保土ケ谷区版【3月12日(木)号】
岩堀紗季さん(右)と須原虹那さん 写真=提供

【横浜市保土ケ谷区】保土ケ谷中・岩堀紗季さん、坂本小・須原虹那さん チアで世界大会に出場 光り輝く演技で頂点へ

 バディースポーツクラブのチアリーディング選抜チーム「LUMINOUS」が、4月にアメリカのフロリダ州で開催される世界大会「The SUMMIT2026」への初出場を決めた。岩堀紗季さん(保土ケ谷中1年)と須原虹那さん(坂本小5年)もチームに所属しており、現在世界大会に向け練習に励んでいる。

 ルミナスは、小学3年生から高校1年生までのメンバーで構成されるU-16チーム。国内大会の上位入賞や世界大会出場を目指し2023年に結成した。昨年3月、全国大会「USA Nationals2025」で第3位に入賞し世界大会への切符をつかみ取った。

 岩堀さんは幼稚園の年中から小学生6年生までの8年間、保土ケ谷区内の幼稚園で練習に汗を流した。「難しいスタンツを成功させた時や、大会で1位を獲れた時にみんなで喜びを共有できるところがチアの魅力」と話し、「世界大会の会場にいる方やジャッジの方を魅了できるような演技や、皆さんにもっと見たいと思ってもらえるような演技をしたい」と意気込みを語る。

 須原さんは、「友達から『すごいね。頑張ってね』と応援してもらった。チームメイトと最高の演技を作り上げ、見ている人に勇気や元気を届けられるチアが好き。光り輝く誰が見てもクリーンな演技を届けたい」と話す。

念願の舞台に壁

 念願の舞台だが、大きな壁となっているのが遠征費用だ。昨今の円安や物価高騰の影響で、選手・帯同保護者1人あたり約70万円の渡航費に加え、現地での食費等の追加負担も見込まれている。

 保護者会では現在、クラウドファンディング「光り輝く最高の笑顔を世界の舞台で!」を実施している(4月20日(月)まで)。目標金額は100万円で、集まった資金は現地での食事代や飲料代などに充てられる。

補助を受けエアコンを設置した神奈川区内の町内会館

脱炭素化補助 半数が申請 自治会館の省エネ化進む

 横浜市が自治会町内会館の脱炭素化を進めようと、2024年度に始めたエアコンやLED照明などの設置補助事業が、半数以上の団体で使われていることが分かった。補助総額は約4億3100万円(2月26日時点)。26年度も自治会町内会館整備費補助事業の1メニューとして継続する方針だ。

 同事業は、自治会町内会への省エネ設備導入支援策。会館へのLED照明、エアコン、太陽光発電設備などの設置費用の3分の2(上限額あり)を補助する。市によると、約2850ある市内の団体のうち、会館を所有するのは約1300団体。今年2月4日時点の申請は計687件(24年度435件、25年度252件)に上った。

 項目別(重複申請含む)では、エアコンが430件と最多。次いでLED照明が395件、断熱窓33件、蓄電池11件、太陽光発電10件と続いた。

 市担当者は「エアコンは2年間で需要が一巡した感触がある。蛍光灯の製造が27年末までに終了することを受け、今後はLEDへの切り替え申請がさらに伸びるのではないか」と分析。高額な太陽光発電や蓄電池については、災害時の拠点機能を重視する団体からの関心が根強いという。

 昨年5月に会館を建て替えた神奈川区の松見町1丁目町内会は、この制度を活用して省エネエアコン2台を設置。費用の3分の2にあたる約70万円の補助を受けた。同町内会の瀧本雄次会長は「昨夏の猛暑でも『クールシェアスポット』として会館を開放できた。買い物途中の高齢者や夏休みの子どもたちが涼む場として活用され、好評だった」と話す。

 市は30年度までに温室効果ガス排出量の50%削減を掲げる。同事業には具体的な削減数値目標はないが、市では「事業をきっかけに自治会町内会をはじめ、市民の皆様に脱炭素への意識を高めてもらいたい」と更なる普及を目指している。

洋画家で、美術グループ「濤の会」の代表を務めている 田中 茂さん 新桜ケ丘在住 84歳


未完の探求、描く喜び胸に

 ○…52回目となるグループ展を中区翁町の画廊楽Iで3月15日(日)まで開催。日本画や水彩画など約40点が一堂に並ぶ。フリーの洋画家として50年以上のキャリアを持ち、自宅のアトリエには濤の会の会員がアドバイスを求めに訪れる。「『個々の尊重』が濤の会のコンセプト。一人ひとりが自由な表現で描きたい絵を描くことが大切だから」とほほ笑む。

