中区・西区・南区版【4月16日(木)号】
中区役所戸籍課で撮影された高橋一生さん演じる主人公が住民票を取得するシーン(C)2026利重 剛

中区が舞台の映画 『ラプソディ・ラプソディ』5月公開 中区役所、元町などで撮影

 中区が舞台の映画『ラプソディ・ラプソディ』が5月1日(金)から横浜ブルク13や横浜シネマリンなどで公開される。利重剛さん(63)が監督を務め、中区役所や元町商店街などで撮影され、住民もエキストラで出演するなど、オール横浜ロケの作品となった。

監督は利重剛さん

 利重さんは鶴見区出身。俳優としても活躍する中、2014年から横浜が舞台の連作ショートフィルムを制作している。横浜を「あらゆる人が行き交うまち」だといい、この作品が不思議なきっかけで男女が出会う内容であることから、「出会いの映画なので、中区が合っていると思った」と語る。

 映画は、高橋一生さんが演じる夏野幹夫が取得した住民票に身に覚えのない「妻」の存在を見つけたところから始まる。その後、幹夫は呉城久美さん演じる繁子と出会い、予想外の出来事から始まった2人の関係を中心に展開していく。利重さんは幹夫の叔父役として出演している。

 住民票取得のシーンは昨年6月の日曜日に中区役所2階の戸籍課で撮影された。実際に窓口で勤務している職員や永井由香区長も出演している。

 ほかにも、元町の「宮崎生花店」や元町商店街内の商業施設「元町プラザ」、家具店「ダニエル」、日本大通のレストラン「アルテリーベ」などで撮影が行われ、商店主や住民などもエキストラとして参加した。利重さんは「横浜のまちを歩きたくなるような映画になったらうれしい」と来場を呼びかけている。

 映画公開を記念したトークショーが5月3日(日)午後3時30分から4時30分まで、開港記念会館で行われる。利重さんらが映画と中区の魅力を語る(映画上映はなし)。参加無料。申し込みは中区ホームページから4月23日(木)まで。問い合わせは中区区政推進課【電話】045・224・8127。

関心のある人権課題上位5項目

横浜市の人権意識調査 「関心がある」が約7割 課題別最多「ネット上侵害」

 横浜市はこのほど、市民の人権意識を探る「人権に関する市民意識調査」の結果を公表した。約7割の市民が人権問題に「関心がある」と回答。課題別では「インターネットによる人権侵害」が56・1%で最多となり、理解を深める施策として学校教育や企業向け啓発の充実を求める声が目立つ結果となった。

 調査は2025年夏、15歳以上の市民5000人を対象に実施。横浜市市民局の佐々井正泰人権課長は「人権への関心の高さは心強い。ハラスメントや『ビジネスと人権』など、人権課題の多様化が市民に浸透している現れ」と分析する。

 具体的な人権課題(複数回答)では、ネット被害に次ぎ「女性の人権(54・6%)」、「子どもの人権(52・3%)」が上位に並んだ。前回調査でコロナ禍の影響から関心を集めた「感染症・疾病の患者等の人権」は25・9%と、18ポイント以上減少している。

理解深化に学校教育等

 人権について理解を深めるための取組みでは、回答者の63・5%が「学校での教育」を挙げた。また、社会実現に不可欠な取組みとしても、学校における教育の充実が43・5%で最も多い結果となっている。

 これを受け、市教育委員会事務局人権健康教育課の担当者は「人権に関する理解の充実において、学校教育が担う役割は大きい」と話す。市教委では「人権尊重の精神を基盤とする教育」を掲げ、誰もが安心して過ごせる学校づくりを推進している。現場では、独自の「子どもの社会的横浜プログラム」を活用。140以上の指導案から各校が実態に合わせて選択し、自尊感情や他者を思いやる心を育んでいる。同課は「子どもの安全・安心が守られている状態こそが、人権が守られていること。今後も発達段階に応じた取組みを進めたい」としている。

 市民が求める取組みは「企業向け啓発(38・9%)」や「SNSでの情報発信(37・6%)」も上位に挙がった。佐々井人権課長は「市民がより身近な場所での学びを求めている。調査結果を次期指針の改訂に生かし、あらゆる場面で効果的な啓発を進める」と話した。

西区浜松町に4月に開所したフリースペース「ふらっとムーミンの家」の責任者 佐々木 悦子さん 西区浜松町在勤 65歳


子の「生きる」を支える

 ○…今春、保育園の園長職の役目を終えるも、「動ける間は家にこもらず自分にできることをしたい」と、新たな挑戦を決めた。園を運営する法人が始めた、学校に行けない子どもや子育てに悩む親、地域の人が気軽に立ち寄れる居場所を切り盛りする。10年前に立ち上げた誰もが利用できる食堂では、世代を超え、温かな交流が生まれる場面を見てきた。「人と関わることで生きがいを見つけてほしい。ここから輪が広がっていけば」

 ○…短大で資格を取り保育の道に。一度は家庭に入ったが、子どもの手が離れたのを機に再び保育園で働き始めた。仕事をする上で心に留めているのは父から教わった「好事魔多し」の言葉。楽天的であまり思い悩まない性格だと自覚しているからこそ、「命を預かる仕事。常に何かあると思っていないと」と背筋を伸ばす。「卒園した子が食堂のボランティアに来てくれることもある」と子どもの成長を嬉々として話す。

 ○…仕事でも生かしてきたピアノと歌うことが趣味。横浜開港祭の市民合唱「ドリーム・オブ・ハーモニー」には約35年前から毎年出演している。「ステージを降りて、花火を見るのが楽しみ。やり切ったという気持ちになる」。子どもが小学生の頃には一緒に舞台に立った。「近所に住む孫ともいつか出られたら」と目尻を下げる。

 ○…一軒家を借りて開所したフリースペースには早速、子どもたちのにぎやかな声が響く。危険なことは注意するが、やりたいことを尊重して見守るスタンスで居心地の良い空間を目指す。「まずはこの場所を知ってもらうこと。得意分野を生かして子どもと関わってくれる地域の人も増えたら嬉しい」。優しいまなざしで、訪れる一人一人を温かく迎え入れる。

開業セレモニーで左から、ヒルトン・ガーデン・イン横浜みなとみらいの川合肇総支配人、三菱HCキャピタルリアルティ(株)の若尾逸男代表取締役社長 、三菱HCキャピタル(株)の松永愛一郎代表取締役副社長執行役員 、ヒルトン 日本・韓国・ミクロネシア地区のジョセフ・カイララ代表、神奈川県の公式PRキャラクター「かながわキンタロウ」

関東初 「ヒルトン・ガーデン・イン」がみなとみらいに開業 国内2軒目、地域に根差したホテルに

 三菱HCキャピタルリアルティとヒルトンは4月7日、「ヒルトン・ガーデン・イン横浜みなとみらい」を開業した。同ブランドは世界65の国と地域で1100軒以上を展開しており、クオリティと手頃な価格を両立する。国内では京都に続き2軒目で関東初進出。地上20階建て全228室。

 既存ホテルを改修、リブランドしてオープンした。三菱HCキャピタルリアルティの若尾逸男社長は「ホテルの開業がみなとみらい地区の一層の価値向上に寄与できれば」と期待を込めた。ヒルトン日本・韓国・ミクロネシア地区のジョセフ・カイララ代表は「横浜では2023年にヒルトン横浜を開業し、27年にはコンラッド横浜の開業も予定している。国内有数の経済・商業都市で事業を拡大できることは、ヒルトンにとって重要な節目となる」と語った。

 同ホテルの川合肇総支配人は、みなとみらい駅や横浜駅からも徒歩圏内で、パシフィコ横浜とKアリーナ横浜に挟まれた立地に触れ「国際会議や音楽ライブなど国内外から多くのお客様を迎える一方、アットホームで地元に根差したホテルにしていきたい」とコメント。横浜港などを一望できる19階のレストランでは「地元の人たちにゆったりとランチや、幻想的な夜景を見ながら食事を楽しんでもらえたら」と話した。

ステージ側から約2万席もの客席を見上げ、圧倒される参加者たち。ステージと客席との近さを実感していた

Kアリーナ横浜が「舞台裏」公開 観客動員数世界一記念し

 みなとみらいの音楽専用施設「Kアリーナ横浜」で3月31日、同施設公式の有料会員組織「Kアリーナクラブ」会員向けの特別内覧会が初めて開催された。昨年12月に、米国音楽業界誌「Pollstar」が発表したアリーナ部門の観客動員数が年間204万人超えとなり、世界1位を記録したことを記念して企画された。

音の良さ「別格」

 当日は抽選で選ばれた会員50人が参加し、2グループに分かれて見学。通常は入れないVIPエリアや、アーティストが使用する楽屋、ステージ裏などが公開された。スタッフは音楽専用アリーナとして追求された「音」の設備について説明。会場内には約200台のスピーカーが配置されているほか、天井の吸音パネルにより、どの席でも音の遅延がないクリアな響きを実現していると話した。

 バルコニーシートで音響を体感した川崎市在住の女性は「これまで何度かライブに参加したが、音の良さが別格。こだわりを聞いて納得した」と話した。同アリーナの料飲部/Kアリーナクラブ事業部の横山雅一執行役員部長は「設備を評価していただきうれしい。今後は一層ホスピタリティを向上させ、ほかのアリーナにはない体験をお客様に提供したい」と意気込みを話した。

地元の穴場スポットに

 参加者たちはツアーの最後に、最上階のラウンジバー「Arena Bar 7」で横浜の夜景を望みながら飲食を楽しんだ。同バーは公演後や平日営業日にはチケットなしで利用可能だという。スタッフは「地元の人にも日常的に使ってほしい穴場スポット」と呼びかけている。

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新たに11件を「ME-BYO BRAND」に認定 神奈川県が「ME-BYO BRAND」認定証授与式を開催

