都筑区版【12月4日(木)号】
トロフィーを持つ安食泰虎さん(左)と賢一さん

【横浜市都筑区】早渕在住・高校1年生の安食泰虎さん ダーツ全国大会で最年少日本一 親子ダブルスでも2位

 早渕在住で高校1年生の安食泰虎(あじきたいが)さん(15)が11月9日、横浜産貿ホール=中区=で開催された「第25回 AKDO OPEN DARTS TOURNAMENT」の男子個人で最年少優勝の快挙を達成。大会では、プロ選手で父の賢一さん(53)と臨んだダブルスでも準優勝を果たした。

 全国各地からプロや日本代表選手らも集う同大会。出場者約300人が「スティールダーツ」の日本一の座をかけ、トーナメント方式で競い合った。

 「スティールダーツ」は、中世ヨーロッパで始まったとされている歴史あるスポーツ。一般的に知られる「ソフトダーツ」と異なり、ダーツの先端が鉄でできており、スコアのカウント方法も異なる。安食さんは「計算機能を備えていないため、自分でスコアを控える必要がある」と競技の難点を語る。

 安食さんは3回戦でプロ選手とも対戦。「父の知り合いで面識のあった相手。一番集中して臨めた」と振り返る。その後も実力のある大人たちを相手に勝利を重ね、歴代最年少優勝に輝いた。安食さんは「負けたら終わりの一発勝負で緊張したが、優勝できてうれしい」と笑みをこぼす。

 さらに父・賢一さんと「親子タッグ」を組んで臨んだダブルスでも準優勝し、ダブル入賞を果たした。

父の背中を見て

 安食さんがダーツを始めたのは、プロ選手として活躍する賢一さんの影響。母・めぐみさんは「1歳の頃にはダーツを握っていた。父の投げる姿をずっと見ていたからか、幼少期から様になってた」と懐古する。

 大会に初めて出場したのは今年7月。「高校受験も終わったし、そろそろ出てみたいと思った」と動機を明かす。初めての大会では、極度の緊張と環境の変化に戸惑い、ダーツを持つ手が震えた。結果は18歳以下の「ユース部門」で全国3位。「たまたま勝ち上がれただけだった。実力は出し切れてない」と悔しさを滲ませた。

 その後、大会出場を通して経験を重ね、その度に表彰状を持ち帰った。賢一さんも「息子の試合慣れのため」とダブルスでの出場を誘うように。安食さんは「技術面でのアドバイスはくれないけれど、スコアのカウントなどで参考になることも多い」とうれしそうな表情を見せる。

 今後の目標は「スティールダーツのユース日本代表になること。そのためには国内上位2位以内に入らなければならない。今後も大会で勝ち続けたい」とまっすぐ前を見た。

【横浜市都筑区】センター北はクリスマスマーケットでドイツムードに 12月6、7日に駅前広場とボッシュホール

 本場ドイツのクリスマスマーケットの雰囲気が味わえる「ドイツクリスマスマーケットin都筑2025」が12月6日(土)、7日(日)の2日間開催される。今年はセンター北駅前芝生広場のほかボッシュフォーラムつづき(BFT)でもイベントが開催される。午前10時から、6日は午後8時、7日は7時まで。

 クリスマスマーケットは、2011年の日独交流150周年を機に、翌12年12月に始まった。主催は都筑・ドイツ交流イベント実行委員会とセンター北商業振興会。

サンタと記念撮影

 センター北駅前の芝生広場では、6日午前11時30分にオープニングセレモニーが行われ、クリスマスにまつわる劇や第九の合唱などが披露される。7日には午後2時からサンタクロースと一緒に記念撮影ができる「サンタクロースタイム」がある。

 会場には東京横浜独逸学園やドイツゆかりの企業、団体が出店。ソーセージやチキン、ドイツビール、ホットワインなど飲食の販売のほか、クリスマスリースなどの雑貨の販売、スワッグ作りやメイドインつづきによるワークショップなども出店される。他にも都筑に工場がある山崎製パンが、このイベントのために作ったヨーロッパの伝統菓子「クグロフ」や「クラップフェン」、定番の「ランチパック」ドイツバージョンも個数限定で登場。ステージ脇の本部で販売される。

 また、昨年までの来場者アンケートで「ドイツの人たちと、もっと交流したい」との声が多く寄せられていたことから、新たに子ども向けのドイツ語カフェも開かれる(6日のみ)。

みなきたマルシェも

 BFTでは、ボッシュ本社内で段ボールや廃材を使って作るアップサイクル型のクリスマスツリー作り(先着順・両日午前11時〜、午後3時〜)や絵本の読み聞かせなどが行われる。全天候型広場のプラッツではみなきたマルシェ(午後4時まで)が開催される。

 ボッシュホールでは関連イベントとして12月6日(土)、「クリスマスシアターwithフェリス女学院大学」が開かれる。

 同大の学生・教員が出演するイベントは、2部制。午後3時からの1部はミニオペラで、演目は「ヘンゼルとグレーテル」。午後5時30分からの2部は、朗読で贈るクラシックコンサート。「ドイツの森の音楽会」と題しクリスマスソングを一緒に歌う。どちらも全席自由で中学生以上2000円、子ども(4歳〜小学生)が1000円。

 なお1部の公演は最後に子どもたちによる合唱シーンがあり、参加希望者のための合唱ワークショップが公演前の午後1時から行われる。参加対象は4歳から18歳で定員50人。参加費は500円。なお別途公演チケットが必要。

 チケットおよびワークショップの予約、問合せはボッシュホール【電話】045・530・5084。

 問合せは都筑区地域振興課都筑・ドイツ交流イベント担当【電話】045・948・2236(平日午前9時から午後5時)。

雑談を交わしながら霧が丘公園でラジオ体操をする参加者ら

老人クラブ 互助の輪に加わって 重要性増す「友愛活動」

 緑区にある霧が丘公園で、毎日ラジオ体操の会が開かれている。50代〜80代を中心に、多いときは50人ほど参加者が集まるという交流の場だ。(公財)市老人クラブ連合会の孤独・孤立防止の「友愛活動」の一環で始まったもので、現在は高齢者らの社会参加の場となっている。早朝の地域のたまり場を訪れ、活動の経緯や参加者の声を取材した。

 ラジオ体操が始まるのは午前6時30分。早朝の静かな公園に徐々に人が集まり、参加者の1人がラジオをかけると、全員が一斉に体操を始める。「誰かが仕切っているわけではない。誰でも参加していいので、自然と集まってくるんです」と、20年ほど前から通う80代の女性は話す。約5分の体操が終わると参加者らは散り散りに。雨が降っても元日でも、この光景が毎日繰り返されているという。

