厚木・愛川・清川版【8月29日(金)号】
代表を務める林田洋子さん

【厚木市】人形浄瑠璃「あつぎひがし座」 活動50年で9月7日に記念公演

 人形浄瑠璃の「あつぎひがし座」(林田洋子代表)が9月7日(日)に、第50回の記念自主公演を厚木市文化会館小ホールで開催する。同会は厚木東高校(現厚木王子高校)人形浄瑠璃部の卒業生で組織され、50周年を迎えている。毎年の自主公演には多くのファンが訪れるといい、林田代表は「もっと多くの方に人形浄瑠璃の魅力を知って欲しい」と話す。

 神奈川県の人形浄瑠璃を使った伝統芸能・相模人形芝居―。この郷土芸能を受け継ごうと、1971年に当時女子高だった厚木東高校に人形浄瑠璃部が発足した。あつぎひがし座は、卒業生が人形浄瑠璃を続ける場が欲しいと75年4月に「ときわ座」として結成、95年に現在の名称になった。

 同年から毎年1回の自主公演を中心に活動しており、郷土芸能まつりや市内外のイベントなど多い時には年20回以上の公演を開催。過去にはフランスでの公演、国民文化祭での公演も経験している。現在は20〜60代のメンバー20人ほどで活動しており、公演のほか、王子高校人形浄瑠璃部の指導にも力を入れる。

 林田代表は高校1年生の時に発足したばかりの人形浄瑠璃部に入部。ときわ座の結成時のメンバーでもある。「仲間と一体の人形を使い、みんなで舞台を作り上げ、お客様に喜んでもらえるのが魅力」と林田代表。今後は自主公演だけでなく、「人形浄瑠璃という歴史を次につなげていくことに重点を置き活動していく」と話した。

もっと知って欲しい

 今年で50回を迎える自主公演では、あつぎひがし座が「絵本太功記〜尼が崎の段」と「鷺娘〜花競四季寿より〜」、共演する厚木王子高校人形浄瑠璃部が「二人三番叟」を披露する。「50回の公演を迎えることができたが、まだまだ厚木でも人形浄瑠璃の伝統文化が残っている事を知らない方がいます。もっと知って欲しい」と林田代表は来場を呼び掛ける。

 公演は9月7日(日)午後1時半開演。参加無料。当日午前11時半から整理券を配布。問い合わせは【電話】046・222・4151林田さんまで。
コンクールに臨んだ部員たち

【厚木市】藤塚中吹奏楽部 神奈川県コンクールで金賞 東関東大会に出場へ

 厚木市立藤塚中学校(上依知・須田剛校長)の吹奏楽部が8月12日に川崎市で開催された第74回神奈川県吹奏楽コンクールで金賞を受賞した。9月20日に茨城県水戸市で開催される「第31回東関東吹奏楽コンクール」に出場する。

 同中学校吹奏楽部(市野義雄顧問)は7月に厚木市文化会館で開催された「県央吹奏楽コンクール」で金賞を受賞して県コンクールに進み、今回再び金賞を受賞。さらに金賞の中でも1位に相当する「朝日新聞社賞」に選出された。部長の松野愛加さん(3年)は「金賞を目標に練習を重ねてきたのでうれしい。朝日新聞社賞を受賞できると思っていなかったので、発表の中で藤塚中学の名前が呼ばれたときは驚いた」と感想を話した。

 本番の演奏中にハプニングにも見舞われたが誰一人慌てることもなく、演奏に集中できた。ステージに立つ前に市野顧問から「いつも通りの演奏をすれば大丈夫と声をかけていただいていたこともあり、慌てず気持ちを切り替えられた」と松野さんは振り返る。

「東日本出場が現在の目標に」

 同吹奏楽部は現在35人の部員が所属。今回コンクールには、30人程度の小・中編成によるB部門へエントリー。姫路の成り立ちをテーマにした松下倫士作曲「ベルゼール・ブランシュ 〜美しき白い翼〜」で挑んだ。ゆっくりとしたテンポが中心の曲だが緩急をつけるところがあり、演奏し甲斐のある楽曲で、松野さんは「どの場面でも演奏が難しい曲。単調にならず、しっかり感情が伝わるように演奏するよう心掛けました」と曲のイメージを話す。

 吹奏楽部には楽器が未経験で入部する生徒も多く、最初はなかなか演奏リズムを取れずに苦労をした部員も。時には顧問と1対1で曲を合わせてリズムや音程をチェックしてもらうなど一人ひとりスキルアップしてきた。松野さんは「東関東大会でも金賞を受賞して、10月に山形県で行われる東日本大会に出場するのが目標」と抱負を話した。

