戻る

都筑区 トップニュース社会

公開日:2025.07.24

コミュニティ放送局
「FM都筑」開局へ
原動力は「地元愛」

  • 「地元を盛り上げたい」と意気込む漆原代表取締役CEO

 株式会社FM都筑(漆原功和代表取締役CEO)が新たなコミュニティ放送局「FM都筑」の開局に向け、動き出した。7月14日には開局説明会が開かれ、概要や今後の方針の発表、意見交換が行われた。

 FM都筑は、「都筑区を元気に!」をコンセプトに防災や防犯、地域イベント、区内の医療機関やレストラン等の店舗情報などの「まちの旬な情報」を発信する。また、区民が参加できるリクエスト番組やトーク番組も放送する方針だという。

 午前7時から午後10時まで生放送を行い、災害時には放送時間を延長する。開局前にパーソナリティを決めるオーディションを実施し、2026年春に試験放送、同年内の開局を目標に準備を進めている。

 説明会では、概要等の説明のほか、山口県のコミュニティFM「FMきらら」の経営者、井上悟さんがコニュニティ放送局の特徴や持続可能な運営のノウハウを紹介した。

「恩返し」誓う

 漆原代表は都筑区出身、在住、在勤のいわゆる「地元っ子」。「地元に恩返しを」との思いからコミュニティ放送開局を思い立ち、昨年12月に総務省へ相談。アンテナの設置場所として、昭和医科大学横浜市北部病院に設置の協力依頼を行うなど、開局に向け奮闘中だという。漆原代表は「都筑区でのコミュニティ放送開局に向け、大変なことも多いが、地域のために汗をかくことは楽しい」とやりがいを語った。

若者にも関心を

 「これまではあまりラジオを聞いてこなかった」という漆原代表。「おそらく今の若者も『ラジオを聞いていない』という人が多いだろう」との前提に立ち、SNSやYouTubeを活用した周知活動にも力を注ぐ。

 漆原代表は「若者にも出演機会を設けることで、関心を持ってもらえるよう努めたい。中川中学校に通う娘にも意見をもらっている」と前向きな姿勢を見せる。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

都筑区 トップニュースの新着記事

都筑区 トップニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS