川崎区・幸区版【12月26日(金)号】
府中街道沿いを照らす提燈

三菱化工機 水素社会実現へ、実証実験 カワサキ文化公園で

 三菱化工機(川崎区大川町)が12月6日、カワサキ文化公園(幸区堀川町)に導入した水素設備から水素エネルギーを使い、提燈を灯す実証実験を開始した。今後は、同エネルギーで公園内のキッチンカーや災害時にも活用できるよう検証していく。

 同社は水素関連事業を手掛け、身近な場所で水素エネルギーを使えるよう普及を図っている。

 「KAWASAKI SOUL」と銘打ち、市や地元企業などと連携し、市内の脱炭素化に向けた事業の実証実験に取り組む。11月には「脱炭素ラーメン」を提供した。

 第2弾となるカワサキ文化公園での取り組みは、川崎市と同公園を運営するディー・エヌ・エーとの協業で、公園の一角に水素発電装置「HyDel(ハイデル)」を設置した。

 三菱化工機と那須電機鉄工、日本フイルコンの共同で製造したこの装置は、装置内に水素を貯めて電気を発電させ、給電することができる。1時間で2kwの発電ができ、500wの電子レンジを同時に4台分稼働可能となり、発電量など今後も改良していく。

 光を灯した提燈には、発電の仕組みが理解しやすいよう「水素で発電中」と記載されている。

 同公園での水素システム設置は、2030年にカワサキ文化公園近くに新アリーナの開業を目指すディー・エヌ・エーが、水素関連エネルギーの供給モデルを構築していく狙いでもある。

 三菱化工機の山田宏一さんは、水素設備は日々アップデートしていく旨を話し「水素エネルギーを身近にしたい」と期待を込める。
記念写真に納まる宮崎さん(中央)と6年生ら

新小倉小 式典で校歌初披露 SHISHAMO宮崎さんと共作

 新小倉小学校(幸区新小倉)の開校記念式典が12月13日に行われ、3ピースロックバンド「SHISHAMO」のギターボーカリスト・宮崎朝子さんと同校の6年生らが共作した校歌が初披露された。

 同校は市内で115番目の小学校として今年4月に開校。6年生の児童から「自分たちの学校の校歌を自分たちで作りたい」という声が上がり、「総合的な学習の時間」の中で校歌作りがスタートした。幸区ゆかりの音楽家について調べたところ、同区出身の宮崎さんが候補になり、作成を依頼。児童から直接手紙を送るなどして、やり取りを続けてきた。5月に開かれた交流会では、宮崎さんから「校歌に入れたい言葉をみんなで考えて」という宿題が出され、6年生を中心に全児童で校歌に入れたい言葉を考えた。

8つの言葉

 披露された校歌には、児童たちが考えた8つの言葉のうち、「新小倉」「虹色のピース」「虹色のパズル」「新たな絆」「ともに歩む」「バトンを繋ぐ」の6つが入り、残りの「自分をつくる」「未来をつくる」の2つは、それぞれ校歌の1番と2番のテーマとして振り分けられた。6年生の亀嶋祐さん(12)は「自分たちで考えた言葉が歌詞に入っていて感動した。新小倉小にふさわしい校歌だと思う」と受け取った感想を話した。児童らが式典で実際に歌う姿を見た宮崎さんは「本当に感動した。校歌は作成した時点ではなく、今日この場でみんなに歌ってもらってはじめて完成したんだなと思った」と感慨を述べた。

 校歌は1番より2番の方がテンポが速い、珍しい合唱曲。作詞者名にはこれまでの経緯を踏まえ、宮崎さんの名前とともに、「令和七年度六年生一同」と刻まれている。6年生らは宮崎さんと集合写真を撮ったのち、全員でメッセージを書いた手作りのアルバムを手渡し、宮崎さんに感謝を伝えた。