 今年の夏から通い始めたという50代の女性は「健康のために始めたけれど顔見知りが増えて、買い物やイベントなど身近な情報を交換する場にもなっている」と話す。高齢者同士の交流などを促すこのような「居場所・たまり場」は各地区にあり、市老人クラブ連合会HPの「友愛活動」のページにまとめられている。

一歩先の見守りへ 

 老人クラブとは地域を基盤とする主に高齢者による自主組織で、横浜市には1315クラブ、7万8020人の会員がいる。このうち6259人が市老人クラブ連合会理事長から委嘱を受けて「友愛活動員」として活動している(2025年4月1日時点)。

 友愛活動とは、霧が丘公園で行われているラジオ体操のような「居場所・たまり場」づくりのほかに、自宅訪問や日常生活の支援などさまざま。高齢者同士で同世代の仲間を支え合うことを目的としている。ところが、超高齢社会を迎え、高齢者の人口が今後約20年は増加を続けることが見込まれている一方で、友愛活動員の数は減少している。同連合会事業課の担当者によると、コロナ禍で外出を控えていた高齢者が自粛ムードが収まった後も自宅にこもっている傾向があり、今まさに友愛活動の重要性が高まっていることを実感しているという。

 同連合会として特に力を入れていきたいのが、自宅にこもりがちな高齢者へのアプローチだ。「元気な高齢者同士が仲良く活動するだけでなく、友愛活動員には一歩先の見守り活動として、『対象者』(一人暮らしの高齢者など)への電話や訪問などに取り組んでいただきたい」と担当者。顔の見える関係性ができれば必要に応じて地域ケアプラザや民生委員などと連携してサポートもできる。

 担当者によると友愛活動への理解度や熱心さは地区によってさまざま。緑区の老人クラブを取りまとめる緑区老人クラブ連合会の平井充子会長は、各クラブの活動の様子を把握するため区内全65クラブの視察を順番に行っているという。「会長として活動の実態を知らないと」と視察を始め、「率直な意見があり学びがある」と現状の把握に努めている。

 「高齢者をどうやって社会につなげていくか。孤立・孤独防止のために力を入れていきたい。日常から支え合う関係性ができていれば災害時にも生きる」と担当者は呼び掛けている。老人クラブへの入会や居場所・たまり場に関する詳細など問い合わせは各地区の老人クラブ連合会へ。

横浜市 空家増加に備え窓口強化 高齢者のみ世帯が3割に

 横浜市は「空家予備軍」の世帯数の割合が関東の政令指定都市で最も高い(第3期市空家等対策計画)。市はこれらの背景から「腐朽・破損のある住宅」等の数が今後増加していくことを見越して、8月から12月26日(金)までモデル実施として「近隣の空家等に関する相談受付コールセンター」を設置している。

 「空家予備軍」とは、一戸建住宅に住む高齢者のみ世帯のこと。この数が2013年から18年に約2万6千世帯、18年から23年に約1万1千世帯増加し、23年時点で世帯全体の約3割を占めている(第23回横浜市空家等対策協議会)。これは将来的に空家になる可能性が高い世帯が増えていることを意味する。

 コールセンター(【電話】03・4476・8043)の設置は、これまで市職員が対応していた相談業務を民間事業者に委託する取り組み。市の担当者によると空家等に関する相談件数は増加傾向で、特に樹木の繁茂に関する問い合わせが多い。

 市ではこのほか空家の流通促進に向け、空家所有者と空家活用を希望する人のマッチングなどに取り組んでいる。

晋山式を終え、龍雲寺の新住職に就任した 野呂 宗幸さん 川崎市在住 44歳


新天地で新たな縁を紡ぐ

 ○…晋山式を終え、多くの檀家への披露目が済んだ。「思ったほど緊張しなかった」と安堵の表情を浮かべ振り返った。病で寺を離れた先代住職や本寺から兼務を任された住職に代わり、開創470年の歴史を持つ龍雲寺の新しい住職に就任。「檀家の方々に安心してお参りに来ていただければ」と呼び掛けた。

 ○…川崎区の教安寺の次男として生まれた。「次男なので『寺は継げない』と勝手に思っていた」ため、仏業以外でさまざまな経験を積んだ。中学時代に二輪のレーシングスクールに通い、高校卒業後は声優を目指した。モーターレースの世界でフォーミュラカーのオーディションにも合格したり、ホテルのベッドメイクや運転技術を生かして、船で輸送する車両が動かないようベルトやロープなどで固定するラッシング作業の仕事などにも従事した。

 ○…実家の住職である父の大病を機に、仏門に入ることを決意。父亡き後は副住職として兄をサポートし続けた。24時間僧侶として過ごすうち「いずれは自分も住職に」との思いが強くなった。今回の住職就任には「ご縁をいただいた」と頭を垂れる。駅前のビルに囲まれた実家の寺と違い、東方町の自然に囲まれた寺は「樹木が多く、草木の手入れが大変。でもチェーンソーでの剪定や草刈り、落ち葉掃きなど、実は好きみたい」と自身の新たな一面を見つけ喜んだ。

 ○…川崎で妻の両親と2世帯で暮らしているため、しばらくは「通い」住職となる。ただ来春小学校を卒業する長男が寺の近くの中学に進学したい、と言ってくれたため、しばらく男同士の親子2人での生活が始まる。「大変かもしれないけれど、楽しみでもあります」と照れ臭そうにほほ笑んだ。

えだきん商店会 約30年ぶりの感謝祭

 えだきん商店会(宮原勇貴会長)主催の「クリスマス感謝祭」が12月19日(金)まで開催されている。

 期間中に、同会の加盟店で買い物をするとポイントが貯まり、ポイントは20日(土)・21日(日)のガラポン抽選会の抽選券と引き換えられる。

 宮原会長は「加盟店が増加したこともあり、約30年ぶりに『復活』しました。たくさんの人に参加してほしいです」と呼びかける。

秋の叙勲 都筑区から9人が受章

 秋の叙勲受章者がこのほど発表された。都筑区からは9人が受章した。区内の受章者は以下の通り(敬称略。カッコ内は年齢・主要経歴)

【瑞宝重光章】利根川一(70・元内閣官房郵政民営化推進室長)【瑞宝中綬章】大嶋英一(74・元特命全権大使・フィジー国駐箚)、苅谷春郎(78・法政大学名誉教授)、山本徳治(71・元国土交通省水管理・国土保全局次長)【瑞宝小綬章】淺岡廣一(83・元公立高等学校長)、南敏章(72・元公立高等学校長)【瑞宝双光章】佐藤恭一(70・元中小企業庁長官官房業務管理官)【瑞宝単光章】堀素美子(76・元各種統計調査員)、皆川善康(71・元横浜市都筑消防団団長)

