逗子・葉山版【12月5日(金)号】
チラシを手に支援を呼び掛ける宮澤さん

逗子ライブインクルーシブ 新たにLED字幕を導入 誰も排除しないエンタメへ

 第一線で活躍するアーティストと障害のあるミュージシャンが同じ舞台で奏で合う「逗子ライブインクルーシブ」が3月22日(日)、逗子文化プラザなぎさホールで開催される。3回目となる今回は、聴覚障害者や耳の遠い高齢者も音楽を楽しめる空間にするために、LED舞台字幕を導入。その資金調達のためにクラウドファンディング(CF)に挑戦している。

 「誰もが楽しめる音楽ライブ」をコンセプトに2024年3月に初開催された同イベント。一昨年、昨年と開催してきた中で手話パフォーマンスを取り入れていたが「手話が分からない人も多い」というアンケートの回答があったことから、今回はLEDの字幕で歌詞を出すことで、さらに音楽への垣根を低くする。「聴覚障害者はどのくらい来るのか」「設備は足りるのか」といった声もある中、LED字幕を導入することで「誰も排除しない」という姿勢を強く示す。

 設備導入にはコンサート入場料だけでは賄えないため、クラウドファンディングに挑戦中。目標金額は30万円。期限は26年1月31日(土)まで。

戸田恵子さんも出演

 ライブを盛り立てる出演者は多様だ。障害のあるアーティストとしては、東京パラリンピックや大阪・関西万博の舞台にも立った、ギターのネックを逆から持つ全盲のロックギタリスト・田川ヒロアキ、2013年「ヘレンケラー記念音楽コンクール」ピアノ部門1位受賞、東京パラリンピック閉会式に出演した、わたなべちひろらが登場する。また世界的ジャズアーティストでグラミー賞にもノミネートされたことのあるデビット・マシューズなども名を連ねる。一方、『レ・ミゼラブル』などの舞台やアニメ映画『アラジン』でジャスミン役を務めるなど声優としても活躍する麻生かほ里、『アンパンマン』の声優としてもおなじみ、俳優の戸田恵子、13年「世界一の太鼓演奏技術を持つ人」に認定された、和太鼓奏者のヒダノ修一などが共演のステージに立つ。

 同イベント実行委員長の宮澤久美さんは「逗子といえば『インクルーシブライブ』と言われるように継続していきたい。応援お願いします」と呼びかける。

 問い合わせ・支援はCFサイト「CAMPFIRE」内で「逗子ライブインクルーシブ2026」と検索。
賞状を手に笑顔の松尾さん

にこにこ保育園松尾園長 マスターズ陸上で世界新 W65 4×100mリレーで

 葉山にこにこ保育園(葉山町長柄)園長の松尾真弓さん(73)が11月8日に八王子市で行われた、第26回東日本マスターズ陸上競技選手権大会に出場し、65歳以上女子(W65)による4×100mリレーで、神奈川県チームとして世界記録を更新した。松尾さんは「まさか自分が世界記録の一端を担うとは思いもしなかった。天にも昇る気持ち」と喜びを語った。

 松尾さんたちのチームが出した世界記録は1分00秒09。これまでドイツのチームが持っていた記録1分00秒31を9年ぶりに更新した。

 今大会のメンバーは松尾さんのほか、高橋葉子さん、堀良子さん、歌川由美さんの3人。松尾さん以外のメンバーは過去に4×400mリレーでチームを組んだことがあるという。松尾さんは今回誘われた際、「バトンパスは難しく、自信がないので一度は断った」そうだが、それでも請われ、出場を決意。当初は10月4日に福岡市で開催された全日本マスターズ陸上競技選手権で走る予定だったが、雨のために中止となり、舞台は東日本マスターズ大会に移った。当日のレースはW50とW55カテゴリーのチームと並走。「若い人たちと一緒に走ると、引っ張られて良い記録が出やすい」との言葉通りの結果となった。「福岡では時間ができたので太宰府天満宮に行き、おみくじを引いたら大吉だったんです。何かあるんじゃないかと思っていたら、いいことがありましたね」とうれしそうに笑った。

