港北区版【9月18日(木)号】
「今夏の成果」を披露する部員ら

【横浜市港北区】大綱中学校合唱部 神奈川県代表として関東へ 最高賞タイトル引っさげ

 大綱中学校合唱部が9月21日(日)、新潟県の新潟県民会館で行われる第80回関東合唱コンクールに神奈川県代表として出場する。新たな指導者のもとで各大会に臨んでいる同部。部長の大金まどかさん(3年)は「自分たちのベストを尽くし、関東で1位、全国大会で3位以内を目指したい」と意気込みを語った。

 同部は33団体が出場した神奈川県合唱コンクール(8月17日に県立音楽堂で開催)で、昨年に続き金賞を受賞し、県代表に選出された。また併せて小学生、高校生を含めた全部門を通じて最高賞となる全日本合唱連盟理事長賞と神奈川県知事賞を獲得した。

 長年顧問を務めた前任者の異動に伴い、新たな指導者のもとで出発した今年のメンバー。スローガンは長年引き継がれている「合唱懸命」だ。約75人の大所帯をまとめる大金さんは、「先生が代わったことで、不安を感じる部員たちや、スムーズにいかないこともあったけど、部員一人ひとりと向き合い、それぞれの問題を解決したことで、より一つになれたと思う」と話す。

 関東大会は「女声合唱とピアノのための組曲『空をかついで』から『空をかついで』」と「女声合唱とピアノのための『冬の底で』」の2曲で臨む。顧問の藤井大輔教諭は「『空をかついで』は大人が子どもたちに未来を託す曲。詩のイメージを捉え、生徒たちが自分事として歌えれば」と期待を寄せる。大金さんは「弱くなったなんて思われたくない。昨年の全国4位の成績を越えられるような演奏をしたい」と力を込めた。

 夏休み中に出場したほかの大会でも結果を残した同部。8月7日のNHK全国学校音楽コンクールでは銀賞を受賞。7月26日にはTBSこども音楽コンクール神奈川県・横浜地区大会の合唱部門で優秀賞を受賞し、11月に行われる同コンクールの東日本ブロック大会出場を決めた。藤井教諭は「これらの結果は全て生徒たちの力。私はこれからもみんなが楽しく、気持ちよく歌えるよう環境を整えるのみ」と話す。

9月28日に開催される第33回ニッパデマルシェを引き継いだ 岩佐 眞美さん 新羽町在住 61歳

人と地域、思いを紡ぐ

 ○…「場所が変わっても変わらず『温かい』と感じてもらえるようなマルシェにしたいんです」。新羽に住む米山さんの自宅で開催されてきた「ニッパデマルシェ」を引き継いだ。今回は町内会館での開催となる。これまでの雰囲気を大切にしつつ、まずは出店者らとコミュニケーションを取りながら信頼関係を築くことに注力する。

 ○…ある時、オフィスのポストを開けるとマルシェのチラシが。「自宅を開放するなんてすごい」と心が弾んだ。チェコのガラスボタンの輸入販売を行っていたため、出店者として参加するように。6月に主催者から「もうやらないんだ」と告げられ、「なくなると寂しい」と引き継ぐことを名乗り出た。運営のやり方や出店者とのやり取り、会場のレイアウトまで、慣れない作業に奔走するも、「ニッパデマルシェはテンションが上がる」と目を輝かせる。

 ○…愛知県瀬戸市出身。陶器職人の家庭で育った。ものを創り出す親とは別の道に進んだが、6年前のチェコ旅行の際にガラスボタンと出合い転機を迎えた。「どの工程にも人の手が入っていて瀬戸物と同じ」と魅力を語る。旅行中に工房見学し、「ドアを開けた瞬間、子どもの頃に遊んでいた工場と同じ光景が広がり運命を感じた」と胸が高鳴った。帰国後に輸入販売を始め、現在はチェコ親善アンバサダーとしての顔も持ち、チェコと日本をつなぐ架け橋となっている。