お詫びと訂正

 11月27日号都筑区版トップ記事で「叙勲・褒章 都筑区から2人受章」とあるのは「褒章 都筑区から2人受章」の誤りでした。叙勲受章者および関係者、読者にお詫びして訂正します。 編集室

「ささぶねのみちカスケード クリーン作戦」の参加者

みんなで緑道をきれいに 区内2カ所で「クリーン作戦」

 緑道の美化活動「ささぶねのみちカスケード クリーン作戦」が11月24日に鴨池公園で、「せせらぎクリーン作戦」が11月29日にくさぶえのみちで行われた。

 鴨池公園には約140人、くさぶえのみちには約100人が参加。それぞれ清掃活動後には「お楽しみ会」を実施。緑道にまつわるクイズや白地図に地域の好きな場所を記す「遊び場マップ」の作成などを楽しんだ。

 鴨池公園で清掃を行った、緑道ハレバレ会の江幡千代子代表は「小さな子どもから大人まで、幅広い方に参加いただき、うれしい。各々が美化活動を通して、緑道の魅力に改めて気付いてくれたら」と笑顔で話した。

 くさぶえのみちの清掃に参加した、ぐるっと緑道の稲田道さんは「前回よりも活動範囲を広げて清掃した。近隣住民以外の参加も増えはじめ、活動が地域の方々に浸透してきたと感じている」と喜びを語った。

行列を従え寺に向かう野呂新住職(中央)

龍雲寺で晋山式 野呂宗幸新住職が就任

 東方町の龍雲寺で11月21日、新しい住職を迎える晋山式が行われた。

 新しく住職に就任したのは、教安寺=川崎市川崎区=の副住職、野呂宗幸さん=関連に人物風土記=。

 同寺は先代の住職が病気のため、本寺にあたる泉谷寺の住職が兼務していたが、推薦があり、昨年6月、任命された。

 晋山式では、野呂新住職が稚児や他の僧侶、檀信徒と共に華やかな行列で寺へ向かい、本堂での説法や法要などを執り行った。その後、新横浜グレイスホテルに場所を移し祝賀会が催された。

 龍雲寺は1555年、養蓮社順舜清公和尚によって開山。山門前の老松に夜ごと灯がともったことから「燈松院」と号したと伝えられている。

あっぷりけと「おはなし会」 12月16日、ポポラ

 ショッピングタウンあいたい5階の都筑区子育て支援センターポポラで12月16日(火)、「Xmasおはなし会」が開催される。午後2時30分から3時。

 子育て支援グループの「あっぷりけ」が絵本やパネルシアターを使った読み聞かせやわらべ歌を歌ったりして、親子でクリスマス気分を楽しめる。対象は未就学の親子で先着12組程度。参加無料。

 申込み・問合せはポポラ【電話】045・912・5135(火〜土曜午前10時〜午後5時)

申込みフォームの二次元コード付きのチラシ

踊ってクリスマス気分 12月14日、&moveで

 「&move dance studio」(茅ケ崎中央56の40)で12月14日(日)、「クリスマスパーティー」が開催される。

 小学生・初心者向けの「クリスマス特別ダンスワークショップ」(午後1時から1時50分)やサンタとの写真撮影(2時から3時)を楽しめる。

 参加無料。片方だけの参加も可。ワークショップは事前申込み制。申込みは専用フォームから。問合せは、同スタジオまで【メール】info@andmove.jp。

ビールを堪能する来場者

秋晴れの中「ぐびっと」 クラフトビールフェス

 BBQ PARK THE B`NC主催の「クラフトビールフェス」が11月24日、モザイクモール港北屋上で初開催された。

 中川の「Yellow Monkey Brewing」など、横浜ゆかりのクラフトビール専門店が出店したほか、都筑区の畑で育ったホップで作ったクラフトビール「MonaMona」も初めて販売された。

 ビールは開始2時間で完売続出。各店舗が補充に駆け回るほどの盛況ぶりだった。来場者からは、2回目の開催を望む声も多数挙がった。

植え替え作業を行う児童と園児

仲町台うさぎ公園愛護会 児童・園児と花の植え替え

 仲町台うさぎ公園愛護会(折戸忍会長)が11月28日、折本小学校3年生や近隣の保育園児らとともに、同公園の沿道約40mに渡って、約150本の花を植え替えた。

 毎年恒例になっている植え替え作業。今回は同園で工事が行われることから、仮植えとなったが「楽しみにしてくれている子も多いので、中止にはしない」と児童・園児らを思いやる折戸会長。作業中は、児童が園児に手順を教える姿も見られた。

<PR>
【LINE読者限定プレゼント】
【LINE読者限定プレゼント】
毎月15名様に抽選で『Amazonギフト券1,000円分』をプレゼント!ギフト券以外のプレゼントもあるかも!是非チェックしてみてください。 (続きを読む)
川久保さん

緑税務署 22人2団体を納税表彰 小・中学生の表彰も

 2025年度の納税表彰式が11月13日にMELONDIAあざみ野で行われ、国税の申告と納税及び租税教育等に関して、功績顕著な個人・団体が表彰された。緑税務署、緑県税事務所、緑税務懇話会主催。

 当日は緑税務署の管轄区域の青葉区・緑区・都筑区から22人と2団体が表彰された。受彰者を代表して(公社)緑法人会で理事を務める川久保章さんが「所属団体を通じて、今後も納税道義の高揚と税務行政の円滑な運営に協力していきたい」とあいさつした。

 受彰者は以下(敬称略)。【緑税務署長表彰】▽高木博子(緑納税貯蓄組合連合会)▽田中宏佳(みどり青色申告会=以下青色申告会)▽萩原ふじ(同)▽川久保章(緑法人会)▽藤澤一久(同)▽小玉健三(緑間税会)【緑税務署長感謝状】▽大山博史(青色申告会)▽杉村昇(同)▽河原進一(緑法人会)▽小島喜一(同)▽村田博幸(横浜小売酒販組合緑支部)▽納税貯蓄組合連合会【租税教育推進校等緑税務署長感謝状】▽横浜市立折本小学校【緑県税事務所長表彰】▽大西英二(青色申告会)▽藤田昇良(緑間税会)▽近岡秀典(東京地方税理士会緑支部)【みどり青色申告会会長表彰】▽大山博史(青色申告会)▽尾崎奈緒子(同)▽藤田祐司(同)【緑法人会会長表彰】▽歌田清貴(緑法人会)▽荻原聡美(同)▽島田透代(同)【緑間税会会長表彰】▽佐藤文雄(緑間税会)【緑優良申告法人会会長表彰】▽荒川徹也(緑優良申告法人会)▽菅沼伸之(同)