 同式典には全児童534人のほか、福田紀彦市長など多くの来賓が参加。各学年がダンスや合唱、発表などを披露し、8カ月が経った同校の開校を祝った。

11月4日付で、川崎商工会議所の会頭に就任した 窪田 雅己さん 東京都在住 67歳

AIと人で地域経済活性を

 ○…市内最大規模の経済団体のかじ取りを任された。川崎市を「大企業と中小企業がバランスよくていい」と評価。まちとしては「人口が増加し、文化、スポーツも盛んで活気ある恵まれたまち」とする。しかし、企業を取り巻く環境は「厳しい」と表情を引き締める。原価高騰の価格転嫁が進まず、人材も不足、事業承継の問題も喫緊だ。そこで打ち出したのが「稼ぐ力の創出」。手段として掲げたのがAI。IT業界での経験を生かしDXの先の支援モデルを描いている。

 ○…とはいえ現場を肌で感じることも大事にする。会頭就任から1カ月余り。各部会長の会社に自ら赴いた。そこで感じたのは苦境に屈しない精神。「皆さん非常に前向きですごく頑張っていらっしゃる」と経営者、ビジネスパーソンとして心強さを感じたという。

 ○…横浜市出身。横浜国立大学を卒業後、富士通に。営業畑を歩み、執行役員専務を経て2022年、国内に特化した事業を行う富士通Japan会長兼最高経営責任者(CEO)に就任。現在は相談役を務めている。営業手法は顧客に常に寄り添う究極の伴走型。「昭和の営業」と話す。しかし、5年前に社の方針でDX企業として手法の大転換。営業責任者だったが、昭和型の自らを否定することも辞さず、変革を成し遂げた。「昭和の営業は窪田さんで終わりねと言われた」と笑顔で振り返る大きな度量の持ち主だ。

 ○…商工会議所の成長も考える。「DXだけだとちょっと寂しい」とし、会員企業と伴走する職員の研さんも仕掛けていく。そのために「所内のコミュニケーション活性を進めていく」と語る。趣味は休日のジョギングと旅行。旅行は「支えてくれた妻への恩返し」とほほ笑んだ。
サイコロを振る参加者

カルッツかわさきで すごろくで学ぶ人生とお金 PTA、FPが企画 親子楽しむ

 すごろくを通して「お金が人生の全てではない」ことを知ってもらう催しが12月14日、カルッツかわさき(川崎区富士見)で開かれた。

 「MANE SUGO」と銘打ったイベントは、川崎区PTA協議会(五十嵐立会長)と元市立小学校教員でFPの五月女勝汰さんが子どものキャリア教育を目的に企画。

 会場には60のマス目が並び、サッカー選手、フードデリバリーサービスなどを体験し、成功するお金が獲得できる「職業体験」マスのほか、川崎歴史博士、早口マイスターに挑戦する「スキル」マス、商品を購入する「アイテム」マスが設けられた。

 参加者はサイコロを振りながら一定の時間内でさまざまな体験を楽しんだ。渡田小6年の近藤楓花さんと齋藤夏凛※(※正しくは、「さんずい」に「なべぶた」「かい」「のぎ」)さんは「レジ打ち体験が面白かった」と喜んだ。

 「今後はイベント自体を進化させていきたい。川崎区に定着させたい」

フリー校利用者へ補助広がる 県が今年度から支援制度

 不登校になる児童・生徒の増加を受けて、民間団体や個人が運営する「フリースクール」に通う子どもが増えている。一方で公立学校などに比べて保護者の経済的な負担が大きいことから、授業料の一部を補助する制度を設ける自治体も現れている。神奈川県も今年度から、こうした市町村を財政的に支援する仕組みをスタートさせた。

増加続く不登校

 文部科学省の調査によると2024年度、全国の小・中学校の不登校児童・生徒の数は35万3970人で、過去最多を更新した。10月29日に県が発表した「令和6年度神奈川県児童・生徒の問題行動・不登校調査」でも、昨年度の不登校児童・生徒数は公立小・中学校合計で2万4250人に上り、昨年度より621人増加している。

 こうしたなか、新しい学びの場として注目されているのがフリースクールだ。はっきりとした定義はないものの、文科省のホームページでは「不登校の子どもに対し、学習活動、教育相談、体験活動などの活動を行っている民間の施設」とされている。県内では神奈川県学校・フリースクール等連携協議会と連携している団体だけでも35カ所にのぼる。

