

 「楽しむことが一番。まずはやってみる」と行動することの大切さを語る坪田さん。ダイビングのほか、フラダンスやウクレレなど、さまざまなことに挑戦してきた。「気力が大事。外に出れば仲間がいる」と生き生きした表情。目指すは、100歳現役ダイバーだ。「この先も元気に大好きな海を感じたい」と、隔週、同スクールで筋トレを行い、充実した日々を送る。

過去の認知症サポーター養成講座

みんなで支え合う街へ 青葉区キャラバン・メイト連絡会

 現在、青葉区では60人以上の「キャラバン・メイト」が活動している。主な役割は、認知症の人とその家族を応援する「認知症サポーター」の養成講座の企画・開催や講師役。そんなキャラバン・メイトを区全体でまとめ、活動や交流の場を提供しているのが「青葉区キャラバン・メイト連絡会」だ。

 立上げは昨年4月。「活動から孤立する人を出さない」ことを目指して、LINEを使った総会・活動情報の共有、意見交換会や勉強会などを行っている。区全域の連絡会があるのは、横浜市内では青葉を含め2、3区ほどだという。

 「同じ思いを持つ方との交流のきっかけになっている。サポートの輪が広がり、助け合える街になれば」と同連絡会委員の中尾雄一さん。会長の金子浩之さんは「養成講座を受けた方が、実際に行動に移してくれるのがやりがい。総会でもさまざまな意見が寄せられている。活動をより広げていければ」と語った。

 キャラバン・メイトについての問合せは、市健康福祉局【電話】045・671・4129へ。

MICSのスマホ講習会(提供写真)

MICS IT通じ 交流促進を パソコン操作の相談など

 「パソコンを始めたいが、近くに教えてくれる人がいない」「パソコンやスマートフォンをもっと生活に生かしたい」。そうした高齢者などのニーズに応えようと「みどりITコミュニティサポーターズ」(MICS)は20年以上にわたり、多くの市民に学びの機会を提供している。

 ITの普及を通じた市民交流の促進などを目的に、2003年にボランティア団体としてスタートしたMICS。現在、60、70代を中心に約50人で活動しているという。パソコンなどの操作方法の相談コーナー「めだかの学校」を緑区市民活動支援センター「みどりーむ」で定期的に開催。また、LINEやExcel、Wordなどの使い方の基礎を学ぶIT講習会も緑区内のさまざまな施設で実施しており、高齢者を中心とした参加者が学びを深めている。

 MICSの杉山郡啓理事長は「MICSは市民の皆さん誰もがIT社会において取り残されることのないように、ITの基礎を親身になって教え、相談にのっています。気楽に参加ください」と語った。

 詳細はMICSのホームページ(https://mics-npo.com)へ。

横浜市長選挙に立候補した6人(左上から右へ届出順)

横浜市長選挙に現職・新人6人が立候補 8月3日投開票、第一声を紹介

 任期満了に伴う横浜市長選挙が7月20日に告示され、現職と新人合わせて6人が立候補した。投開票は8月3日。

 立候補したのは届出順にいずれも無所属で現職の山中竹春氏(52)、前市会議員の高橋徳美(のりみ)氏(56)、元長野県知事の田中康夫氏(69)、元会社員の斉藤直明氏(60)、野菜卸売業会長の小山正武氏(76)、起業家の福山敦士氏(36)の6人。

 選挙戦初日が参議院議員選挙の投票日という異例の日程となった。公職選挙法では、2つ以上の選挙が実施される場合、投票所が開いている時間帯は投票所を設けた場所の入口から300m以内で街頭演説を行うことができないなどの制限がある。そのため、候補者は演説場所を選びながらの活動となり、田中氏、斉藤氏、小山氏、福山氏の4人は青葉区のたまプラーザ駅前で合同の演説会を行った。

 20日の各候補者の第一声を紹介する。(紹介は届出順)

山中竹春氏

 横浜市大の教授として、多くの時間を過ごしてきた金沢区は私の原点。横浜市は人口増に転じた。要因は子育て世代に選ばれたこと。人口が増え、観光のにぎわいも増えている。財政健全化も進めており、横浜市に好循環が生まれている。市民生活の安心安全を築き、経済成長を力強く推進することが今後の横浜に必要。あらゆる横浜の力を結集し、好循環をさらに発展させていく。(金沢区・金沢八景駅前)

高橋徳美氏

 市民の命を守りたい。市議として産後ケアシステムを作り上げてきたが不十分。産後のお母さんを助ける事業を進める。中学校給食は自校で作れるようにしたい。宿泊税を提案している。観光で訪れる人に負担していただき、皆さんの暮らしに活かしていきたい。このままでは横浜は沈没してしまう。横浜をキラキラ輝くまちにしたい。横浜が元気になれば日本が元気になる。(都筑区・センター南駅前)