 また同日、「税の標語」「税に関する絵はがきコンクール」「中学生の『税についての作文』」の表彰式も開催され、管轄区域の小・中学生13人が表彰された。

 受賞者は以下(敬称略)。〇税の標語【緑税務署長賞】高妻裕美子(桂小6年)【緑間税会会長賞】中井研仁(鴨志田第一小6年)〇税に関する絵はがきコンクール【緑税務署長賞】平本瑠那(霧が丘学園小学部6年)【緑法人会会長賞】小松友柚香(新石川小6年)〇中学生の「税についての作文」【緑税務署長賞】池琴帆(谷本中3年)【緑県税事務所長賞】藤橋朋花(同)【緑納税貯蓄組合連合会会長賞】高野芽生(川和中3年)【みどり青色申告会会長賞】疋田穣(茅ケ崎中3年)【東京地方税理士会緑支部支部長賞】眞壁秀明(サレジオ学院中3年)【緑優良申告法人会会長賞】渕野紗彩(あざみ野中3年)【緑区長賞】松本実緒(十日市場中3年)【青葉区長賞】佐藤優理(桐蔭学園中等教育学校3年)【都筑区長賞】西田ひかり(荏田南中3年)

(左から)宮本さん、佐々田区長、角田さん

市税の普及啓発に表彰 宮本さん・角田さん

 (公社)緑法人会副会長の宮本繁さんと緑納税貯蓄組合連合会婦人部長の角田百合子さんが11月21日、市税の普及啓発や納税意識の高揚に努め、市税務行政の円滑な推進に貢献したとして、佐々田賢一区長から表彰を受けた。

 宮本さんは同法人会の活動を通し、税務に関する研修会や区民まつりなどで市税知識の普及啓発に努めたほか、会員の意見をもとに税制改正の実現に向けた活動を行っている。角田さんは同連合会の活動を通し、区民まつりや農協まつりでの広報印刷物の配布や中学生の税の作文コンクールで審査員を務めるなど、納税啓発に尽力している。

 宮本さんは「緑法人会は会員が減少傾向にある。今後は増強に力を入れつつ、啓発活動も続けていきたい」と話し、角田さんは「作文コンクールでは、中学生の税に関する関心が窺える。今後も普及啓発の継続を」と前を向いた。

産業廃棄物を同時収集するため屋根部分に籠を取り付けた実証実験中のパッカー車

事業系ごみ収集 市、効率化へ実証実験 CO2削減、人手不足に対応

 横浜市は、事業系の一般廃棄物と産業廃棄物の収集運搬車両を兼用することによる収集運搬の効率化とCO2排出量削減効果を検証するため、11月24日から実証実験を開始した。

 実験は市と民間事業者が連携して運営する「横浜市資源循環推進プラットフォーム」での議論を踏まえたもの。将来的には2026年4月からの本格運用(制度変更による規制緩和)を目指す。

走行距離短縮や人員配置最適化

 市では従来、一般廃棄物、産業廃棄物ともに専用車両の運用を定めており、これにより焼却工場への不適正搬入防止に効果があった。

 一方で、同時収集ができないため、車両を乗り換えなければならず、非効率で、走行距離や作業時間、配車台数の増加につながっており、CO2排出量の増加など環境面の問題や人手不足を招く要因となっていた。

 今回の実証実験では、車両の乗り換えなしで一般廃棄物と産業廃棄物の収集が可能となり、収集運搬ルートが大幅に効率化される見込み。対象車両には「実証実験中」「産業廃棄物収集運搬車両」の表示を行う。実証実験は26年3月31日までで、走行距離削減(CO2排出量削減)や人員配置の最適化などの効果を検証する。

ルート見直しで同時取集に対応

 実証実験実施事業者の一つで、横浜市資源循環推進プラットフォーム(YRC)の幹事企業でもある川向町の株式会社春秋商事(甲斐陸二郎代表取締役社長)では、これまでも効率的に収集ができるようにルートを構築していたが、それでも同時収集ができないため、「遠くの1カ所の収集のためだけに、車を乗り変えなければならないこともあったという。今回の実験で同時収集が可能になることで新たに効率的なルートを見直した。「2台必要だったところが1台で済む場合もあるのでは」(甲斐社長)と期待を寄せている。

タグを取られないよう走る児童

田園RS(ラグビースクール) 児童とタグラグビー プロ選手も協力

 都筑区や青葉区を拠点に活動するNPO法人田園ラグビースクールが11月28日、荏田小学校3年生にタグラグビーを指導した。同校に隣接する清水建設荏田グラウンドで行われ、同校の「学援隊」として地域の見守り活動も行う清水建設江東ブルーシャークスの選手らも協力した。

 指導員からルール説明やパスなどの手ほどきを受けた児童は、実践形式で対戦。タグを取られないよう必死にパスを繋ぎ、全力疾走する様子が見られた。

「戦後80年」で考える 12月15日、市民フォーラム

 今夏の参院選後の新たな情勢について、どのように対応するかを考える市民フォーラム「戦後80年 考えよう!くらし 未来 そして平和」が12月15日(月)、ボッシュホールリハーサル室で開催される。午後1時30分から4時30分。

 フォーラムは神奈川新聞記者の石橋学さん、湘南合同法律事務所弁護士の太田啓子さん、日本被団協事務局次長の和田征子さんから、差別や排外主義、ジェンダー、人権、核兵器廃絶などの現状と課題について問題提起を受け、参加者全体で思いを深めていく。

 定員は100人。費用は資料代など800円。問い合わせは「つながり&変えよう都筑連絡会」事務局・荒川さん【携帯電話】090・4825・3764へ。

商売繁盛を願い三本締めをする関係者ら

熊手で福をかき集め 正覚寺で酉の市

 茅ケ崎東の正覚寺(八木廣純住職)で11月24日、「酉の市」が開かれた。大鷲神社がある同寺では毎年、二の酉にあたる日に酉の市が開かれ、商売繁盛・開運招福を願い大小の「熊手」が販売される。この日は来場者を出迎えるように、茅ケ崎囃子保存会による御囃子も披露された。

 株式会社金井石材店=青葉区=の金井寿彰代表取締役は毎年、同寺で熊手を購入しており、住職や総代らと三本締めで商売繁盛を願った。

澤岡さん(左)と意見交換する参加者

NPO法人ロクマル 「食」で語る夫婦の将来 環境の変化、行動にも影響

 60代からの人生を心豊かに送るための生き方やそれを実現できる地域社会づくりを目的に活動するNPO法人ロクマルが11月29日、「お食事、だれが作るの?」と題したイベントを横浜北部病院近くのみんなのキッチンで開催した。