 一方で民間が運営するため、公立学校などと比較すると保護者の経済的な負担は大きい。15年に文部科学省が行った調査によれば月額利用料(授業料)の平均は約3万3千円。1〜5万円程度の施設が多いとされる。

 コロナ禍中に小学生だった子どもが不登校になりフリースクールを利用したある保護者は「経済的負担もそうだが、送迎などが必要となって仕事を続けられなくなるなど、生活への影響は大きい」と話す。

3市で補助制度

 独自に保護者を支援する自治体も増えている。鎌倉市は23年9月、フリースクールの授業料等の一部を補助する制度を導入した。

 その後、海老名市が24年7月、相模原市も今年10月から同様の仕組みをスタートさせている。

 こうした状況を受けて県は今年度、「神奈川県フリースクール等利用児童・生徒支援事業補助金」を創設した。

 制度の最大の特徴は、フリースクール等に通う児童生徒の保護者を支援する事業を実施する「市町村」に対して県が財政補助を行うこと。

 県担当者は「保護者や児童生徒により身近な市町村を支援することで、地域の実情に応じた支援ができる」とし、今年度は260人分3120万円の予算を確保した。

川崎市「検討中」

 一方、川崎市は、補助制度の創設について「検討」の構えだ。市は現在、文部科学省の調査研究事業に協力し、生活困窮家庭に対して交通費や活動費など一部の経済的支援を実施しているものの、市内のフリースクールは多様なため、県の連携会議に参加する団体らと定期的な情報共有や現地視察などを実施し、実態把握に努めている。

 また、フリースクールの代わりとなる「学びの場」の確保としては、市内各校で、教室に入れない児童・生徒のために別の部屋(校内教育支援センター)での支援などに取り組む。さらに、学校以外の学びの場として、市内6カ所に教育支援センター「ゆうゆう広場」を設置し、施設内での活動や専属バスを活用した社会見学など、さまざまな体験ができるような支援を行っている。

 フリースクール活用に対する経済的支援について、担当する市教育委員会事務局は「総合的な不登校対策を推進する中で、関係局とも連携し慎重に検討していく」との見解を示している。
盆踊りを堪能する参加者ら

まるやま・京彩グループ 伝統文化普及へ一役 羽田・盆踊りフェスを企画

 高津区で着物の制作・販売などを手がける「まるやま・京彩グループ」(高津区/丸山実会長)が、12月8日・9日に羽田エアポートガーデン1階のグランドホワイエで、「盆踊り Haneda Festival」を初開催した。当日は、日本人、外国人問わず多くの人出で賑わい、和の伝統を楽しむ姿が見られた。

 日本の伝統である「着物文化」の普及に長年携わってきた同社は「きものを着たい人を着る人に」をメインテーマに掲げ、国内のみならず、海外でも和装文化の理解促進に尽力。こうした功績から、同社のサービスは川崎市のふるさと納税の返礼品の一つに選ばれている。

 今回、国際的な玄関口である羽田の地から、日本の伝統文化を発信したいという強い思いから、丸山会長がイベントを発案。この「誰でも参加しやすい盆踊りを羽田エアポートガーデンで開いて、国内外問わず多くの人に来場してもらい、和装に親しんでほしい」という思いに、施設を管理する住友不動産商業マネジメント(株)も活性化をかねて協力し、実施することになったという。

盆踊りの輪、海外からも

 イベントでは、東京都の(一社)日本盆踊り協会の関係者らが、ドラえもん音頭やパプリカ、ダンシングヒーローといったBGMに合わせて盆踊りを先導した。

 日本人だけではなく、外国人も輪に参加し、平日夕方の時間帯にもかかわらず、多くの人々が、一体となって楽しんでいた。また、同社が貸し出した着物を着て踊る参加者の姿も見られた。

 さらに、会場では、活気あふれる阿波踊りや花笠音頭なども披露されたほか、ヨーヨー釣りや輪投げといった屋台も登場した。

 香港から来たという観光客は、「初めて盆踊りを体験したが、ゆったりした不思議なメロディーが面白く、楽しかった」と感想を述べた。

 イベントを終えて丸山会長は「多くの人で賑わい、大変楽しいイベントになったと思う。これからも、この取り組みを続けていくことができたら」と今後の抱負を語った。
今年も力作がそろった絵馬