 松尾さんは女子100m W70(15秒44)と女子60m W70(9秒39)のマスターズ日本記録保持者でもある。「日本記録は自分の努力次第で『狙える』が、世界記録はレベルが違ってまさに奇跡。今回の記録は『メンバーの力』だとつくづく思う」と語った。

葉山からオリンピアンを

 園長を務める葉山にこにこ保育園では昨年から「にこりんダッシュ50mタイムトライアル」を実施している。「マラソンをされる方も増えてきましたが、長い距離を走るのはけっこう大変。50mくらいの距離なら気軽だし、体にも美容にも良さそうでしょ」と笑顔を見せる。

 今後、練習会などを開催し、小さな子どもから100歳の高齢者までが一緒に走れる仕組みづくりを目指したいという。

 「いつか葉山からオリンピアンが出てくれたらと願っている。私自身は記録だけではなく、少しでも長く走ることを目指します」と夢を語った。

Hayama Piano Loversの代表を務める 仲條 誠司さん 横須賀市湘南国際村在住 65歳

有言実行のピアノ愛好家

 ○…ピアノ好きが高じてコンサートを手掛ける団体を立ち上げて約2年。来年3月に町民による企画持ち込み型の「葉山ピアノ音楽祭」を開催する。「ピアノは弾いている人も聞いている人も元気にしてくれる。人も町もピアノで元気にしていきたい」と意気込む。

 ○…子どもの頃から家にピアノがあり身近な存在だった。中学生の時、米国人ピアニストのヴァン・クライバーンのショパンの演奏を聴いて鳥肌が立ち、それからレコードを買い、楽譜を買い、独学でピアノを弾き始めた。大学時代には学園祭でコンサートを開くまでに。「ピアノは自己表現ができるツール。人は表現することで自分を高め、周りを豊かにしていく。その上で素晴らしい楽器だ」とピアノの魅力を熱弁する。クラシックだけでなくビートルズ、松田聖子、竹内まりやなども好きで弾くという。

 ○…大学時代にはヨットにものめり込み、以後、乗り続けている。「波風があっても目標に突き進む。人生そのもの」。自然相手で死ぬ思いをしたこともあった。九死に一生を得たときの仲間は生涯の友だ。社会人になる時に「自分の船を持つ」「海外で働く」「家にグランドピアノを置く」と3つの目標を立てた。JTBでカナダのバンクーバー勤務時にクルーザーを買った。そして、今住む家のリビングには白いグランドピアノが置かれている。「プロポーズの時に『ピアノを持つ』って言ったらしいんだよね」と照れ笑い。

 ○…ピアノの曲に感動するのはもちろんだが、最近はピアノに向き合う人の姿に心打たれる。音楽祭はピアノをはじめとする音楽好きの人たちへの場の提供だが、何より自分の楽しみでもある。一度きりにとどまらず継続し、葉山のレガシーになることを望んでいる。

黒岩県知事「対話の広場」 移住・定住の有効打

 黒岩祐治神奈川県知事と県民が意見交換する「対話の広場」が12月22日(月)、ヴェルクよこすか6階ホール(日の出町1の5)で開かれる。

 テーマは移住・定住促進。都心へのアクセスが良好かつ、豊かな自然を誇る三浦半島に移住者・定住者を呼び込むために必要なことなどを考える。

三浦半島の魅力を高める取り組みを行っている実践者として、農漁業体験事業を展開している(株)シテコベ代表取締役の嘉山淳平氏と三浦半島のご当地ヒーロー「コントラバスヒーロー」の舞台を展開している音楽・映像作家の地代所悠氏が事例発表を行う。

 時間は午後6時から7時30分。参加申し込みは横須賀三浦地域県政総合センター【電話】046・823・0290(平日午前8時30分から午後5時15分)。
山口蓬春『市場』(1932) 東京藝術大学蔵

山口蓬春記念館 昭和を旅した日本画家 初冬特別展 1月25日まで

 山口蓬春記念館(葉山町一色)では、2025年度初冬特別展として「昭和100年!旅する蓬春」を開催している。同展では大正から昭和にかけての蓬春の画業を「旅」という視点から振り返る。