 ○…神奈川区出身。幼少期から絵を描くことが大好きで、紙とペンがあれば花や鳥など目に留まったものを満足するまで描き続けた。ゴッホの作品に「激しさを感じた」と衝撃を受け、進学した武蔵野美術大学では洋画を専攻した。「絵にならないものを描く」がモットー。これまでに手に乗せたひな人形など、ゴッホのように独創的な作品を生み出してきた。

 ○…大学卒業後に美術教師などの職に就いたが、パリに行くという夢を叶えるために退職。29歳で船と列車を乗り継いで現地へ向かった。「車窓から見えたバイカル湖が琵琶湖の何十倍も大きいことを知らずに慌ててカメラを構えたら周りの乗客から変な目で見られた。ずっと同じ景色が続くから焦る必要はなかったのに」と当時の笑えるエピソードを語る。パリの街角などで絵を描いていると、女性から「私をモデルにしてほしい」とよく声を掛けられたという。「アート文化が根付いている証拠だった」

 ○…30歳からフリーの洋画家として活動するが「95歳で元気に創作活動に取り組んでいる人もいる。自分はまだまだ未熟者でベテランとは言えない」と謙虚に話す。日課のウォーキングは、作品のアイデアを絞り出すための時間にもなっている。「どんな絵が良いかという答えはまだ見つからないけど、それが面白い」と無邪気に笑う。

「ほどがやの百選」 身近に 区、デジタルマップ公開

 保土ケ谷区と保土ケ谷区制100周年事業実行委員会はこのほど、区内の飲食店や名所の情報をまとめた「ほどがやの百選」のデジタルマップを公開した。

 ほどがやの百選は、保土ケ谷区が区民らの意見をもとに、区内で購入できるおいしい料理や特徴のある飲食品63点を認定した「保土ケ谷の逸品」や、区内で花や緑を楽しめるスポットなどを集約したもの。2027年に迎える区制100周年の機運醸成を図る取組として広がりを見せる。

 区は回遊性を高める情報提供サービスとして、ほどがやの百選のデジタルマップを作成。マイマップ機能を活用し、スマートフォンから店舗や施設の詳細を確認できるようにした。

 デジタルマップは今後、コンテンツがさらに追加される予定。多世代のニーズに応えていく。区の担当者は「ほどがやの百選を区内外に広くPRしていきます。(デジタルマップを参考に)保土ケ谷区の素敵なスポットを巡ってください」とコメントしている。

元気に活動する関係者

火災予防を呼び掛け 星川駅前で広報活動

 保土ケ谷火災予防協会と保土ケ谷消防署は3月4日、春の火災予防運動(3月1日〜7日)に合わせて星川駅で広報活動を実施した。

 同署によると、2025年に保土ケ谷区内で発生した火災は41件で24年から7件増加。今年も空気が乾燥した2月に火災が発生し、予断を許さない状況だという。

 広報活動には、同協会の森山元明会長や同署の森屋司署長など約15人が参加。駅の利用者に啓発物を手渡し、火の取り扱いや住宅用火災警報器の設置などを呼び掛けた。

定期演奏会に出演する同部部員たち(同校提供)

保土ケ谷中吹奏楽部 みなとみらいで演奏会 整理券は区役所などで

 横浜市立保土ケ谷中学校吹奏楽部が出演する第44回定期演奏会が4月1日(水)、横浜みなとみらいホール(西区)の大ホールで開催される。同部と同後援会の主催。

 午後6時開演(5時15分開場)、入場無料(入場整理券あり)。

 同部は、第31回東関東吹奏楽コンクールA部門金賞のほか、第31回東関東アンサンブルコンテスト金賞、第26回東関東選抜吹奏楽大会金賞・グランプリ、かながわ新人コンクール2026金賞などを獲得している。

 当日は、『歌劇「トゥーランドット」より』、『呪文とトッカータ』などの曲を演奏する予定だ。入場整理券は、かながわアートホール、保土ケ谷区役所地域振興課、アンドウスポーツ、天然温泉満天の湯、バニヤンツリーベーカリー、鮮魚ハリマ、セブンイレブン横浜釜台町店、ファミリーマート横浜釜台町店、ファミリーマート釜台町店、Boulangerie星ノナカ、保土ケ谷中で取り扱っている。