 神奈川県は、県民の未病改善の促進及び未病産業の市場拡大に向け、未病の見える化や未病の改善につながる優れた商品・サービスを「ME-BYO BRAND」として認定している。

 県は4月8日、新たに11件の商品・サービスを認定する「ME-BYO BRAND」認定証授与式を県庁本庁舎で開催した。式では、認定企業に対して、黒岩祐治知事から認定証が授与された。黒岩知事は「素晴らしい種というか、芽が出ている商品やサービスがたくさんあり、それをうまく育てていき結び合わせることで、この神奈川県から新しい100歳時代を乗り越えられる本当のモデルができると信じている」と語った。

 認定証授与式の後には、各企業による認定商品・サービスの展示・体験会が行われた。今回認定された企業は次の11社、栄研化学株式会社、株式会社MTG 、Craif株式会社、沢井製薬株式会社、SOMPOウェルビーイング株式会社、株式会社第一興商、ノックオンザドア株式会社、株式会社Bio Search、株式会社four dentals、株式会社べスプラ、株式会社ホットアルバム炭酸泉タブレット。

多彩なパフォーマーが出演

野毛大道芸が40周年 今週末4月18日・19日に開催 路上パフォーマンスのほか屋内で記念公演も

 日本三大大道芸の一つ「野毛大道芸」が4月18日(土)・19日(日)に野毛地区一帯の路上で行われる。

 今年は40周年を記念して地元サンバチーム「エスコーラ・ヂ・サンバ・サウーヂ」が登場するほか、ジャグリングや中国雑技、パントマイムなど国内外のトップパフォーマーが出演する。また、18日(土)17時15分〜横浜にぎわい座で記念公演「40周年パーティー」(投げ銭制)も開催。会場横「野の広場」で当日13時〜整理券を配布。300枚限定で1人2枚まで(早い時間から並ぶのは不可)。

 入場無料。11時〜16時半(一部〜18時半)。詳細は公式HPで。(問)【電話】045・262・1234

工事の安全を祈願した澁谷社長(前列左から2番目)ら

横浜グリーンエクスポ「NTT EAST館」着工へ 今年12月に竣工予定

 NTT東日本は4月8日、2027年国際園芸博覧会に出展するパビリオン「NTT EAST館」の起工式を、同博覧会の会場(瀬谷区瀬谷町)で開催した。

 起工式では、同社の澁谷直樹代表取締役社長や相原朋子執行役員(神奈川事業部長同事業部神奈川支店長兼務)、来賓として招かれた園芸博協会の河村正人事務総長、設計・施工を行うNTTアド、TSP太陽の企業関係者らが参列。神事などが行われ、工事の安全と円滑な完遂を祈念した。

 工事は今年5月に着工し、12月の竣工を予定。施設の規模は、敷地面積が約1293平方メートル、延床面積が約676平方メートルとなる。

五感で楽しむ感動体験

 同館のコンセプトは「Well(ウエル)」だ。これには「Well-being(ウェルビーイング)」「Welcome(ウェルカム)」、そして「未来の種を植える(・・・)」という複数の意味が込められている。同社が掲げる「地域循環型社会の共創」という目的のもと、地域循環型社会の中に飛び込み、新しい視点で世界を体感する場所を目指す。館内では、次世代インフラ「IOWN(アイオン)」をはじめとしたNTTグループの最先端技術を活用し、来場者が五感で楽しめる感動体験を提供するとしている。

 同社の澁谷社長は、日本の電信や電話の発祥が横浜だったことを紹介し「我々がパビリオンを出展することに歴史と運命の巡りあわせを感じる。最後までやり遂げ、博覧会、協会全体に貢献していきたい」と話した。

臨港パークエリアの整備イメージ=提供

横浜市 世界に誇れる水際線へ まちづくりプラン策定

 横浜市はこのほど「水際線まちづくりコンセプトプラン」を策定し、2029年度を目標とするまちづくりの進め方や整備の方向性を示した。臨港パークから山下公園までの約5Kmを5つのエリアに分け、それぞれの特性を生かした世界に誇れる水際線を目指す。

 昨年行った市民意見募集では、酷暑対策、多彩なモビリティで誰もが楽しみながら安心して移動できる環境づくり、朝や夜のコンテンツの充実などへの意見が集まり、プランに反映した。また、関東学院大学と神奈川大学と連携し、フィールドワークやワークショップなどを開催。若者の意見も取り入れた。

回遊促進と滞在時間延長

 26年度予算には、臨港パークを中心とした休憩施設や舗装の整備に4億9600万円、山下公園と道路の一体感の創出に3億8000万円などが計上された。

 5つのエリアの魅力を高めることで、1つのエリアのみ立ち寄る人が多いという課題を解決し、回遊促進と滞在時間の延長を図る。市の担当者は「民間連携で、ソフト面のにぎわいも創りたい。海沿いだけでなく、都心臨海部全体の活性化を進めていく」と話す。