 蓬春は、東京美術学校(現:東京藝術大学)日本画科を1923年に卒業。在学中から奈良・京都など歴史的背景を持つ地へ惹かれ、取材を重ねた。26年の第7回帝展で出世作『三熊野の那智の御山』を描き、その後も昭和初期にかけて朝鮮、台湾、中国など外地へも足を運び、現地取材に基づいた作品を制作した。この時期、日本は旅行の大衆化が急速に進み、多くの日本画家が観光ポスターや絵葉書にかかわっており、蓬春もその一人だった。

 同展では、「奈良・京都を取材して」や「外地を取材して」のほか、「鉄道省の観光事業と蓬春について」など、5つの見どころを通して蓬春の画業を紹介する。主な展示作品には、前期(12月27日(土)まで)のみ展示される『九龍碼頭 写生』(1942年)や、後期(1月4日(日)〜1月25日(日))のみ展示される『三熊野の那智の御山 下図』(1926年)などが含まれる。

 会期は1月25日まで。休館日 毎週月曜日(1月12日を除く)、12月28日(日)〜1月3日(土)、1月13日(火)。午前10時から午後4時30分。入館料 一般600円(高校生以下無料)。

 (問)同館【電話】046・875・6094

ふれあいフェス 障害を知る・学ぶ 12月6日 逗子アリーナ

 体験・交流を通じて、障害のある人もない人も、分け隔てなく自分らしく暮らせるまちづくりを目指す「ふれあいフェスinずし2025」が12月6日(土)、逗子アリーナ(逗子市池子)で開催される。交流・ふれあい事業実行委員会と逗子市の共催。入場無料。

 21の当事者団体、事業所、市民グループなどが参画し、さまざまなプログラムを用意している。

 体験イベントでは車椅子サポート、要約筆記、難聴、点字、発達障害、手話、音訳などを経験できる。スポーツイベントではボッチャ、ラダーゲッター、卓球、輪投げ、まとあて、eスポーツ(太鼓の達人)などが楽しめる。

 また、参加団体による小物や焼き菓子などの販売も行われる。

 問い合わせは逗子市障がい福祉課【電話】046・873・1111(内線221)。
被爆ピアノのイメージ=矢川ピアノ工房提供

かぐのみ学園 被爆ピアノで平和訴え 12月19日 さざなみホール

 逗子市沼間で幼稚園と保育園を運営する逗子かぐのみ学園(石井稔江理事長)は12月19日(金)、逗子文化プラザさざなみホールで「戦後80年祈念 被爆ピアノを囲んで平和を考えよう・伝えよう」を開催する。

 石井理事長の父で前理事長の三田村鳳治さん(103)は戦時中、戦闘機の整備兵として鹿児島の知覧飛行場などで特攻機を見送った経験を持つ。「戦争は絶対にしてはならない」という強い思いは、娘である石井理事長に引き継がれた。石井理事長は「父から受けたバトンを、今度は私から保護者へ、そして子どもたちへとつないでいく」と力強く語る。

 三田村さんの縁で「被爆ピアノ」の存在を知った石井理事長は、昨年10月にラジオでその音色を聴いて魅了され、同ピアノを使った「平和の企画」を行うことを決意。今年1月にピアノの持ち主である広島県の矢川ピアノ工房に申し込み、保護者の協力も得ながら企画の準備を進めてきた。

 当日は、第一部で午前9時30分から10時45分は「平和の絵本ライブラリー」として絵本展示と読み聞かせを実施し、11時から正午は幼稚園の石井はるか園長とピアニストのロホマン真由美さんによるコンサートを開催。第二部は午後3時30分から5時45分まで、ストリートピアノのように実際に被爆ピアノを弾くことができる。第三部では被爆ピアノを修復し、トラックで全国に運ぶ調律師の矢川光則さんを囲んでの対話会を行う。

 石井理事長は「企画を通して人と人が出会い、平和とは何かを考えるきっかけとなり、新たな活動の一歩につながってほしい」と語った。

 (問)かぐのみ保育園【電話】046・872・6100

暮らしと海の関係学ぶ 12月13日 交流センター

 逗子市観光協会は12月13日(土)、講演会「海の豊かさを繋ぐ流域地図〜海・川・山のつながりと私たちの暮らし〜」を開催する。

 沿岸部の海は、気候変動や海流など大きな動きだけでなく、山、森、川、町といった流域での人間の暮らしの影響も少なくない。同講演会では、流域での生活が海の環境とつながり合っている現状を踏まえ、海の豊かさと危機を流域から見直す。

