秦野版【10月10日(金)号】
協定を締結した商工会議所石井会頭(右)

商議所が「タイミー」と連携 秦野市内の働き手確保へ

 地元事業者で構成する秦野商工会議所は9月25日、スキマバイトサービスを手がける(株)タイミー(東京都)と連携協定を結んだ。タイミーが県内の商工会議所と協定を締結するのは横須賀、三浦、鎌倉に次いで4例目。秦野商工会議所は、会員事業者の人手不足を解消することで地域経済の活性化へつなげていきたい考えだ。

 近年、利用者が急増しているタイミー。インターネット上のサイトを通じ、事業者は任せたい仕事や「働いてほしい時間」を掲載し、アルバイトを探している人の「働きたい時間」とマッチング。働き手に対しては、時間や場所に制約されない自由な働き方を提供する。同社によると、2025年7月時点での全国の利用者数は、サービス導入事業者が20万社、ワーカー数は1190万人にのぼる。

 秦野商工会議所とタイミーの連携では、会議所会員事業者のさまざまな業種における働き手をタイミー上で募集し、事業者がサービスを活用するにあたってのサポートを実施。会議所に加入する中小企業・会員事業者約2300社の人手不足解消を後押しする。また、地域内でのタイミー活用によって多様な働き方を推進していく。

 9月25日に商工会議所で開かれた連携協定締結式には、会議所の石井時明会頭、タイミーの地方創生グループの葛西伸也マネージャーらが出席。石井会頭は市内の人材不足に触れつつ、「今回の連携は会員事業者にプラスになると判断した。欲しい時に、欲しいだけの労働力をタイミーで確保できると思う」と期待を口にした。タイミーの葛西マネージャーも「主婦やシニア層、学生の方々が空いた時間に働くのにタイミーを活用してもらえれば」と話した。商工会議所では、今回の連携によって多様な職種への就労機会を提供し、長期的な雇用にもつなげていきたいとしている。

 10月23日(木)午後3時〜4時30分には、両者による「人材確保対策セミナー」を秦野商工会議所内で開催。参加対象は会議所の会員企業。(問)【電話】0463・81・1355

県内小中体育館の空調設置率 全国平均を下回る 本紙調査 今年度末までに2割超に

 近年の猛暑日の増加による児童、生徒の活動環境の悪化、災害時の避難場所の機能強化の観点から急務となっている公立小中学校の体育館等の空調設置。本紙は設置状況について県内の各自治体にアンケート調査を実施した。今年度末までに設置率が21・9%になる見込みである一方で、依然として全国平均を下回ることが分かった。

 文科省では学校体育館の空調設置に国の支援制度を周知するなど導入を推進している。

 県内小中学校の普通教室の設置率が99・9%に対して、文科省が今年6月に発表した「公立学校の体育館等(小学校は体育館、中学校は体育館・武道場)における空調(冷房)設備の設置状況調査」(2025年5月1日現在)によると、体育館等の設置率は14・6%で全国平均の22・7%を下回っている。県内の自治体別に見ると、設置率100%は神奈川県を含む34自治体のうち綾瀬市、寒川町、大磯町、大井町。一方で0%が17自治体あり、27の自治体で50%を下回っている。

 アンケートによると、今年度中に空調設備の設置を行う(もしくは行った)と回答したのは12自治体で、来年度以降に設置を予定していると答えたのは16自治体。すでに設置完了の4自治体を除き、23の自治体で検討が進んでいる。「今のところ設置の予定はない」と答えた自治体でも、具体的な予定はないが、おおむね設置に向けて「検討している」と回答した。今年度末までに設置率が100%となるのは神奈川県、茅ヶ崎市、海老名市の見込み。

 また、設置予定がないと答えた自治体の中には、「気化式冷風機を導入して空調対策を行っている」と回答した自治体もあった。

秦野市は実証実験中

 秦野市は小中学校22校(小学校13校・中学校9校)の体育館のうち、末広小学校体育館に7月1日から実証実験で空調設備を設置している。来年3月末までの実証実験を通じて検証した上で、全校設置に向け具体的な事業計画を検討していく。

 なお、アンケートは9月に神奈川県を含む県内34の市町村に送付。文科省の資料を示した上で、「今年度、来年度以降の空調設備の設置予定」などについて聞いた。

秦野市議会第68代議長に就任した 相原 學さん 菩提在住 77歳

「政治はハート」

 ○…「回数を重ねて、議事進行に慣れていかないと」。議長として迎えた初の議会を振り返る。菩提で生まれ育ち、外務省職員として各国の大使館駐在などキャリアを積むこと40年。定年後に帰郷し、自治会長を務める中で当時議員が選出されていなかった北地区の声を届けたいと市議に。これまで総務常任委員会副委員長、66代副議長、予算決算常任委員会委員長などを歴任。3期10年目の節目の年を、議長として歩み始めた。

