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緑区 教育

公開日:2025.07.24

鴨居小学校
児童が着衣泳を体験
ティップネス鴨居店で

  • ペットボトルを抱えて水に浮く体験をした子どもたち

 鴨居小学校(角皆裕文校長)は7月16日、都筑区内にあるティップネス鴨居店の協力で、同校4年生を対象にした着衣泳教室を実施した。児童約70人が同店のプールを訪れ、Tシャツなどの衣服を着たまま水に浮く練習などに取り組んだ。

 児童は同店のコーチらの指導で水中歩行や、仰向けのまま水に浮く練習などを体験。また、空のペットボトルを胸に抱くなどして水に浮いた状態を保つ練習も行った。

 参加者の一人は「ペットボトルが無いとき、息を吐くと足の方から沈んでしまう。でもペットボトルを持っていると、息を吐いても沈まなかった」と、体験から新たな気付きを得た様子だった。また、水から上がった後「服が重くなって、思ったより大変だった」と話す子どももいた。

 夏は子どもが川や海で遊ぶ機会が増えることが見込まれる。同教室は、水に溺れそうになっても命が助かる方法を身に付けておいてもらいたいと実施された。

 角皆校長によると、同校が昨年、水泳学習への協力を同店に打診したことをきっかけに今年、着衣泳教室という形での実施が実現した。「鴨居小の近くには鶴見川が流れている。子どもたちは命を守るために、とても大事な技を教えてもらえた」と角皆校長。同店については「地域の仲間として、今後も子育てに協力してもらえるとうれしい」と話した。

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