 イベントは老年学者で東海大学准教授の澤岡詩野さんを講師に、事前のアンケートを基に対話形式で食を通した夫婦の役割や老後の暮らし方について議論した。

 参加者は表裏に「いいね」「言いたい」と書かれたうちわを持ち、澤岡さんやアンケート回答者の話を聞き、うちわで共感を示したり、自らの意見を発表。定年や子どもの独立、病気の発病、介護などさまざまな環境の変化が食にも影響を与えることなどに多くの共感が寄せられ、「食がストレスの原因になる事がある」「夫婦間で『食を諦める』と『関係を諦める』ことにもつながる」などの意見には多くのうちわが振られていた。

 澤岡さんは「料理を作る、食事をする、を考えることは今後、自分がどう生きたいかを考えることにもつながる」とまとめた。

 2部では、澤岡さんとの話し合いを深めるグループとキャリアコンサルタントの資格を持つ二見忍さんを講師に、人生を振り返っての個別相談などが行われた。

食の活動説明会

 ロクマルでは、地域食堂や手紙付きの弁当の配達など、食にまつわる活動に参加したい人を対象にした「食の活動説明会」を12月17日(水)、みんなのキッチンで行う。午後2時から。参加無料。

 また12月23日(火)には「おひとりさま中華〜スーパーのお惣菜大活用術〜」と題した料理講座も予定している。午前9時30分から11時。参加費は500円。

 説明会、料理講座とも申込み・問合せはロクマル【電話】045・944・1714。

落ち葉をかき集める生徒たち

イチョウの名所・勝田団地 早渕中生徒が落ち葉かき 

 早渕中学校の生活福祉委員会の生徒らが11月26日、学校近くの勝田団地周辺で、かちだ連合自治会の会員らとイチョウの落ち葉集めを手伝った。同委員会によるボランティア活動は2年連続。

 勝田団地は120本以上のイチョウが並木通りを作る区内でも有名なイチョウの名所。しかし、毎年地域住民を悩ませているのが落ち葉の清掃で、同連合の中山敏明会長は「自治会員は高齢者も多く、週2回の落ち葉の清掃活動は重労働」と困り果てていた。

 そこで昨年度から地域貢献活動に積極的に取り組んでいる同校の生活福祉委員会が、ボランティアとして落ち葉集めを手伝っている。

 この日は19人が参加。勝田団地第2集会所から県道13号線と交差するまでの直線約200mの車道と両側の歩道を竹ぼうきや箕を使い、次々にごみ袋に詰めていった。この日は約1時間で90リットル入りのごみ袋で約70袋もの落ち葉が集まった。中山会長は「生徒たちのおかげであっという間にきれいになった」と喜んだ。

 同委員会の委員長で2年生の中嶋梨乃さんは昨年に次いでの参加。「住民の方に『ありがとう』と感謝されたり、終わった後の達成感や委員会の一体感が感じられたりして、楽しかった。もし『もう一度』とお願いされてもやりたい」と満足そうに語った。

作品で表現、都筑の「推し」 12月2~6日、共生フェスタ

 障害の有無に関わらず参加できる「共生社会」を目指したイベント「〜福祉農園〜障害者と地域の共生フェスタ 2025」が12月2日(火)から6日(土)まで、都筑区役所1階の区民ホールで開催される。主催は都筑区福祉農園実行委員会。

 今年は、都筑区の好きなもの、好きなところをテーマにした紙皿アート『”推しおし”つづき』が展示されるほか、都筑区障害者事業所ネットワーク「てつなぎつづき」の利用者が手作りした小物や菓子の販売(5日・6日午前10時から午後3時)や農福連携の取組紹介と関連商品の販売(6日午前 11時〜午後3時)、都筑野菜の販売(売り切れ次第終了)、 競技用車いす体験コーナー(6日 午前10時から午後3時)なども行われる 。来場者アンケートに答えた人には缶バッチのプレゼントもある。

 観覧は総合庁舎の開館時間なら可能。初日は午後1時から、最終日は3時まで。

 また、ノースポート・モール(2階エントランス前)でも、農福連携による加工品や野菜の販売を同時開催する(12月3日・4日午前11時から午後3時)

 問合せは都筑区社会福祉協議会【電話】045・943・4058。

日本カー・オブ・ザ・イヤー  BFTにベストカーずらり

 日本カー・オブ・ザ・イヤー2025-26の最終選考会が今年も12月4日(木)、ボッシュ株式会社本社(中川中央1の9の32)で開かれる。午後3時30分から。

 最終選考会にあわせ、同社とホールの間の全天候型広場ボッシュフォーラムつづき(BFT)には最終選考に残った10台が一般公開される予定。

21年のブランク後、復職した遠藤さん

経験で磨かれた輝き 50代以上の「プラチナナース」

 医療需要が増加する中、熟練した技術と豊富な経験を持つ「プラチナナース」や復職看護師に注目が集まる。本紙ではそんな「プラチナナース」に現場で働く苦労ややりがいについて話を聞いた。取材協力/山本記念病院=都筑区=

 「プラチナナース」はこれまでの経験を生かし、輝いて働く定年退職前後の現役看護職員のこと。厚労省の報告によると、55歳以上の就業者は2022年末で約38万人になる。

 遠藤ふみ恵さん(58)は看護師3年目に結婚退職。出産後、「自信がなかった」と看護師として復職せず、飲食店などで働いた。介護職に携わっていた45歳の時、友人に「せっかくの国家資格がもったいない」と背中を押され復職した。21年のブランクに不安はあったが、「働き方は一緒。変則勤務など時間の融通も聞いてもらえる」とフォロー体制に心強さを感じている。復職に不安を抱える人に対しては「県の看護協会などがアドバイスしてくれるし、直接現場で技術指導してもらえるなど環境は整っている」と信頼を寄せる。あと1年半で定年退職を迎える遠藤さん。「一区切りと考えているが、『看護師』ではいたい」と再々復職も視野に入れる。

 宮崎県出身の鵜狩美智子さん(56)は看護学校を経て就職後、産休・育休期間を除き、34年以上、現場で働いてきた。横浜への転居を機に、同院に就職。「看護の現場は一人でできる仕事ではない。互いに助け合い、補完しあいながら、『患者さんの退院』という共通の目標に向かうチーム」と語る。「プラチナナース」の存在は、「患者さんにとってベテランがいる安心感」や「経験を伝えることによる現場のレベルアップ」などのプラス効果を挙げ、若い人への指導で「自分たちの成長にもつながる」と相乗効果も語る。今後も「必要とされる現場がある限り、貢献したい」と力強く語った。

