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厚木・愛川・清川 社会

公開日:2025.08.29

人財プロジェクト進行中
厚木佐藤病院

  • 話し合いをするプロジェクトメンバー

 社会問題となっている看護師不足に対応するため、厚木市小野にある厚木佐藤病院(佐藤史朋院長)は、昨年8月から「人財プロジェクト」を進めている。このプロジェクトは、職場環境の改善や人材の定着、維持を目的とし、現場の意見を積極的に取り入れている。

 プロジェクトのメンバーは、発起人であるハント香保看護部長をはじめ、事務長、人事課長、医療サービス課長、臨床検査センター係長、診療技術部長、リハビリ係長の7人。これまでに職員食堂のリニューアルが実施され、年明けからは誕生月での休暇取得が可能になるなど、事前アンケートで寄せられた職員の声が形になっている。

 8月22日に行われたミーティングでは、9月1日から運用が開始されるリハビリ室を、勤務後の職員向けトレーニングルームとして開放するための最終確認を行った。

 ハント看護部長は「働く人々が快適に過ごせる、有意義な場所となることで、病院に愛着を持ってもらえたら嬉しい。できることから一つずつクリアしていきたい」と語った。

 また、佐藤院長は「現場から声が上がったことが非常に喜ばしい。全てではないができる限り、現場の意見を反映、採用していくつもりでいる」とプロジェクトへの理解を示した。今後も職員に向けて定期的なアンケートを実施し、継続的に改善を進めていく。

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