 ○…北小・中出身。吉田島農林高校卒業後、厚木市役所の職員に。職場で大学に通いながら働く職員に出会ったことで、進学への思いが強くなり日本大学を受験し合格。仕事を続けながら学んだが、勉学に励むため退職。大学卒業後は外務省で第2のキャリアをスタート。アメリカ、イギリス、香港など各国に駐在したが、最も印象に残っているのはタンザニア。「その時、長女が生まれたんだよね」と下がる目尻が優しい印象だ。

 ○…各国を巡り、帰ってきたふるさと秦野への愛着は人一倍。4反の畑を管理し、丹沢山麓に囲まれトラクターに乗る時間は癒し。自宅では猫に囲まれて生活をしている。「ブラッシングの時は甘えてきて、『ごろーん』とか人間の言葉が分かるみたいなんだ」。エサのセール日を嬉々と語る姿に親近感が湧く。

 ○…市議として最初に取り組んだのは「葛葉の泉」への水洗トイレ設置。当時森林組合の理事が簡易トイレの清掃をしており、自身もその一人だったことで問題意識が芽生えた。故郷が良い方向に変わることが、原動力になっている。「政治はハート。ダメでも終わらず、より良い決着に導くことが大切」。長年の関係調整の経験を生かし、市民福祉の向上を目指していく。

会見を行う佐藤氏

秦野市長選 佐藤伸一氏が出馬表明 新人・無所属で

 来年1月の任期満了に伴う秦野市長選挙(1月18日告示、25日投開票)に、新人で農家・不動産業の佐藤伸一氏(58)が3日、記者会見を開き無所属での出馬を表明した。前回(2022年)に続き2回目の挑戦となる。  

 佐藤氏は会見で、「この4年間続けてきた活動の中で、一緒に伴走してくれるあなたのような人に期待しているという声をいただき応援の輪が広がった。その声に応えるため出馬の意思を固めました」と話した。佐藤氏は「もっと楽しく、もっと元気に、稼げる秦野」「防災・福祉・教育先進市」「誰もが輝き、支える人を支えるまち」の3本の柱を掲げる。

 「稼げる秦野」については「行政も経営という感覚を持ち、価値前提で物事を進める必要がある」とし、民間の力を活用したまちづくりや経済・観光の広域連携で、市内の人や秦野に流入した人が挑戦し稼げる基盤を構築する必要があるという考えを示した。また、自身の介護経験や長年のボランティア経験などから介護や子育て、公共交通などあらゆる分野の人手不足を痛感。「地域を支える人を支える仕組みづくりや人材育成が必要で、そこにお金を回すためには新設の箱物の見直し・検証など行財政改革が必要」とした。

 市長選については、現職の高橋昌和氏(68)も出馬を表明している。

(10月6日起稿)

ベンチの完成を喜ぶ参加者ら

遊歩道にみんなのベンチ 戸川の水無川左岸に

 高齢者などの休憩場所確保や地域住民の関係づくりを目的に行われている秦野市社会福祉協議会の「みんなのベンチプロジェクト」。これまで5カ所でベンチを作製しているが、今回は北地区で開催された。

 9月20日には北地区社協メンバーや地域住民ら22人が集合。子どもから大人まで世代を超えて協力し合い、木材を組み立て完成させた。参加者からは「一緒にいろんな道具を使って作れて楽しかった」「多世代交流にもなった」という感想も。今回製作されたベンチは、水無川の左岸遊歩道(戸川367の1)に設置されている。

中3英語力 県平均上回る 英検3級相当以上が5割

 秦野市はこのほど、2024年度の「英語教育実施状況調査」の結果を明らかにした。中学3年生で「CEFR A1レベル(英検3級相当)」以上の英語力を有すると思われる生徒の割合は50・1%。23年度から3・2ポイント、22年度から5・7ポイント向上し、2年連続県平均を上回る結果となった。

 文部科学省が各都道府県の英語教育の実施状況を把握するために13年度から行っている調査。24年度の調査対象は各都道府県・市区町村教育委員会及びすべての公立中学校・高校。中学校では中学生の英語力、英語担当教師の英語力、ICT機器の活用状況等が調査項目となり24年12月1日に実施された。

全国との差縮まる

 中学3年生で「CEFR A1レベル(英検3級相当)」以上の英語力を有すると思われる生徒の割合は、22年度で44・4%、23年度で46・9%、24年度で50・1%と年々向上している。23年度、24年度は2年連続で県平均を上回った。全国平均には及ばず23年度に3・1ポイント差、24年度は2・3ポイントと差が縮まるなど順調な伸びとなっている。

