都筑区版【7月24日(木)号】
「地元を盛り上げたい」と意気込む漆原代表取締役CEO

コミュニティ放送局 「FM都筑」開局へ 原動力は「地元愛」

 株式会社FM都筑(漆原功和代表取締役CEO)が新たなコミュニティ放送局「FM都筑」の開局に向け、動き出した。7月14日には開局説明会が開かれ、概要や今後の方針の発表、意見交換が行われた。

 FM都筑は、「都筑区を元気に!」をコンセプトに防災や防犯、地域イベント、区内の医療機関やレストラン等の店舗情報などの「まちの旬な情報」を発信する。また、区民が参加できるリクエスト番組やトーク番組も放送する方針だという。

 午前7時から午後10時まで生放送を行い、災害時には放送時間を延長する。開局前にパーソナリティを決めるオーディションを実施し、2026年春に試験放送、同年内の開局を目標に準備を進めている。

 説明会では、概要等の説明のほか、山口県のコミュニティFM「FMきらら」の経営者、井上悟さんがコニュニティ放送局の特徴や持続可能な運営のノウハウを紹介した。

「恩返し」誓う

 漆原代表は都筑区出身、在住、在勤のいわゆる「地元っ子」。「地元に恩返しを」との思いからコミュニティ放送開局を思い立ち、昨年12月に総務省へ相談。アンテナの設置場所として、昭和医科大学横浜市北部病院に設置の協力依頼を行うなど、開局に向け奮闘中だという。漆原代表は「都筑区でのコミュニティ放送開局に向け、大変なことも多いが、地域のために汗をかくことは楽しい」とやりがいを語った。

若者にも関心を

 「これまではあまりラジオを聞いてこなかった」という漆原代表。「おそらく今の若者も『ラジオを聞いていない』という人が多いだろう」との前提に立ち、SNSやYouTubeを活用した周知活動にも力を注ぐ。

 漆原代表は「若者にも出演機会を設けることで、関心を持ってもらえるよう努めたい。中川中学校に通う娘にも意見をもらっている」と前向きな姿勢を見せる。

都筑消防署が作成した啓発ポスター

火災件数 すでに昨年の1・5倍 「放火(疑い含む)」が倍増

 都筑消防署総務予防課は、区内の火災件数が7月14日時点で27件(速報値)で、すでに昨年1年間の1・5倍になったと発表した。出火原因は、放火(疑いを含む)が7件で、昨年の2倍以上に。次いで電気機器が5件となっている。

 昨年の区内で発生した火災件数は18件で、過去7年間で最少だった。出火原因は電気機器、たばこに次いで、放火となっていた。

 今年は既に、昨年の合計値を上回る27件。出火原因は放火が最も多く、すでに昨年(3件)の倍以上となっている。

 同課の担当者は「放火対策として、家の周りに燃えやすいものを置かない、車庫と物置には鍵をかけることを心掛けて」と話す。放火に次いで出火の多い電気機器については「モバイルバッテリー等に使われるリチウムイオン電池や電気コードは出火しやすいので、適切に使用して」と呼びかける。

市内で400件超

 市内で発生した火災件数も6月30日時点で412件で、前年同時期と比べ83件増加。過去10年で2番目に多い件数を記録、2017年以来の400件超えとなった。

 種別内訳は「建物火災」が267件。そのうち172件が「住宅火災」で、どちらも過去10年で最多を記録。自殺を除く火災での死亡者も12人出ている。出火原因は放火が82件、たばこが69件、こんろが52件、電気機器が45件となっている。

 市消防局予防課の担当者は「住宅火災の出火原因で最も多いのが『こんろ』。こんろを使用する時は、その場を離れず、燃え移りやすい服装を避けてほしい」と対策を促す。

北部4区平均寿命 全国トップクラスを堅持 男女とも平均上回る

 厚生労働省の市区町村別生命表(2020年データ)によると、男性の平均寿命は青葉区が83・9歳で全国2位、都筑区が83・3歳で同8位と全国のトップ10に入っている。北部4区は男女とも全国、神奈川県、横浜市の平均を上回っており、全国トップクラスの「長寿地域」となっている。

 生命表は、厚労省が5年に1度、国勢調査年を含む前後3年間の人口動態統計をもとに、日本の人口と死亡数、出生数から作成、2000年から発表している。

長寿の街・青葉

 北部4区の平均寿命は、00年の発表当初から男女ともに、全国、神奈川県、横浜市の平均をすべて上回っており、男性の平均寿命では、05年と15年に4区すべてがトップ30位以内にランクインした。

 中でも青葉区は、05年と15年に全国1位になったほか、00年が3位、10年が8位、20年が2位と、トップ10の常連になっている。

 都筑区も10年以降、3位(10年)、4位(15年)、8位(20年)と連続でトップ10入りしている。

 女性の順位では、05年に青葉区が7位、緑区が28位、10年に青葉区が20位、緑区が34位、15年に都筑区が6位、青葉区が9位、緑区が34位など常に上位に入っており、最新の20年でも青葉区が13位、都筑区が16位になっている。

 なお、20年に男女とも全国1位となったのは川崎市麻生区だった。

 北部4区の平均寿命の高さについて、市健康福祉局は、地域的な要因は特定できないとしながら、一般論として、医療提供体制の充実やアクセスの良さ、経済的な安定、運動や食事といった生活習慣の良さなどの要素を挙げた。

「健康寿命」延伸に力

 横浜市は「健康横浜21」の理念に基づき、「健康寿命」の延伸を重点政策の一つに定めている。

 健康寿命とは、「生まれてから亡くなるまでの期間」を指す平均寿命に対し、外出や仕事、家事、運動などの日常生活が「健康上の問題で制限されることなく生活できる期間」を指す。厚労省が昨年発表した22年の健康寿命の数値では、平均寿命と健康寿命の差、いわゆる「日常生活に制限のある期間」は、男性で8・49年、女性で11・63年となっている。神奈川県の女性の平均は12・99年で、全国で最も長くなっている。

 市は、日常生活の制限を生じさせる傷病から、健康寿命の延伸に向けた対策を分析。24年度からの第3期では、健康に関心の薄い人や健康づくりに着手できない状況にある人への取組みを始めている。

 この結果を参考に、都筑区福祉保健課では、働き・子育て世代の生活習慣との関連が大きい傷病の一つである脂質異常症に注目し、厚労省の「食生活改善普及運動月間」にあわせ、昨年9月に「ツヅキベジタブルチャレンジ」を実施。区内のコンビニエンスストア「ローソン」と協力し、野菜の摂取を促したり、YouTubeによる啓発動画や地元プロバスケットボールチーム「横浜ビー・コルセアーズ」とのコラボなどで、働き・子育て世代へのアプローチを実践した。都筑区では昨年度の実績を踏まえ今年度も何らかの方法で同様の啓発を予定しているという。

昭和医科大学横浜市北部病院の病院長を務める 坂下 暁(あき)子(こ)さん 鎌倉市在住 66歳

自分に真っすぐ、猪突猛進

 ○...65歳で「定年」のつもりでいたが、前病院長の理事就任を受け、後任として白羽の矢が立ち、昨年6月病院長に就任した。対外的な役回りが増えたのはもちろん、人事や経営面など組織運営の責任が肩にのしかかる。「結構大変ですが良い経験。チャンスをもらったと思っている」と振り返る。同院に勤めてもうすぐ24年。病院全体が「一つの医局のよう」にプロ集団のスタッフがチームとしてコミュニケーションを取り、「患者中心で物事が動く良い病院」と自賛した。