ユニセフ支援の公演 みんなで歌うコーナーも

 南区六ツ川の歌手・赤岡綾子さんが企画するユニセフ支援チャリティーコンサート「歌の祭典」が5月3日(日)、南公会堂=南区浦舟町=で行われる。午後1時開場、1時30分開演。主催は歌の祭典実行委員会、後援は神奈川ユニセフ協会。

 南区で活動するからたち童謡の会ほか8団体が童謡、ポップス、フォークを披露する。来場者と一緒に歌うコーナーも。「毎年皆さんの歌声が会場いっぱいに響き、感動の瞬間です。一緒に歌いましょう」と赤岡さん。全席自由で入場料1500円。(問)赤岡さん【電話】045・741・1123。

ティッシュを通行人に手渡す佐藤会長

神奈川県小売酒販組合連合会が20歳未満飲酒防止と飲酒運転撲滅キャンペーンを実施 約60人が横浜駅で呼びかけ

 神奈川県小売酒販組合連合会(佐藤和慶会長)=中区花咲町=は4月9日、「20歳未満飲酒防止・飲酒運転撲滅キャンペーン」をJR横浜駅西口と中央通路で行った。東京国税局が後援し、横浜中税務署や戸部警察署、戸部交通安全協会など団体に所属する約60人が参加した。

 同会は、酒類を販売する県内事業者で構成される団体で、1953年に創設。現在、約1400人の会員を持つ。「20歳未満飲酒防止強調月間」である毎年4月に同キャンペーンを実施している。22年4月から成年年齢が18歳に引き下げられたことにより、「未成年の飲酒防止」から現在の名称に変更となった。

 当日参加者は、黄色のタスキを掛け、20歳未満の飲酒防止、自動車と自転車の飲酒運転を禁止するイラストが描かれたポケットティッシュを手分けして配布した。用意した3千個は、約30分ほどで配り終えた。

 佐藤会長は「お酒はコミュニケーションを円滑にし、楽しめるもの。しかし、たった一つの飲酒の過ちが将来を無駄にしてしまうこともある。毎年、啓発活動を続けることで、明るい飲酒環境を作っていきたい」と啓発活動の思いを話す。

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市長賞と審査員特別賞に選ばれた8商品(上)と表彰された企業の代表者ら

横濱001 横浜土産を174品認定 市長賞など8点を表彰

 横浜土産ブランドであるヨコハマ・グッズ「横濱001(ゼロゼロワン)」の第21期認定商品がこのほど発表され、ホテルニューグランド=中区山下町=の「モカルーロ」とウイッシュボン=金沢区=の「横濱レンガ通り」の2点が市長賞に選ばれた。

 「001」の商品は2年に1度の審査会で認定。横浜らしい逸品を通じ、国内外に向けて横浜の魅力をPRする。主催は(一社)YOKOHAMA GOODS 001(藤木隆宏代表理事)。今期は食品や雑貨など92社174商品(新規認定は17商品)を認定。その中から市長賞2点、審査員特別賞6点が選ばれた。

受賞喜ぶ

 「モカルーロ」は初代総料理長サリー・ワイルの技と功績を受け継いだ逸品。ホテルオリジナル「S.Weil」のコーヒーを使った香り高いモカクリームをしっとりとした生地で巻きあげた。「商品を通じて市の活性化に少しでも貢献できたら」と木曽博文総支配人。一方、「横濱レンガ通り」は横濱発祥のレンガに見立てて焼き上げたロングセラー。アーモンドの食感と生キャラメルの風味が人気の焼菓子だ。同社の永野健一社長は「土産菓子を美味しくしたいという思いで手間をかけて作っている」と話し、受賞を喜んだ。

 審査員特別賞は、開港ハーバー 抹茶黒蜜(ありあけ)、横濱ジャーキー(デリカテッセンミュンヘン)、熟成 横浜めんたい(横浜たにや ぎょらん工房)、横浜ことはじめメモ帳(オールスタッフ)、YOKOHAMA百景COLLECTION(ツジマキ)、Umbrella of Yokohama(丸加)

比嘉さん(左)と桜庭さん

三溪園に琉球の音色 4月18日、旧燈明寺本堂で

 第10回記念奉納公演「琉球音に魅せられて」が4月18日(土)、三溪園=中区本牧三之谷=の旧燈明寺本堂で開かれる。出演は中区本牧三之谷出身の比嘉いづみさん(琉球古典音楽)と金沢区出身の桜庭歩さん(沖縄民謡)。生まれ故郷・横浜への感謝を胸に、琉球の音色を奏でる。午前11時〜、午後2時〜、3時30分〜で各回約30分。観覧無料(お志制)で、三溪園入園料は必要。

開所した器具置場=提供

中消防団第七分団1班 器具置場を新設 地域の「安心の灯火」

 中消防団第七分団1班の新しい器具置場=中区根岸町=が完成した。4月4日には開所式が行われた。団員や地元住民ら35人が参加し、門出を祝った。

 かつて同じ場所にあった器具置場は1996年に地元自治会の寄付により建てられた。今回、さらに災害に強い地域防災の拠点となるよう、震度7の地震に耐えうる構造に建て替えられた。2階建てで、延床面積は56・82平方メートル。15人程度収容の会議室や女性団員に配慮した更衣室が整備された。