稲毛神社 今年も始まる絵馬展 約300点 元日から7日まで

 川崎区宮本町の稲毛神社(市川和裕宮司)で恒例の「有名人慈善絵馬展」が元日から7日(水)まで開催される。元日は終日、2日から7日は午前8時から午後5時。

 来年で48回目を数える同展は、有名人らが無償で手掛けた絵馬を境内などで販売し、その収益を社会福祉活動に充てるというもの。例年芸能界やスポーツ界などの著名人のほか、画家や漫画家などが描いた絵力のある絵馬がずらりと並ぶ。

 絵馬は来年の干支「馬」をモチーフにしたオリジナリティーの高いものが多い。『いないいないばあっ!』のワンワン役など、人気キャラクターを演じる、俳優・声優のチョーさんが描いたのは、歯を見せて笑う馬の絵の上に「うまくいくよ♡」とダジャレを盛り込んだユニークな一枚。赤や黄色などの鮮やかな色使いが目を引く作品だ。

 スナック菓子「カール」でお馴染みの「カールおじさん」の生みの親である、アニメーターのひこねのりおさんは、にこやかに手を挙げる馬を優しいタッチで描いた。

 そのほか、将棋棋士の羽生善治さんや歌手の五木ひろしさんなどの著名人、ボクシング スーパーフェザー級日本チャンピオンの奈良井翼さん、柔道オリンピック金メダリストの吉田秀彦さんなど、スポーツ界からもぞくぞくと絵馬が届いている。総数は約300点に上る予定。

モアーズでも展示

 同展では気に入った作品があれば入札でき、最高価格の人が落札となる。収益は能登半島地震を中心とした社会福祉活動に役立てられる。9日(金)から31日(土)は川崎モアーズ(川崎区駅前本町)でも展示され、同様に入札することが可能。

 市川宮司は、絵馬を描いてくれた人々のボランティア精神に感謝し、「気持ちをしっかりと受け取って、支援につなげていきたい」と思いを述べた。

 詳細や問い合わせは同神社【電話】044・222・4554。
スポンジを使って落書き消しを行う中学生ら

川崎RC呼びかけ 落書き消去、まちをきれいに 市民ら320人、清掃に汗

 川崎駅東口一帯の落書きを消すイベントが12月13日に行われた。奉仕団体「川崎ロータリークラブ」(RC)の呼びかけに応じた同クラブ会員や地元企業や学生、ボランティア、行政関係者ら320人が参加した。

 同クラブによると、落書き消しは2013年からコロナ禍で中断した2年間を除いて毎年実施している。あいさつで中山紳一会長は「街に描かれた落書きを放置しておくと、大きな犯罪を招くといわれている。力を合わせて街をきれいにして、犯罪のない川崎をつくろう」と呼びかけた。

 この日は15グループに分かれ、電柱などの公共物に描かれてある落書きを消したり、シールはがし、ゴミ拾いに汗を流した。イベントに参加した京町中学校の山田大翔さん(13)は「落書きが消えるだけで街の雰囲気が変わる。子どもたちが楽しんで安心に生活できる街になってもらいたい」と語った。
上から最終戦引退セレモニーでの安藤選手(左)と、車屋選手。デビュー当時の両選手(C)川崎フロンターレ

川崎フロンターレ 車屋、安藤が現役引退 クラブへの愛語る

 長きにわたって川崎フロンターレに在籍した車屋紳太郎選手と安藤駿介選手が、今シーズン限りをもって現役引退を表明した。

 車屋選手は1992年生まれのDF。筑波大学から2014年に特別指定選手として同クラブに加入し、J1リーグで通算251試合に出場。ベストイレブンに2度選ばれたほか、日本代表にも選出された。「ここ数シーズン、ピッチでなかなか力になれず苦しい時間が続いた」と車屋選手は述べ、「最後はフロンターレで終わりたい」との思いから引退を決断したという。「多くのタイトルを仲間とともに勝ち取れたことは、かけがえのない財産」と語った。