 講師は登山GPSアプリ「YAMAP」を運営する株式会社ヤマップの春山慶彦代表。第一部では同社が展開するアプリ「流域地図」や、著書『子どもを野に放て!』について語る。

 第二部では、同氏を囲み、逗子や近隣流域で活動する735style、仙元山トレイルクラブ、HFC、そっかなどの団体との座談会が予定されている。

 午後2時から4時。会場は逗子文化プラザ市民交流センター2階会議室。参加無料。定員60人(先着順)。

 同日はフェスティバルパークで、農家、漁師、飲食店が集うアースマーケットも開催される。

 申し込みは同観光協会【電話】046・873・1111(内線286)。
生ごみ資源化処理施設を見学する人たち

葉山町 生ごみ資源化を実感 環境フェスで

 葉山町環境課と葉山町クリーンセンターは11月29日、楽しみながら環境について学ぶ「はやま環境フェス」を開催した。

 クリーンセンターの見学ツアーでは、町民がゴミを持ち込める資源物資棟の利用方法や、台貫と呼ばれる大型の秤(はかり)を用い、車で持ち込んだゴミの重さを確認することなどが説明された。サテライトセンターではゴミを収集してきたパッカー車の荷台を斜めに傾け、ゴミを下ろす様子を実演した。

 8月から本格稼働を始めた生ごみ資源化処理施設では、センターの職員が、プラスチックの袋に入れられた生ゴミを破除袋機で袋を取り除き、微生物の働きで有機物を分解・発酵させ、乾燥後、ふるい分けをして堆肥となるまでの過程を説明した。

 家族3人で参加した今野稔さん(54)は「(ごみを焼却する際に発生した熱を利用する)サーマルリサイクルと違って、生ごみが完全にリサイクルされている。こうした取り組みは町民としてうれしい。実際に堆肥を使って家庭菜園もしている。そういう点で本当のSDGsですね」と話した。

リユース市に大行列

 福祉文化会館では大会議室で脱炭素、緑地保全、鳥獣対策に関するパネル展示などが行われたほか、1階入り口ではフードドライブ、ホワイエで学校備品のリユース販売を実施した。ロータリーではキエーロの実演や野菜の販売も行われた。会館2階の和室で実施されたリユース市には開始前から大行列ができ、入場制限がかかるほど大盛況となった。

小坪砲台事故 慰霊碑に犠牲者銘板 新たに名前一人判明

 終戦直後に小坪地区で起きた洞窟内砲台の爆発事故の慰霊祭が11月29日、現場近くに昨年建立された慰霊碑の前で執り行われた。例年、事故が起きた10月20日に行われていたが、今年は新たに判明した犠牲者の名前も含む銘板の完成を待って実施された。

 今年4月に亡くなった遺族会代表だった草柳博さん(享年88)の次男・彰宏さん(54)は「亡くなった15人の皆さんは今の小坪の子どもたちの安全を見守ってくれていると思う」とあいさつした。さらに慰霊祭後の取材では「今回、銘板ができ、誰が亡くなったのか分かるようになったことをうれしく思っている。慰霊碑ができたことで事故のことを理解してもらえるようになり良かった」と語った。

 慰霊祭の後に線香をあげに来ていた安田康夫さん(87)は事故当時、今の漁港そばの共同トイレ付近で相撲をしていたという。「毎年10月20日には必ずここに来ている。自分ができることは線香をあげることくらい。もう87歳だが死ぬまで続ける」と亡くなった友人たちに思いをはせた。
店頭のこれらのマークが参加店の目印

駅前3商店街初コラボ 12月7日 ガラポン

 逗子駅近くの「逗子銀座商店街」「なぎさ通り商業振興会」「池田通り商店会」は12月7日(日)、「2025歳末ガラポン大抽選会」を合同企画として実施する。

 例年、各商店街でそれぞれイベントを行ってきたが、単独での集客に限界を感じ、一緒に年末を盛り上げていこうと、今回初めて合同での企画を行う。商店街を回遊してもらう狙いもあり、エリアの近い3商店街で共同開催する。