 器具置場の新設に向けて、約1年間本牧和田消防出張所に間借りして活動を続けていた。器具置場が元の拠点に戻り、迅速な出動が可能になった。

 同分団本部の新井国弘さん(61)は「新しくなった器具置場は『安心の灯火』。この建物を見て、自分たちの町には消防団がいるから大丈夫と心強く感じていただければ」と話した。

絵本やピアノが置かれた室内

西区浜松町 フリースペース誕生 「ふらっと立ち寄って」

 フリースペース「ふらっとムーミンの家」=西区浜松町3の9=が4月1日に誕生した。保育所、学童、障害児の通所支援事業所を運営する認定NPO法人ムーミンの会が新たに開所した施設で、佐々木悦子さん=人物風土記で紹介=が責任者を務める。

 一軒家を借り、平日の午前9時30分から午後4時まで常時開所する。これまで同法人が行ってきた誰でも利用できる食堂や健康相談室なども、この場所で開催していく。

 「不登校の子どもや、過ごす場所を探している親子など、誰でもふらっと立ち寄れて、居心地が良い『第2の家』になれば」と佐々木さん。

 現在、食堂の準備や子どもと一緒に遊ぶボランティアを募集中。最新情報はInstagramで確認を。(問)【電話】045・315・4936

ランドマークタワーをバックに大会をアピールするアブドーラ・小林選手(左)と関茂隆真選手

大日本プロレス 4月29日に横浜武道館大会 アブドーラ・小林、関茂隆真両選手が意気込み

 都筑区に拠点を置き、横浜を中心に活動するプロレス団体「大日本プロレス」の横浜武道館大会が4月29日(水・祝)に行われる。団体年間最大のビッグマッチを前に、タイトルマッチに挑むアブドーラ・小林選手と、デビューから1年を迎えた関茂隆真選手が意気込みを語った。

デスマッチ王者「プロレスの枠を超える」

 小林選手は団体の草創期から30年以上にわたりデスマッチ路線を支えてきた。今大会では、デスマッチヘビー級王者として藤田ミノル選手の挑戦を受ける。かつてタッグを組んだこともある藤田選手とのシングル戦は、2015年12月の横浜文化体育館大会以来、約10年4カ月ぶり2度目。「2人とも30年前後のキャリアがあるのに、シングルで1回しかやっていないのは『混ぜたら危険』だから」と不敵な笑みを見せる。今回は「ソルト&マスタードデスマッチ」として、相手の傷口に調味料を塗り付ける過激な攻防が展開される。

 ホームタウンの横浜だが、小林選手は「横浜駅からタクシーに乗ったら、運転手から『あなた、杉田(磯子区)で暴れていた人だよね』と言われた。名前が出てこなかったので、顔だけでなく名前も覚えてもらえるようにしたい」と、各地の商店街プロレスで活動していても知名度はまだ向上させたいと感じている。「プロレスの枠を超えた戦いを見せたい。前回の対戦と同様に、今回も勝って楽しいチャンピオンになりますよ」と防衛を誓った。

あこがれの団体でデビューから1年

 関茂選手は8歳の時に大日本プロレスを初観戦してレスラーを志した。高校卒業後の2024年に入団し、25年4月にデビュー。今大会の対戦相手は、入団前から進路を相談していた阿部史典選手だ。この1年で4度対戦したが、いずれも敗れている。「対戦を重ねるごとに進歩している手応えはある」と関茂選手。第2試合での登場となるが、「第2試合が一番良かったと言われるような戦いを見せたい」と闘志を燃やす。

チケットプレゼント

 大会は午後3時開始。観戦チケットを50組100人にプレゼントする。希望者は代表者名、電話番号、住所、メールアドレスを明記し、同団体広報担当・広瀬ちずるさん(hirosechizuru@gmail.com)へメールで申し込む。4月20日(月)必着。

横浜市役所(資料写真)

横浜市、1人5千円給付へ4月下旬に案内はがき発送 電子クーポンか商品券選択

 横浜市は、物価高騰による市民の生活負担を軽減するため、1人あたり5千円相当を給付する「ヨコハマ生活応援クーポン」事業を実施し、4月下旬から案内用のはがきを送付する。

アマゾンやVポイントなど

 対象は4月1日現在で19歳以上、2月1日時点で市内に住民登録がある約325万人。アマゾンやVポイント、dポイントなど、合計28ブランドの電子クーポンか紙の商品券(JCBギフトカード1千円分5枚)のいずれかを選択する。

 市は4月下旬から、世帯主宛てに対象者の氏名などを記載した案内はがきを順次発送する。記載された二次元コードをスマートフォンなどで読み取って申し込む仕組み。電子クーポンは申し込み後すぐに受け取れる。商品券は5月下旬以降に申込順で発送される。申込期限は7月31日。

