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逗子・葉山 社会

公開日:2025.12.05

葉山町
生ごみ資源化を実感
環境フェスで

  • 生ごみ資源化処理施設を見学する人たち

 葉山町環境課と葉山町クリーンセンターは11月29日、楽しみながら環境について学ぶ「はやま環境フェス」を開催した。

 クリーンセンターの見学ツアーでは、町民がゴミを持ち込める資源物資棟の利用方法や、台貫と呼ばれる大型の秤(はかり)を用い、車で持ち込んだゴミの重さを確認することなどが説明された。サテライトセンターではゴミを収集してきたパッカー車の荷台を斜めに傾け、ゴミを下ろす様子を実演した。

 8月から本格稼働を始めた生ごみ資源化処理施設では、センターの職員が、プラスチックの袋に入れられた生ゴミを破除袋機で袋を取り除き、微生物の働きで有機物を分解・発酵させ、乾燥後、ふるい分けをして堆肥となるまでの過程を説明した。

 家族3人で参加した今野稔さん(54)は「(ごみを焼却する際に発生した熱を利用する)サーマルリサイクルと違って、生ごみが完全にリサイクルされている。こうした取り組みは町民としてうれしい。実際に堆肥を使って家庭菜園もしている。そういう点で本当のSDGsですね」と話した。

リユース市に大行列

 福祉文化会館では大会議室で脱炭素、緑地保全、鳥獣対策に関するパネル展示などが行われたほか、1階入り口ではフードドライブ、ホワイエで学校備品のリユース販売を実施した。ロータリーではキエーロの実演や野菜の販売も行われた。会館2階の和室で実施されたリユース市には開始前から大行列ができ、入場制限がかかるほど大盛況となった。

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