 ○...母方の祖父が青森で開業、親戚にも医師がおり、医療の世界は身近だった。「手に職を」と説く母の影響もあり、小学校の卒業文集にも「医者」と記した将来の夢。年を経て夢は裁判官、パイロット、と変化したが、大学進学前に取り寄せた航空会社の資料に「パイロットは男性のみ」とあり断念。医療の道に思いは固まった。

 ○...昭和大学(現昭和医科大学)医学部卒業後、大学病院に入局。入局と同時に大学院にも進学した。院の卒業を前にアメリカに2年半留学。厳しい上司、自己主張の強い仲間などカルチャーショックを受けたが、「人の目が気にならなくなった。今の自分を形作っている」と感謝する。帰国後、程なく大学病院を辞し、がんの専門病院へ。7年間勤務した同病院を辞した矢先、母校が運営する横浜市北部病院が開院。大学病院時代の縁もあり、血液内科の医師を求めていたことから声がかかった。

 ○...医療の世界も例外ではない「働き方改革」。自ら率先垂範し、緊急事以外時間外メールは送受信しない。毎週土曜の朝、鎌倉の古寺で座禅を組み気持ちをリフレッシュ。自らハンドルを握り、約1時間の通勤時にオンオフを切り替える。
参加を呼びかけるチラシの一部

いきいきと輝き続ける 「プラチナナース」の活躍支援 豊富な経験を現場に活かす

 横浜市は、医療需要が増加する一方で生産年齢人口が減少する中、看護人材の確保に力を入れている。この状況を受け、熟練した看護技術と豊かな経験を持つ「プラチナナース」がいきいきと働き続けられるよう、支援研修を実施する。

 「プラチナナース」とは、定年退職前後の現役看護職員で、これまでの経験を生かし輝き続けている人材を指す。市が実施する「プラチナナース就業継続支援研修」は、希望する人のキャリア形成を支援し、これまでの豊富な経験を生かした働き方を考える機会となる。

 研修では、キャリア形成に関する講義に加え、実際に働く先輩プラチナナースの経験談や多様な職場紹介も行われるため、今後の働き方を具体的にイメージできる。

 研修は9月8日(月)午後2時から4時まで、神奈川県総合医療会館(中区富士見町3の1)で開催。概ね50歳以上で市内医療機関への就業を希望する看護職員が対象で、定員60人(先着順)、参加費無料。定員に達し次第終了となる。

 市の担当者は、「看護の現場では、プラチナ世代の皆さまの知識と技術が必要とされています。この研修では、これまでの経験を生かしながら、無理なく、いきいきと働き続けるためのヒントをご紹介しますので、ぜひご参加ください」と、長年のキャリアを持つ看護師の参加を呼びかける。

 また、復職後2年以内の看護職員向けには、最新の知識・技術の再確認や意見交換を行うフォローアップ研修も全3回で実施される。

 両研修の申し込みはウェブサイトからで、詳細は神奈川県看護協会のウェブページ(「神奈川県看護協会 プラチナナース」で検索)で確認できる。研修に関する問合せは神奈川県ナースセンター【電話】045・263・2101(平日)へ。

若者に人気のつづきたいちゃん

乾杯フェスタ 中川と仲町台タッグ開催

 駅周辺の飲食店から3軒を選び「はしご」が楽しめる「乾杯フェスタ」が7月15日・16日、中川駅と仲町台駅周辺で開かれた。

 昨年まで5月に開催していた仲町台と例年7月に実施していた中川が今年は初めて共同開催。

 当日、仲町台駅前のチケット売り場には、都筑区商店街連合会のキャラクター「つづきたいちゃん」が登場。乾杯フェスタのPRを手伝ったほか、道行く人と親しく交流し、写真撮影に応じる様子も見られた。

ハーモニカの演奏に耳を傾ける来場者

ふれあいの木 オープンに100人以上来場

 地域交流スペース「ふれあいの木」が7月12日、都筑ふれあいの丘駅そばの有料老人ホーム「グッドタイムリビング」1階にオープンした。開所を祝おうと、初日には100人以上の地域住民らが訪れた。

 オープンしたのは元々、医療法人社団フォルクモアが訪問医療のクリニックとして利用していた場所。同法人の常務理事でクリニック院長の森川悦明さんが「グッドタイムリビングの入居者や地域住民に、より親しみを持ってもらえる活用方法を」と地域福祉・交流活動の拠点として、地域の活動団体へ場所の提供と業務委託を行った。ふれあいの木には常設のブックカフェがあるほか、地域の各種会合や相談会、食事会、憩いの場など、多様な目的で活用することができる。

 初日は、施設内の見学や利用方法の説明をはじめ、ハーモニカ奏者の安田倫さんによる演奏や小学生対象の記念缶バッジづくり、「まちスケッチ画展」などの催しも行われた。

 森川さんは「たくさんの人に来てもらえて『うれしい』の一言に尽きる。今後も多くの人に活用してもらえる場所になることを期待している」と話した。

演奏する楽団員

CWE(コモドウインドアンサンブル) 祝福を音色に乗せて

 区内を中心に活動する吹奏楽団「コモドウインドアンサンブル」が7月12日、介護事業所「ゆめふる荏田西」の開設1周年を祝い、出張演奏を行った。

 同楽団はブランクのある人や初心者などで構成される「ボランティア出張演奏楽器隊」。「音楽で元気を届けたい」と2019年から活動を開始。訪問演奏やワークショップなどの地域活動を行っている。

 この日は「ブルーシャトー」や「北国の春」などを演奏。楽器の紹介や認知症予防体操なども行われ、同所の利用者からは拍手と「良かったぞ」「また来てね」など絶賛の声が寄せられた。

健康長寿には欠かせない 高齢者こそ肉を食べよう

 高齢になると運動量の減少や胃腸機能の低下などさまざまな要因で食が細くなる人も少なくない。『80歳の壁』など多くのベストセラーの著者でもある精神科医の和田秀樹氏は元気で健康な生活を送るために、「高齢者こそ肉を食べたほうが良い」と推奨している。

 自著の中で和田氏は、「高齢者に肉食を勧める理由」として、不足しがちな三大栄養素の一つ「タンパク質」を多く含んでいることに加え、「コレステロール」が摂取できる事を挙げている。

 タンパク質は20種類のアミノ酸で構成され、筋肉や臓器、肌、髪、爪などの材料として使われるほか、ホルモンや免疫物質としての機能も担っている。「必須アミノ酸」と呼ばれる9種類は体内で合成できないため、食事などで補う必要がある。

 1日の食事で摂取するタンパク質の基準として65歳以上の男性は60g、18歳以上の女性は50gとなっている。※厚生労働省「日本人の食事摂取基準2025年版」策定検討会報告書

 コレステロールは脂質の一種。値が高いと動脈硬化などを引き起こすリスクが高まるとされているが、細胞膜を作る主成分で、不足すると内臓や筋肉、肌の老化が進むといわれている。和田氏は値が低いと「メンタル面が不安定になりうつ病にかかりやすい」とし、データを記しながら「高齢者はコレステロール値が少し高めの方が健康」と、肉の摂取を勧めている。うどんに肉をトッピングしたり、サラダもチキン入りを選んだりするなど今より1日あたりプラス50gの肉を食べることで、必要な量をクリアできるとしている。

