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緑区 社会

公開日:2025.07.24

外国人住民が防災学ぶ
地震体験車も登場

  • 参加者が乗った地震体験車

  • 防災について話し合った参加者たち

 日本に暮らす外国人に防災への意識を高めてもらおうと、みどり国際交流ラウンジは7月17日、みどりーむで防災ワークショップを開催した。日本語教室で学ぶインド、中国などの出身者10人以上と、日本人ボランティアらが参加した。

 参加者たちは、緑消防署の協力で用意された地震体験車に乗り、震度7などの揺れを体験。日本に暮らして1年ほどというミャンマー出身の女性は「初めて乗った。揺れがすごくて怖かった」と話していた。

 水が出る消火器で実際に火を消す体験も行われた。同署の寺山洋司署長によると、消火のコツは「花に水をあげるときに根元に水を掛けるのと同様に、火の下の方に水を掛けること」だという。

 その後、参加者たちは「家にいるとき」「店で買い物をしているとき」「外を歩いているとき」などに地震が発生したらどのようにすべきかなどについて話し合った。

 また、同ワークショップの講師から、就寝中に災害が発生した際、すぐに避難しやすいよう「ベッドの近くにスリッパや靴を置いておくこと」や、「水や食べ物は3〜7日分ほど用意しておくこと」などについても学んだ。

 親子で参加したインド出身の女性は「日本に住んで6年以上が経つ。地震や津波が起きたとき、何をすれば良いか初めて聞いた。私にも子どもにとっても良い経験になった」と話していた。

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