 12月7日までの期間中、各商店街の参加店で500円以上(税抜)の買い物につき1枚の抽選券がもらえ、抽選で各商店街で使える買い物券が当たる。

 ガラポン抽選は同7日、午前10時から午後4時まで。逗子銀座は駅前マクドナルド前広場、なぎさ通りはこもれび広場(OKストア前)、池田通りはひばり薬局前に抽選会場を設ける。

 1等/5000円・20本、2等/3000円・100本、3等/1000円・300本、4等/500円・500本が用意されている。

 買い物券は共通券ではなく、各商店街で利用できるものになる。逗子銀座商店街の担当者は「逗子銀座の抽選会場で、なぎさ通りの買い物券が当たるかもしれない。いろいろな店で買い物を楽しんでほしい」と語った。

 同企画に関する問い合わせは逗子銀座商店街【電話】046・871・3004、もしくは鳥一【電話】046・871・4774。
<PR>
【LINE読者限定プレゼント】
【LINE読者限定プレゼント】
毎月15名様に抽選で『Amazonギフト券1,000円分』をプレゼント!ギフト券以外のプレゼントもあるかも!是非チェックしてみてください。 (続きを読む)

はやまるタクシー無料で

 葉山町は交通不便地域の解消を目的に実証運行を行っているAIオンデマンド型乗合タクシー「はやまるタクシー」の利用者拡充を図るために「広報葉山12月号」に無料乗車券を掲載した。

 実証運行は昨年から実施しているが利用者が伸び悩んでいる。

 町は「ご利用いただいている方々からは概ね好評を得ている。一度乗車してもらえれば利便性が分かってもらえると思う。無料券をきっかけにぜひ試してほしい」と利用を呼びかけている。
ワークショップのイメージ=提供

ピアノ好き集まれ! ワークショップ参加者募集

 ピアノコンサートの企画・開催を手掛ける市民グループHayama Piano Lovers(仲條誠司代表)は2026年1月11日(日)、葉山町図書館2階ホールでワークショップ「集まれ!ピアノラバーズ‼」を開催する。

 「子どもからお年寄りまで、みんなでピアノを楽しみましょうという企画。初心者の人でもインストラクターと即興で連弾をしたり、弾ける人は日頃のレパートリーをみんなの前で演奏したりして楽しく過ごしましょう」と仲條さん。

 使用するピアノは真っ白なグランドピアノ。

 定員は12人。対象は小学生以上(15歳未満は保護者の同意が必要)。応募多数の場合は抽選。参加費は無料。申し込み締め切りは12月14日(日)。

 今回の参加者は同団体が3月7日(土)に開催予定の第1回葉山ピアノ音楽祭(仮称)にエントリーすることができる。同イベントは企画持ち込み型の音楽祭。「30分の持ち時間でピアノだけでなく、合唱や合奏、楽器を持ち込んでアンサンブルでもいい。とにかく音楽で盛り上がりたいと思っている」と仲條さんは話している。

 問い合わせ、申し込みは葉山まちづくり協会【電話】046・876・0421。

星座にまつわるエトセトラ 「年賀状の準備」

 年の瀬という言葉が、じわりと焦りを感じさせますね。その中でも年賀状は、どうしようかと悩んでいるうちにギリギリになってしまいます。来年は星座で年賀状をお考えのみなさまに、馬に関係する星座をご紹介。まずは、秋の四辺形を持つ「ぺガスス座」。背中に羽が生えている天馬です。そしてその顔の横に、もう一つ馬の顔「こうま座」があります。顔が並んでいる感じです。そしてもう一つは、「いっかくじゅう座」いわゆるユニコーンです。頭に1本角が生えていて、その血を飲んだものは、永遠の命を得られるが、処女にしか捕まえられない、という幻の生き物。明るい星はない「いっかくじゅう座」ですが、オリオン座のベテルギウス、こいぬ座のプロキオン、おおいぬ座のシリウスでつくる、「冬の大三角」の中にありますのでぜひ目を凝らして探してみてください。