 また、スマートフォンを持たない人やデジタル機器に不慣れな市民を支援するため、4月27日から各区役所に15カ国語に対応した相談ブースを設けるほか、5月上旬からは一部の郵便局を巡回する出張相談会も行う。

 給付の財源は国の重点支援地方交付金。事業費179億のうち、16億5千万円がはがき送付などの事務費となっている。

 問い合わせは同クーポンコールセンター【電話】0570・045・456(午前9時〜午後5時、祝・休日を除く)。

 市は物価高騰対策として、このほかに、高校生年代までの子どもへの「子育て応援手当」を支給するなどしている。

大会で優勝した大湯さん=家族提供

中区新山下「沢田道場」に通う南区在住の中学生・大湯心樹さん、「カラテPlusスポーツ」で全国制覇

 中区新山下の「正道会館沢田道場」に通う南区在住の大湯心樹(みづき)さん(共進中学校3年)が3月23日に名古屋市で行われた「カラテPlusスポーツ全日本空手道選手権大会」の中学2・3年生男子重量級(55kg以上)で優勝した。大湯さんは昨年、1年生の部でも優勝しており、2年連続優勝を成し遂げた。

 「カラテPlusスポーツ」は、グローブ着用、顔面に防具を付けた上で蹴りや突きで攻撃し、ポイントで勝敗を競う競技である。「K―1」を創設したことで知られる正道会館の石井和義さんが考案した。

得意の蹴りで強敵撃破

 大会は全国から集まった選手によってトーナメント戦で争われた。大湯さんは最有力と見られていた昨年の2・3年生の部を制した選手を破るなどの快進撃で優勝を果たした。身長172cm、体重57kgで、自分よりも大柄の選手とも戦ったが、「得意技の中段の蹴りが決まり、最後まであきらめなかったので勝てた」と振り返った。

 保育園からキックボクシングを始めてその後に空手も習い始めた。同道場には小学5年から通う。共進中では野球部で活動し、「空手によって体力が付き、反射神経も鍛えられた」と野球にもプラスになっているという。道場の沢田秀男代表は大湯さんを「人に優しく、自分に厳しい面がある」と評する。

 今後も同道場で稽古に励む。「防御のためのガードを上げることを意識して連覇を狙う」と早くも意気込んでいる。

コンサートのチラシ

東日本大震災の被災地で生まれた『群青』を合唱 4月19日、南公会堂で

 南区コーラス団体連絡会が主催する「風は南から ジョイントコンサートvol11」が4月19日(日)、南公会堂(みなみん)で開催する。午後1時30分開演(1時開場)。全席自由で1000円(当日1200円)となる。

 「東日本大震災から15年〜私たちは忘れない」が今回のテーマ。同会は福島県在住の詩人・和合亮一さんと福島県出身の作曲家で音楽教師の小田美樹さんを招き、合唱を披露する。和合さんは、発災直後にSNSで発信を続けた連作詩『詩の礫(つぶて)』の朗読を行う。小田さんは、震災後卒業生と合唱曲『群青(ぐんじょう)』を制作。当日は小田さんのピアノ演奏で出演団体が想いを重ね合唱する。チケットは南公会堂【電話】045・341・1261へ。

映画のチラシを手にする利重剛さん

中区が舞台の映画『ラプソディ・ラプソディ』 監督の利重剛さんにインタビュー 13年ぶりの長編、「横浜を横浜として撮る」 変わる風景を記録に

 中区を舞台に撮影を行った映画『ラプソディ・ラプソディ』が5月1日から公開される。高橋一生さん主演のこの作品で監督を務めたのは、『さよならドビュッシー』以来、13年ぶりに長編映画のメガホンを取った横浜出身の利重剛さん(63)。本作では主人公の叔父という重要な役を演じ、俳優としても出演。現在も神奈川区に住み、これまでにも地元横浜を舞台にした作品を手掛けてきた利重さんに、作品への思いや横浜について聞いた。

* * * * *

あらゆる人が行き交うまちで出会いの映画

 ――今回、なぜ横浜、中区を舞台に選んだのでしょうか。

 「横浜はあらゆる人が住んでいるまち。労働者のまちでもあり、観光のまちでもあり、古くから住んでいる人もいれば、通り過ぎる人もいて、あらゆる人が行き交うまちです。だから、誰と誰が出会ってもおかしくない。この『ラプソディ・ラプソディ』は、2人の男女が不思議なきっかけで出会い、近づいていく...そんな出会いの映画なので、まさに中区が合っていると思ったんです」

 ――ロケ地としての横浜の魅力はどこにありますか。

 「横浜には里山や自然もあり、観覧車も見えれば美術館もある。どんな映画でも撮れるぐらい、あらゆる風景があるので、映画の舞台としてこんな魅力的なまちはないですね」

 ――確かに、横浜は多くの映画やドラマの舞台になっていますね。

 「でも横浜って、結構撮影隊は来るんですけど、意外と『横浜』として撮られることは少ないんです。架空のまちだったり、東京の一部みたいに撮られたり。でもまちも一つの主役だと思っているので、今回の映画では、横浜のカラーやまちの雰囲気、暮らしている人たちの生活感とか、リアルな横浜っていうのかな。『横浜を横浜として撮る』ことは意識しました」