 演奏会に関する問い合わせはメールhosui.music.gmail.com(同部)へ。

けん玉の技を披露する児童

保土ケ谷小 ブルガリアの児童と交流 けん玉の技を披露

 市立保土ケ谷小学校で3月5日、ブルガリア共和国のソフィア市第18総合学校の子どもたちとのオンライン交流が行われた。

 保土ケ谷区は2007年に区制80周年を記念し、ブルガリア共和国の首都であるソフィア市とパートナー都市協定を締結。以降、様々な形で同市と交流を続けてきた。

 同校では昨年3月にビデオレターの交換やオンライン交流を行っていた。同校では、宮生和郎校長が公益社団法人日本けん玉協会による認定資格4段などを所持していることで児童とけん玉を通して交流を深めている。こうしたことから、今回は第18総合学校に対して事前にけん玉を送付した。

 オンライン交流当日、保土ケ谷小からは6人の6年生が参加。互いの自己紹介の後、第18総合学校の子どもたちから『大きな栗の木の下で』の斉唱が披露された。その後、保土ケ谷小の児童はけん玉の技を披露。「膝を曲げると良い」などとアドバイスをし、第18総合学校の子どもが技を成功させると「ナイス」と声を掛けた。

 また、学校紹介も行われ「学校の中にロボットはいる?」「給食はある?」「掃除の時間はどんな音楽を聴いている?」などの質問が寄せられ、保土ケ谷小の児童は「ポケモンで何のキャラクターが好き?」「好きな日本のアニメはある?」などの質問をし、交流を通して互いの文化や生活環境などを身近に感じていた。

地区活動発表の様子

温かなまち 皆でつくる 地域の代表者ら、活動共有

 保土ケ谷区役所と保土ケ谷区社会福祉協議会が主催の第42回保土ケ谷区社会福祉大会「ほっとなまちづくりフォーラム」が3月7日に保土ケ谷公会堂で行われた。

 同大会は誰もが安心して暮らせるよう、身近な地域をより良くしていくための計画「第5期保土ケ谷ほっとなまちづくり」の推進などが狙い。2部構成で行われ、1部では長年のボランティア活動や善意銀行へ多くの寄付を行った個人や団体を表彰する「社会福祉功績者表彰式典」を実施。同協議会の堀功生会長と神部浩区長があいさつし、12者に表彰状を贈呈した。

 第2部では関東学院大学社会学部の小沼春日教授をコメンテーターに迎え、各地区の特徴的な取組を共有する「地区活動発表」などを実施。中央東部地区、常盤台地区、千丸台地区の代表者が登壇した。

 中央東部は「まちあるき」などの交流イベントを活発に開催していること、常盤台は草刈りボランティア「ありが隊」の活動が高齢者の見守りにもなっていることを発表。千丸台は住民有志や地域の施設が連携し、住民の生活の困り事などを解消する取組「みんなの見守り千丸台」が地域の輪を広げるきっかけになっているという活動の成果を報告した。

 受賞者は次の通り。敬称略。順不同。▽自立・支援活動功労者…江渕武雄、木下佳代子、齋藤春美、白根うた子、田宮照夫、堀美和子、三浦ツヤ子、おしゃべりのたまり場、障害者支援サークル▽金品寄贈功労者…船津和子、吉野都茂恵、特定非営利活動法人新桜ケ丘パートナー

ジャイアントフラワーを制作する子ども

巨大なハナモモ作りに挑戦 園芸博に向け機運醸成

 ワークショップ「ハナモモのジャイアントフラワーをつくろう」が3月7日、イオン天王町ショッピングセンターで開催され、約30組の親子らが参加した。

 同イベントは、GREEN×EXPO 2027(2027国際園芸博覧会)の開催まで3月19日であと1年となることにちなみ機運醸成を目的に行われたもの。参加者は、ジャイアントフラワーアーティストのMEGUさんの指導を受け、保土ケ谷区の木であるハナモモの花をモチーフにしたジャイアントフラワーを伸縮性と強度に優れたクレープペーパーで制作した。瀬古彩央依ちゃん(5歳)は「楽しかった。リビングの自分のイスにくっつけたい」と話し、キドカオリちゃん(4歳)は「難しかったけど上手にできてうれしい」と笑顔を見せた。

 また、「星天フェア2026」(14日(土))で星川駅のフォトスポットを彩る造花アレンジメントを作る企画を実施する(参加者に生花をプレゼント)ほか、星天qlayBゾーン「星天めぐる芸術祭2026」(22日(日))ではドライフラワーのクリアオーナメントを作るワークショップなどが行われる。

昨年の様子

催しで楽しく防災体験 20日、消防署など

 住民の健康増進や防災意識向上を図る「春のスポーツフェスティバル」が3月20日(金)、保土ケ谷消防署とメガロス横浜天王町で行われる。

 同署と同店が連携し、昨年初めて開催。天候に恵まれなかったが、多くの家族連れが訪れるなどのにぎわいを見せた。

 今年もミニ消防車の乗車体験や防火衣の着用など、子どもたちが楽しみながら防災知識を高められる企画を予定。昭和建設株式会社=和田=などによるドローンファイトのほか、横浜FCはサッカー教室を開く。

 動物リレーなどの種目を盛り込んだ「大運動会」と銘打つ企画も予定。消防職員やメガロスのスタッフも参加し、住民と交流を図る。

 午前10時から午後2時まで。参加費無料。申込不要。問い合わせは保土ケ谷消防署【電話】045・342・0119へ。

日向さんの作品

四季テーマに手毬作品展 保土ケ谷公園内で開催中

 県立保土ケ谷公園内にあるGallery coenで現在、瀬戸ケ谷町在住の日向あい子さん(75歳)による作品展「鞠・猫・裂 四季を娯しむ〜日向あい子展〜」が開催されている。

 4月21日(火)までの期間中、午前10時から午後4時まで自由に観覧することができる(月曜・水曜定休)。

 日向さんは、約25年前に友人と地区センターが実施していた講座に参加したことが手鞠作りのきっかけになったという。その後は専門誌から知識を得るなどしながら作品を増やしていった。

 Gallery coenでの日向さんの作品展は今回で3度目。今回は「四季」をテーマとした作品を展示しているという。会場内ではホッキ貝などを使用したユニークな金魚やカエルをはじめ、羽子板や雛人形といった多くの作品が展示されている。また、全体テーマの四季以外にも、入口付近ではエジプト展をヒントにしたというバステト神のほか、ポップコーンを梅の花に見立てた作品などが出迎える。

 どんぐりやムクロジなどを使用してオブジェを作るワークショップも行われており、親子連れに好評だという。

 日向さんは「作品を見て笑ってもらえたらうれしい。皆さんぜひ足をお運びください」と来場を呼び掛ける。

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リトさんの作品(上)をオマージュした葉っぱ刺繍

初開催 親子で紡ぐ「葉っぱアート」 3月22日㈰まで、MM(みなとみらい)で個展

 一枚の葉っぱをキャンバスに見立て、色鮮やかな糸で動物や食べ物などを描く「葉っぱ刺繍」。

 みなとみらいのクロス・パティオ グリーンスポット(グランモール公園1階)で3月22日(日)まで、保土ケ谷区在住のゆきえ@葉っぱ刺繍さんの個展が開催されている。

 人気アーティスト、リト@葉っぱ切り絵さんの母としても知られるゆきえさん。自身初の個展では、「親子で紡ぐ、世界にひとつの物語」をテーマに、初公開のオリジナル作品のほか、リトさんの作品を母の視点でオマージュしたものなど、約50点が並ぶ。

横浜の自然と融合

 2人の作品写真を引き立てているのが、抜け感のある空や山などの背景だ。リトさんが自宅の裏山で撮影しているといい「だから実は全部横浜の景色なんです。作品を通じて、自然豊かな横浜の魅力も感じてもらえたら」と話す。

 11時〜17時(土日祝〜18時)。火・水休み。当日券一般600円、小学生300円。(問)【電話】045・223・2621

講話する阿諏訪氏

公園愛護会のつどい 美化活動の秘訣を共有 中世武士の歴史学ぶ

 「令和7年度保土ケ谷区公園愛護会のつどい」が3月5日、保土ケ谷公会堂で開催された。保土ケ谷土木事務所の主催。

 会場では昨年公園愛護会表彰式で他の愛護会の模範となるとして表彰を受けた団体(川島町第二公園愛護会)や愛護会長を10年以上務めた個人(松田信博/帷子公園愛護会、堤孝一/上菅田第三公園愛護会・上菅田東部公園愛護会、國栖廣志/東伸ふれあい公園愛護会、根本稔/仏向矢シ塚公園愛護会)が紹介された。川島町第二公園愛護会(信清實会長)の活動事例紹介では、「老人クラブの有志約10人で月2回の定期清掃などを行っており、あまり決まり事を作らず、落ち葉はきや除草などの活動を会員の負担にならないように行っている。以前ごみのポイ捨てが目立っていたが、継続的な対策を取ることで改善がみられている」などと来場者に伝えられた。