 ○…新羽の地に引っ越して7年程。マルシェに参加するまでは知り合いが少なかったが、人のつながりが広がっていった。「知った顔が増えると安心感を覚える」とにっこり。”最後の日曜日はニッパデマルシェ”と、地域の人が楽しみにするような名物マルシェを目指す。

港北区の新星を紹介!熱いぜ!ネクストジェネレーション インターハイ女子ソフトボールで優勝した厚木王子高等学校 3年 熊谷美沙さん(綱島東在住)

 今年、インターハイの頂点に立った厚木王子高等学校ソフトボール部。その日本一の快挙は、綱島東に住む熊谷美沙さんの存在なくして語れない。ポジションはセンター、打順は3番。12年間一筋でソフトボールに打ち込んできた熊谷さんは、チームの勝利に大きく貢献した。

"声出し"で仲間を鼓舞

 自身の最大の武器はと問うと開口一番「声出し」と分析。試合中は、普段とは別人のように大きな声で仲間を鼓舞し、チームを盛り上げる。どんなに試合が長引いても変わらない。これは、「チームメイトに気合いを入れさせる」という強い気持ちの現れだ。

友情が育んだ日本一

 ソフトボールを始めたのは小学1年生の時。「綱島東シャークス」に所属し、中学からは横須賀の強豪クラブチーム「横須賀ゴールドウェーブ」で実力を磨いた。厚木王子高校に進学したのは、中学時代の仲間と再びプレーするため。往復3時間にも及ぶ通学時間も苦ではなかった。

 12年間ソフトボールを続けてこられた理由はただ一つ。「楽しいから」。特に「みんなで協力してやる」というチーム競技の楽しさが、彼女を支え続けた。この道のりは、仲間との絆を深め、コミュニケーションの大切さを教えてくれた。

実を結んだ舞台

 インターハイ優勝の瞬間、胸中をかすめたのは「毎日大変だったけど、やってきたことには意味があった」という思い。特に印象に残っている場面は、決勝戦のタイブレークでのバントだ。プレッシャーがかかる場面でも、チームのために確実にバントを決め、勝利への流れを作った。

 インターハイを終え、大学受験へ向け新たな挑戦を始める。将来もソフトボールを続けるという彼女。厚木王子高校ソフトボール部の優勝を支えた熊谷美沙さんの、今後の活躍に期待がかかる。



感謝状を手にする友井川さん(左)と小林さん。中央は長谷部署長

飲食中、適切に救命措置 消防署長が感謝状

 新横浜の居酒屋で倒れ、心肺停止状態になった男性を、連携し、迅速な救命処置で助けたとして、港北消防署(長谷部宏光署長)は9月8日、区内在住の友井川依里香さん(26)と、友人の小林萌さん(21)に感謝状を贈呈した。

 今年7月7日午後7時43分頃、友人同士である2人が居酒屋で会食していたところ、隣席の男性客が突然倒れる事案が発生した。

 介護職歴があり、救助訓練や、実際に救命措置の経験があった友井川さんが男性の呼吸や心拍が停止していることを確認。すぐさま胸骨圧迫を開始した。その間、小林さんはAED(自動体外式除細動器)を探しに店外へ。近隣にあるパチンコ店に設置されていたAEDを持ち帰り、電気ショックを実施。救急隊が現場に到着した際には、男性の自己心拍が再開していたという。

 「最後の1杯を楽しんでいたけど、異変に気付き、モードを切り替えた」という2人。「同席していた男性はパニックになっていましたが、1秒でも遅れると大事になると思い、周りにどう思われるか気にせず動きました。今回、消防署から連絡をいただき、無事だったと聞いてほっとしました」と話していた。

 長谷部署長は「救急車の到着までに救命処置をすることで、1カ月後の生存確率が2倍、社会復帰は3倍になります。倒れた男性は、近くにお二人がいて本当に良かったと思う。勇気をもって対応してくれて感謝します」と述べた。

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終活のすすめ「任意後見」
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9/26(金)、10/10(金)、10/27(月)に無料法務相談会
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港北図書館 小説に登場の港北を紹介 10月26日 講演会