 また歯が悪くて噛み切れない、飲み込めないなどの理由で、肉料理を敬遠している人には、一口サイズにカットしたり、ハンバーグなどひき肉を使った料理を選ぶなど、調理方法やメニューの選択で工夫を、と呼びかけている。

〈参考文献〉「80歳の壁[実践篇]幸齢者で生き抜く80の工夫」(幻冬舎)

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縁日を楽しむ子どもたち

親子で工作楽しむ 金の星幼稚園で縁日

 中川駅そばの金の星幼稚園(大山文恵園長)で7月14日、「縁日あそび」が開催され、約120組の親子が訪れた。

 縁日あそびは、同園が「これから幼稚園に通う子どもたちに『幼稚園は楽しい場所』と思ってもらえるように」と毎年開催している恒例イベント。

 来場者は、毛糸やビニールなどを使って「やきそば」や「フランクフルト」などを手作り。浴衣姿で「縁日気分」を満喫する子どもの姿も見られた。さらにイベント後半には、参加型のダンスステージもあり、子どもたちは、講師の動きに合わせ、笑顔で身体を動かした。

横断旗を持つ善甫執行役員(右)と栗原校長(中央)

ウエインズトヨタ神奈川 小学校へ横断旗寄贈 すみれが丘小で贈呈式

 ウエインズトヨタ神奈川株式会社(宮原漢二代表取締役社長)は、交通事故防止の取り組みとして、県内の159校に交通安全横断旗2050本を寄贈した。

 同社は2021年度から県内の小学校へ横断旗の寄贈を行っており、5年間で延べ約1000校、累計1万200本を贈っている。

 7月14日には寄贈校を代表し、すみれが丘小学校(栗原信一校長)で贈呈式が行われ、同社の善甫能尚執行役員らが栗原校長へ「ドライバーさんありがとう」と書かれた横断旗を手渡した。

 栗原校長は「通学路の危険箇所で活用し、児童たちの事故防止につなげたい」と話し、善甫執行役員は「児童の事故防止はもちろん、安全運転に協力してくれるドライバーにも感謝を伝えたい」と活動の意義を語った。

パリパラリンピック代表の木村敬一選手(右端)、富田宇宙選手(右から2人目)、川渕大耀選手(左から3人目)

東京デフ代表も参加 インクルーシブ水泳大会

 障害の有無に関わらず同一大会に出場できる「第4回インクルーシブ水泳競技大会」が北山田の横浜国際プールで7月12、13日の2日間、開催された。

 大会は東京2020オリンピック・パラリンピックのレガシーの一環として、インクルーシブスポーツの認知度向上と推進を目的に2022年度から横浜国際プールを会場に開催されている。

 大会には小学5年生から社会人までの公益財団法人日本水泳連盟登録選手と一般社団法人日本パラ水泳連盟などの登録選手、18歳以上のマスターズの選手が参加。予選は障害の有無に関わらず一緒にタイムを競った。

 13日の予選終了後には、11月に初めて日本で開催される東京2025デフリンピックやシンガポールで開催されるパラ世界水泳、知的障害者の世界水泳の代表選手の壮行会も開かれた。

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啓発品を配る会員ら

夏の交通事故防止へ セン南で街頭啓発活動

 都筑区交通安全対策協議会が7月11日、「夏の交通事故防止運動」に合わせセンター南駅周辺で街頭啓発活動を行った。

 同運動は夏のレジャーなどに起因する過労運転や、夏特有の解放感による無謀運転などで交通事故の多発が懸念されることから、「交通ルールを守って 夏を楽しく安全に」をスローガンに、11日から20日にかけて行われている。

 この日は道行く人たちに啓発チラシやクリアファイルなどのグッズを手渡しながら、交通安全や交通ルールの順守を呼びかけた。都筑交通安全協会の加藤恒雄会長は「活動を通して、市民の交通安全に対する意識の高さを感じた。今後も継続して啓発の場を設けていきたい」と話した。

伝統芸能にふれる 8月9日 ボッシュホール

 子どもの伝統体験「にっぽんの伝統芸能inつづき」が8月9日(土)、ボッシュホール(中川中央1の9の33)で開催される。午前10時から午後3時。

 三曲(箏・三味線・尺八)の音を感じたり、和太鼓を叩くことができるほか、祭囃子や昔の人形劇の鑑賞も楽しめる。

 参加費は各回500円。対象は、区内在住、在学の小・中学生。申込みは7月25日(金)午後9時までに、市電子申請システムから。

 問い合わせは、区地域振興課【電話】045・948・2238。

桃が販売される(昨年の様子、横浜市提供)

福島復興応援 桃や「ままどおる」が販売されるマルシェ 横浜市役所で7月30日

 福島県の名産品が販売される「福島復興応援マルシェ」が7月30日(水)午前10時30分から午後3時まで、市役所1階アトリウムで開かれる。福島県の主催、横浜市が共催。

 名物の桃をはじめ、「ままどおる」や喜多方ラーメン、日本酒などが販売される。状況により、午後3時よりも早く終了する場合あり。

笑顔がこぼれる参加者

プロの指導で気分上々 資生堂が高齢者美容教室

 化粧品の製造・販売大手の資生堂ジャパン株式会社が7月17日、東山田地域ケアプラザで「いきいき美容教室」を開催した。

 教室はスキンケアやメイクを通し、健康寿命の延伸やフレイル予防などを目的に開催されているもの。横浜市は今年度、同社と「介護予防事業に関する連携協定」を締結。年度内に60回程度の教室を予定している。都筑区での開催は、この日が初めて。

 当日は、同ケアプラザで月2回開催されている高齢者の集まり「談話室」のメンバー約20人が参加。プロからメイクの手ほどきを受けた。

 同社の片山汐里さんが講師を務め、ハンドクリームを塗りながら腕を中心にストレッチの指導をした後、化粧水から乳液、ファンデーション、アイブロー、チーク、口紅の順番でメイクのコツを伝授した。

 鏡とにらめっこしながらも、参加者からは自然と笑顔がこぼれた。メイクは約1時間で完成。「普段自己流なので勉強になった」「久しぶりにお化粧した」など喜びの声と笑顔であふれた。男性も2人が参加。「(髪を押さえる)ネット必要ないね」「髭が邪魔だな」などといって笑いを誘った。

 片山さんは「きれいに仕上げる事よりも、気持ちを上げる事を第一に、少しでもよいので毎日続けて」とアドバイスを送った。

教育研究団体が全国大会 画家・山内若菜さん講演も 8月9日・10日県民センター

 図画工作や美術を通し、「すべての子に表現する力と生きる喜びを」と活動している「図工美術教育研究『新しい絵の会』」の第65回目となる全国研究大会が8月9日(土)・10日(日)、かながわ県民センター(神奈川区鶴屋町2の24の2)で開催される。

 9日は午前10時30分から午後4時30分。工作や版画などの実技講座や記念講演、作品交流会など。記念講演は午後2時30分からで、講師は画家の山内若菜さん。山内さんは東日本大震災後、福島県の被曝の牧場を取材し、描いた作品を「原爆の図 丸木美術館」(埼玉県)など各地で展示。原発事故を忘れない命の授業を、神奈川県内の中学校などで開催している。山内さんは「『いのちの絵から学ぶ』若い世代をつなぐために」をテーマに講演する。