 安藤選手は1990年生まれのGK。同クラブのアカデミーから数えて計23年、トップチームでは17年、フロンターレでプレーを続けた。「コンディション面ではまだプレーを続ける選択肢もあったが、フロンターレ以外でプレーする自分を想像できず、契約満了を迎えるタイミングで決意した」とクラブ愛を吐露。「長い間プロとしてプレーできたのは、なにより人と環境に恵まれたおかげ」と、クラブ関係者やファン・サポーターへの感謝を口にした。
掲示した横断幕と関係者

川崎安管 駅前に「駐停車禁止」を掲示 路上駐車、削減を目指す

 川崎安全運転管理者会と川崎警察署が12月11日、JR川崎駅東口近くにある、名代富士そば川崎東口店と川崎ゼロゲートビル前の車道2カ所に「駐停車禁止」の横断幕を掲示した。

 川崎安管の担当者は1台でも違法駐車があると、連鎖してほかの車両が駐車し、渋滞や見通しの悪さから事故につながることに触れ、「小さなことの積み重ねが事故を未然に防ぐ」と述べた。

 駅周辺でよく車を運転する運転手は掲示された横断幕を見て「少しだけという思いがあるが、気を付けたい」と話した。
本を手に詰将棋を行う黒松さん

幸区・小学生棋士 黒松駿さん 実践増やし、再び全国目指す

 この夏、小学生将棋の「倉敷王将戦」の県代表の一人として全国出場した黒松駿さん=古川小学校(幸区)5年生=にとって2025年は、全国の実力者との対局機会が得られた刺激的な年となった。「強豪との実力差を感じ、強くなりたいという気持ちが増した」

 10月には、イオンモールこども将棋王決定戦全国大会にも出場。そして一番の思い出に挙げたのが9月に名古屋で開催された「名古屋城こども王位戦」だ。黒松さんはこの大会で優勝し、藤井聡太七冠(現六冠)の指導対局を受けた。藤井さんは小1〜中3の各学年の優勝者計9人と同時に対局する「9人指し」の上、主要駒の飛車が最初から無い状態(飛車落ち)のハンディ戦で臨んだ。結果は、思うように攻めることができず、完敗。「もう少し力をためて(態勢を整えて)から攻めにいきなさい」とアドバイスされたという。

 午年の来年は年男となる黒松さん。「実戦を増やし、詰め将棋の練習も積み重ねて、また全国大会に出場したい」と意気込む。
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大師橋をライトアップ

 川崎市は多摩川に架かる「大師橋」のライトアップを12月31日から1月3日に行う。点灯時間は午後5時〜午前0時(大みそかは翌6時まで点灯)。

 市によると施設の老朽化や多摩川スカイブリッジの開通による地域的役割の変化を背景に、このライトアップ企画は来年度で終了する。
可搬ポンプで多摩川から取水する団員ら

1Kmの遠距離送水訓練 川崎消防団、多摩川河川敷で

 川崎消防団が多摩川河川敷で12月7日に遠距離送水訓練を実施し、47人が参加した。

 今回の訓練では、震災により市街地で火災が発生したが、消火栓が使用不能となった緊急時を想定。

 消防団員は、多摩川河川敷内で50本のホースを延長し、5つの分団が5台の可搬ポンプをそれぞれ操作した。

 トランシーバーを使用して、他の分団と安全確認や圧力調整の確認を行うなど、緊密に連携を図り1Km先まで中継送水することができた。

 村上健二消防団長は、「各分団が、可搬ポンプ操作や他の分団との連携を再確認でき、大変有意義な訓練になった」と参加者に感謝を示した。

 2024年に能登半島地震で発生した輪島市の大規模火災の際、断水で消火栓が使用できなかったことにも触れ「消火栓使用不能時のほか、道路が寸断されれば、消防車両による消火活動も制限される。有事に備え、万全を期していきたい」と述べた。
すす払いを行う氏子ら

