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公開日:2025.07.24
火災件数
すでに昨年の1.5倍
「放火(疑い含む)」が倍増
都筑消防署総務予防課は、区内の火災件数が7月14日時点で27件(速報値)で、すでに昨年1年間の1・5倍になったと発表した。出火原因は、放火(疑いを含む)が7件で、昨年の2倍以上に。次いで電気機器が5件となっている。
昨年の区内で発生した火災件数は18件で、過去7年間で最少だった。出火原因は電気機器、たばこに次いで、放火となっていた。
今年は既に、昨年の合計値を上回る27件。出火原因は放火が最も多く、すでに昨年(3件)の倍以上となっている。
同課の担当者は「放火対策として、家の周りに燃えやすいものを置かない、車庫と物置には鍵をかけることを心掛けて」と話す。放火に次いで出火の多い電気機器については「モバイルバッテリー等に使われるリチウムイオン電池や電気コードは出火しやすいので、適切に使用して」と呼びかける。
市内で400件超
市内で発生した火災件数も6月30日時点で412件で、前年同時期と比べ83件増加。過去10年で2番目に多い件数を記録、2017年以来の400件超えとなった。
種別内訳は「建物火災」が267件。そのうち172件が「住宅火災」で、どちらも過去10年で最多を記録。自殺を除く火災での死亡者も12人出ている。出火原因は放火が82件、たばこが69件、こんろが52件、電気機器が45件となっている。
市消防局予防課の担当者は「住宅火災の出火原因で最も多いのが『こんろ』。こんろを使用する時は、その場を離れず、燃え移りやすい服装を避けてほしい」と対策を促す。
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