 後半では、横浜市歴史博物館学芸員の阿諏訪青美氏による講演「保土ケ谷ゆかりの中世武士」を実施。阿諏訪氏は、「かつて『芝生追分』と呼ばれた旧東海道が八王子方面に分岐する場所が現在の松原商店街付近にあり交通の要衝になっていたようだ。また、陣ケ下渓谷公園付近に和田義盛が陣所を置いたという伝承がある」と説明した。

 保土ケ谷土木事務所の長内紀子所長は「このつどいが愛護会会員の活動の場となり、今後も活発に楽しく活動して頂けたらと思う。活動事例で紹介した負担にならないようにという点は継続的な活動を行う意味で他の愛護会でも参考にしてもらいたい」と話した。

同イベントのチラシ

3月29日 五大路子さんが1人語り 岩間市民プラザで

 岩間市民プラザ(岩間町1の7の15)の4階ホールで3月29日(日)、「五大路子ひとり語り 母恋ふる〜長谷川伸『ある市井の徒』より〜」が行われる。

 一般社団法人横浜夢座主催、岩間市民プラザ協力。午後2時開演(1時30分開場)。

 同イベントは、横浜に実在した伝説の娼婦「メリーさん」をモデルに描いた一人芝居「横浜ローザ」でも有名な五大路子さんが昨年から3年間のプロジェクトとして同館を舞台に展開している「ふるさと横浜を伝え続けて」の第2回目として行われる。今回は「母恋ふる」と題し、義理人情を描き続けた横浜を代表する作家・長谷川伸の「ある市井の徒」をベースにバイオリンの演奏と共に送る内容となる。

 担当者は「五大路子のひとり芝居の原点でもある『ある市井の徒』より、作品を通して長谷川伸の物語を描きます。臨場感あふれる五大路子のひとり語り、音楽でつづられる長谷川伸の物語をお楽しみください」と話す。

 チケットは3千円(全席指定)。詳細や問い合わせは、横浜夢座事務局070・4323・0273へ。

学習の成果を発表する児童

初音が丘小5年3組 ミツバチ通じて環境学ぶ 花の種に思い込め

 市立初音が丘小学校5年3組の児童が3月4日、地域住民らに学習の成果を発表する「ミツバチフェスティバル」を開催した。

 同クラスは理科の授業で、アインシュタインが残したとされる「ミツバチがいなくなると人類は4年で滅ぶ」という警鐘から受粉の大切さを知った。社屋で養蜂を行っている和田の昭和建設株式会社(工藤圭亮代表取締役)の協力を受けてミツバチの観察や採蜜体験などを実施。児童たちは「ミツバチハッピー大作戦!〜人も植物も生き物もみんなが快適に暮らせるまちにしよう〜」をモットーに学習を積み重ね、ほどがや区民まつりでは来場者に蜂蜜を販売した。

 区民まつりでのアンケート結果では「ミツバチの大切さを知ることができなかった」「写真や表などがあると伝わりやすいのではないか」などの意見が多かったという。そこで児童は、「より詳しく地域住民に伝えたい」という思いで同フェスティバルの開催を決めた。児童は4つのグループ(ミツバチについて、地球温暖化とミツバチの関係、ミツバチと受粉、初音のまちに花や緑を増やす)に分かれて地域住民や同社社員らに学習の成果を発表した。また、区民まつりで販売した蜂蜜の収益で購入した花の種を来場者へ配布した。

いちご園でも学習

 児童は仏向町でいちご園を運営している山本園芸を6日に訪れた。受粉作業を約6千匹のミツバチに頼っているという同園の山本裕也さんの「イチゴは白い花を咲かせるんだけど、受粉の良し悪しで実の形がきれいになったりゴツゴツになったりする」という話を熱心に聞いた。また、児童からはミツバチの糞は何色かや、どんな形のイチゴが甘いかなどの質問を投げかけていた。

 同園での学習を終えた松本唯花さんと石井清莉さんは「ミツバチの糞の色が茶色に近い黄色だということが分かった」「不揃いの形のイチゴでも甘い可能性があることが知れてよかった」などと話した。

食料配布の様子

食を通じた居場所づくり 神戸町でフードパントリー

 「ほどがや地域活動ホームゆめ」(神戸町140の2/社会福祉法人ほどがや)で3月7日、1人親家庭などを対象に企業や団体から寄付された食料品などを無料で配布する「フードパントリー」が開催された。

 保土ケ谷区を中心に活動するフードバンクベイサポート(後藤賢二代表)が同所で今年の1月から始めた取組で今回が3回目。会場には価格の高騰が続く米をはじめ、缶詰、菓子類、冷凍食品、パン類などが並び、支援を必要とする人に配布された。

 後藤代表は、「ただ食品を配付するだけではなく、居場所づくりをしたい。寄付が集まりにくい状況もあるが、支援の輪を広げたい」と述べる。また、星川商店会(林俊二会長)の協力の元、同会加盟店にフードドライブボックスを設置するほか、同法人と連携した相談支援を行う。

 フードパントリーは今後、毎月第1土曜日に開催される予定だ(事前予約制)。

かながわアートホール 人気のDVD鑑賞会 『真昼の決闘』

 花見台の県立保土ケ谷公園内の音楽ホール「かながわアートホール」(馬場洋一館長)で3月29日(日)、人気を集めているDVD鑑賞会が実施される。午前10時開演(9時45分開場)で入場無料、入退場自由。定員は先着200人となる。今回の上映映画は『真昼の決闘』(1952年・アメリカ/85分)。映画解説と指影絵も行われる。

 DVD鑑賞会に関する詳細・問い合わせは、かながわアートホール【電話】045・341・7657まで。

神奈川の「守るべき自然」最新版を公表へ

 NPO法人神奈川県自然保護協会は設立60周年を記念し、かながわ労働プラザ多目的ホールB(中区)でシンポジウムを開催。3月22日(日)、13時から(15分前開場)。17時10分終了予定。

 同協会は県内の守るべき自然をまとめた「かながわ生物多様性ホットスポット2026版」を選定。当日は植物や昆虫、鳥類、陸域魚類、海域生物など各分野の専門家が多角的な視点から現状を報告する。参加費無料、資料希望者は500円。

 【メール】hssymp2026@ecokana.skr.jpに氏名、住所、電話番号、人数を明記し申し込み。詳細は下記より。

「卒業生だけでなく誰もが楽しめる内容」と主催の同窓会

創立125周年記念ファイナルイベント「平沼高校と七つの扉」3月15日㈰、西公会堂で音楽劇

 横浜平沼高校創立125周年ファイナルイベントの音楽劇「平沼高校と七つの扉」が3月15日(日)、西公会堂(横浜駅西口10分)で開催される。

 第一高女時代から現代まで二人の女子高生がタイムトリップする学校史を基にしたオリジナル音楽劇だ。同校卒業生・岸恵子さんの自伝から着想を得た物語を気鋭の脚本家が描き出した。演者から音楽家まで、各界でプロとして活躍する同窓生が一堂に集結。特にエレクトリックドラムとフラメンコがセッションする横浜大空襲の場面は圧巻の演出だ。14時開演、入場料2千円、18歳以下無料。(問)【電話】045・311・3356

3〜5月号の表紙

神奈川県 文化芸術情報を一冊に 県内イベントをカレンダーで紹介

 神奈川県は、県内の魅力的な文化芸術イベント情報をまとめた冊子、「イベントカレンダー」の3月〜5月号をこのほど発行した。

 文化芸術の魅力で人を引き付け、地域のにぎわいをつくり出すマグネット・カルチャー(マグカル)の取組みを推進している県が発行する冊子で、毎号、県内文化施設の公演や展示情報などがカレンダー形式で紹介されている。今号は県が共生共創事業として取り組むチャレンジ・オブ・シルバーのプロジェクトリーダーで、プロダンサーの安藤洋子さんを特集しているほか、チケットが当たるプレゼント企画も実施している。

 冊子は県内各文化施設や一部の商業施設、自治体等で無料で受け取ることができる。

【横浜市】手話で役所へ電話可能に 政令市初のサービス

 横浜市は手話で市役所や区役所へ電話できるサービス「手話リンク」を3月2日から導入した。手話リンクは政令市では初の試み。

 一般財団法人「日本財団電話リレーサービス」=東京都=が提供する「電話リレーサービス」を活用。聴覚や発話に困難のある人が通訳オペレーターを介して手話で電話をかけられる。利用者はスマートフォンやパソコンなどから市のサイトの一番下にある「手話で電話する」というボタンをクリックするだけで、オペレーターにつながり、手話で通話できる。問い合わせ内容によって、担当する窓口につながる仕組みになっている。