熊野神社ですす払い 氏子ら30人参加

 幸区北加瀬の熊野神社で12月14日、境内の清掃と1年の厄やけがれを落とす「すす払い」が行われた。

 当日は近隣4町の氏子ら約30人が参加。昔の習わしを復活させて地域を盛り上げようと初めて実施され、ほこりを払う「すす竹」もメンバーの手作り。新年を迎える準備が整った。

 責任役員代表の近藤満さんは「この地域は新しいマンションなどが建ち、親子連れの参拝者が増えている。今日を機会に地域ににぎわいを作っていけたら」と抱負を話した。
12―2月号の表紙

神奈川県 文化芸術の情報冊子を発行 特集は「かながわ県民文化祭」

 神奈川県は、県内の魅力的な文化芸術イベント情報をまとめた冊子、「イベントカレンダー」の12月〜2月号をこのほど発行した=写真。

 文化芸術の魅力で人を引きつけ、地域のにぎわいをつくり出すマグネット・カルチャー(マグカル)の取組みを推進している県が発行する冊子で、毎号、県内文化施設の公演や展示情報などがカレンダー形式で紹介されている。今号では2026年2月にマグカルシアターで新作音楽劇を公演する演出家の濱吉清太朗さんに焦点を当て、作品への意気込みを聞いているほか、アンケートに答えてチケットなどが当たるプレゼント企画も実施している。冊子はA4判で、オールカラー24ページ。県内各文化施設や一部の商業施設、自治体等で無料で受け取ることができる。

食の安全守る講習会 川崎区から405人参加

 川崎区内の飲食店等の食品衛生責任者に向けた実務講習会が12月11日、カルッツかわさきで開催された。(一社)川崎市食品衛生協会主催、川崎区食品衛生協会共催。

 当日は405人が参加。同協会専任講師の野崎真治氏が登壇し、食品衛生責任者としての心得から、国際的な衛生管理手法であるHACCP(ハサップ)に沿った衛生管理、食中毒や食品苦情とその対策などをレクチャーした。

 同講習会は法令によって決められており、対象者らは受講を求められている。

 主催者らの代表である川崎区食品衛生協会の三神祐司会長は、「毎年受講してもらうことで、最新の情報や衛生管理の実践ポイントを改めて確認できる。安心・安全な食品提供につなげてもらえれば」と述べた。

「トングラミ」が人権賞 朝鮮学校への給食ボラ

 川崎朝鮮初級学校(川崎区)でボランティアで給食を提供する「トングラミ」が神奈川県弁護士会人権賞を受賞した。「排外主義が広がる社会の中で、子どもたちのアイデンティティを守る力強い支えとなっている」ことなどが評価された。

 同団体は2021年12月から川崎朝鮮初級学校と付属幼稚園に通う子どもに月1回の市民給食ボランティアを開始。23年9月からは月2回に活動を拡大し、25年6月20日までに延べ63回、2840食を提供し、子どもたちの食育と保護者の負担軽減を支えている。

 各種学校である朝鮮学校は学校給食法の適用外であることから、給食制度は存在しない。
前回の写真展

GO!GO!!フロンターレ

ルフロンで「フロンターレ展」

 川崎フロンターレの今シーズンを振り返る「2025川崎フロンターレ展」が、明日12月27日(土)から1月18日(日)まで、JR川崎駅前の商業施設・川崎ルフロンで開催される。入場無料(一部有料)。

 クラブオフィシャルフォトグラファー・大堀優氏が撮影した写真が並ぶ写真展「戦いの軌跡」や、クラブ史上初のアジア2位という成績を収めた、AFCチャンピオンズリーグエリートの振り返り等、企画が盛りだくさん。

 なかでも見逃せないのが、1月17日(土)の「OBスペシャルトークショー」だ。クラブ特命大使の中西哲生さんと元選手の武岡優斗さん、MCの高木聖佳さんが登壇。2026年はクラブ創設30周年となる節目。これまでの歴史や次シーズンの注目ポイントなどを語り尽くす。同日にはグッズの出張販売や、お笑いコンビ・カカロニによるビンゴ大会も予定。

 時間は午前10時から午後9時まで(1月1日は休館)。イベントの詳細は同施設やクラブの公式サイトで確認を。

画像はいずれも川崎フロンターレ