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川崎区・幸区 文化

公開日:2025.12.26

稲毛神社
今年も始まる絵馬展
約300点 元日から7日まで

  • 今年も力作がそろった絵馬

 川崎区宮本町の稲毛神社(市川和裕宮司)で恒例の「有名人慈善絵馬展」が元日から7日(水)まで開催される。元日は終日、2日から7日は午前8時から午後5時。

 来年で48回目を数える同展は、有名人らが無償で手掛けた絵馬を境内などで販売し、その収益を社会福祉活動に充てるというもの。例年芸能界やスポーツ界などの著名人のほか、画家や漫画家などが描いた絵力のある絵馬がずらりと並ぶ。

 絵馬は来年の干支「馬」をモチーフにしたオリジナリティーの高いものが多い。『いないいないばあっ!』のワンワン役など、人気キャラクターを演じる、俳優・声優のチョーさんが描いたのは、歯を見せて笑う馬の絵の上に「うまくいくよ♡」とダジャレを盛り込んだユニークな一枚。赤や黄色などの鮮やかな色使いが目を引く作品だ。

 スナック菓子「カール」でお馴染みの「カールおじさん」の生みの親である、アニメーターのひこねのりおさんは、にこやかに手を挙げる馬を優しいタッチで描いた。

 そのほか、将棋棋士の羽生善治さんや歌手の五木ひろしさんなどの著名人、ボクシング スーパーフェザー級日本チャンピオンの奈良井翼さん、柔道オリンピック金メダリストの吉田秀彦さんなど、スポーツ界からもぞくぞくと絵馬が届いている。総数は約300点に上る予定。

モアーズでも展示

 同展では気に入った作品があれば入札でき、最高価格の人が落札となる。収益は能登半島地震を中心とした社会福祉活動に役立てられる。9日(金)から31日(土)は川崎モアーズ(川崎区駅前本町)でも展示され、同様に入札することが可能。

 市川宮司は、絵馬を描いてくれた人々のボランティア精神に感謝し、「気持ちをしっかりと受け取って、支援につなげていきたい」と思いを述べた。

 詳細や問い合わせは同神社【電話】044・222・4554。

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