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公開日:2025.12.05
逗子ライブインクルーシブ
新たにLED字幕を導入
誰も排除しないエンタメへ
第一線で活躍するアーティストと障害のあるミュージシャンが同じ舞台で奏で合う「逗子ライブインクルーシブ」が3月22日(日)、逗子文化プラザなぎさホールで開催される。3回目となる今回は、聴覚障害者や耳の遠い高齢者も音楽を楽しめる空間にするために、LED舞台字幕を導入。その資金調達のためにクラウドファンディング(CF)に挑戦している。
「誰もが楽しめる音楽ライブ」をコンセプトに2024年3月に初開催された同イベント。一昨年、昨年と開催してきた中で手話パフォーマンスを取り入れていたが「手話が分からない人も多い」というアンケートの回答があったことから、今回はLEDの字幕で歌詞を出すことで、さらに音楽への垣根を低くする。「聴覚障害者はどのくらい来るのか」「設備は足りるのか」といった声もある中、LED字幕を導入することで「誰も排除しない」という姿勢を強く示す。
設備導入にはコンサート入場料だけでは賄えないため、クラウドファンディングに挑戦中。目標金額は30万円。期限は26年1月31日(土)まで。
戸田恵子さんも出演
ライブを盛り立てる出演者は多様だ。障害のあるアーティストとしては、東京パラリンピックや大阪・関西万博の舞台にも立った、ギターのネックを逆から持つ全盲のロックギタリスト・田川ヒロアキ、2013年「ヘレンケラー記念音楽コンクール」ピアノ部門1位受賞、東京パラリンピック閉会式に出演した、わたなべちひろらが登場する。また世界的ジャズアーティストでグラミー賞にもノミネートされたことのあるデビット・マシューズなども名を連ねる。一方、『レ・ミゼラブル』などの舞台やアニメ映画『アラジン』でジャスミン役を務めるなど声優としても活躍する麻生かほ里、『アンパンマン』の声優としてもおなじみ、俳優の戸田恵子、13年「世界一の太鼓演奏技術を持つ人」に認定された、和太鼓奏者のヒダノ修一などが共演のステージに立つ。
同イベント実行委員長の宮澤久美さんは「逗子といえば『インクルーシブライブ』と言われるように継続していきたい。応援お願いします」と呼びかける。
問い合わせ・支援はCFサイト「CAMPFIRE」内で「逗子ライブインクルーシブ2026」と検索。
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