田中康夫氏

 横浜には95万人もの高齢者の方が住んでおり、その3人に1人が独居高齢者。福祉を管轄する18区役所は人口構造や産業構造に応じて予算を提案する形になっておらず、中央集権的な予算構造を変えたい。名ばかりの税金になっている横浜みどり税は即時撤廃する。市民であることに誇りを持てるようにし、行政は総合サービスであるということを皆さまと実感できる横浜市にしたい。(青葉区・たまプラーザ駅前)

斉藤直明氏

 今こそ減税を行う。市の税収は過去最高を記録しており、市民の家計が苦しい今だからこそ、住民税の5%減税を行う。国の給付金の事務作業は市が担当する。そのために職員の多くの時間と労力が費やされ、最終的に行政サービスの低下につながっている。このような業務負担を軽減し、行政を大きく動かす。横浜が再び元気を取り戻すために横浜アゲインというメッセージを市民に送りたい。(青葉区・たまプラーザ駅前)

小山正武氏

 新潟の限界集落で生まれ育ち、横浜に移って会社を設立して50年。横浜を代表するような企業に育てていただき、その恩返しがしたい。市長の退職金は全額返上する。保育料を完全無料化する。小中学校の体育館を建て替え、災害時には避難所としても活用できるように整備する。公共事業は市内企業に発注する。経済を動かすことは容易ではないが、経済を理解している私には自信がある。(青葉区・たまプラーザ駅前)

福山敦士氏

 36歳で、経営者の経験は12年になる。立候補したのは、私の命を守ってくれた横浜市に恩返しがしたいから。市の厳しい財政を立て直したい。お金がなければ助けられない人がいる。声すら上げられない立場の人がいる。そのような状況でもサービスが届く未来を作りたい。未来を作る子どもに学ぶこと、食べること、遊ぶ場所を提供したい。子どもたちをしっかりと守りたい。(青葉区・たまプラーザ駅前)

ヨーヨー釣り(市提供)

横浜市役所で8月9、10日に「こども夏まつり」

 盆踊りや昔ながらの縁日遊びを体験する「わくわく!こども夏まつり」が8月9日(土)、10日(日)に横浜市役所1階のアトリウムなどで開かれる。午前10時から午後3時までで参加無料。

 市役所の魅力を発信し、にぎわい創出を図ろうと、市の若手職員が発案。市総務局の主催。

 両日ともアトリウムにやぐらが組まれ、盆踊り(午後1時〜3時)や和太鼓演奏・体験会(午前10時〜午後0時15分)を開催。縁日コーナーでは定番のヨーヨー釣り(9日)、スーパーボールすくい(10日)のほか、マジックハンドを使った落とし物拾いや防災スリッパなどの体験企画がある。絵本やアニメで知られる「ムーミン」の世界を感じられるフォトスポットも登場予定。

 参加無料。問い合わせは市総務局管理課【電話】045・671・2082。

長津田商店街協同組合 8月24日に納涼盆踊り 先着1千人にかき氷を無料提供

 長津田商店街協同組合は8月24日(日)、大林寺山水閣広場(横浜市緑区長津田6の2の7)を会場に納涼盆踊りを開催する。午後6時から8時30分まで。

 今年も当日、先着1000人にかき氷を無料で提供する。また、会場では同組合青年部による「お祭り屋台」(焼き鳥、焼きそば、ビール、ジュースなど)も行われるほか、今が旬の美味しい果物など豪華賞品が当たる「大抽選会」も実施する(午後6時から先着100人に抽選券を配布)。

 現在踊り手を募集中。参加申し込みや問い合わせは同組合【電話】045・981・0315。

中山商店街協同組合 7月26日に盆踊り大会 ちびっこスイカ割りも

 中山商店街協同組合は7月26日(土)、横浜市緑区内の中山駅近くにある同商店街駅前駐車場で「中山商店街盆踊り大会」を開催する。雨天の場合は27日(日)に順延。

 会場では、かき氷をはじめ、フランクフルト、ポップコーン、トウモロコシ、生ビールなどの飲食品のほか、光るおもちゃの販売やヨーヨーつりなど、各種露店の出店も予定されている(変更となる場合あり)。

 また、午後5時から、未就学児を対象とした「ちびっこスイカ割り」が行われる(スイカの配布は無し)。

 盆踊りは午後6時からの予定。 

 「ぜひご家族でお越しください」と同協同組合。問い合わせは同協同組合【電話】045・931・1657。

桃が販売される(昨年の様子、横浜市提供)

福島復興応援 桃や「ままどおる」が販売されるマルシェ 横浜市役所で7月30日

 福島県の名産品が販売される「福島復興応援マルシェ」が7月30日(水)午前10時30分から午後3時まで、横浜市役所1階アトリウムで開かれる。福島県の主催、横浜市が共催。