リアルな横浜、区長も出演

 ――作品の中で描かれたリアルな横浜とはどんなところでしょうか。

 「例えば、2人の距離が縮まるデートのシーンでは、山下公園からスカンディヤの方まで歩いていきました。最近の映画で山下公園が登場する機会は少なくなりましたが、横浜でデートと言ったら山下公園は外せないですよね。そういったところがリアルだと思うんです」

 ――リアルといえば、中区で実際に暮らしている方や働いている方が、エキストラとして100人近く出演されています。

 「プロデューサーの中村高寛さん(中区在住)が、エキストラは全員横浜の人でやりたいって言って、知り合いづてなどまちの人たちに声をかけてくれました。主人公の職場は実際にある会社(関内にある旭広告社)の事務所をお借りして、社員の方にも出ていただきました。地元の方は知っている人や場所がたくさん出ているので、見るたびに新たな発見があるかもしれませんね」

 ――中区役所も撮影に全面協力してくれたそうですね。

 「区役所のシーンは、閉庁の日に戸籍課のフロアを貸し切って撮影しました。中区の職員の方もたくさんご出演いただきましたが、永井(由香)区長の出演は当日急きょ決まりました。見学に来ていただいていたところ、『出ていただけますか?』とお声をかけたら『いいですよ』って。他のエキストラの方もそうですが、みなさん快く出演を受けていただき、撮影に楽しく参加していただいていたのがありがたかったですね」

 ――日ごろから使われている場所での撮影は苦労も多かったと思います。

 「まちの人たちの生活空間なので、車や人を止めることは極力しないようにしました。馬車道のシーンなどは常に人が歩いてるので大変でしたが、そこで時間がかかるのは当然で仕方ない、地元の人に愛される映画にしたいと、ロケ隊一同、共通の思いをもって撮影を進めました。大きなトラブルもなかったですね。横浜の人って『あ、撮影やってるの。頑張ってくださいね』って感じで、すーっと通り過ぎて行ってくれるんです。本当は『何だろう』って思っているのかもしれないけれど、横浜の人ってそういうのを見せないのかもしれません(笑)」

映画の後もまちで映画が続く

 ――撮影を通して、「ここは絵になるな」と気が付いた場所はありますか。

 「映画のシーンには直接出てこないんですけれど、主人公の住まいとして使った根岸森林公園の近くのマンションの屋上からの景色は素晴らしかったですね。360度横浜を見渡せて。この公園の近くは何度も来ていたけれど、そんなに歩いたことなかったから、まだまだ面白い所がいっぱいあるんだなと思いました」

 ――地元の方に「こういう観点で見てほしい」というものはありますか。

 「横浜に住んでいても、自然と行かなくなった場所ってあるじゃないですか。聖地巡礼とはちょっと違うんですけれど、この映画を見て、『そういえば、元町公園ってしばらく行ってないな』とか『大さん橋は華やかだったな』と思って、横浜のまちをちょっと歩きたくなるような映画になったらうれしいです。そうして、映画が終わった後も、まちでまだ映画が続いてるという感じになってもらえたらいいですね」

 ――横浜でよく行く場所はありますか。

 「自宅からも近い横浜ベイクォーター。海が間近でパッと広がって見えるのがいいですね。家族で食事をすることも多く、子どもが小さい頃は近くのポートサイド公園を散歩したり、凧揚げをしたりしました。横浜ならではの海沿いが好きです」

 ――中区といえば、関内では新しい商業施設「BASEGATE横浜関内」が開業し、再開発が進んでいますが、どのように見ていますか。

 「BASEGATEは野球も始まっちゃったし、関内駅前だし、オープンしたばかりでまだ混んでいるんだろうな〜、ちょっと空いてから行こうと思ってまだ行けていませんが(笑)、(没入型体験施設の)『ワンダリア横浜』は気になっていて、娘と行く約束をしています。再開発など、まちって変わっていくのが面白いんですよね。2014年からこれまでに横浜を舞台にした連作ショートフィルム(『Life works』)を24本撮りましたが、当時撮影した中には、今はもうなくなってしまった風景もあるんですよね。そうした風景が映画の中に記録として残るというのも映画の面白さであり、(作り手としての)楽しさでもあると感じています」

映画館に足を運んで見てほしい

 ――5月1日の公開に向けて、地元の方へ向けたメッセージをお願いします。

 「たまには映画を見るのも楽しいですよ、どうぞご覧になってください、という感じでしょうか。最近は配信で見るのが当たり前になっていますが、やっぱり映画館で見る映画は楽しいですよ。画面も大きいし、音もいい。まずは映画館に足を運んで、その良さを味わってほしいですね。一本映画を見ると、不思議とほかの作品も見たくなってくると思います。今回をきっかけに『やっぱり映画って面白いな』と感じてもらい、また色々な作品に触れるきっかけになれば、作り手としてこれほどうれしいことはありません。家で何でもできてしまう時代だからこそ、『外に出た方が楽しいじゃん』ってなればいいですね」