 港北図書館で10月26日(日)、講演会「舞台は港北区―文学編―」が行われる。港北図書館友の会と同館が共催。

 港北を舞台とした小説をテーマに、どの作品に区内のどこが登場するか紹介する。講師を務めるのは、(公財)大倉精神文化研究所の平井誠二理事長。

 参加費無料。午後1時から2時30分まで。定員40人(抽選)。要事前申し込みで、10月10日(金)までに電子申請を。抽選結果は15日(水)までにメールで通知される。問い合わせは同館【電話】045・421・1211。

学生とスリーA体操する町内会メンバーら=提供写真

大豆戸町内会 学生と認知症予防 実習の一環として

 大豆戸町内会(吉田亙会長)は、9月4日から12日の中の4日間、横浜労災看護専門学校の「老年看護学実習」として学生らの実習を受け入れた。学生らは大豆戸町内会館を訪れ、町内会メンバーや大豆戸地域ケアプラザの職員と共に、MCI(軽度認知障害)の進行防止効果があると言われている体操「スリーA体操」などを行った。

 同町内会では4年程前から毎年1回、学生が高齢者との関わり方を学ぶために、会員が同校に模擬患者として訪れていた。同町内会を実習先として学生が訪問し、共に活動するのは初めて。「若い人にスリーAを覚えてもらい、いろんな人に伝えてほしい」という思いで受け入れた。

 スリーAとは、「明るく」「頭を使って」「諦めない」の3つの”あ”をキーワードにしている。スリーAのインストラクターである同町内会の福崎克代副会長によると、インストラクターに認定されているのは、区内では4人。4人とも、大豆戸町在住だという。

 実習は約30人の学生が4日に分かれ、同町内会メンバーらと交流した。取材した9月11日は10人の学生を含む29人が、童謡を歌いながら指や手を動かすリズム体操などを実施。始めは緊張したような面持ちの学生らだったが、体操が終わるごとに拍手を送り合い、”優しさのシャワー”が降り注ぎ、温かな空気に包まれた。

 「人と人が対面で会い、世代を超えた交流を行うことが大切」と意義を語った吉田会長。

 福崎副会長は、「高齢者との触れ合いの際、学生たちにスリーA体操を取り入れて、優しさのシャワーを自分にも周囲にも浴びせてほしい」と話した。

第一回創立50周年記念実行委員会に集まった同校関係者ら

新羽小50周年事業 第一回実行委員会が始動

 新羽小学校(佐藤恵子校長)で9月10日、第一回創立50周年記念実行委員会(小山正博委員長)が開催された。

 同校は1977年4月に開校し、来年度で50周年を迎える。その記念事業を計画するにあたり、準備委員会を経て周年記念実行委員会が発足。同委員会にはPTA会長・役員経験者や学校関係者が17人参加し、過去の経験や知見を共有した。会議の冒頭、小山委員長は「楽しみながら取り組みましょう」と挨拶。”無理なく、みんなで楽しく”を事業のモットーに、児童らの記憶に残り、次世代へと続く50周年を目指す。会議に参加した佐藤校長は「児童らにとっても記念の年。誰かに与えられるというより、自分たちで生み出すようなことができたら」とした。

 記念式典は2026年12月12日(土)に同校体育館で実施される。

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三色の彼岸花で知られる西方寺
三色の彼岸花で知られる西方寺
新羽 「やすらぎ」新区画募集
新羽駅より徒歩5分、真言宗西方寺は、およそ8百年前に鎌倉に創建され、その後およそ5百年前に現在の地に移建された歴史ある寺院。秋には、彼岸花の名所としても知られて... (続きを読む)
ニッパデマルシェのチラシ

ニッパデマルシェ 9月28日、町内会館で

 新羽町中央町内会館(新羽町1616)で9月28日(日)、33回目となるニッパデマルシェが開催される。

 これまでは個人宅で行われていた同マルシェ。今回から岩佐眞美さん=人物風土記で紹介=が引き継ぎ、場所を変えて開かれる。

 食品やアクセサリー・雑貨、キッチンカーが出店するほか、気功や手相、カイロプラクティック体験などのワークショップが用意されている。合計14ブースの予定。地元の野菜販売も行われる。午前10時から午後3時まで。