映画と洗濯を組み合わせたイベントを行った洗濯文化研究所で店長を務める 髙橋 知世さん 厚木市下荻野在住 

町に笑顔を増やしたい

 ○…屋外で映画を鑑賞している間に、洗濯代行を頼めるサービスを組み合わせたユニークなイベント「洗文研シネマクラブ」を8月23日に実施した。自身が勤める洗濯文化研究所を広く周知したいと6月頃から準備に着手。急ピッチで夏休み中に間に合わせた。当日は子どもから高齢者まで約20人が交流し、ポップコーンなどを片手に映画を楽しんだ。「地域の人の笑顔を見られて良かった」とにっこり。

 ○…愛川町中津の出身。両親は共働きで、「自然と良い子でいようと思っていた」と振り返る。祖父母と過ごすことも多く、高校時代から介護の仕事を目指した。進んだ専門学校での障害者施設実習が転機に。意思の疎通が取りづらい中でも、「楽しいとか面白いとか、どうしたらそんな表情をしてもらえるのか、見つけていくのが楽しかった」。その後は社会福祉士、精神保健福祉士の資格を取得。長く障害者施設で働いた。

 ○…コインランドリー、洗濯代行、クリーニング、さらに地元の人のよろず相談も承るのが洗濯文化研究所。地域の中心となり、賑わいと笑顔を増やしたいという施設の姿勢に共感し、2022年のオープン時から働き始めた。昨年にはクリーニング師の資格を取得し、今年の4月から店長に。その仕事は店の運営、接客、配達、世間話まで幅広い。「やれることは全部やります」

 ○…夫と愛犬と暮らす。活発に見えて手芸好きな面もあり、9月には自身の趣味を生かした手芸イベントも開催予定だ。「文化」の名のもとに、物語が感じられる会社とのコラボ企画や、上映会も継続していく。「地域の人が安心できて自然と集まってくるような、楽しい洗濯屋さんを作り上げていきたい」と微笑んだ。

体動かし病気予防

 音楽に合わせて楽しく体を動かすことで生活習慣病を予防しようという「スキマFITover40」が厚木市内2カ所で開催される。

 9月29日(月)は保健福祉センター(中町1の4の1)、10月2日(木)は愛甲公民館(厚木市愛甲西1の17の1)が会場。時間は午後2時から3時30分。対象は市内在住の40歳以上で各回20人。参加無料。保健師による健康講義とラテン系の音楽を使った運動。申し込みは保健福祉センター会場が8日(月)、愛甲公民館会場が11日(木)までに市健康医療課【電話】046・225・2201へ。

水谷さん(右)と梅澤さんが会場を沸かせた

水谷準さんが熱く語る 梅澤アナとトークショー

 厚木市が実施する生涯学習事業「あつぎ協働大学」の一環として8月25日、厚木市文化会館小ホールで、卓球五輪金メダリストの水谷隼さんと厚木市出身で日本テレビアナウンサーの梅澤廉さんの2人によるトークショーが開催された。

 1989年静岡県出身の水谷さん。両親の影響で5歳から卓球を始め、日本代表選手としてオリンピック4大会に連続出場。2021年の東京大会では混合ダブルスで、日本卓球史上初となる金メダルを獲得した。

 一方の梅澤さんは一昨年と昨年には「あつぎ鮎まつり」の大花火大会で司会を務め、昨年2月に厚木市観光特別大使に就任している。今回のトークショーは「目標達成に向けて取り組む力」をテーマに2人で熱いトークが繰り広げられた。

 水谷さんは中学生だった14歳の時に単身ドイツに卓球留学。当時から強くなることにこだわり、「卓球でチャンピオンになる」という夢を頂いて異国で慣れない暮らしを続けながら腕を磨いた。2007年には当時史上最年少の17歳で全日本卓球選手権で優勝を果たした。「世界で勝ち抜くためにすべてを卓球に捧げた生活を送ってきた。苦しい道を歩んできたという思いが自分自身を支えてくれた」と話す。

 時折ジョークを交えた2人の会話に笑い声が響く場面もあり、トークショー終了後は来場者の質問に答えるなど、会場は終始明るいムードに包まれた。
平野選手(右)と打ち合う参加者

平野美宇選手が卓球指導 トッププロの技術を体感(厚木市荻野運動公園)

 厚木市の荻野運動公園で8月17日、卓球女子日本代表の平野美宇選手らを講師に招いた卓球クリニックが開催され、小学生から大人まで市民115人が参加した。

 このイベントはトップアスリートから直接技術指導を受けることで体力や技術力の向上を図るとともに、市民のスポーツへの関心を高めてもらうことを目的に実施されたもので、厚木市制70周年記念事業の一環。

 2021年の東京五輪、24年のパリ五輪の女子団体で銀メダルを獲得した平野選手をはじめ、卓球プロリーグ「Tリーグ」の木下アビエル神奈川(女子)、木下マイスター東京(男子)で活躍する選手ら5人が講師を務めた。