 10日は午前10時から午後4時。幼児から思春期、特別支援まで発達別の分科会と「デジタル・AIと表現」をテーマにした意見交換などが行われる

 参加費は2日間で4000円。学生および1日のみの場合は2500円。山内さんの講演のみ参加希望の場合は要事前申し込み。聴講料は1000円(当日払い)。

 問合せは事務局・三嶋眞人さんメールmishima.m1511@gmail.comまたは杉本雅士さん1957sugimoto0628@gmail.comへ。

4選を果たした牧山氏(20日、横浜市中区)

参院選 立民・牧山氏トップで4選 国民・籠島氏、自民・脇氏、参政・初鹿野氏が初議席

 第27回参議院選挙は7月20日に投開票が行われた。改選議席4に対して16人が立候補した神奈川県選挙区では、立憲民主党の現職・牧山弘惠氏(60)が73万1605票を獲得し、4選を果たした。国民民主党新人・籠島彰宏氏(36)、自民党新人・脇雅昭氏(43)、参政党新人・初鹿野裕樹氏(48)が初当選を決めた。3選を目指した公明党現職・佐々木さやか氏(44)は議席を失った。

立民・牧山氏 食料品消費税0%を

 トップ当選した牧山氏は「多くの方が物価高に苦しんでいることをまちを歩いて実感した。食料品の消費税を0%へ引き下げ、ガソリンコストの25円値下げを実現したい。生活に寄り添える政治を全うしたい」とあいさつ。選挙戦を通じ、排外主義的な主張が大きくなってきたことに対しては憂慮を示し、「世界情勢を鑑みると自由を重んじるあらゆる国と手を携えなければならないこの時期に間違ったメッセージを与えてしまってはいないか危機を感じている」と語った。

国民・籠島氏 手取り増への期待感じる

 籠島氏は元農水官僚。選挙戦では玉木雄一郎代表が何度も応援に入っていた。国民民主党は参院神奈川では初の当選。籠島氏は「『手取りを増やす』と訴え、多くの有権者からの期待を感じた。若い世代や年配者からの政治を変えてもらいたいとの思いが票になったのだと思う」と述べ、「海外にいた経験から日本と海外の賃金格差を感じる。これを埋めていくための持続的な賃上げを実行していかなければならない。農水省出身の経験を生かし、コメ政策の改革にも取り組みたい」と意欲を示した。

自民・脇氏 党への信頼取り戻す

 脇氏は神奈川県の元局長。選挙戦では小泉進次郎農水相や菅義偉元首相らが精力的に応援。18日には石破茂首相が横浜市緑区へ応援に駆け付けた。脇氏は「県庁を辞めてからの11カ月間、多くの人と話をして、この国を動かしているのは、それぞれの方の力と思いなのだと実感した」と感想を語り、「私に信頼を託していただいた県民に感謝したい。政治への信頼、自民党への信頼を取り戻せるよう、私にできることは成果で、結果で返す。それしかない」と決意を述べた。

参政・初鹿野氏 薄かった反応、次第に大きく

 初鹿野氏は元警察官。参政党への注目が集まる中、最終日の19日は、公示日に続いて神谷宗幣代表が2度目の応援に入り、横浜市港北区での応援演説に多くの支援者らが集まった。大接戦となった4議席目の当確が報じられたのは午前4時ごろ。関係者と抱き合って喜んだ初鹿野氏は「最初は街頭で話していても反応は薄かったが、次第に数十人、数百人と集まるようになった。(有権者は)減税などの経済政策や外国人政策に共感したのでは」と述べ、「愚直にやるべきことを一生懸命やっていきたい」と抱負を語った。

公明・佐々木氏 逆風で接戦に敗れる

 佐々木氏は初鹿野氏との接戦に敗れて議席を失った。落選の報を受け、「大変厳しい、逆風の中の戦いだった。私の力不足でこの接戦を制することができなかったことを心からお詫び申し上げたい」と支援者に陳謝。「国内外の課題、主に物価高を中心とした多くの国民が感じている不安を公明党はしっかりと受け止めて、もう一度原点に立ち返って、寄り添っていく必要がある」と前を向いた。

共産・浅賀氏 4度目挑戦も届かず

 共産党新人の浅賀由香氏(45)は4度目の参院選挑戦となったが、今回も及ばなかった。浅賀氏は選挙戦を振り返り、「消費税減税の財源を明確に示したり、外国籍の人のせいで生活が苦しくなっているわけではないことを、根拠を示しながら戦うことができた唯一の候補者だったと思う」とし、「自民党の裏金問題への反省のなさや物価高対策の遅れを指摘し、自公が議席を減らすことに貢献できた」と述べた。

 神奈川県選挙管理委員会によると、選挙区の投票率は60・30%で前回の2022年を5・79ポイント上回った。

2025横浜市長選 立候補者アンケート<2> あなたが有権者に訴える最重点政策は

 任期満了に伴う横浜市長選挙が7月20日に告示され、現職と新人合わせて6人が立候補した。投開票は8月3日。

 立候補したのは届出順にいずれも無所属で現職の山中竹春氏(52)、前市会議員の高橋徳美氏(56)、元長野県知事の田中康夫氏(69)、元会社員の斉藤直明氏(60)、野菜卸売業会長の小山正武氏(76)、起業家の福山敦士氏(36)の6人。

 タウンニュースは立候補者に最も訴えたい政策や中学校給食、山下ふ頭再開発に対する考え方など、全14問のアンケートを実施した。その一部を紹介する(紹介は届出順。原則として候補者の回答に基づいて掲載)。アンケートはタウンニュース社が運営する政治情報サイト「政治の村」で公開している。

◆質問◆市長選であなたが有権者に訴える最重点政策を教えてください

【山中竹春氏】これまでの4年間でデータに基づく政策強化と財政の健全化をすすめ、子育て支援の充実により子育て世代の転入超過が過去20年で最大となり、誘致した企業による直近3年の投資資本額は2,662億円まで増加し、観光入込客数・観光消費額も過去最高を更新するなど、未来につながる好循環がはじまっています。今後はこれらの好循環をさらに高め、持続的な成長・発展につなげることで、市民生活の安全・安心を確保します。

【高橋徳美氏】横浜市政を真に市民の皆様のための市政に転換させることです。市民の皆様は様々な困難を抱えておられ、それを最も熟知しているのは最前線で働く職員たちです。私は彼らが把握している課題を1つ1つ解決することを基本に、職員とともに市民ファーストの市政を実現します。

【田中康夫氏】不透明な横浜みどり税を即時撤廃。自校調理方式の学校給食導入。「連結決算」導入で川崎市民と同等の税負担感を早期実現。

【斉藤直明氏】物価高に苦しむ市民生活を鑑みて、時限的に市民税・みどり税の減税を目指す。

【小山正武氏】中学校給食の自校方式での全校実施をはじめとする子育て支援・小中学校の体育館を再整備し拠点とする防災対策・市内のことは市内で循環させる経済政策の「3つの政策」と、市長退職金ゼロ・敬老パス負担ゼロ・みどり税廃止の「3つのゼロ」の実現。

【福山敦士氏】経済政策です。横浜市は、5年後に500億円、足りなくなります。以前から、明らかだったこの問題、未解決のまま今に至ります。お金がなければ、助けられない人がいます。あらゆる課題解決において、財源が必要です。ムダを「けずる」こと、財源を「増やす」ことを掲げます。癒着によるムダな支出を削り、横浜の眠ったアセットを徹底活用します。しがらみのない民間出身の私が、若い力と柔軟な発想力で、未来を切り拓きます。

戦後80年 今を戦前にしない 特設ページ公開中

 1945年8月の終戦から今年で80年。戦争の記憶を後世につなげるため、何より今を「新しい戦前」にしないため、私たちにできることは何だろうか――。

 タウンニュース社はそんな思いを胸に、特別企画「戦後80年〜今を新しい戦前にしないために〜」を展開し、特設サイトに取材記事を掲載している。同企画では、戦争の惨状や戦時下の生活を語る当事者の貴重な証言を多角的に紹介。地域ごとの空襲被害や、被ばく体験者、戦時下を生き抜いた人々の肉声に焦点を当てる。

 戦争体験者の高齢化が進む中、当時の記憶を風化させず、次世代に継承する取り組みが急務となっている。この歴史的な節目の年に、平和について考えてみてはいかがだろうか。

港北区在住五大さん 横浜から文化紡ぐ 「夢座」立ち上げて26年

 港北区在住の女優・五大路子さん(72)は、「横浜夢座」の座長として、横浜を題材にした作品を演じている。同劇団を旗揚げして26年。五大さんに、情熱をもって発信し続けられる秘訣を聞いた。

 五大さんは、NHK朝の連続テレビ小説『いちばん星』で主役デビューし、1999年に横浜夢座を旗揚げした。これまでに、新国劇年間大賞や神奈川文化賞、東久邇宮文化褒賞、地域文化功労者表彰など、さまざまな受賞歴を持つ。順風満帆に見えるキャリアの裏には、挫折から生まれた「私にしかできない表現」への強い思いがあった。

「横浜ローザ」 誕生

 舞台女優として稽古に励んでいた五大さん。帝国劇場出演を控えた時期に、突如右足が動かなくなり、舞台を降板せざるを得ない状況に陥った。「もう二度と舞台には立てない」と絶望の淵に突き落とされたという。その後、闘病生活を終え、再び地面に足をつける喜びを知った時、冒頭の「私でなければできない表現をしたい」という気持ちが芽生えた。

 回復後の初仕事は、1991年に行われた横浜開港記念みなと祭の審査員だった。そこで出会ったのが、「横浜ローザ」のモデルとなった「メリーさん」。直接的な言葉はなかったものの、「あなた、私が生きてきた今までをどう思うの。答えてちょうだい」という声が聞こえたかのように感じたという。それから、メリーさんが訪れたであろう場所に赴き、痕跡を辿り、その人生を紐解いていった。これが、五大さんのライフワークとなるひとり芝居「横浜ローザ」誕生のきっかけとなった。

わが街から発信

 「横浜ローザ」を演じている中で、「横浜から文化を発信したい」という気持ちはさらに強くなった。当時、横浜は地方公演の地と見なされていたという。「生まれ育ったわが街、エネルギー溢れる横浜から発信を」と志を抱き、「横浜夢座」を立ち上げた。

 設立当初は資金もノウハウもない状態だった。しかし、五大さんの思いに共感した市民たちとの”夢”を資金に、市民の実行委員会としてスタートした。以降、横浜のさまざまな歴史や文化を掘り起こして舞台化。膨大な資料調査に加え、実際にその時代を生きた人々に直接会い、話を聞くことで、文字だけでは伝わりにくい「生きた歴史」を作品に落とし込んでいる。

心が肥沃なら喜び尽きず

 五大さんは、ドラマ『北の国から』などの脚本家・倉本聰さんの「生きている限り ときめきたい 心が肥沃であれば喜びの種は尽きない」という言葉に支えられたという。コロナ禍で芝居などができない状況に陥ったが、この言葉が心に沁み、自身を奮い立たせた。

 五大さんにとって、これは”魔法の言葉”。年齢に関わらず、心が豊かであれば、新しいことへの挑戦や喜びは尽きることがない。この言葉を胸に、これからもわが街から発信し続ける。

歌会の儀を描いた『冷泉家(れいぜいけ)「乞巧奠(きっこうてん)」』と福井さん

青葉区 〝誰かの為に〟が活力 彩色水墨画を描いて35年 福井悠子さん

 青葉区黒須田在住の福井悠子さん(86)の彩色水墨画が、東京都美術館(台東区上野公園内)で開かれる「國際書画芸術展」に7月27日(日)から8月3日(日)まで展示される。力強い筆致と繊細な色使いで、今年は花びらが舞う枝垂桜とその下を悠々と泳ぐ鯉を描いた。今なお現役で作品を生み出し続ける活力の秘訣を聞くと、「打ち込めるものがあること」とほほ笑みながら話す。

 福井さんは子育ても一段落した51歳から彩色水墨画を習い始めると、めきめきと上達。国立新美術館で開かれる「國際書画展」に毎年出展し、特選、入選など数多くの賞を受賞している。國際書画芸術展には、一昨年初めて出展した。

 当初、今年は作品を出す気はなかったという福井さん。「でも水墨画の先生に『それじゃ来年ね』と言われると、次は無いかもしれないと急に気合が入ってしまって」。通常なら下絵も含め1カ月ほどかけるところ、一晩で作品を仕上げてしまった。夫の久さんは「ここぞという時の集中力にはいつも驚かされる」と振り返る。

次男との約束

 30年ほど前、次男が体調を崩し入院。当時家に籠りがちだった福井さんは次男から「家から出て、何か人の役に立つことを」と励まされた。次男は急逝してしまったが、「息子の分まで人の役に立ちたい」という思いは日増しに強くなっていった。

 その後は消費生活推進員、家庭防災委員、民生委員などを務めて地域福祉に尽力。現在も認知症サポーター養成講座の講師「キャラバン・メイト」として活動する。「皆さんと関われるようになったのも息子のおかげ。水墨画や家事、ぜんぶ楽しみながらやっていきたい」

松井会主(中央)の手拍子に合わせて演奏する山野井さん(右)と岩澤さん(左)

港北区 90代生徒もイキイキ演奏 創立25周年、矢上琴陽会大正琴愛好会

 両手の指先を使い、左右別の動作で演奏するため、「認知症予防」にもなるという大正琴。弾くのは童謡や演歌、歌謡曲などさまざまだ。創立25周年を迎え、今年4月に港北区民文化センター「ミズキーホール」で記念発表会を開催した矢上琴陽会大正琴愛好会(松井琴嶺松会主)では、「琴を陽気に楽しむ」をモットーに平均年齢70代後半の生徒らが、和気あいあいと月2回の練習に励んでいる。会場は、港北区日吉にある季節料理「松乃井」の店内だ。松井会主が店主を務める同店で、営業が休みの水曜日午後に店舗を開放。その日は、店の外まで、大正琴の心安らぐ爽やかな音色が聞こえてくる。

 25年の間で、多い時には50人近くの生徒がおり、「その時はさすがに店には入れないから、近くの会館で練習していたよ」と松井会主。コロナ禍で、人が集まることができなくなった時期を経て、生徒数が減っていったが、今では6、7人の生徒らが、演奏のほか、休憩時のおやつやおしゃべりを楽しんでいる。