 東日本大震災以降、横浜市などの関東の都・県・市は継続的に福島県の支援に取り組んでおり、マルシェも毎年開かれている。

 名物の桃をはじめ、「ままどおる」や喜多方ラーメン、日本酒などが販売される。販売状況により、予定の午後3時よりも早く終了する場合もあり。

横浜市長選に立候補予定の6人

2025横浜市長選 立候補予定者アンケート<1> 4年間の山中市政で評価できる・できない施策は

 任期満了に伴う横浜市長選挙が7月20日告示、8月3日に投開票される。タウンニュースの調べでは7月14日現時点で現職と新人合わせて6人が立候補の意思を示している。

 立候補の意思を明らかにしているのは、50音順にいずれも無所属で野菜卸売業会長の小山正武氏(76)、元会社員の斉藤直明氏(60)、前市会議員の高橋徳美氏(56)、元長野県知事の田中康夫氏(69)、起業家の福山敦士氏(36)、現職の山中竹春氏(52)。

 タウンニュースは立候補予定者に最も訴えたい政策や中学校給食、山下ふ頭再開発に対する考え方など、全14問のアンケートを実施した。その一部を紹介する(紹介は50音順。原則として候補者の回答に基づいて掲載)。アンケートはタウンニュース社が運営する政治情報サイト「政治の村」で公開している。

◆質問◆この4年間の山中市政であなたが評価できる施策とできない施策をそれぞれ1つ挙げ、その理由を教えてください。

【小山正武氏】<評価できる施策>IRを取りやめるとして、事実取りやめた点<理由>IR取りやめの是非は別にして、公約のごく一部ではあるが実現した点のみは評価しなければならないだろう。 <評価できない施策>市政全般<理由>全体として市民のための市政が行われてきたとは到底言えず、トップが自身の言葉で市民に語り掛けることもなく、強い意志が感じられない。様々な点において無策と言わざるを得ない。

【斉藤直明氏】<評価できる施策>小児医療費の無償化<理由>子育て支援として、都や他政令指定都市の対応に乗り遅れた感はあるが、実現に至ったことは評価できる。 <評価できない施策>選挙公約で掲げた「3つのゼロ」が果たされていないばかりか、その進捗の検証すら取り組んでいない。<理由>民主主義政治において、選挙公約は有権者との約束であり、仮に果たせないことがあったとしたらなぜできなかったか、今後どう取り組んでゆくのかを説明する責任がある。

【高橋徳美氏】<評価できる施策>小児医療費助成の拡大<理由>一定の拡大が実現したため。 <評価できない施策>すべて<理由>自分の言葉で語らず、短期的視野でしか物事をとらえず、市役所内部で面会人数を制限するなど分断と排除を目的とした言動や行動を繰り返し、上意下達の風潮を作り出している。

【田中康夫氏】<評価できる施策>見当たらない<理由>税金を用いて執行する行政に於いては、公正性(フェア)・透明性(オープン)が大前提にも拘らず、その基本的認識を持ち合わせない市政運営である為。 <評価できない施策>「山下ふ頭再開発検討委員会」の設置と運営<理由>敷地の95%が市有地にも拘らず、「利益相反」な委員を選任し、山下ふ頭をスポーツ賭博の場とする「200兆円を超える個人金融資産を動かすスポーツベッティングの実証実験」を明記した事業提案書を却下せず、審議し続ける論外な市政運営。

【福山敦士氏】<評価できる施策>子育て世帯への臨時給付金支給<理由>物価高の中で家計を直撃する若年層への迅速な支援として意義があったと思います。スピード感のある決定だった点を評価します。 <評価できない施策>経済政策<理由>IR(統合型リゾート)反対の旗を掲げたにもかかわらず、山下ふ頭の開発ビジョン、具体的な歳入不足に対する抜本的な打ち手が、不透明なままです。将来の成長戦略としての具体性と実行力に欠ける印象です。

【山中竹春氏】子育て支援策の充実 中学3年生までのこどもの医療費の無償化、出産費用の独自助成(最大9万円助成)、妊婦検診額の助成拡大(5万円)、オムツ等の持参をなくす「にもつ軽がる保育園」の開始、総合子育て応援アプリ「パマトコ」のリリース、中学校全員給食の令和8年度からの開始決定など、子育て支援策の充実に取り組んできました。<理由>地域と経済に活力をもたらす好循環を生み出すために、子育て世帯を呼び込むこと、安心して子どもを産み育てられる環境を整備することが大切です。そのため、経済的、時間的余裕など様々な観点から子育て負担の軽減に取り組みました。このような子育て支援策に取り組んだこともあり、2024年、横浜市は4年ぶりの人口増となり、子育て世代(20〜40歳代)の転入超過が過去20年間で最大の16,526人となりました。 <評価できない施策>特にありません。