準1級相当レベルの教師が6割以上に

 調査では教師の英語力の向上が顕著となっていることも分かった。「CEFR B2レベル(英検準1級相当)」以上を取得している英語担当教師の割合は63・0%となり、全国平均の46・2%、県平均の46・5%を大幅に上回った。

 CEFR B2レベル以上を有している英語担当教師は、23年度に22年度から10・7ポイント向上し、50・0%で調査以来初めて全国平均並びに県平均を上回った。24年度は23年度からさらに13・0ポイント向上しており、2年連続で10ポイント以上の上昇となった。

 結果を受け、市教育委員会は若い教師が資格取得に積極的で、近年の採用者があらかじめ資格を持っていることが多いことや、上智大学短期大学部によるイングリッシュデイキャンプ等の特色ある教育活動が展開されていることが英語教育に対する教職員の意識の高さにつながっているとの見解を示す。今後は小中学校が連携したカリキュラムの構築や学習到達目標などの設定について、義務教育学校モデル校を中心に進めていく考えだ。

11月から経済活性化策 市議会、補正予算が可決

 2025年秦野市議会第3回定例月会議が9月30日まで開かれ、総額2億431万1千円の物価高騰対策を含む一般会計補正予算が原案通り可決された。

 物価高が続く中、市民の暮らしや地域経済を守るため、国の「物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金」を活用した市独自の物価高騰対策。電子地域通貨事業に1億2000万円、小学校給食物価高騰支援事業費ほか3事業に6523万3千円、施設園芸等燃油価格高騰対策事業費ほか1事業に1907万8千円が計上される。

1億1200万をポイントバック

 電子地域通貨事業では、OMOTANコインを活用した「ポイントバックキャンペーン」を行う。事務費で800万円、プレミアム分として1億1200万円が計上される。還元率は個店など20%、大型店など10%。ポイント付与期間は11月14日(金)〜2026年2月14日(土)。還元額は1人あたり最大5000円(個店・大型店それぞれ2500円が上限)となる。キャンペーンで付与されたポイントの利用期限は3月15日(日)までを予定。

 プレミアム分のうち200万円は、専用チャージ機キャンペーンの費用となる。市内5カ所に設置している専用チャージ機で1回1万円以上チャージした人を対象に抽選で5000ポイントを付与する。抽選は期間を分けて2回行われ、各200人が当選する。第1回は11月14日(金)〜12月31日(水)、第2回は1月1日(木)〜2月14日(土)の期間にチャージした人が対象(抽選は後日)。

 また、食材料費の高騰が続く中、小・中学校や保育所などの給食の質と量を保護者の負担を求めることなく確保するため6523万3千円を計上。食材料費の高騰分(当初予算編成時の想定16%と物価上昇率見込み24%の差額8%)を支援する。その他、燃油価格の高騰や飼料価格の高止まりが続いていることから、食と暮らしを支える農業者の負担軽減を図るため施設園芸・畜産業物価高騰対策として1907万8千円を計上することが決まった。

提言書を提出した懇話会の吉田会長(奥中央)

学校整備の提言書提出 大根中学校区の懇話会

 大根中学校区学校整備懇話会(吉田正弘会長)が9月29日、「大根中学校区小・中学校の整備等に係る提言書」を高橋昌和市長に提出した。

 秦野市は少子化・超高齢化社会において児童・生徒数の減少が進むなか、学校施設の整備について昨年9月に「みんなで考えるみらいの学校整備指針」を策定。指針では2060年代までに順次整備を検討するとしており、大根中学校区はその最初の地区に位置付けられている。

 この指針に基づき、大根地区では昨年度から地区自治会連合会会長や地区内の学校長、保護者代表などからなる懇話会を立ち上げ意見交換を実施。10回に渡る会議のほか、教職員や子ども参加のワークショップ、保護者や地域住民へのアンケートなどを経て、検討内容がまとめられた。

 提言書には、新たな学校施設は「義務教育学校化が望ましい」といった方針のほか、一体的な施設整備のため「大根小、大根中それぞれの敷地を1つとして活用」するといった意見が示されている。また、提言書にはこれまで検討を重ねてきた具体的な話し合いの結果やワークショップ、アンケート結果なども資料編として添えられた。

 提言書を受け取った高橋市長は「この内容をいかに具現化するか検討し、児童生徒が良かったと思える良い学び舎をつくっていきたい」と述べた。これを元に、市は今年度末までに「大根中学校区学校整備構想」を策定していく考えだ。

写真で見る秦野の歴史 15日までイオンで

 出張はだの歴史博物館「再発見!写真で見る秦野の歴史展2025」が10月15日(水)まで、イオン秦野ショッピングセンター2階フードコート付近で行われている。

 イオンの周年祭に合わせて開催中の同展。明治から平成に撮影された秦野市内の街並みや駅舎、駅周辺、たばこ祭などの写真80点がパネル展示されている。問い合わせは市生涯学習課【電話】0463・87・9581へ。

