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公開日:2025.08.29
人形浄瑠璃あつぎひがし座
活動が50年に
9月7日に記念公演
人形浄瑠璃の「あつぎひがし座」(林田洋子代表)が9月7日(日)に、第50回の記念自主公演を厚木市文化会館小ホールで開催する。同会は厚木東高校(現厚木王子高校)人形浄瑠璃部の卒業生で組織され、50周年を迎えている。毎年の自主公演には多くのファンが訪れるといい、林田代表は「もっと多くの方に人形浄瑠璃の魅力を知って欲しい」と話す。
神奈川県の人形浄瑠璃を使った伝統芸能・相模人形芝居―。この郷土芸能を受け継ごうと、1971年に当時女子高だった厚木東高校に人形浄瑠璃部が発足した。あつぎひがし座は、卒業生が人形浄瑠璃を続ける場が欲しいと75年4月に「ときわ座」として結成、95年に現在の名称になった。
同年から毎年1回の自主公演を中心に活動しており、郷土芸能まつりや市内外のイベントなど多い時には年20回以上の公演を開催。過去にはフランスでの公演、国民文化祭での公演も経験している。現在は20〜60代のメンバー20人ほどで活動しており、公演のほか、王子高校人形浄瑠璃部の指導にも力を入れる。
林田代表は高校1年生の時に発足したばかりの人形浄瑠璃部に入部。ときわ座の結成時のメンバーでもある。「仲間と一体の人形を使い、みんなで舞台を作り上げ、お客様に喜んでもらえるのが魅力」と林田代表。今後は自主公演だけでなく、「人形浄瑠璃という歴史を次につなげていくことに重点を置き活動していく」と話した。
もっと知って欲しい
今年で50回を迎える自主公演では、あつぎひがし座が「絵本太功記〜尼が崎の段」と「鷺娘〜花競四季寿より〜」、共演する厚木王子高校人形浄瑠璃部が「二人三番叟」を披露する。「50回の公演を迎えることができたが、まだまだ厚木でも人形浄瑠璃の伝統文化が残っている事を知らない方がいます。もっと知って欲しい」と林田代表は来場を呼び掛ける。
公演は9月7日(日)午後1時半開演。参加無料。当日午前11時半から整理券を配布。問い合わせは【電話】046・222・4151林田さんまで。
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