 このクリニックでは小学生には基礎的なフォームやラケットの握り方、中高生以上には実践的なフットワークや細かい戦術などを年代に合わせて指導。参加者からは「平野選手をはじめ世界で活躍するプロ選手から貴重な技術を学べた。緊張しつつ楽しめ、とてもいい経験になった。今回学んだことを練習で磨いて、さらに強くなりたい」と笑顔を見せた。

 講師を務めた平野選手は「皆さんと一緒に汗を流すことで初心に帰ることもできて、とても楽しい時間となった。今回のクリニックを機会にもっと卓球を好きになって欲しい」と感想を話した。

 来年3月には初めて同運動公園で、両チームのホームゲームを開催する予定となっている。

献血を呼び掛けるメンバー

厚木薬剤師会 献血を呼び掛け 本厚木駅で支援活動

 厚木薬剤師会(伊藤一会長)は8月24日、本厚木駅北口で行われた神奈川県赤十字血液センターによる献血活動に協力し、駅利用者に向けて献血を呼び掛けた。

 当日は午前と午後の部で同会メンバー約30人が参加。プラカードを手に呼び掛け、献血参加者には同会からプラスワンの記念品を贈呈した。

 この日の献血者は午前と午後の部を合わせて56人。同会メンバーも献血に参加したという。伊藤会長は「暑い中、多くの人が献血に参加してくれて感謝します。献血で救える大切な命があります。より多くの人に参加をしてもらえるように、これからも活動に協力していきたい」と話した。

厚木市制70周年記念イベント 世界的ダンサーケント・モリさんと踊る 9月26日まで参加者募集

 厚木市制70周年を記念して市民参加型のダンスイベント「ドリーム ライブ ショップ〜心のままに動け、未来〜」が11月8日(土)に開催される。世界的ダンサーとして活躍中のKENTO MORI(ケント・モリ)さんが指導する(申し込み制)。高校生・大学生は午前10時から11時30分、小・中学生は正午から午後1時30分まで。対象は市内在住または在学者で定員は各回50人。場所は参加決定者のみに通知。

 午後2時30分から3時まで厚木公園(中町3の7)のステージで、KENTO MORIさんとダンスレッスン参加者がパフォーマンスを披露する。

 参加希望者は厚木市観光協会ホームページの申し込みフォームから応募を。多数の場合は抽選。1回の申請で1人まで。

 申し込みは9月26日(金)まで。当選者のみ10月3日(金)午後5時までに抽選結果を連絡。問い合わせは商業観光課【電話】046・225・2840へ。

話し合いをするプロジェクトメンバー

職場環境改善、人材定着目指し人財プロジェクトを始動 厚木佐藤病院

 社会問題となっている看護師不足に対応するため、厚木市小野にある厚木佐藤病院(佐藤史朋院長)は、昨年8月から「人財プロジェクト」を進めている。このプロジェクトは、職場環境の改善や人材の定着、維持を目的とし、現場の意見を積極的に取り入れている。

 プロジェクトのメンバーは、発起人であるハント香保看護部長をはじめ、事務長、人事課長、医療サービス課長、臨床検査センター係長、診療技術部長、リハビリ係長の7人。これまでに職員食堂のリニューアルが実施され、年明けからは誕生月での休暇取得が可能になるなど、事前アンケートで寄せられた職員の声が形になっている。

 8月22日に行われたミーティングでは、9月1日から運用が開始されるリハビリ室を、勤務後の職員向けトレーニングルームとして開放するための最終確認を行った。

 ハント看護部長は「働く人々が快適に過ごせる、有意義な場所となることで、病院に愛着を持ってもらえたら嬉しい。できることから一つずつクリアしていきたい」と語った。

 また、佐藤院長は「現場から声が上がったことが非常に喜ばしい。全てではないができる限り、現場の意見を反映、採用していくつもりでいる」とプロジェクトへの理解を示した。今後も職員に向けて定期的なアンケートを実施し、継続的に改善を進めていく。

左から山口市長、舟津さん、横内実行委員長

あつぎミュージックフェスティバル 開催と出演者を発表 第1弾に木梨憲武さんら

 あつぎミュージックフェスティバル実行委員会は8月21日に記者会見を開き、第10回となる音楽フェスティバルを11月2日(日)、厚木中央公園で開催すると発表した。今年は市制70周年記念事業の一環として、6年ぶりの同公園での開催となる。

 当日は会場のレイアウトを見直し、前回より500人多い5000人の来場者を見込んでいるという。

 会見には、実行委員長の横内謙介さん、山口貴裕厚木市長のほか、同フェスをきっかけにメジャーデビューした市内出身アーティストの舟津真翔さんらが登壇。第1弾出演アーティストとして木梨憲武さんと舟津さんの2組が発表された。