 そんな中、創立当初から演奏の研鑽を積んでいる2人のプラチナ女性が、近くに住む岩澤ヒデさん(91)と山野井藤江さん(90)だ。

 民生委員を12年務めた岩澤さんは同会でも生徒たちのまとめ役。友人に誘われて同会の体験会に参加し、大正琴の虜に。「下手の横好きだけどね」と言いつつ、常に新しい曲に挑戦することを楽しんでいる。またコンサートでの舞台衣装を縫製するなど、”お姉さんぶり”を発揮している。

 「昔は全国大会の舞台にも立った。良い思い出よ」と振り返るのは山野井さん。上手に弾けた時は、何事にも変え難いうれしさだと笑顔を見せる。「練習を怠るとすぐに弾けなくなる。やらなくちゃ」と気合いを入れる姿は、周りの生徒の手本となっている。

緑区老人クラブ連合会会長も務める平井さん

緑区 笑いも涙も生きる力に 中山少年少女サッカークラブ 平井充子さん

 「スポーツは無条件に楽しい。運動は大好きなんです」。1997年から「中山少年少女サッカークラブ」の代表を務めている平井充子さん(84)が、力強い声でそう語る。2年ほど前までは監督としても子どもたちを支え続けてきた。

悔しさも財産に

 北海道で育ち、少女時代は野山を駆け巡っていた。20代で結婚後、夫の仕事の関係で横浜市に転居。サッカーを始めたのは30代だった。次男がサッカーを習い始め、しばらくしてから自身は当時の「黒滝貴婦人SC」へ。1期生としてプレーを楽しんだ。

 周囲から「フォワードをしているとき、人間が変わるね」と言われるほどのめり込んだ平井さん。全国大会に出場した経験もあり、PK戦でキッカーを務めるも「外してしまい、試合後、悔しくてトイレで泣いた。今となっては大きな財産です」と懐古する。

 40代でサッカーの審判員の資格を取得。また、90年代に緑区選抜女子サッカーチーム「緑ピクシーズ」が発足すると、初代監督として多くの選手を育成した。

内閣府からの栄誉も

 活躍はスポーツ分野にとどまらない。2021年には緑区老人クラブ連合会会長に就任。高齢者の健康づくりなどに尽力している。

 数々の功績が高く評価され、21年度には内閣府から「エイジレス章」を贈られた。年齢にとらわれず生き生きとした生活を送る「エイジレス・ライフ」を実践している高齢者を称える同章。同年度に受章した全国50人の一人に名を連ねた平井さんは「夢みたいだった」と振り返る。

 「怒るより笑う方が良い」と平井さん。時々「『あなた、えらいわね』と自分を褒めてあげている」と、生き生きとした笑顔で話してくれた。

71歳現役ボクサーの遠藤さん

都筑区 71歳現役、汗流し夢追う 花形ボクシングジム 遠藤政信さん

 都筑区池辺町の花形ボクシングジムに通う遠藤政信さん(71)は、現役エアボクシング選手として、日々鍛錬を積んでいる。60歳の頃には日本チャンピオンにも輝き、現在は「栄光のベルトを再び」とリベンジに闘志を燃やしている。

 エアボクシングは、お互いに向かい合ってシャドーボクシングを行い、攻防技術やスピード、スタミナなどのトータルパフォーマンス力を競い合うスポーツ。

 学生時代から、ボクサーに憧れを抱いていたという遠藤さん。49歳の時、「娘に『もうすぐ50歳だね』と言われたことで火が付き、夢を叶えるため、ボクシングを始めようと決意した」ときっかけを明かす。

 知人伝いで同ジムの存在を知った遠藤さんは、興味を抱き見学へ。そこで「年齢に関係なく始められる」ことを知り、入会を決めた。遠藤さんは「初めて練習をした日は『憧れが実現できた』と感動した。翌日は、筋肉痛で身体が動かなかったけど」と笑顔で振り返る。

 約12年前に、同ジムの花形進会長から「目標があった方が伸びる」とエアボクシングの大会出場を勧められた。その後、3年ほどで日本一のタイトルを掴み、約3年間の防衛も果たした。遠藤さんは「勝つとモチベーションが上がり、負けるとリベンジしたくなる。やめられない」と競技の魅力を語る。

 普段は食肉の卸売業者として勤め、起床は午前2時50分。午後2時の終業後にジムへ向かう。ジムでは縄跳びやシャドーボクシング、ミット打ちなどのメニューを約1時間30分かけて行う。遠藤さんは「ボクシングを始めてから、たばこや酒を絶ち、身体に気を遣うようになった。汗をかくことでストレス解消にもなり、思考もポジティブになった」と健康を保つ秘訣を語った。

笑顔を見せる坪田さん

海の冒険に心躍る ダイバー・坪田茂登子さん(港北区在住)

 港北区在住の坪田茂登子さんは、84歳の現役ダイバー。国内外の海を潜り、仲間たちと海中の景色を楽しんでいる。

 ダイビングを始めたのは71歳の時。50歳くらいの頃、右膝が痛く、かがめない状態だったため病院へ。湿布を貼って過ごしていたが、70歳になり、医師から手術を提案された。股関節に人工関節を入れたことで足の調子が良くなり、「何かやってみよう」と前向きな気持ちに。

 海好きの夫の影響で、海を覗くことが好きだった坪田さん。元々泳げなかったが、60歳の頃からプールに通い始めた。さらに、ダイビングが趣味の友人がおり、自身も始めてみることに。初めて港北区のダイビングショップ、ミッドサマーに訪れた時、自身よりも年上の人が2〜3人いた。それに安心感を覚えたことも後押しとなり、71歳でダイビングの世界に飛び込んだ。

 海の中に入ると、「こんなにキレイなところがあるんだと思った」と目を輝かせる。スクールの仲間たちとは三浦半島や伊豆諸島、沖縄、ボホール島(フィリピン)など、さまざまな海を訪れた。潜るのは年に3〜4回、そのうち海外に行くのは1回程のペース。昨年1月に行ったプエルトガレラ(フィリピン)では、「海の中でも、リゾートでもゆったりした時間を過ごせた」と満足げな表情を見せ、「海の中は未知の世界が広がっていて、この年になっても潜って冒険することにワクワクする。それが生きる力になっている」とダイビングの魅力を語る。

 「年齢だけで諦めて、元気なのに家の中にいるのはもったいない」と口にする一方、「過信しすぎないように」と体調管理には気を付ける。違和感を覚えた時には、無理せず潜らない選択を取る。講習会には毎年欠かさず参加し、水中でのサインの出し方などを復習。海を楽しむための準備は怠らない。

 「楽しむことが一番。まずはやってみる」と行動することの大切さを語る坪田さん。ダイビングのほか、フラダンスやウクレレなど、さまざまなことに挑戦してきた。「気力が大事。外に出れば仲間がいる」と生き生きした表情。目指すは、100歳現役ダイバーだ。「この先も元気に大好きな海を感じたい」と、隔週、同スクールで筋トレを行い、充実した日々を送る。

過去の認知症サポーター養成講座

みんなで支え合う街へ 青葉区キャラバン・メイト連絡会

 現在、青葉区では60人以上の「キャラバン・メイト」が活動している。主な役割は、認知症の人とその家族を応援する「認知症サポーター」の養成講座の企画・開催や講師役。そんなキャラバン・メイトを区全体でまとめ、活動や交流の場を提供しているのが「青葉区キャラバン・メイト連絡会」だ。