講座参加者募集 認知症と音楽療法 29日 萩が丘

 「ミュージック・ベース はっぴぃふぃーるど」(秦野市萩が丘1の2)で10月29日(水)、認知症講座が開催される。

 講座は「認知症と音楽療法〜音楽を使って元気に〜」と題し、認知症の話や歌、身体活動、楽器演奏などを行う。日本音楽療法学会認定音楽療法士の吉原揚子さんが講師を務める。時間は【1】午前10時半〜【2】午後1時半〜各1時間。事前申し込み制で、各回定員20人(先着)。参加無料。申し込みは【携帯電話】090・2935・0360へ。

練習風景

秦野観光和太鼓 迫力を間近で体験 公開見学会の参加者募集

 秦野観光和太鼓が11月2日(日)、表丹沢野外活動センター活動室で公開練習見学会を開催する。午前11時から正午。参加費無料。

 秦野市をPRするため、2000年6月に発足した創作和太鼓団体。幼児から80代の会員が所属し、講師には横浜市のプロの和太鼓団体「太鼓集団鼓粋」の加藤修代表、加藤拓哉さん、加藤由美さんを迎えている。主な活動としては秦野丹沢まつりや秦野たばこ祭など市内イベントへの出演、ジュニアコンクール、シニアコンクールへの出場、自主公演演奏などを行っている。

 和太鼓や伝統文化に興味ある人、習い事を探している人、経験者・未経験者など誰でも参加可。子ども連れ・途中退場も可。定員30人(予約申込制)。10月30日(木)締切。

 申し込みは秦野市観光協会【電話】0463・82・8833または【メール】kyoukai@kankou-hadano.orgへ。

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限定40人観覧受付中 森の中の音楽会 10月19日 奥津国道美術館

 奥津国道美術館(秦野市曽屋1758)が開催する人気コンサート”森の中の音楽会”。今月は10月19日(日)の開催。午後3時開演(4時30分終演予定)。現在観覧予約を

受付中。

 今回は「ハープとフルートによるデュオコンサート〜秦野の森から響く珠玉の音世界…ハープとフルートの調べ」と題し、操美穂子さん(ハープ)と江川説子さん(フルート)を迎える。

 演奏予定曲はグリーンスリーブス幻想曲(イギリス民謡)、 朝に(トゥルニエ)、ハープとアルトフルートの為の「森の画集」(岩本渡)、ミスティ(ガーナー)ほか。観覧はデザートセット付・入館料込みで3500円。小学生以下1500円。2歳以下は膝上鑑賞無料。予約制・先着40人。申込みは同美術館【電話】0463・26・7312(午前10時から午後4時)へ。水・木休館。

おおね公民館まつり 10月18日

 第46回おおね公民館まつりが10月18日(土)、大根公民館(秦野市南矢名3の16の22)で行われる。時間は午前10時〜午後3時まで。

 当日は絵手紙や鎌倉彫、生け花の作品展示のほか、バザーや火起こし体験、模擬店なども出店。多目的ホールでは、同公民館で活動する団体のほか、秦野高校弦楽合奏部、同高ストリートダンス部、東海大学ジャズ研究会などの発表も行われる。問い合わせは同公民館【電話】0463・77・7421へ。

左からAQ Group・宮沢俊哉会長、池田建設・池田章社長、コラム建設・樺島社長、同グループ・加藤博昭社長=9月10日の記者発表会で

コラム建設 木造ビル技術提供受ける 「ともつくネット」加盟企業に

 (株)コラム建設(秦野市鈴張町)はこのほど、AQ Group(本社・埼玉県さいたま市)の「中大規模木造建築 共創〈ともつく〉ネットワーク」(通称/ともつくネット)に、神奈川県で唯一の初期メンバーとして加盟した。これにより、ともつくネットの純木造による中大規模木造建築技術「AQ木のみ構法」の提供を受ける。

 この構法は、アキュラホームで知られるAQグループが20年以上にわたり蓄積してきた建築技術。従来のビルやマンションなどの構造とは異なり、柱や壁、梁などの主要構造部に鉄やコンクリートを一切使わない、日本伝統の木造軸組工法をベースとした純木造の建築方法となっている。

 コラム建設の樺島進一郎社長は「もともと弊社では住宅建築に秦野産材を標準採用しており、この技術を得ることで秦野のPRにつながるのではと考えました」と話す。コラム建設には大規模施設の建設部門と、一般住宅の新築・リフォームなどを行う建築部門がある。両者の分野を手掛ける同社だからこそ「AQ木のみ構法の技術を得ることで、弊社がこれまで培ってきた両方の技術もより生かせる」と樺島社長。『森林観光都市』を掲げる秦野市の企業として「ブランディングにもつながる」と話す。