 問い合わせは【携帯電話】080・7737・1884。

戸田さんの講義に耳を傾ける生徒ら

〝想像力〟で平和を考える 篠原中で国際協力出前講座

 篠原中学校(浜崎利司校長)で9月8日、3年生が対象のSDGsと平和について考える出前授業が開催された。講師はJICAで37年間国際協力に携わり、現在はNPO法人Forum2050代表を務める戸田隆夫さん。授業は「もし〇〇だったら」と問いかけ、生徒らが想像力を使う内容で進行した。

 「大切な人が戦争で殺された」という演習では、「悲しい」「憎い」などの感情を露わにした生徒たち。さらに、1970年代のカンボジアで少年兵となり上官の命令に直面するという状況設定では、正解のない問いかけに、葛藤しながら自身の考えを巡らせている様子だった。

 戸田さん自身の経験として、ルワンダ虐殺を生き延びた女性からの言葉を紹介。「光に満ち溢れた世界にいるあなたには、平和や幸せの本当の意味が分からないかもしれない」。授業は、想像力を使うことで、自身の人生や平和の定義が変わっていく可能性があるというメッセージで締めくくられた。

 生徒会長の関根準世さん(15)は、「自分の光で消えたローソクを灯し、周りの暗闇を明るくできたら」と力強く語った。学級代表の酒向心春さん(14)は、自身の悩みが「世界に比べたらちっぽけ」だと感じ、「言ってもらえることが幸せだと再認識した」と話した。戸田さんは「今回の授業が、生徒一人ひとりが平和を『自分事』として捉え、自らの言葉で未来を語り、考える時間になれば」と話した。

終活トレンド

 昨今の「終活」は、かつての葬儀や墓の準備といった側面に加え、より広範な人生の整理や将来への備えを含む取り組みとして捉えられている。

デジタル終活を忘れずに

 終活では、デジタル空間の情報整理も忘れてはならない。ネット銀行・証券口座や月額課金サービス、SNSアカウントなどが「デジタル遺品」として放置されると、情報漏洩や不正利用、資産喪失などの問題が発生する可能性も。本人にしかアクセスできない状態だと、死後に遺族への負担がかかるため、事前にデータを整理しておく必要がある。ただし、パスワードをエンディングノートに直接記入するとリスクもあるので、管理ツールなどを使用して安全な保管が求められる。

おひとりさま特有の終活

 頼れる家族が(近くに)いない「おひとりさま」は、老後や死後に身元保証人の不在で医療介護サービスが受けられない、判断能力が低下した場合に財産管理ができないなどのリスクがある。

 これらのリスクには、家族や親族に代わる身元保証サービス、信頼できる人や法人に財産管理や介護や医療などの手続きを委任する任意後見などを組み合わせる必要がある。終活は、安心して老後を過ごし、尊厳ある最期を迎えるためのセーフティネットとしての意味合いもある。自身に合ったサービスを組み合わせるため、専門家に相談するのも一つの手だ。

相続トラブル

 急速に進む少子高齢化や、核家族化、単身世帯の増加による相続人同士のコミュニケーション不足を背景に、相続や終活に対する関心と重要性が高まっている。

相続放棄過去最多に

 相続は預貯金や不動産などの財産だけでなく、借金や未払金などマイナスの財産もあり、「相続放棄」の件数が年々増加している。2023年には過去最多の約28・3万件に達し、単純計算で6件に1件が相続放棄していることに。財産の種類を整理し、被相続人間で話し合い、慎重に判断する必要がある。

 不動産であっても管理が困難な場合は、相続人間で分割方法をめぐる争いになることも。家庭裁判所に持ち込まれる案件は過去20年で約1・5倍に増加し、近年は約1・3万件前後で推移。4分の3以上は遺産額が5000万円以下のケースで富裕層に限った話ではないと言える。

課税対象者が2倍に

 法改正で15年に相続税の基礎控除が下がったことで課税対象者は約2倍に増加。相続税申告も複雑化しており国税庁の実地調査によると調査件数に対して毎年80%以上の割合で、申告漏れなどの非違が明らかになっている。追徴課税などのリスクを避けるために財産を把握し専門知識を持って対応することが大切だ。