 立上げは昨年4月。「活動から孤立する人を出さない」ことを目指して、LINEを使った総会・活動情報の共有、意見交換会や勉強会などを行っている。区全域の連絡会があるのは、横浜市内では青葉を含め2、3区ほどだという。

 「同じ思いを持つ方との交流のきっかけになっている。サポートの輪が広がり、助け合える街になれば」と同連絡会委員の中尾雄一さん。会長の金子浩之さんは「養成講座を受けた方が、実際に行動に移してくれるのがやりがい。総会でもさまざまな意見が寄せられている。活動をより広げていければ」と語った。

 キャラバン・メイトについての問合せは、市健康福祉局【電話】045・671・4129へ。

MICSのスマホ講習会(提供写真)

MICS IT通じ 交流促進を パソコン操作の相談など

 「パソコンを始めたいが、近くに教えてくれる人がいない」「パソコンやスマートフォンをもっと生活に生かしたい」。そうした高齢者などのニーズに応えようと「みどりITコミュニティサポーターズ」(MICS)は20年以上にわたり、多くの市民に学びの機会を提供している。

 ITの普及を通じた市民交流の促進などを目的に、2003年にボランティア団体としてスタートしたMICS。現在、60、70代を中心に約50人で活動しているという。パソコンなどの操作方法の相談コーナー「めだかの学校」を緑区市民活動支援センター「みどりーむ」で定期的に開催。また、LINEやExcel、Wordなどの使い方の基礎を学ぶIT講習会も緑区内のさまざまな施設で実施しており、高齢者を中心とした参加者が学びを深めている。

 MICSの杉山郡啓理事長は「MICSは市民の皆さん誰もがIT社会において取り残されることのないように、ITの基礎を親身になって教え、相談にのっています。気楽に参加ください」と語った。

 詳細はMICSのホームページ(https://mics-npo.com)へ。

横浜市長選挙に立候補した6人(左上から右へ届出順)

横浜市長選挙に現職・新人6人が立候補 8月3日投開票、第一声を紹介

 任期満了に伴う横浜市長選挙が7月20日に告示され、現職と新人合わせて6人が立候補した。投開票は8月3日。

 立候補したのは届出順にいずれも無所属で現職の山中竹春氏(52)、前市会議員の高橋徳美(のりみ)氏(56)、元長野県知事の田中康夫氏(69)、元会社員の斉藤直明氏(60)、野菜卸売業会長の小山正武氏(76)、起業家の福山敦士氏(36)の6人。

 選挙戦初日が参議院議員選挙の投票日という異例の日程となった。公職選挙法では、2つ以上の選挙が実施される場合、投票所が開いている時間帯は投票所を設けた場所の入口から300m以内で街頭演説を行うことができないなどの制限がある。そのため、候補者は演説場所を選びながらの活動となり、田中氏、斉藤氏、小山氏、福山氏の4人は青葉区のたまプラーザ駅前で合同の演説会を行った。

 20日の各候補者の第一声を紹介する。(紹介は届出順)

山中竹春氏

 横浜市大の教授として、多くの時間を過ごしてきた金沢区は私の原点。横浜市は人口増に転じた。要因は子育て世代に選ばれたこと。人口が増え、観光のにぎわいも増えている。財政健全化も進めており、横浜市に好循環が生まれている。市民生活の安心安全を築き、経済成長を力強く推進することが今後の横浜に必要。あらゆる横浜の力を結集し、好循環をさらに発展させていく。(金沢区・金沢八景駅前)

高橋徳美氏

 市民の命を守りたい。市議として産後ケアシステムを作り上げてきたが不十分。産後のお母さんを助ける事業を進める。中学校給食は自校で作れるようにしたい。宿泊税を提案している。観光で訪れる人に負担していただき、皆さんの暮らしに活かしていきたい。このままでは横浜は沈没してしまう。横浜をキラキラ輝くまちにしたい。横浜が元気になれば日本が元気になる。(都筑区・センター南駅前)

田中康夫氏

 横浜には95万人もの高齢者の方が住んでおり、その3人に1人が独居高齢者。福祉を管轄する18区役所は人口構造や産業構造に応じて予算を提案する形になっておらず、中央集権的な予算構造を変えたい。名ばかりの税金になっている横浜みどり税は即時撤廃する。市民であることに誇りを持てるようにし、行政は総合サービスであるということを皆さまと実感できる横浜市にしたい。(青葉区・たまプラーザ駅前)

斉藤直明氏

 今こそ減税を行う。市の税収は過去最高を記録しており、市民の家計が苦しい今だからこそ、住民税の5%減税を行う。国の給付金の事務作業は市が担当する。そのために職員の多くの時間と労力が費やされ、最終的に行政サービスの低下につながっている。このような業務負担を軽減し、行政を大きく動かす。横浜が再び元気を取り戻すために横浜アゲインというメッセージを市民に送りたい。(青葉区・たまプラーザ駅前)

小山正武氏

 新潟の限界集落で生まれ育ち、横浜に移って会社を設立して50年。横浜を代表するような企業に育てていただき、その恩返しがしたい。市長の退職金は全額返上する。保育料を完全無料化する。小中学校の体育館を建て替え、災害時には避難所としても活用できるように整備する。公共事業は市内企業に発注する。経済を動かすことは容易ではないが、経済を理解している私には自信がある。(青葉区・たまプラーザ駅前)

福山敦士氏

 36歳で、経営者の経験は12年になる。立候補したのは、私の命を守ってくれた横浜市に恩返しがしたいから。市の厳しい財政を立て直したい。お金がなければ助けられない人がいる。声すら上げられない立場の人がいる。そのような状況でもサービスが届く未来を作りたい。未来を作る子どもに学ぶこと、食べること、遊ぶ場所を提供したい。子どもたちをしっかりと守りたい。(青葉区・たまプラーザ駅前)

ヨーヨー釣り(市提供)

横浜市役所で8月9、10日に「こども夏まつり」

 盆踊りや昔ながらの縁日遊びを体験する「わくわく!こども夏まつり」が8月9日(土)、10日(日)に横浜市役所1階のアトリウムなどで開かれる。午前10時から午後3時までで参加無料。

 市役所の魅力を発信し、にぎわい創出を図ろうと、市の若手職員が発案。市総務局の主催。

 両日ともアトリウムにやぐらが組まれ、盆踊り(午後1時〜3時)や和太鼓演奏・体験会(午前10時〜午後0時15分)を開催。縁日コーナーでは定番のヨーヨー釣り(9日)、スーパーボールすくい(10日)のほか、マジックハンドを使った落とし物拾いや防災スリッパなどの体験企画がある。絵本やアニメで知られる「ムーミン」の世界を感じられるフォトスポットも登場予定。

 参加無料。問い合わせは市総務局管理課【電話】045・671・2082。

ごみ収集優良事業者 春秋商事が4年連続認定

 横浜市は、事業系廃棄物の分別排出や3R(※)活動などに取り組み、他の模範となる一般廃棄物収集運搬業者を優良事業者として認定。区内からは川向町の株式会社春秋商事(甲斐陸二郎代表取締役社長)が認定を受けた。同社の認定は2022年度から4年連続。

 同社はSDGsに関する取組として、ペットボトルのキャップを定期的に寄付し、世界の子どもたちにワクチンを贈る活動などを継続している。

※3R…Reduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)