 今年の8月に契約を交わし、ともつくネット第1号加盟企業である池田建設(株)(長野県)に続く2社目として加盟。初期メンバーとして、9月10日に埼玉県の同グループ本社で行われたともつくネットのプロジェクト記者発表会にも参加した。

 コラム建設では今後、小田原市にある所有地に県内第1号となる4〜5階建ての純木造ビルを建築予定。地元秦野でもいずれは純木造ビルを建築したい考えだ。

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秦野市内の地価プラスに 工業地の変動率県平均超え

 神奈川県は9月、2025年7月1日時点での地価調査結果を公表した。この地価調査は1平方メートルあたりの基準地の正常な価格を示したもので、国が毎年1回公示している公示価格と合わせて、一般の土地取引価格の指標となっている。

 調査結果によると、県全体の用途別平均変動率は、住宅地が3・3%(前年3・2%)、商業地は7・0%(同6・2%)、工業地は7・2%(同7・4%)。住宅地は4年連続で上昇、商業地と工業地は13年連続での上昇となっている。

 秦野市内では、住宅地(調査地点/18地点)の平均変動率が0・8%、平均価格は8万1400円(前年8万600円)。住宅地で最も上昇したのは「南矢名5丁目2066番9」で、変動率は2・2%となった。

 商業地(4地点)の平均価格は16万3500円(前年16万2000円)で平均変動率は0・9%。商業地では「鶴巻北2丁目1176番1」が変動率1・1%で、最も高い結果に。

 また、工業地(1地点)「堀山下字荒井ヶ谷戸320番2外」の変動率は7・7%(前年7・8%)、価格は7万円(前年6万5000円)となった。

 すべての用途で平均価格はプラスとなっているが、住宅地と商業地は県と比較し、平均変動率は低い水準にとどまった。一方で、工業地の変動率は県平均を上回っている。

 このほか、林地の調査地(1地点)「渋沢字下山1697番3」は、価格が121万円(10アール当たり)で変動率は横ばいとなった。

クロミかかし最優秀賞に 個性溢れる17体から

 ふるさと公園連絡協議会が田原ふるさと公園前の田んぼで9月6日から28日まで開催した「かかしまつり」の出展作品から、最優秀となる市長賞と田原ふるさと公園賞を選出した。

 今年はサンリオの「クロミ」をモチーフにしたかかし=写真右=が市長賞を、同じくサンリオの「マイメロディ」をモチーフにしたかかしが田原ふるさと公園賞を受賞した。

記念講演会のチラシ

はだのふるさと大使・映画「二宮金次郎」主演 合田雅吏さん 俳優人生を語る 秦野稲門会20周年記念講演会

 早稲田大学の卒業生で組織される「秦野稲門会」(杉本榮次会長)が、設立20周年を迎えた。同会はこれを記念し11月15日(土)に、俳優・合田雅吏さんを迎え、記念講演会を開催する。講演テーマは「俳優人生30年〜秦野発・早稲田経由・江戸行き」。

一般来場者招待

 同会が80人限定で一般来場者を無料招待。希望者は講演会事務局(秦野市文化会館内)【電話】0463・81・1211へ電話で申し込みを。10月10日(金)午前9時から受付開始(10月31日までの9時から午後5時。毎週火曜日、10月15日休業)。定員になり次第締切。記念講演会は11月15日(土)、午後1時から2時(午後0時30分開場)。会場はタウンニュースホール(東海大学前駅南口1分)。

 合田さんは、秦野市出身、東小学校、東中学校卒業。スーパー戦隊シリーズ第19作『超力戦隊オーレンジャー』で俳優デビュー。『水戸黄門』で五代目渥美格之進(格さん)役を務め、2014年小田原ふるさと大使就任、2019年に映画『二宮金次郎』主演。2020年はだのふるさと大使就任。秦野稲門会の会員でもある。

催しの様子(昨年)

自然遊びや体験満載 くずはの家秋の集い 25日と26日

 自然観察施設くずはの家(秦野市曽屋1137)が10月25日(土)と26日(日)の2日間、秦野ガス・ネイチャーパークくずは(くずはの広場)で「秋のつどい」を開催する。両日とも午前9時30分から午後3時(受付は2時)。参加無料。小雨時は規模を縮小し開催、荒天中止。

 25日のテーマは「みんなで遊ぼう!」。まつぼっくりの玉入れ、どんぐりパチンコ、けん玉であそぼっくり、どんぐり山クイズラリー、作ってあそぼう!こんちゅう工作、とべとべ小鳥、竹ぽっくりの自然遊びを実施する。遊びクリアのスタンプを集めるとおまけがもらえるスタンプラリーのほか、午前10時30分から11時には「もりりんと森の音楽隊」も行われる。

 26日は「みんなで作ろう!」がテーマ。木の実やドライフラワーを使い作品を作る「自然素材のクラフト広場」や「吹き矢を作ってあそぼう」、秦野ガスコーナー「松ぼっくりでオーナメント作り」、火起こし装置を使う「火おこし体験」を用意。秦野名水スタンプラリーや秦野名水喫茶も実施される。

 また、両日キッチンカーが出店するほか、くずはの妖精もりりんと記念撮影ができる「もりりんと遊ぼう!」(25日は午前11時からと午後1時から、26日は午前10時30分からと午後1時から)が行われる。

 イベントに関する問い合わせは、くずはの家【電話】0463・84・7874へ。

優勝した秦野FC(レッド)のメンバー

なかしんカップ 秦野FCが優勝 U12サッカー大会

 「第12回なかしんカップ争奪U─12サッカー大会」が9月15日と23日にNITTANパークおおねで開催され、秦野FC(レッド)が優勝を飾った。

 秦野市サッカー協会が主催し、中栄信用金庫が協賛する同大会。秦野市、伊勢原市、開成町の16チームが参加し、15日はリーグ戦、23日はトーナメント戦が行われた。

 決勝戦は、秦野FC(レッド)と秦野本町SS(イエロー)の対戦に。前半は拮抗した試合展開となるも、前半終了間際に秦野FCがコーナーキックのチャンスから得点を奪い、前半が終了した。

 後半は秦野本町SSがボールを保持し優位に試合を進めるも、秦野FCが1点を守り切り1対0で優勝を決めた。

 3位は秦野本町SS(ブラック)。

渋沢小学校の校長室に飾られる歴代PTA会長の写真(写真の一部を加工)

「歴代校長」じゃない写真 渋沢小校長室に43人分

 校長室に飾られるものと言えば、その学校の歴代校長たちの顔写真。ところが、秦野市立渋沢小学校の校長室には別の人々の写真もずらりと飾られている。1975年の開校から2024年度までの50年で、その数は43人。写真はモノクロからカラーへと変遷し、ほとんどが男性だが一部女性もいる。

 校長室の一面を使って並んでいるのは、額に入った歴代PTA会長の写真だ。半世紀前の初代会長から始まり、基本的には1年ごとに新会長へと移っていくが、中には3年間務めた人も。結果、昨年までのPTA会長は43人を数える。一方、歴代校長の顔写真も部屋の別面に並ぶ。それぞれの校長が複数年歴任するため、写真はまだ12人分だ。

 渋沢小の平井健一現校長は、10年ほど前に西小学校へ勤務していた時、PTA担当教員として当時の会長の写真を校長室へ取り付けた経験がある。「こういうことをしている学校もあるんだな」と思った程度だったが、渋沢小の校長室で過ごすようになり写真への意識は強まった。児童が部屋を訪ねて来ると、写真を指差しながら「地域の人と学校とのつながりはずっと続いてきているんだよ」と。

市内西側に集中

 実は、秦野市内の小中学校の校長室にPTA会長の写真を飾っているのは渋沢小だけではない。小学校なら、市内13校のうち渋沢、西、堀川小の3校。中学校は9校のうち、西と渋沢中の2校が校長室に写真を並べる。また、上小学校ではPTA会議室に写真を飾っているという。

 こう見ると、市内西側にこの習慣が多いことが分かる。市教育委員会によると、「始まりは定かではない」とした上で、「近年では、学校運営に保護者や地域の人々が参画するコミュニティスクール(学校運営協議会制度)を市内で先駆けて広げていったのも西地区。昔から地域との連携が強いのかもしれない」。

 前出の平井校長は言う。「学校、家庭、地域でともに子どもたちを育んでいけたらいい」。来たる10月14日は、1952年同日にPTAの全国組織ができたことから「PTA結成の日」とされている。

里山に「十月桜」

 秦野市寺山に、秋に咲く花として知られる「十月桜」が姿を見せ始めた=写真(10月4日撮影)。

 十月桜は、手打ちそば石庄庵の敷地内で開花。この桜は、毎年2度花を咲かせる珍しい品種。同店店主の石井貞男さんは、「今年の開花は例年に比べて2週間ほど遅かった」と言い、「このあたりはこれから紅葉も深まっていくので、里山の秋を楽しんでもらえれば」と話す。

 同所の十月桜は、2月頃まで咲いている。

あいさつする神倉県議

神倉寛明県議 後援組織を発足 甘利明氏招き特別講演も

 神倉寛明県議会議員の後援組織「神友会」の発足式が9月29日、グランドホテル神奈中秦野9階スカイバンケットを会場に行われた。

 地域経済活性化を目的に発足した同会。当日は吉川伸治元神奈川県副知事をはじめ、秦野市を中心とした企業・団体関係者約60人が出席した。

 神倉県議は「政治と経済、そのどちらかだけではダメで、両輪で地域経済を良くしていかなければならない。その先頭に立ち、さまざまな課題を県政や市政、場合によっては国政に届ける役割を果たさないといけないという思いで発足した」とあいさつ。そのためには全線開通を控える新東名高速道路のインターチェンジ周辺や駅周辺の整備とまちづくりが必要であることを訴えた。