 横内実行委員長は「今回は私自身も驚くような、魅力あふれる皆さんが参加してくれます。ご来場のお客様はもちろん、出演アーティストの方々にも、この厚木の素晴らしさをお見せしたい」と開催に向けた意気込みを語った。

出店者を募集 厚木市民ふれあいマーケット

 厚木市は厚木中央公園(厚木市寿町3の2)で10月26日(日)に開催する「市民ふれあいマーケット」の出店者を募集している。このイベントでは、家庭で不用になった日用雑貨や衣類など(手作り品や食品、動植物は販売できない)を持ち寄り販売する。時間は午前10時から午後3時で、雨天の場合は中止。対象は市内在住の35組で高校生以下は不可。出店料として500円が必要。

 申し込みは往復はがきに郵便番号、住所、参加者の氏名、電話番号、Eメールアドレス、販売品目、自動車の有無(1店舗1台まで利用可)と車種とナンバーを記入し郵送。締め切りは9月15日(月)で当日消印有効。1組1応募まで。応募者多数の場合は抽選となる。〒243─8511厚木市役所環境事業課へ。

 問い合わせは同課【電話】0046・225・2793へ。



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入居者と笑顔で握手をする小学生

愛川町 100歳パワーを継承 愛和の里で百寿サミット

 特別養護老人ホーム愛和の里(愛川町田代)は8月21日、「百寿サミット」を開催した。100歳を超える入居者を主役に、人生の大先輩から生きる力や人生を楽しむ力を次世代へと継承することを目的にした企画だ。

 当日は100歳から95歳までの入居者13人、その家族、地域住民、職員とその子どもたち(中学生〜保育園児)など、約50人が参加した。

 林政信施設長は「100歳の方の声が90歳の方の励みになり、また長寿の方々が子どもたちに未来へのエールを送ることで、交流を深めてもらいたい」と挨拶した。

 さいころを使った質問ゲームでは「20歳の頃の思い出は?」という問いに、97歳の入居者が「戦争中だったから、毎日竹やりの訓練を『えいや、えいや』とやっていた」と答えるなど参加者は昔の愛川町の様子などの昔話に耳を傾けた。

 イベントの最後には、入居者と子どもたちが笑顔で握手を交わす場面が見られた。

出演が決定したバンドたち

愛川町 若者たちの音楽祭 出演バンドが決定

 愛川町の冬の軽音フェス「若者たちの音楽祭」に出演するバンドがこのほど決定した。

 今年で開催10周年となる音楽祭。12月21日(日)に愛川町文化会館ホールで開催される。高校生は、地元の愛川高校や相模原市の麻溝台高校、上溝高校から5組が出演。各バンドに町内在住者が所属しており、中には2015年に開催した「若者たちの音楽祭」に出演していた両親の子どもが代表を務めるバンドもあるそうだ。

 社会人は昨年も出演した経験豊富なバンドや、高校生の時にも出演していたメンバーで結成されたバンドなど5組が出演。また、昨年から設けられた「オーバーエイジ枠」には、実行委員会の役員を歴任し、同イベントを長年支えてきたバンドなど3組が参加。総勢13組が熱いステージを披露する。

 問合せは町スポーツ・文化振興課【電話】046・285・2111(内線3633)へ。

屋外で映画を楽しんだ

愛川町 洗濯屋さんが映画館に? 20人以上が上映楽しむ

 愛川町の春日台センターセンターに併設された洗濯文化研究所(高橋知世店長=人物風土記で紹介=)が8月23日、初めてとなる「洗文研シネマクラブ」を開催した。

 このイベントはコインランドリーや洗濯代行、クリーニングを行っている洗濯文化研究所を近隣に周知するとともに、映画を通じて地域での交流を図るもの。子どもたちの思い出にしてほしいとの思いも込め、夏休みに企画された。

 当日はコメディ映画「スクール・オブ・ロック」を屋外で上映。併設する春日台コロッケでは、揚げたてのコロッケやポップコーン、ビールなどが販売され、20人を超える参加者は「お供」を手に、思い思いに夕涼みと映画を楽しんだ。高橋店長は「喜んでいただけて良かった。今後も定期的に続けていきたい」と話していた。

厚木市民の手で外来生物駆除

 厚木市はアメリカザリガニなどの外来生物駆除の参加者を募集。10月5日(日)午前9時から午後12時30分。会場は広町公園(中荻野)。対象は市内在住・在学の小中学生と保護者15人。申込みは電話またはEメールに郵便番号、住所、氏名、年齢、電話番号を記入し9月5日(金)までに市環境政策課【電話】046・225・2749メール3100@city.atsugi.kanagawa.jp



2大会で活躍した錬桜会湘北支部の選手たち

錬桜会湘北支部 全国の舞台で活躍 形・組手の両部門制覇も

 厚木市の空手教室「錬桜会湘北支部」が、8月に開催された2つの全国大会で活躍を収めた。多数の選手が入賞し、形と組手の両部門を制する「W優勝」の快挙を果たした選手も輩出した。

 8月9日に東京で行われた「第19回全国ジュニア空手道選手権大会」には、同支部から11人が出場。日頃の稽古の成果を発揮し、形部門で8人、組手部門で6人が入賞した。中でも中里ひよりさん(女子小2年)と山根由彩乃さん(女子小4年)は、形・組手の両部門で優勝を果たした。

 8月23日・24日に東京で開催された「第39回全日本硬式空手道選手権大会」でも勢いはそのままに、初日の組手部門では、出場6人中5人が入賞し、山根大昊さん(男子小1年)と由彩乃さんが優勝した。

 翌日の形部門には10人が臨み、大昊さん、由彩乃さん、中野ちかさん(女子小3年)、中里飛陽さん(男子小5年)の4人が優勝するなど、8人が入賞を果たした。

 この大会では、大昊さんと由彩乃さんがともに形・組手の両部門を制覇。同支部は両大会それぞれで優勝、入賞者を輩出し実力を示した。

同社スタッフが参加者にレクチャー

LEⅮライトを製作 アンリツでリコチャレ(厚木市)

 アンリツ株式会社(本社・厚木市恩名)で8月21日、「夏のリコチャレ2025」が開催された。これは、女子中高生に理工系分野に興味や関心をもってもらい、将来の自分をイメージして進路選択することを応援するため、内閣府男女共同参画局などが推進している取り組み。今回は「光と遊ぼう!電子回路で自分だけのLEDライトを作ろう!」をテーマとして行われ、18人の中高生が参加した。

 参加者は最初に同社先端技術研究所の野田華子所長による講話を聞き、グループに分かれ同社ギャラリーを見学。展示された製品を前に歴史や事業内容などが解説され、熱心に耳を傾ける姿が見られた。その後同社の特殊な機械を使った電波測定や感情を持つAIとのチャット会話などを体験した。

 休憩後は再びグループに分かれ、同社が用意したキットでオリジナルLEDライトの製作にチャレンジ。難しい回路については同社スタッフが分かりやすく説明し、スタッフがフォローしながら組み立てていくと、きれいにライトが灯り、喜ぶ姿が見られた。参加者からは「いい体験ができた。夏休みの宿題に利用できる」「とても楽しかった。将来の仕事選びの参考になった」「LEDライト作りは難しかったけど、完成させることができてしてうれしかった」と感想を話した。

笑顔で談笑する石山さん(左)と長田さん

「樺太」がつないだ縁 厚木で対面 故郷をしのぶ

 タウンニュースの発行があった8月15日の朝、県央支社に一本の電話がかかってきた。声の主は下荻野に住む長田令子さん(93)。同日のタウンニュースのある記事を見て、いても立ってもいられず連絡をしたという。

 その記事とは「樺太で過ごした戦中戦後」。森の里の石山重次さん(95)が、樺太での思い出を語ったものだった。

 「私も樺太で生まれ育ったので、樺太の文字を見たら涙が出てきた。何とか石山さんにお会いできないだろうか」。そういう願いだった。

 早速、石山さんに事情を伝えると「ぜひに」と快諾。会う場所は石山さんがショートステイをしている特別養護老人ホーム「第二森の里」に決まった。

 8月20日、施設の車で送られ到着した長田さん。車いすに乗った石山さんが姿を見せると感激した表情を見せた。

 最初に長田さんがした質問は「樺太のどの辺りに住んでいたか」。長田さんは泊居(トマリオル)郡の泊居町、石山さんは真岡郡の野田町だった。「あら、お近くですね」とさらに親しみがわいたようだった。

 話題は戦争にも及んだ。石山さんの住む漁村でもある野田町は、ロシア兵が侵攻してきても一切抵抗をしなかった。網元だった石山さんの家にも否応なしにロシア兵が住むことになったが、それにも抵抗はしなかったという。

 長田さんの住んでいた泊居町は、終戦から2日後の17日、ロシア軍による空襲を受け、数軒先の民家が燃えたという。「終戦しても私はロシア兵が怖くて、家から出なかった」と長田さんは振り返る。長田さんの家では長男が徴兵され、次男は予科練に入っていた。長男は出兵前、母親に「日本は戦争に負ける。でも誰にも言うな」と伝えていたそうだ。