 これまで、電話リレーサービスの利用には事前登録が必要で、通話料も発生していた。しかし、手話リンクは事前登録不要・通話料無料で利用できる。

 全区役所には手話通訳者とつながるタブレットを設置している。市健康福祉局は「手話リンクなら、区役所まで行くことなく問い合わせができる」としている。

表彰式で記念写真を撮影する受賞者ら

横浜港フォトコンの入賞作品11点決定 大さん橋に展示

 横浜港とクルーズ客船をテーマにした「横浜港客船フォトコンテスト2025」の表彰式が3月7日に横浜市役所1階アトリウムで行われた。

 同コンテストは今回で22回目。横浜港やクルーズ船の魅力を発信し、横浜をさらににぎわいのあるまちにすることなどを目的に2004年から実施されている。

 市によると、今回の応募総数は116点で11点が入賞。入賞部門に「学生賞」を新設し、若い世代からも注目を集めるコンテストになった。

 表彰式には受賞者のほか、作品の審査に携わった写真家の森日出夫さん、横浜市港湾局の新保康裕局長、横浜港振興協会の今村裕一郎専務理事が出席。受賞者に表彰状が手渡され、森さんらが作品を講評した。『飛鳥IIIの就航を祝う』で特選を受賞した大島正美さんは「51年前に『クイーン・エリザベス2』が大さん橋に初入港して以来、客船を撮り続けている。これからも写真を通じて横浜の魅力を発信していきたい」と話した。

 その他の入賞作品は次の通り。カッコ内は作者。敬称略。▽準特選…『夕焼け空に見送られて』(高橋航平)、『くじらの背中でエンジョイ』(重田圭介)▽横浜市港湾局長賞…『ようこそ横浜へ!』(齊藤賢一)▽横浜港振興協会会長賞…『明日に向かって』(中山倫子)▽学生賞…『晴曇の境界線に進入する飛鳥II』(深川和真)、『ありがとうにっぽん丸 ラストイヤーもがんばって!』(内藤暉)▽佳作…『淡雪舞う旅立ち』(藤田一郎)、『ある日、僕は夢を見た』(沼尾夏美)、『花咲く港』(雪江博)、『横浜に輝く太陽の船』(林勝美)

 入賞作品は横浜港大さん橋国際客船ターミナルで4月24日(金)まで展示される。鑑賞無料。詳細は同ターミナル【電話】045・211・2304へ。

横浜市役所(資料写真)

横浜市内今年6人目のはしか感染者 鶴見区の病院や焼肉店利用

 横浜市は3月6日、市内の40代女性がはしかに感染したと発表した。今年の市内感染者は6人目。

 女性は2月24日に咳や頭痛が現れ、3月2日に発熱、3日に発しんが現れた。4日に市内の医療機関を受診し、はしかと診断され、5日に市衛生研究所の遺伝子検査で陽性が判定された。予防接種歴は不明だという。

 女性は感染可能期間内に複数の施設を利用していた。平和病院=鶴見区東寺尾中台=を2月25日、27日、3月2日のそれぞれ午前8時30分頃から午後5時頃まで利用。2月27日の午後7時頃から8時30分頃は焼肉店「わいわい亭本店」=鶴見区鶴見中央=を訪れている。

 市はこれらの施設を同時間帯に利用した人に対し、利用日から3週間以内にはしかの疑いがある症状が現れた場合は、医療機関に電話連絡した上で受診するよう呼びかけている。

横浜駅西口「相鉄ムービル」9月末で閉館 今後、周辺は大規模再開発

 横浜駅西口の商業施設「相鉄ムービル」=西区南幸=が9月30日で閉館することを3月5日、運営する相鉄グループの相鉄アーバンクリエイツが発表した。

 施設は1988年11月に開業。映画館のほか飲食店やライブハウスなどが入居し、西口のシンボル的存在だった。

 相鉄は2024年に西口周辺を大規模に再開発する「横浜駅西口大改造構想」を発表。公共空間を含めた再開発を進め、2040年代の実現を目指している。

 発表によると、ムービルのほか、隣接するライブハウス「1000CLUB」と飲食店街「横浜西口一番街」も9月30日で営業を終える。

映画館も

 閉館に伴い、相鉄ムービル内にある映画館「ムービル」も9月30日で閉館する。

 ムービルは、相鉄グループが横浜駅西口で運営していた複数の映画館を現在の横浜ベイシェラトンホテル&タワーズの場所に集め、1971年に「相鉄ムービル」としてスタートしたのが起源。1988年に現在地に移転し、現在は東急グループの東急レクリエーションが運営している。