  ※  ※  ※

 横浜市はプラチナナースや復職後のフォローアップなど支援研修などを実施、就業継続のサポートを行っている。

利用方法を解説するスタッフ

乗合交通の本格運行へ 「地域の足」問題に一手

 アプリや電話の事前予約に応じてルートやスケジュールを柔軟に組み合わせて運行する青葉区のオンデマンド乗合交通「あおばGO!」。本格運行へ向けた実証実験が11月から始まっている。

 高齢者の買い物や通院など、日常生活の移動が不便と感じる地域への支援として横浜市が推進する地域公共交通事業の一環。青葉区新石川・美しが丘・あざみ野地区の3エリアでは市内で最も早く、かつ広域で実証実験が進んでいる。平日運行で運賃は1回ごとに大人500円、小学生以下200円。今回から敬老パスによる割引や定期券が導入された。

 10月には利用者に向けた説明会が実施され、利用登録のサポートなどを行った。参加者の男性は「自分が住んでいるエリアは高齢者が多く、通院などで困っている」と話し、ある女性は、「前回はほぼ毎日使っていた。本当に助かっているので確実に実施してほしい」と訴えた。

 市地域交通推進課の担当者は「利便性を実感してもらい、ぜひ継続して利用してもらえれば」と期待を寄せた。

リチウムイオン電池 分別収集で火災予防 12月から「電池類」と一緒に

 横浜市では12月から、「燃やすごみ」に混じって捨てられていたリチウムイオン電池の分別収集を開始した。ごみ収集車やごみ処理施設の火災を防止するのが狙いだ。

 スマートフォンやモバイルバッテリーなどに使われているリチウムイオン電池は、衝撃や熱が加わると発火する危険がある。この電池が「燃やすごみ」に混ざって収集されたことが原因で、市内でも収集車の発火事故が起きており、2022年度から24年度までに28件、今年度も5件発生している(11月19日時点)。

 この事故を防ぐため12月からリチウムイオン電池を「燃やすごみ」と分け、乾電池などと一緒に「電池類」として分別回収することになった。

 モバイルバッテリーは分解せずそのまま、スマートフォンなどその他の機器は本体から取り外した状態で、週2回の「燃やすごみ」の日に他の電池と一緒に「電池類」として出す。

 膨張したり破損したりしているものやポータブル電源は、各区の資源循環局収集事務所に持ち込む。

電気火災も増加

 住宅などで発生しているリチウムイオン電池関連の電気火災も、市内で増加傾向にある。市消防局によると、25年度は11月19日までに57件(速報値)発生しており、21年度以降の年間件数を既に超えている。

 消防局では対策として関連製品を高温の車内に放置しない、本体に強い衝撃を与えないなどを挙げる。膨張や熱を持っている場合の使用中止も呼びかける。

わくわく構想発表会の告知チラシ

居場所づくりの構想を発表 都筑、港北エリア他の有志

 さまざまな人の孤立・孤独の防止を目的とした居場所づくりを支援する県の取り組みの一環で12月6日(土)、地域で居場所づくりを目指す人による「わくわく構想発表会」が行われる。午前10時〜午後1時。会場は神奈川大学みなとみらいキャンパス・5階中ホール(定員20人)。オンライン配信も同時実施。参加無料。申し込みは、県の委託を受け発表会などを企画する認定NPO法人こまちぷらすのHPから。

 当日の発表者は24人。それぞれが、高齢者や子育て世帯、若者などさまざまな人を対象とした「ゆるやかなつながりが広がる居場所づくり」の構想を発表する。

 堀絵里奈さんは都筑区に、生きづらさを抱える人に寄り添える居場所づくりを目指す。「他の人が当たり前にできることが難しくて生きづらさを感じている人に特に届けたい」と堀さん。自身が得意とするものづくり、特に手芸をする場所として開放することで、他人とのゆるやかなつながりが生まれるきっかけにするという。「お年寄りの方に関わっていただければ、手芸の技術や知識が生きるのでは」と話す。手芸の材料は不要になったものを寄付などで募って資源を循環させていくという。

 鈴木優希さんと松岡涼子さんは「地域で子育てを頼り合える食と暮らしのシェアリング」をテーマに、港北区内の団地の一角で主に子育て世帯を対象とした居場所づくりの構想を発表する。カフェと子どもの見守り機能を備えることで、子育て世帯や地域住民が集い、「ちょうどよい距離感」で暮らしをシェアできる空間をイメージしているという。鈴木さんは「小学生の居場所が少ないと聞いているので、小学生が安心して楽しく過ごせて、地域の大人と子どものゆるやかなつながりが生まれる場になれば」と話している。

 発表内容は構想段階のため変更の可能性あり。同法人は「取り組みを知りたい方、応援したい方、一緒に活動してみたい方など、どなたでも参加大歓迎です」と呼び掛けている。(問)同法人【電話】045・443・6700

はまふくコールのチラシ

介護・福祉の困りごと 抱えず、悩まず 「相談を」 はまふくコール・福祉調整委員会

 介護が必要になっても、さまざまなサービスを利用することで、元気で自分らしい生活ができる現代。一方で、介護サービスを受ける人・機会が増えた分、事業所や施設とのトラブルや困りごとなども多様化、複雑化しているという。

 横浜市は市民が安心して福祉サービスを利用できるよう支える仕組みとして今年5月にコールセンター「はまふくコール」を開設した。

 「はまふくコール」は、市内の介護事業所や高齢者施設について、苦情や相談、質問などを一括で受け付ける介護分野に特化した電話相談窓口。介護サービスや施設利用で困っている人、職場で問題を抱える職員などからの相談に対し、問題を整理し、利用者と事業所の間で円滑なコミュニケーションを図るためのアドバイスなどを行う。普段利用している事業所や施設に直接聞けないことなども相談しやすい窓口となっている。

 「はまふくコール」は【電話】045・263・8084(平日午前9時から午後5時)。

 このほか、市所管の全ての福祉保健サービス(高齢福祉、介護保険、障害福祉、児童福祉など)に対する市民からの苦情について、中立・公正な第三者機関として「横浜市福祉調整委員会」を設置している。委員会は大学教授、弁護士、医師、市民などの委員で構成され、専門的知見と市民感覚に基づき、客観的立場で対応してくれる。

 相談先は事務局【電話】045・671・4045(平日午前8時45分から午後5時15分)、ファクス045・681・5457のほか郵送、メールでも受け付けている。

緑区内の緑ほのぼの荘で将棋を楽しむ来場者

横浜市 趣味楽しみ 生きがい創出 各区に老人福祉センター

 横浜市内には、高齢者が健康で明るい生活を楽しむための施設「老人福祉センター」が設置されている。市内18区の各区に1カ所あり、大広間で仲間とくつろいだり、健康に関する相談をしたり、教養を深めるための「趣味の教室」を受講したりすることができる。