 2人が盛り上がったのが食べ物の話だ。ニシン漁師だった石山さんの家では、ニシンと数の子は食べ放題だった。「中でもミガキニシンは絶品だったね」と石山さんは笑う。また、タラバガニもよく取れたため「食べ放題だった」そうだ。

 長田さんもタラバガニは良く食べていたといい、「サイズが大きくて。子どもの頃は足を1本食べたら、お腹いっぱいになった」と笑顔で振り返った。またジャガイモなども豊富だったため、「食事には困らなかった」と口を揃えた。

 2人が帰国したのは戦争が終わってから2年後のこと。石山さんの家は漁師だったため、長田さんの家は姉が交換手をしていたため、なかなか戻ることが出来なかったという。真岡町を出発して丸2日間かけて函館まで向かうルートも同じ。その後、2人とも青森に向かったそうだ。

 「無事に日本に帰ってこられたことが何よりだった」と振り返る長田さん。家族にも、樺太にいたことは伝えていないという。「まさか厚木で樺太のことを話せるとは。今日は良い日になった」と2人はうれしそうに話し、最後は握手で再会を誓い合っていた。

演奏会の様子

厚木市 平和を願う被爆ピアノ 文化会館に350人

 戦後80年の節目を迎え、厚木市文化会館で8月21日、広島県で被爆したピアノによる「被爆ピアノ演奏会」が開かれ、市民ら350人がピアノの音色を聴き、平和な世界の実現を願った。

 同演奏会は、市制70周年記念事業玉川地区委員会と市戦後・被爆80年記念事業実行委員会の共催。被爆2世で全国各地を巡回する調律師の矢川光則さんが被爆ピアノを持ち込んで開催された。

 当日は同実行員会の潮田春男委員長が「大切に守り続けられてきたピアノの音色には、平和を願う人たちの思いが込められている。演奏を聴いて、平和について考える機会にしてほしい」とあいさつ。市にゆかりのあるピアニスト・渡辺俊爾さんの演奏する被爆ピアノの音に合わせて、南毛利中学校合唱部の歌声、フルートやバイオリンなどの音色が会場いっぱいに響き渡った。

 夫婦で伊勢原市から来場したという小林功治さん(80)は「広島で亡くなった人たちの思いと未来へ向けた希望の思いが、ピアノの音色に込められている気がして感動した」と話した。

 またこの日は、同会場で市戦没者追悼式も開催。戦没者を弔い、平和への決意を新たにした。

当時の記憶を語る松尾さん

厚木市鳶尾在住 松尾守之さん(86) 6歳が見た東京大空襲 「恐怖を感じる暇もなかった」

 「体験者が少なくなり、そろそろ私の出番かと思って」。1938年、東京都目黒区に生まれた。父の転勤で深川区(現江東区)に移り住んだ3歳半の時、初めての空襲を経験。空から落ちてきたナット形の鉄塊を、そうとは知らず拾ったという。

 戦争の影が日常を覆う中、1944年、小学3年生だった姉が新潟県へ集団疎開した。「修学旅行にでも行くような顔をしてね。でも、向こうではひどい目にあったようです」。食料事情は悪化し、1945年の正月、雑煮の餅はすいとんだった。

 同年3月10日未明の東京大空襲、けたたましい警報音と怒鳴る声に起こされ、一家は防空壕へ。しかし「ここにいたら蒸し焼きになるぞ」と外へ追い出された。既に自宅のひさしは燃え始め、祖父が2階の窓を閉める姿が見えた。強風にあおられ火の粉が舞う中、母とはぐれ、祖母に手を引かれ猛火を逃げ惑った。火におののいた運送屋の馬が走り狂う姿も目にした。「怖いという感じはなかった。周りが燃えていても、とにかくパニックで」と当時を振り返る。旧中川と隅田川を結ぶ小名木川の堤防下にうずくまり、いつしか眠っていた。

 夜が明けると、辺りは見渡す限りの焼け野原になっていた。父の勤務先の事務所だけが奇跡的に焼け残り、そこへ向かう道で見た光景は凄惨を極めた。黒焦げた丸太のようになった無数の遺体。遺体のそばにあった運転台の吹き飛んだ消防車には、ハンドルを握ったままの右腕だけが残されていた。「人が重なり布団が浮いているようだった」と、川面は熱さに耐えかねて飛び込んだ人々のしかばねで埋め尽くされていた。

 家族と無事に再会した翌日、母の実家がある千葉県茂原市へ避難した。そこでは撃墜された米兵の捕虜が、縄で縛られ市内を引き回される光景も目にした。田舎での生活に馴染めず、食糧難から栄養失調とかっけになり、「二十歳まで持たない」と診断された。「戦争が終わった後の方が厳しかった」

