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川崎区・幸区 文化

公開日:2025.12.26

幸区・小学生棋士 黒松駿さん
実践増やし、再び全国目指す

  • 本を手に詰将棋を行う黒松さん

 この夏、小学生将棋の「倉敷王将戦」の県代表の一人として全国出場した黒松駿さん=古川小学校(幸区)5年生=にとって2025年は、全国の実力者との対局機会が得られた刺激的な年となった。「強豪との実力差を感じ、強くなりたいという気持ちが増した」

 10月には、イオンモールこども将棋王決定戦全国大会にも出場。そして一番の思い出に挙げたのが9月に名古屋で開催された「名古屋城こども王位戦」だ。黒松さんはこの大会で優勝し、藤井聡太七冠(現六冠)の指導対局を受けた。藤井さんは小1〜中3の各学年の優勝者計9人と同時に対局する「9人指し」の上、主要駒の飛車が最初から無い状態(飛車落ち)のハンディ戦で臨んだ。結果は、思うように攻めることができず、完敗。「もう少し力をためて(態勢を整えて)から攻めにいきなさい」とアドバイスされたという。

 午年の来年は年男となる黒松さん。「実戦を増やし、詰め将棋の練習も積み重ねて、また全国大会に出場したい」と意気込む。

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