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「シンヨコハマルシェ」のチラシ

晩夏に夕方マルシェ 9月20日 新横浜駅前西広場

 今年5月に開催を予定していたが、雨のため中止となったシンヨコハマルシェが、装いも新たに開催決定。今回は夏の終わりを彩る「Twilight(トワイライト) Marché(マルシェ)」として、9月20日(土)午後3時〜8時で実施。会場は新横浜駅前西広場。新横浜町内会(金子清隆会長)主催。

 9店舗の飲食ブースや、今注目の若手アーティストによるライブアートも開催。前回も好評だった花苗・サボテンの寄せ植えや、ハーバリウム作りのワークショップも再び登場する。会場の中心には、開放的な100平方メートルの人工芝スペースを設置し、夜にはささやかなイルミネーションが灯る。イベントを取り仕切る鳥谷直樹さんは「夜へと移り変わる空の下、マルシェの賑わいと心地よい風を感じながら、心安らぐひとときを過ごしてください」と来場を呼び掛けている。

署名活動を行う(左から)青栁さん、原田さん、浅井さん、小野木さん(8月30日、桜木町駅前)

核廃絶へ 高校生が署名集めて国連に提出 平和大使・青栁さん「今しかない」

 核兵器廃絶や平和な世界の実現を目指して活動する神奈川県内の高校生が集めた署名が9月2日、スイス・ジュネーブの国連軍縮本部に届けられた。代表として署名を届けた「高校生平和大使」の青栁潤さん=逗子開成高校1年=は、「高校生が声を上げないといけない」と危機感をあらわにしている。

 高校生平和大使は、全国の平和活動団体が1998年から国連に派遣しているもの。神奈川県では、県立高校の教職員らによる派遣委員会が2005年から生徒を送り、署名集めなどを通して核廃絶を訴える。今年度は5月に選考があり、約20人の中から青栁さんが大使に選ばれた。全国では18都道府県から24人の大使が選ばれている。

「核による平和は成り立たない」

 青栁さんや大使選考に応募した生徒は平和活動を行う団体「Peace Peace Peace」のメンバーとして、県内の駅頭で署名活動を行ってきた。8月30日に桜木町駅前で行った活動で青栁さんは「核による平和は成り立たない。高校生が声をあげないといけない状況になっている。今しかタイミングはない」と力強くマイクで訴えた。この日は原田咲希さん=フェリス女学院高校2年=、小野木七海さん=聖セシリア女子高校2年=、浅井柊香さん=自修館中等教育学校5年=も参加し、署名を集めた。

 青栁さんは全国の大使とともに9月1日にジュネーブに入り、2日に神奈川県からの2007筆を含む、11万1071筆の署名を国連軍縮本部に提出。軍縮会議を傍聴し、軍縮会議日本政府代表部の市川とみ子大使とも面会した。帰国した青栁さんは、10日に県庁で行われた記者会見で「現地ではジェンダーの視点から核廃絶を訴える人もいて、広い視野を持つことが大切だと感じた」と振り返った。

長崎で痛感した「平和教育」の差

 「Peace―」のメンバーは8月上旬に長崎を訪れ、現地で平和活動を行う高校生と対話した。その中で学校に「平和学習部」があったり、原爆の日である8月9日は学校登校日で、平和について学んでいることを知った。日常的に平和学習が行われている状況に、メンバーは「神奈川とは大きな差がある」と感じたという。小野木さんは「先生にも働きかけていくことが大事」と話した。青栁さんは「学校で平和教育を行う出前授業を行いたい」と今後の目標を掲げる。

 核兵器が日本で使われてから80年が経過。核兵器を持つロシアのウクライナ侵攻は依然として終結が見通せない。青栁さんは「日本ではウクライナの報道が減り、関心が薄くなっている」と懸念する。核兵器禁止条約に署名・批准しない方針の日本政府には「難しい立場ではあるが、核兵器禁止条約の締約国会議にオブザーバー参加さえしなければ、日本は世界の中で孤立してしまう」と指摘。これからも平和を目指す活動を続けていく。