 祖父は同年5月25日の山の手空襲で、満州にいた叔父は4月4日に戦地で命を落とした。「戦後80年を迎えた今、今がいつ戦前になるかもわからない。平和な時代だからこそ、伝えたい」

参加者募集 米岡聡選手と走る 清川やまびこマラソン

 「第38回清川やまびこマラソン大会」が11月2日(日)に宮ケ瀬湖畔園地で開かれる。現在、参加者を募集している。

 当日は2021年の東京パラリンピックのトライアスロン競技で銅メダルを獲得し、2024年のパリパラリンピックにも日本代表として出場した、清川村出身の米岡聡選手がゲストランナーとして参加する。

 種目は【1】ハーフ(21・0975Km)の部、【2】5キロメートルの部、【3】3キロメートルの部、【4】1・5キロメートルの部の4種目。定員は【1】が400人 、一般男女(49歳以下の部、50歳以上の部)、参加費4000円。【2】が200人、一般男女、参加費3000円。【3】が100人、中学生男女、参加費無料。【4】が150人、小学校4年生から6年生の部と、1年生から3年生の親子の部で参加費無料。

 参加者には参加賞(タオル)と完走者には完走(記録)証を当日発行。

 参加資格は健康で、制限時間(【1】140分【2】40分【3】20分【4】15分)以内に走る力のある人。【1】と【2】は高校生以上、【3】は中学生、【4】は小学4年生から6年生(当人のみ)と、小学校1年生から3年生とその保護者(18歳以上)の2人1組で参加のこと。

 申込みは【1】と【2】はインターネット(http://runnet.jp/)で9月24日(水)まで受け付けている。

 【3】と【4】は村のホームページから申し込用紙に必要事項を記入の上、9月5日(金)までに生涯学習課までに郵送(〒243─0195神奈川県愛甲郡清川村煤ヶ谷2216 清川村役場4階)または直接持参を。

 問い合わせは清川やまびこマラソン大会事務局

【電話】046・288・3733へ。

木栓づくりの説明をする横見理事長

外来害虫対策に一役 厚木市 飯山南 つばき作業所

 特定非営利活動法人厚木つばきの会が運営する、つばき作業所(飯山南)で8月23日、全国で桜や果樹に深刻な被害をもたらしているクビアカツヤカミキリの木枯れ対策に関する講演会が開かれた。

 この日の講師は座間市内で駆除活動に取り組む「座間安全・安心推進会」会長の小林覚さん。小林さんは、座間市内の公園や街路樹で実践している、廃ペットボトルや木栓を利用した独自の駆除方法について説明した。

 この駆除作業に必要な木栓をつばき作業所が製造する。今年6月には兵庫県の果樹園から500個の注文を受け納品したほか、8月には群馬県の桃農家からも注文が入った。

 横見守明理事長は「お役に立てることがあれば、ぜひお手伝いさせていただきたい。気軽にお声がけを」と話し、市内のクビアカツヤカミキリ対策への協力に意欲を見せた。

ボクシング キャンプで親睦 T&T主催で70人

 厚木市中町のT&Tボクシングスポーツジム(倉永丈雄代表)では、小・中学生を対象としたボクシングサマーキャンプ2025〜青少年育成夏合宿〜を8月16日・17日の2日間、厚木市七沢の自然ふれあいセンターで行った。

 これは倉永代表が青少年育成を目指すほか、良い思い出を作ってほしいという思いで年2回実施しているもので、今回は市内旭町の(株)エネクト(花上康一代表取締役)が県内外の他ジム生を招待し、合わせて約70人が参加した。

 当日は、ボクシング練習としてランニングや、グローブとヘッドギアを着けたスパーリングなどを実施。トレーニングの後には、野外炊飯やキャンプファイヤーなども行われ、参加した子どもたちは楽しみながら親睦を深めた。

トレリスで救急フェア 9月6日 参加無料

 厚木市消防本部が主催する「救急フェア」が9月6日(土)に、アツギトレリス(厚木市戸室5の31の1)の中庭および1階店舗前スペースで開催される。

 これは、救急医療や救急業務に対する市民の正しい理解と認識を深めるとともに、救急車の適正利用と応急手当の更なる普及啓発を推進し、救命率の向上を図ることを目的に実施されるもの。

 当日はAEDを含めた心肺蘇生法の体験や、救急資機材の展示などが行われる。また、救急車の乗車体験や救急服の着装体験、ミニ消防車への乗車や記念撮影も可能。 

 時間は午前9時から午後2時まで。小雨決行。参加は無料で来場者にはプレゼントも用意されている。

 問合せは厚木市消防本部救急救命課【電話】046・223・9365へ。

世界王座獲得を報告 ムエタイ 大田拓真選手

 厚木市中町にある「新興ムエタイジム」(坂上顕二会長)に所属する大田拓真選手が、8月19日に市役所を訪問し、WBCムエタイ世界フェザー級タイトル獲得を山口貴裕市長に報告した。

