秦野 スポーツ
公開日:2025.10.09
キックボクシング
三上義満さんが初防衛
昨年、35歳以上のアマチュアキックボクシング「NICE MIDDLE(ナイスミドル)」のヘビー級(80kg以上)で3代目王座に就いた堀川在住・三上義満さん(42)。建設業に従事する傍ら、「GARU(ガル)」のリングネームでキックボクサーとしても活躍する三上さんが、今年9月に新宿で開催された初防衛戦で勝利。チャンピオンベルトを守った。「とにかくうれしい。スタッフへの感謝が大きい」と笑顔をのぞかせた。
参戦中の「NICE MIDDLE」は、旗揚げから18年目のキックボクシング大会。三上さんのように、普段はさまざまな業種で働くアマチュア選手が集い、ヘッドギアなしで戦う。昨年11月に初のタイトル戦へ挑んだ三上さんは、10年間にわたってその座を守ってきた王者を倒し、新チャンピオンとなった。
迎えた今年9月7日。王者として初の防衛戦(2分×3ラウンド)は、過去に別の試合で負けたことのある相手。リベンジマッチ-。王者として驕ることなくリングに上がり、最終3ラウンド、プロボクサー経験もある三上さんの得意の右ストレートが決まり、残り1秒でKO勝ちを収めた。
「子どもたちにおじさんが頑張っているところを見せたい」。そう話す3代目王者は、市内のエクササイズ教室「ガルザップ」で、子どもの指導にもあたる。1年前に倒した2代目の孫からは宣戦布告されている。「あと20年防衛したら、ベルトを取りに行く」と。三上さんも言う。「還暦まで続け、その時ベルトを持っていられたらいいですね」
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