 利用対象者は市内在住の60歳以上の人と付添者。また、市内在住者の60歳以上の父母、祖父母または子ども。利用資格があり、希望する人に発行される全館共通の老人福祉センター利用証などを受付で提示することで施設を利用できる。利用時間は午前9時から午後5時まで。

開館30周年の施設も

 今年、開館30周年を迎えた緑区内の老人福祉センター「緑ほのぼの荘」では11月22日、長年の感謝を込めた大感謝祭が開催され、多くの高齢者たちが来場した。

 日頃から愛用されている娯楽コーナーには、この日も囲碁将棋コーナーが設置され、多くの人が対局を楽しんでいた。

地域への思いを語る篠崎さん

港北区 地域社会での活動 多岐に 篠﨑 元彦さん

 地域社会の多様な分野で長年にわたり活動している篠崎元彦さん(85)。毎朝7時に大豆戸小学校の校門前に立ち、児童らの登校を見守る活動を20年間続けている。「一学年100人程度で、もう20回も卒業生を見送っているからすごい数だよ。街で声を掛けられることもあって、うれしいね」と顔をほころばせる。

 しんよこはま地域活動ホームや(福)かれんの理事、パレット保育園の第三者委員、港北国際交流ラウンジの監事、大豆戸公園を始め4つの公園愛護会会長、チャリティバザー・らくらく市の実行委員長なども務める。活動や肩書の多さが地域への思いの強さを物語る。

 新横浜に住み始めて35年。地域活動に深く関わるきっかけは、”反対運動”だった。北線(首都高)が地上を通る計画に対し、環境に良くないと反対運動を主導。この運動は広範囲に及び、その結果、道路は地下に建設されることになった。「子どもがまだ小さかったから必死だったよ」

 大学卒業後、広告会社で約7年間勤務。その後、新設されたレコード会社の宣伝部門に移り、創業時から携わった。50歳で独立し、自身の会社を設立。事業内容は広告業と、特にラジオ番組の制作がメインだった。70歳ごろまで事業を継続し、地域の仕事と自分の仕事を一時的に両立。大豆戸町内会会長を16年、最後の3年は菊名地区連合町内会会長も務めた。

 「会合などで区内の各地に行くのは基本徒歩」と、ウォーキングを毎日実践。いつでも、どこでも、誰でもできる手軽さがあり、特別な道具が不要で取り組みやすい点が魅力だという。歩数計を身に付けて歩くが、特に歩数はこだわらない。好きなことを前向きに」行うことが健康の秘訣。「何歳までやれるか分からないけれど、児童たちの見守りはできる限り続けていきたいね」

趣味で卓球にも挑戦する渡辺さん

緑区 溢れる好奇心、みなぎる体力 渡辺 徹男さん

 緑区上山町在住。「うるわしのオールディーズ」というサークルを12年前に立ち上げた渡辺徹男さん(76)。月に1回程度、中山地区センター(緑区中山2の1の1)に集まり、仲間たちと一緒に懐かしの洋楽を英語で歌っている。「高齢者がオールディーズを歌い、英語を思い出し、おしゃべりを楽しむサークル」。現在のメンバーは10人ほどで、和気あいあいと活動している。

 栃木県真岡市出身。医者知らずの健康体で、高校生のときは「オートバイの免許試験で休まなければ皆勤賞だった」と振り返る。人並外れた体力の持ち主で、正月に行われる大学対抗の駅伝競走では第一区の区間賞をとったことも。大学卒業後は都内に本社を構える大企業に入社。さまざま職種を経験し、64歳まで同じ会社で勤め上げた。

 退職してから始めたのがうるわしのオールディーズ。始めは人数が少なかったが、10年も続けると常連メンバーも増えてきた。「我々のサークルには頭のいい人がいっぱいいる。JICAで働いていた人や海外勤務を経験した人。分からない英語があったら辞書代わりになってくれる」

 「3K(健康、好奇心、感謝)をモットーにしている」という渡辺さん。興味ある対象を見つけては挑戦し、それを楽しんでいる。最近はエクセルを習得、また卓球にも挑戦している。モチベーションの源泉として、「好き」は「楽しい」に敵わないことを意味する論語の一節「好之者不如楽之者」を持ち出して、「楽しむことが一番」と言い切る。

 うるわしのオールディーズの次回開催は12月13日(土)、午後0時45分〜2時45分。参加費300円。「文法や発音だけでなく、曲の歴史的な背景なども一緒に学んでいます」と渡辺さん。(問)渡辺さん【メール】watan@j07.itscom.net

自らの脚での旅を続ける鹿野さん

都筑区 旅の原則は「歩き」 鹿野 眞喜雄さん

 都筑区荏田東在住で自称「自游人」の鹿野眞喜雄さん(76)は国内外を旅し、その地を「脚」で巡っている。鹿野さんは旅を「生きる原動力」と語る。

 幼少期から「大の地図好き」だった鹿野さん。地図を眺めては「実際にはどんな場所なのだろう」とその地へ赴くことも。そして「本格的に旅に目覚めた」と語る大学時代。バイト代で周遊券を購入し、全国を巡った。「周遊券のほかに、ヒッチハイクや自転車を使ったことも。ほぼ全ての都道府県を制覇できた」と懐かしむ。卒業後は、「仕事は趣味と一致しない方が」とメーカーに就いた。「出張は特に金曜日がラッキー、土日に旅ができたから」とにんまり。

 60歳で定年退職後、民俗学者の宮本常一、探検家の松浦武四郎といった偉人に影響を受けた。またフォトジャーナリストの石川文洋さんのトークショーで、「あんたも歩け、必ず何か見つかる」と直接助言をもらい、「旅の原則は歩くこと」だと感化された。そして64歳で、北海道の海岸線1周、距離にして約2800Kmの徒歩旅行を実行。「3年計画だったが4年かかったよ」と朗らかに語る。その後も三陸沿岸、沖縄本島沿岸、四国遍路巡りなど、歩くことを原則として旅を続けている。「ただ巡るのではなく、その地の人や文化との出会いを大切にしている。新たな発見や感動が生まれ、旅に深みが出て自分の財産となる」と醍醐味を明かす。

 旅先での印象的な出来事や出会いなどはエッセイにして書き留める。自費出版した著書『ニッポン、ぶらり』は、旅の思い出をたっぷり詰め込んだ宝物になっている。今後の目標は「フランスからピレネー山脈を越えて、スペインまで続く『巡礼の道』を歩くこと」。「自游人」の歩みは止まらない。