 大田選手は、ニュージャパンキックボクシング連盟(NJKF)が主催した6月のイベント「KINGofCHALLENGER」のメインイベントでアントニオ・オルデン選手に挑戦。3ラウンドでKO勝利をおさめ、世界のベルトを腰に巻いた。

 格闘技好きの父親の影響で、子どもの頃からK-1をよく見ていたという大田選手。小学5年生の時に新興ムエタイジムの門を叩き、競技を始めたという。右ミドルキックを得意とし、これまでの戦績は40戦30勝8敗2分け。NJKFでは2年連続でMVPを獲得している。

 市役所を訪れた大田選手は、「小さい頃から格闘技を頑張って続けてきて、世界チャンピオンになることができてうれしい。守りに入らず、世界の強い選手と戦っていきたい」と笑顔で報告。山口市長も「たゆまぬ努力を続けてきた結果が世界チャンピオンにつながった。厚木市にとっても誇り」と称えていた。

愛川町 福祉作文・ポスターを募集中 9月3日締切

 愛川町では、福祉への理解や関心を深めるため、日常生活を通じて感じていることや体験したことなどを自由に表現した、福祉作文とポスターを募集している。

 対象は町内在住の小学生以上(高校生は町内在学者も可能)。作文は題名は自由で、400字詰め原稿用紙5枚以内。ポスターは45cm×30cm〜55cm×40cmの画用紙に水彩、油彩、クレヨンなどを使用(色を塗っていない箇所があるものは審査対象外)。各部門とも1人1点まで。応募締め切りは9月3日(水)。

 問合せは町福祉支援課【電話】046・285・2111(内線3353)へ。

9月6日から 秋のプラネタリウム 厚木市の子ども科学館で

 神奈川工科大学厚木市子ども科学館(中町1の1の3厚木シティプラザ7階)で9月6日(土)か11月30日(日)まで、「秋のプラネタリウム番組」が楽しめる。

 期間中は、ヒーリング番組や人気のキャラクター番組など、大人から子どもまで楽しめる様々なテーマの番組が日替わりで上映される。

 毎日午後3時からは、「ヒーリングアース IN JAPAN 日本の絶景と煌めく星空」を上映。土・日曜、祝日の午前11時30分からは「すみっコぐらし ひろい宇宙とオーロラのひかり」などが行われる。

 上映時間は各回45分で、番組前半には秋の星座解説も行われる(午前10時・11時の回を除く)。観覧料は200円(中学生以下50円)で、定員は各回90人。観覧券は当日午前9時から同館で販売される。

 詳細は二次元コード、または同館【電話】︎046・221・4152へ。

発掘調査の成果を発表 厚木市遺跡講演会

 2024年度に厚木市内で行われた発掘調査で得られた成果を発表する「厚木市遺跡講演会」が、9月6日(土)にサイエンスホール250(厚木市中町1の1の3)で開催される。午後1時30分から5時まで。

 当日は発掘調査の担当者が、下古沢松ヶ枝遺跡や及川伊勢宮遺跡などの概要や特徴を解説する。

 定員は先着200人。申込み不要のため希望者は直接会場へ。参加費無料。問合せは主催の厚木市文化魅力創造課【電話】046・225・2509へ。

厚木の底力

 今年の「あつぎミュージックフェスティバルコンサート」は11月2日、市役所前の公園、野外にて開催致します。

 出演アーティストは順次追加発表してゆきますが、まずは再結成武道館コンサートの衝撃も記憶に新しい「とんねるず」の木梨憲武さん、そしてミューフェスが生み育てた新星、舟津真翔さん。さらに驚きのラインナップになっていますので、今後の情報にご注目ください。

 前回野外でやったのは6年前、まだコロナ禍の起きる前でした。老若男女が集って盛り上がったこの時のコンサートは、出演アーティストの方から、今までいろんなフェスに参加して来たけれど、こんなに心温かく、観客との距離が近く、しかもこんな街の中心地で開かれたライブは経験がない。ニューヨークみたいだな、という嬉しい感想を頂きました。

 これは官民一体となって、まちの活性化、魅力づくり、若者たちに夢と希望を授ける人づくり、に本気で取り組んでいるからこそ、何もしないのが一番安全という事なかれ主義の壁を突破できている証だと思います。もっと郊外でやれば簡単に取り除ける心配やリスクはあります。けれど、我々は立場を超えて皆で力を合わせて、これだけ凄いことをやり遂げるんだ!という姿勢を内外に示すことこそ、厚木の底力と魅力を伝える最大の機会になるはずです。

 私たちは音楽の力を借りて、街を育ててゆきたいのです。