セン南駅前でクラシック 8月31日、星空のコンサート

 野外で気軽にクラシック音楽を聞くことができる「DREAM of CLASSIC 星空のコンサート」が8月30日(土)、センター南駅前のすきっぷ広場で行われる。午後7時開始。入場無料。雨天時はボッシュホール。主催は星空のコンサート運営委員会と都筑区商店街連合会。

 今回で27回目を迎える「星空のコンサート」は、”都筑区民による都筑区民のためのコンサート”として区民に親しまれてきた。全国的にも珍しい屋外でのクラシックコンサートは、クラシックを気軽に楽しんでほしいという主催者の思いから、入場料は無料で、子どもの鑑賞も歓迎している。

 出演者は毎回、横浜市に縁のあるプロ音楽家が出演し、質のいい音を届けている。今回は大貫夏奈さん(ピアノ)が『月の光(ドビュッシー)』『英雄ポロネーズ(ショパン)』など。長谷川沙紀さん(ソプラノ)と山田純子さん(ピアノ)が『ドレッタの夢(プッチーニ)』『おお愛せよ、お前が愛しうる限り(リスト)』など。小田桐寛之さん(トロンボーン)、 小田桐恵子さん(ピアノ)、小田桐和寛さん(パーカッション)が『悲愴(ベートーベン)』などを披露する。

 またジュニア枠として、第1回リゾナンツァ連弾コンクール最優秀賞受賞の秋田佳乃羽さん・秋田帆々美さんペアとバイオリンの堀越愛央さが登場する。最後は『見上げてごらん夜の星を』を会場と一緒に歌う。

 公演前にはウェルカムイベントとして区商連の公式キャラクター「つづきたいちゃん」と「たいちゃん音頭」を踊る(午後6時45分〜)。

桃が販売される(昨年の様子、横浜市提供)

福島復興応援 桃や「ままどおる」が販売されるマルシェ 横浜市役所で7月30日

 福島県の名産品が販売される「福島復興応援マルシェ」が7月30日(水)午前10時30分から午後3時まで、横浜市役所1階アトリウムで開かれる。福島県の主催、横浜市が共催。

 東日本大震災以降、横浜市などの関東の都・県・市は継続的に福島県の支援に取り組んでおり、マルシェも毎年開かれている。

 名物の桃をはじめ、「ままどおる」や喜多方ラーメン、日本酒などが販売される。販売状況により、予定の午後3時よりも早く終了する場合もあり。

楽しく学ぶ食中毒予防 7月30日にキャンペーン

 横浜市は8月1日の「市民食品衛生の日」にあわせ、各地で食中毒予防キャンペーンを開催する。都筑区では7月30日(水)、都筑区食品衛生協会(小森秀一会長)の協力のもと、昨年同様、モザイクモール港北の正面入口横と4階広場でイベントを開催する。午後2時30分から3時30分。

 当日は正面入口で、和太鼓の演奏とヨーヨー釣りなどの縁日コーナーが設けられ、4階広場ではパネル展示や大道芸が披露される予定。

 イベントに関する問合せは都筑福祉保健センター【電話】045・948・2356。

横浜市長選に立候補予定の6人

2025横浜市長選 立候補予定者アンケート<1> 4年間の山中市政で評価できる・できない施策は

 任期満了に伴う横浜市長選挙が7月20日告示、8月3日に投開票される。タウンニュースの調べでは7月14日現時点で現職と新人合わせて6人が立候補の意思を示している。

 立候補の意思を明らかにしているのは、50音順にいずれも無所属で野菜卸売業会長の小山正武氏(76)、元会社員の斉藤直明氏(60)、前市会議員の高橋徳美氏(56)、元長野県知事の田中康夫氏(69)、起業家の福山敦士氏(36)、現職の山中竹春氏(52)。

 タウンニュースは立候補予定者に最も訴えたい政策や中学校給食、山下ふ頭再開発に対する考え方など、全14問のアンケートを実施した。その一部を紹介する(紹介は50音順。原則として候補者の回答に基づいて掲載)。アンケートはタウンニュース社が運営する政治情報サイト「政治の村」で公開している。

◆質問◆この4年間の山中市政であなたが評価できる施策とできない施策をそれぞれ1つ挙げ、その理由を教えてください。

【小山正武氏】<評価できる施策>IRを取りやめるとして、事実取りやめた点<理由>IR取りやめの是非は別にして、公約のごく一部ではあるが実現した点のみは評価しなければならないだろう。 <評価できない施策>市政全般<理由>全体として市民のための市政が行われてきたとは到底言えず、トップが自身の言葉で市民に語り掛けることもなく、強い意志が感じられない。様々な点において無策と言わざるを得ない。

【斉藤直明氏】<評価できる施策>小児医療費の無償化<理由>子育て支援として、都や他政令指定都市の対応に乗り遅れた感はあるが、実現に至ったことは評価できる。 <評価できない施策>選挙公約で掲げた「3つのゼロ」が果たされていないばかりか、その進捗の検証すら取り組んでいない。<理由>民主主義政治において、選挙公約は有権者との約束であり、仮に果たせないことがあったとしたらなぜできなかったか、今後どう取り組んでゆくのかを説明する責任がある。

【高橋徳美氏】<評価できる施策>小児医療費助成の拡大<理由>一定の拡大が実現したため。 <評価できない施策>すべて<理由>自分の言葉で語らず、短期的視野でしか物事をとらえず、市役所内部で面会人数を制限するなど分断と排除を目的とした言動や行動を繰り返し、上意下達の風潮を作り出している。

【田中康夫氏】<評価できる施策>見当たらない<理由>税金を用いて執行する行政に於いては、公正性(フェア)・透明性(オープン)が大前提にも拘らず、その基本的認識を持ち合わせない市政運営である為。 <評価できない施策>「山下ふ頭再開発検討委員会」の設置と運営<理由>敷地の95%が市有地にも拘らず、「利益相反」な委員を選任し、山下ふ頭をスポーツ賭博の場とする「200兆円を超える個人金融資産を動かすスポーツベッティングの実証実験」を明記した事業提案書を却下せず、審議し続ける論外な市政運営。

【福山敦士氏】<評価できる施策>子育て世帯への臨時給付金支給<理由>物価高の中で家計を直撃する若年層への迅速な支援として意義があったと思います。スピード感のある決定だった点を評価します。 <評価できない施策>経済政策<理由>IR(統合型リゾート)反対の旗を掲げたにもかかわらず、山下ふ頭の開発ビジョン、具体的な歳入不足に対する抜本的な打ち手が、不透明なままです。将来の成長戦略としての具体性と実行力に欠ける印象です。

【山中竹春氏】子育て支援策の充実 中学3年生までのこどもの医療費の無償化、出産費用の独自助成(最大9万円助成)、妊婦検診額の助成拡大(5万円)、オムツ等の持参をなくす「にもつ軽がる保育園」の開始、総合子育て応援アプリ「パマトコ」のリリース、中学校全員給食の令和8年度からの開始決定など、子育て支援策の充実に取り組んできました。<理由>地域と経済に活力をもたらす好循環を生み出すために、子育て世帯を呼び込むこと、安心して子どもを産み育てられる環境を整備することが大切です。そのため、経済的、時間的余裕など様々な観点から子育て負担の軽減に取り組みました。このような子育て支援策に取り組んだこともあり、2024年、横浜市は4年ぶりの人口増となり、子育て世代(20〜40歳代)の転入超過が過去20年間で最大の16,526人となりました。 <評価できない施策>特にありません。