仏像彫刻の魅力を語る岩渕さん

青葉区 一刀から広がる世界 岩渕 俊亨さん

 仏師を志したあの日から、早50年弱。仏師・彫刻家の岩渕俊亨さん(72/千葉県)は、青葉区を中心に仏像彫刻の教室を開講。その魅力を多くの人に伝えている。

 ものづくりが好きで、高校卒業後は布団だけかついで上京。著名な彫刻家のもとで研鑽の日々を送っていた岩渕さん。25歳の時、師が手がけた千手観音像の神々しさを目の当たりにし、「打ちのめされるくらいの衝撃を受けた」。改めて仏師に弟子入りし、修業の日々を経て佛教美術協会に入会。30歳で独立した。

 仏像彫刻の講師を始めたのは、それから5年後のこと。「昔は引っ込み思案だったし、当時は生徒さんのほうが年上でね」と苦労もあったが、「道具も持ったことがなかった生徒が、『楽しい』と喜ぶ姿が何よりうれしい」とほほを緩める。

 教室の一つ、「睦木の会」(青葉台カルチャープラザ)の生徒は、40代から80代を中心に12人。「自分の手で形になっていく。仏像との距離が縮まる感覚は、やってみてこそ」「自分を省みながら一体一体彫っている」「仏教の教えに触れられるのも面白い」――。各々に語る生徒たちに、岩渕さんは優しい笑みを向け、「彫っていると木が手に馴染んで、思う通りになってくれる。幸せですよ」としみじみ。

 老若男女、「気持ちさえあれば誰でも始められますよ。道具を揃えるのは大変だし、体力も使うけど、その価値がある」と岩渕さん。声に熱がこもる。自身も「まだ誰も作っていない、自分なりの新しいものを」と、経験を積んだ今だからできることを模索。他ジャンルにも触れ、学び、世界が広がっていく日々だ。アイデアが降ってくるのはいつも突然。「毎日考え続けて積み上げたものが、ふっと形になる。だから、上手くいってないと思えても諦めちゃダメなんでしょうね」

野村さん(右)と団員ら

シニア楽団 気軽に楽しく演奏 定年後に再挑戦

 都筑区川和町出身で作・編曲家の野村秀樹さんが立ち上げた、シニア向けの吹奏楽団「ジーリッシモエスプラナードウィンズ(GREW)」。毎週火曜日にボッシュホールのリハーサル室で行われている演奏会には、定年を超えて「また始めてみよう」と再挑戦を志す参加者が集っている。

 GREWは「音楽を通して、地域住民とつながりたい」と野村さんが今年4月に立ち上げた。活動のテーマは「笑顔の響きと心のオアシス」。立ち上げ当初、野村さんは「自分のペースで楽しく演奏できる環境をつくりたい」と語っていた。

 それからおよそ半年、団員は10人を超えた。年齢層は、60から70代で構成される。野村さんは「若い頃に演奏していた方や、定年退職後に楽器を始めた方など、入団者の幅が広い」と話す。

 11月18日に行われた演奏会には見学者も含め、7人が参加。参加者は、野村さんのリードでサックスやフルートを演奏。都筑区在住の大家昌五さん(74)は「会社をリタイアして、また始めてみようと。8月頃に初めて参加して、雰囲気が良く無理なく続けられている」と楽し気に語った。野村さんも「皆、楽しく朗らかに演奏してくれ、私も楽しんでいる」と笑顔を見せた。

(左から)渡邉氏、中谷氏、横浜商工会議所の上野孝会頭、山中竹春市長、上野氏、犬飼氏、加藤氏

横浜市産業功労者に神奈川トヨタ・上野相談役ら5人

 横浜市内の経済活性化や地域貢献の功績が顕著な事業主を表彰する「横浜市産業功労者」の表彰式が11月28日に市庁舎で行われた。

 表彰は今回で8回目。受賞者は、50音順に犬飼邦夫氏(エルテックス=保土ケ谷区=取締役会長)、上野健彦氏(神奈川トヨタ自動車=神奈川区=取締役相談役)、加藤光雄氏(黒澤フィルムスタジオ=緑区=代表取締役社長)、中谷忠宏氏(旭広告社=中区=代表取締役社長)、渡邉一郎氏(渡辺組=中区=代表取締役)の5人。

 犬飼氏は1985年にエルテックスを設立。神奈川県情報サービス産業協会理事として情報産業の育成に寄与し、横浜商工会議所では「よこはまITフェア」の開催に尽力した。

 上野氏は神奈川トヨタ自動車で社長、会長を歴任し、横浜商工会議所副会頭として横浜環状北線・北西線の整備などに取り組んだ。

 加藤氏は2001年から黒澤フィルムスタジオの社長として国際園芸博覧会の横浜招致に尽力し、地域物産展の開催にも貢献した。

 中谷氏は87年の歴史を持つ旭広告社を20年以上率い、初夏の風物詩である「ザよこはまパレード」の企画・宣伝で中心的役割を担った。

 渡邉氏は1916年創業の渡辺組を23年以上経営し、建設業の課題をテーマとした講演会の実施や税制改正要望に尽力した。

 表彰式では横浜商工会議所創業百五十年・創業百年会員企業顕彰も実施された。受賞企業は次の通り(創業、50音順)。▽150年...鈴幸商事=港北区=▽100年...テクノステート=保土ケ谷区=、徳永ビル=中区=、二葉横浜支店=鶴見区=、イワサワ=神奈川区=、笠原工務店=港南区=、福屋尾崎商店=保土ケ谷区=、森永製菓鶴見工場=鶴見区=、渡商会=神奈川区=

横浜市、小児医療費無償化を18歳まで拡充へ 12月補正に準備費5千万円 2026年度早期に開始

 横浜市は11月27日、市会定例会に提出する12月補正予算案の概要を公表した。この中で、小児医療費の無償化対象を2026年度中に18歳まで拡大するための準備経費として、5千万円を盛り込んだ。

 現在の無償化対象は中学3年生までだが、周辺自治体の多くはすでに18歳まで拡大しており、市会や市民から拡充を求める声が上がっていた。

 補正予算案には、システム改修や事務処理センターの設置、広報準備などを進める事業費として5千万円が計上された。山中竹春市長は21日の定例会見で、開始時期について「26年度の早い時期に開始したい」と述べている。

 補正予算案の総額は、これらを含め8億1500万円となった。

映画で学ぶ「食」のこと 上映会&お話し会

 荏田東のけやきが丘住宅の集会所で12月6日(土)、映画「食べることは生きること〜アリス・ウォータースのおいしい革命〜」の上映会が開かれる。午後1時30分から。主催は同映画自主上映チーム。

 上映会後、食農教育プログラムを開発・実践するエディブル・スクールヤード・ヨコハマの風間理紗代表の「お話し会」も開催。

 参加料は1000円(中学生以下無料)。問合せは、濱田舞さんへ【メール】dandelion37@yahoo.ne.jp。