小机城址を巡る 9月21日 ガイドツアー

 ガイドとともに小机城址を巡るツアーが9月21日(日)に開催される。午前9時から正午まで。主催は小机城のあるまちを愛する会(木村光義会長)。

 内容は、9時30分から宿根会館で小机城の事前解説。10時30分から小机城址の散策・ガイドを実施し、現地解散となる。

 参加無料、定員約40人(先着順)。集合場所は小机地区センター・ケアプラザ会館入口。小雨決行、雨天の場合は宿根会館での解説のみ実施。

 問合せは木村会長【携帯電話】090・2738・0278(午前10時〜正午)。

約50事業者が参加した

女性起業家 約50事業者が出展 市役所で展示販売会

 女性起業家の商品やサービスの展示販売会「横浜女性起業家 コレクション 2025」が9月4日に市役所で行われた。

 横浜市経済局の主催。約50事業者が参加し、アクセサリーや雑貨、食品などを展示・販売した。

 肌が敏感な娘のために、オーガニックコットン100%の洋服を作り始めた女性は「縫い代やタグの位置にも配慮した」と経験を生かした商品を手作りしているという。

 会場には、百貨店や商業施設のバイヤーらが訪れ、交渉がまとまった出展者は10月以降に店舗や施設で行われる催事企画に参加できる。

 今回の出展者は、商品づくりなどを1人で行っている事業者が多かった。アクセサリーを販売する女性は「今まで販路がホームページだけだったので、百貨店に出店し、多くの人に知ってもらえる機会があれば」と話していた。別の出展者は「1人でやっている仲間が増えたので、情報交換などをしたい」としていた。

横浜で記録的大雨 1時間に111ミリ、崖崩れや床上浸水も

 横浜市内は9月11日から12日未明にかけて大雨に見舞われ、地域によっては1時間で100ミリ以上の雨が降ったほか、床上浸水などの被害が出た。

 市によると、中消防署北方出張所では、11日午後10時から11時の1時間で最大雨量111.5ミリの激しい雨を記録した。

 港北区小机町でがけ崩れが起きたほか、港北区日吉2丁目で床上浸水が2件発生。鶴見区馬場1丁目と豊岡町で道路の隆起、神奈川区大野町で歩道橋のエレベーター電気室の冠水、中区本牧原で車両の浸水が2件発生した。

過去開催時のクリパルヨガ

寺院でクリパルヨガ 9月からリニューアル

 正福寺(港北区新吉田町4569)で9月27日(土)、「お寺でクリパルヨガ」が開催される。

 クリパルヨガとは、米国で「意識のヨガ」と呼ばれるもの。ポーズの形などにとらわれずにマット上での体験を通し、心と体を大切にすることで日常を送りやすくする。毎月第4(土)に開催しているが、9月から瞑想体験もできるようにリニューアルした。講師は新吉田東在住の塚本希さん。

 初心者向けで中学生以上が対象。動きやすく体温調節できる服装で参加を。ヨガマットまたはバスタオル、飲み物持参。午前8時から8時30分まで。定員15人。参加費1500円は、当日現金で支払いを。そのほか、小学生以上の親子参加可などのクラスあり。

 申し込みは塚本さんのブログから。問い合わせは【携帯電話】080・5507・9462。

昨年の作品展=提供写真

ギャラリー&スペース弥平 美術・工芸作品ずらり 9月27日~ 「秋の彩游会展」

 ギャラリー&スペース弥平(篠原北1の5の5)で9月27日(土)から10月5日(日)まで、秋の彩游会展が開催される。

 彩游会は自由参加の美術工芸グループ展。絵画や写真、羊毛フェルト、シルバーアクセサリーなどさまざまな作品が展示される。小物やポストカードなどの販売も。「社会も経済も大変ですが、芸術文化の灯を消すことなく、こんな時だからこその力作を」

 入場無料。午前11時から午後5時まで(最終日は3時まで)。

 問い合わせは同ギャラリー【携帯電話】090・3229・4166、【メール】yahei@galleryspaceyahei.com。