 東急レクリエーションによると、閉館へ向けた特別イベントも企画しており、詳細は後日発表するという。来館者が保有する「シネマポイント」は閉館後も「109シネマズゆめが丘」や「109シネマズ港北」など、近隣の109シネマズで引き続き利用できるとしている。

市内30代女性がはしか感染、鴨居駅や大口駅から横浜線利用

 横浜市は3月3日、市内の30代女性がはしかに感染したと発表した。今年の市内感染者は4人目。

 女性は2月28日に発熱し、3月2日に医療機関を受診。3日に発しんが現れ、同日、市衛生研究所の遺伝子検査で陽性と判定された。

 女性は2月28日にJR横浜線を利用していた。午前7時50分台に鴨居駅を出発し、同8時台に大口駅へ、午後7時46分に大口駅を出発し、同58分に鴨居駅へ到着する電車を利用していた。

 市はこれらの便を同時間帯に利用した人に対し、利用日から3週間以内にはしかの疑いがある症状が現れた場合は、事前に医療機関へ電話連絡した上で受診するよう呼びかけている。

神奈川県内銭湯 入浴料570円に値上げ 物価高騰反映し、2年連続

 神奈川県内の銭湯の入浴料金が3月1日に改定され、大人料金が従来の550円から570円に引き上げられた。物価高騰を受けた措置で、値上げは2年連続となる。

 公衆浴場の料金は物価統制令に基づいて上限額が決められている。

 銭湯事業者の代表や県議会議員らで構成される入浴料金を審議する協議会は昨年11月、光熱費や物価、人件費の高騰などによって銭湯の経営が厳しいことから、値上げをすることの意見を取りまとめた。これを知事が承認し、改定された。

利用者1日70〜80人

 県の資料によると、銭湯1カ所の1日あたり入浴者数は1980年代は200人を超えていたが、2000年代には100人前後となり、近年は70〜80人台で推移している。

 県内銭湯の料金は消費税が導入された1989年は295円、90年に300円台になり、2000年に400円になった。22年に500円となってからは、24年に530円、25年に550円と上がり、改定のペースが速くなっている。

6歳未満も

 今回の改定では、小人(6歳未満)が100円から130円となり、2014年以来の値上げとなった。県内銭湯では、保護者同伴で小人2人までは無料になっている。

vol.562 ミルキーJr.モカJr.モネのほどがや 「黄砂」文/ささきやすえ(区内在住・フリーライター)

 ボクはミルキーJrモカJrモネ。瀬戸ケ谷町に住む3歳のミニチュアシュナウザー。

微細な砂塵

『黄砂って何?』

 中国やモンゴルの砂漠地帯から強い西風に乗って日本に運ばれる砂塵のこと。

 直径4ミクロン程度が最大だといわれる微細な砂塵だよ。造岩鉱物や粘土鉱物が多く含まれ、風に乗って運ばれる途中で、アンモニウムイオン、硫酸イオン、硝酸イオンなどの土壌には存在しない成分が混ざる場合もあるそうだ。

『黄砂は何色?』

 黄砂の色は発祥地のタクラマカン砂漠やゴビ砂漠などでは薄橙色や薄茶色に見えるの。日本に飛来した時には薄茶色に見えるそうだよ。

『黄砂に匂いは?』

 黄砂自体に匂いはないけれど、黄砂が運んでくる大気汚染物質、黄砂が付着した洗濯物などから不快な匂いが発生することはあるそうだよ。

『黄砂は季語になる?』

 俳句では「黄砂」あるいは「黄沙」と表記される他、伝統的には「霾(つちふる)」が季語として使われているのだそう。

 その他にも「黄塵万丈」「蒙古風」「霾天」「つちかぜ」「よなぼこり」など、多くの関連季語があるよ。

乾燥させてから

『黄砂が洗濯物に付着したら?』

 黄砂が飛来している時の洗濯物の外干しは、控えるのがよいと思う。黄砂がついてしまうと汚れや匂いの原因となり、濡れたままではなかなか落ちないので、乾燥させてから払い落とそうね。

次回「春休み」

今日の誕生色&言葉

オールモストアプリコッ

ト:優れた表現者