 その後、元経済産業大臣の甘利明氏を講師に招き、「半導体産業と日本列島改造」を講演。日本が国際社会で生き残る手段の一つとして技術革新と半導体産業への参入が重要であることなどを、出席者らは学んだ。

曽屋水道記念公園

秦野歴史おこしの会 30周年記念講演会を開催 曽屋水道記念公園見学会も

 NPO法人秦野歴史おこしの会(小泉孝理事長)が10月25日(土)、会設立30周年記念講演会「曽屋水道と常滑焼」を、本町公民館で開催する。午後1時から(開場30分前)、定員は当日先着80人。会員無料、一般参加費200円(資料代)。

 1890(明治23)年3月に給水を開始した曽屋水道は、簡易陶管水道・自営水道としては全国的に早い時期に建設された近代水道で、安価で衛生的に給水できる常滑製の陶管を採用していた。講演会では、とこなめ陶の森資料館主査学芸員の小栗康寛さんを講師に招き、「先人たちの熱意と努力の結晶である曽屋水道」の足跡を学ぶ。

 また、講演前の午前10時と11時の2回、曽屋水道記念公園(秦野市水神町9の23)で「国登録記念物曽屋水道記念公園見学会」を開催。こちらは参加自由で現地集合。

 講演会と見学会はどちらかのみの参加も可能。問い合わせは同会の佐藤さん【携帯電話】090・9835・9899へ。

スピーチする八田さん(市提供)

八田悠莉さん2年連続1位 中学生英語スピーチ大会

 「第14回中学生英語スピーチコンテスト」が秦野市保健福祉センターで9月14日に開催され、八田悠莉さん(西中3年)が2年連続で1位に輝いた。

 同コンテストは、秦野市が次世代を担う青少年の国際感覚や平和意識を育み、英語力向上を図ろうと2011年度から実施。今年は市内在住の中学1〜3年生14人が出場し、英語に対する考え方、環境問題など多岐にわたる内容のスピーチが披露された。

 入賞者は以下の通り。2位ライト麗雄さん、3位伊藤茉莉さん、4位古市小夏さん、5位佐藤咲那さん、6位芳賀有恭さん。また、伊藤茉莉さんがオーディエンス賞も獲得した。

優雅な踊りを披露する

海老名で越中おわら節 四季の会が発表会

 海老名市を拠点に風の盆で知られる「越中おわら節」の練習に取り組む海老名おわら四季の会が11月16日(日)、海老名市文化会館(海老名駅西口から徒歩5分)で発表会を開く。午後1時開演(正午開場)、3時30分終演。入場無料。

 越中おわら節は富山市八尾地域の郷土芸能。公演では相模の情景を織り込んだ唄と演舞を合わせた創作おわらが披露される。(問)【電話】046・232・8182若山さん。

障害者施設の作品即売会 10月11日 イオン秦野SC

 障害者施設による自主作品などの展示即売会が10月11日(土)、イオン秦野ショッピングセンターで開催される。午前9時から午後3時。

 今月は、ゆめ散歩(市内事業所自主製品など)、ジョブライフはたの(レジンアクセサリー)、ちっちゃな星の会(ラスク・手芸品など)、秦野ワークセンター(陶芸・手工芸品)、弘済学園(花苗・ハーブティー)の5事業所が出店する。問い合わせは、ともしびショップゆめ散歩【電話】0463・73・6031へ。

上野理事長(左)と沼尻音楽監督

神奈川フィル 「地元神奈川で音楽を通じて地域に貢献したい」 来シーズンのプログラムを発表

 神奈川フィルハーモニー管弦楽団は9月16日、来シーズンのプログラムを発表する記者会見を横浜みなとみらいホールで開いた。会見には同楽団理事長の上野孝氏、音楽監督の沼尻竜典氏らが出席した。

 会見で上野氏は、定期公演を行っていた神奈川県民ホール休館にあたり、今年度立ち上げた「ミューザ川崎」での定期公演に触れ「大変好評で、次年度は公演を増やす予定」と明言。沼尻氏は、「ミューザ川崎では次年度も2027年に没後200年を迎えるベートーヴェンを取り上げ、12月の『第九』のほか、交響曲『2番』『8番』『英雄』などをお届けしたい」とした。なおオペラに造詣が深い沼尻氏による「日本人による制作オペラ」は次年度はプッチーニの歌劇「トスカ」が予定されている。上野氏は「神奈川県全域での巡回公演もあり、これからも地域の方々へ音楽を通じて社会貢献していきたい」と意気込んだ。
防衛戦に勝利した三上さん

キックボクシング 三上義満さんが初防衛

 昨年、35歳以上のアマチュアキックボクシング「NICE MIDDLE(ナイスミドル)」のヘビー級(80kg以上)で3代目王座に就いた堀川在住・三上義満さん(42)。建設業に従事する傍ら、「GARU(ガル)」のリングネームでキックボクサーとしても活躍する三上さんが、今年9月に新宿で開催された初防衛戦で勝利。チャンピオンベルトを守った。「とにかくうれしい。スタッフへの感謝が大きい」と笑顔をのぞかせた。

 参戦中の「NICE MIDDLE」は、旗揚げから18年目のキックボクシング大会。三上さんのように、普段はさまざまな業種で働くアマチュア選手が集い、ヘッドギアなしで戦う。昨年11月に初のタイトル戦へ挑んだ三上さんは、10年間にわたってその座を守ってきた王者を倒し、新チャンピオンとなった。

 迎えた今年9月7日。王者として初の防衛戦(2分×3ラウンド)は、過去に別の試合で負けたことのある相手。リベンジマッチ-。王者として驕ることなくリングに上がり、最終3ラウンド、プロボクサー経験もある三上さんの得意の右ストレートが決まり、残り1秒でKO勝ちを収めた。

 「子どもたちにおじさんが頑張っているところを見せたい」。そう話す3代目王者は、市内のエクササイズ教室「ガルザップ」で、子どもの指導にもあたる。1年前に倒した2代目の孫からは宣戦布告されている。「あと20年防衛したら、ベルトを取りに行く」と。三上さんも言う。「還暦まで続け、その時ベルトを持っていられたらいいですね」

 

 

男女共に準優勝した丹沢ジュニア

丹沢ジュニアが男女準優勝 県小学生ソフトテニスで

 ソフトテニスの丹沢ジュニア(小池貴之監督)が、9月15日に行われた神奈川県小学生ソフトテニス選手権大会(県立スポーツセンター/藤沢市)で男女ともに団体戦で準優勝した。

 女子チームは接戦を制して予選を突破。迎えた決勝戦では低学年女子ペアが意地を見せ1勝をもぎ取ったが、惜しくも敗れ準優勝となった。

 一方、男子チームは今年大きく体制が変わり、不安要素も多かったという。しかし高いチーム力を発揮し、決勝戦まで勝ち進み、昨年と同じく準優勝となった。

 丹沢ジュニアは「女子チームは最後まで諦めずに戦う姿勢と、互いを支え合うチームの雰囲気が印象的だった。男子チームは決勝まで行けたことが奇跡でした。団結力の高さと元気の良さが最高の結果に導いてくれた」と話している。

 出場選手は次の通り(敬称略)。▽女子チーム/片山なつ(平塚市立旭小6年)、高橋優奈(南小6年)、片野結唯(北小5年)、小野田莉歩(東小5年)、北島咲(東小5年)、松野虹心(大井町立上大井小4年)、齋藤夏希(東小4年)。▽男子チーム/岩本八曇(渋沢小6年)、片野稜大(北小6年)、森山呂義(中井町立井ノ口小6年)、小川竣亮(本町小5年)、片山蒼悟(東小4年)、柳川蓮(大井町立相和小3年)

打線が2・3回戦で爆発(チーム提供)

秦野リトルシニア ベスト8で関東へ 南関東支部秋季大会で

 中学生の硬式野球チーム秦野リトルシニア(牧嶋和昭監督、部員62人)が、8月24日から開催された南関東支部秋季大会(61チーム参加)でベスト8に進出し、2年連続で秋の関東大会への出場を決めた。

 初戦の瀬谷シニアでは序盤2失点するも、終盤に打線が奮起し8対2で勝利。打線が爆発した2回戦では横浜金沢シニアに10対0の4回コールド、続く逗子シニア戦を7対0の6回コールドと快進撃を見せた。

 準々決勝では昨年度優勝の中本牧シニアに中盤まで善戦するも、3対6で敗れた。牧嶋監督は「関東大会シード権を得るベスト4には届かなかったが、前チームの夏の全国大会出場で新チーム始動が遅れたことを考慮すれば立派な成績。選手たちは大会を通し、一戦ごとに成長してくれた。関東は大阪で来春行われる全国選抜大会の選考大会でもあるので、3年ぶり7回目の春の選抜出場という大きな目標に向け、一つでも多く勝ち上がりたい」と話した。

 新チームの主将・山崎紘輝さん(厚木市立東名中2年)も「これだけの人数がいるチームをまとめるのは大変だけど、副主将2人が支えてくれている。前チームより打撃力は強くないが、チーム全員で一つずつ勝ち上がっていきたい」と意気込みを語った。

 関東大会1回戦は10月12日(日)に行われる。