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『ラプソディ・ラプソディ』

 ある日、住民票に身に覚えのない「続柄:妻」の文字を見つけ、繁子>という名の女性が自分と勝手に籍を入れていたことを知った夏野幹夫。でも一体なぜ?何のために―?正体不明の妻探しに奔走し、小さな花屋でようやく見つけた繁子は、触れるものを全て壊してしまう破天荒すぎる女性だった!予測不能な繁子に振り回されながらも、懸命に向き合おうとする幹夫。しかし、繁子は何をされても怒らない幹夫にモヤモヤが募っていき...。どうしても怒れない幹夫の心を縛っていたある約束とは。そして、見ず知らずの人と勝手に結婚した繁子の謎めいた過去とは。予想外の出会いからはじまったおかしな関係の行方は――!?

 5月1日(金)より、横浜ブルク13、横浜シネマリンほか全国順次ロードショー。

キャスト:高橋一生 呉城久美 利重 剛 芹澤興人 大方斐紗子 関口和之(友情出演) / 池脇千鶴

監督・脚本:利重 剛 音楽:大西順子

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【プロフィール】 利重剛(りじゅう・ごう)1962年横浜市鶴見区出身。高校時代から自主制作映画に多く関わる。高校3年の時に『教訓I』が、大島渚監督より絶賛を浴び、ぴあフィルムフェスティバルで上映。81年、『近頃なぜかチャールストン』(岡本喜八監督)では、主演・共同脚本・助監督を務めた。95年、映画『BeRLin』で、日本映画監督協会新人賞を受賞。また、俳優としても活躍し、高校卒業後にTBS『父母の誤算』でドラマデビュー。その後、ドラマ『半沢直樹』、『silent』、『海のはじまり』など、数々の作品に出演する。2014年から横浜を舞台にした連作ショートフィルム『Life works』を製作し、作品はシネマ・ジャック&ベティと横浜シネマリンで本編前のおまけとして無料上映した。神奈川区在住。

「戦争いらない」「憲法改正反対」など思い思いのプラカードやペンライトを持ち、約600人が集まった

「反戦」「改憲反対」の灯 横浜からも 桜木町駅前に約600人

 憲法改正や戦争に反対する市民デモが全国的に広がりを見せている。集会情報を掲載するウェブサイト「デモカレンダー」によると、4月8日に開催されたデモは国会議事堂前の約3万人をはじめ、全国で150カ所以上に上った。

 同日、桜木町駅前には約600人(主催者発表)が集まった。コールを行わないサイレントスタンディングで、道行く人に「憲法改悪反対」「NO WAR」などのプラカードを掲げ、戦争反対の意を示した。

 主催したりゅっくすさん(ペンネーム)は沖縄にルーツを持つ横浜市内在住の30代の会社員。祖母に沖縄戦の話を聞いて育った。「戦争は他人事ではなく家族の問題。今回も沖縄からイランに米軍機が出撃したという報道を聞いて、また繰り返すのかという憤りがすごくあった」と行動に移した動機を話す。

 デモを主催するのも参加するのも初めてだというりゅっくすさん。4月1日に、サイレントスタンディング開催をSNSに投稿すると、わずか数日で拡散された。「最初は10人くらい集まればいいなと思っていたのですが、毎日、通知がすごくて広がっていると実感しました。皆さんが危機を身近に感じていることがひしひしと伝わってきた」と話す。

 高校の同級生と一緒に参加した60代女性の2人組は「参加したのは初めてだが、このまま黙っているわけにはいかないと思った」、文筆業をしているという50代女性は「憲法改正に反対している。このままいくと表現が制限され好きなことができなくなる危機感がある」と話した。

チャリティー活動に取り組む同社社員=同社提供

横浜環境保全 チャリティー活動を実施 街の緑化を推進

 横浜環境保全株式会社は4月4日、5日に横浜公園=中区=で開催された「よこはま花と緑のスプリングフェア」に参加。横浜市緑の協会とチャリティーイベントブースで「よこはま緑のまちづくり基金」への募金活動を実施した。

 募金をした人に生ごみを発酵させ精製した同社の「ハマのありが堆肥」と花苗をプレゼント。収益金は、民有地の緑化や国際園芸博覧会など花と緑による横浜のにぎわいづくりに活用される。

 「ハマのありが堆肥」は、飲食店などの食品残さを回収し、同社の設備で堆肥にリサイクルしたもの。この堆肥で育てた野菜を飲食店で使用することで食の循環「フードループ」の形成にもつなげている。

横浜市、ものづくりを行う中小企業の新技術・新製品開発に最大1千万円の助成金

 横浜市はものづくりを行う中小企業の競争力強化を目的に、新製品開発につながる研究や開発経費への助成を行う。

 この「中小企業新技術・新製品開発促進助成金」は、2029年3月末までに開発品の販売開始が見込める事業のうち、新技術や製品開発に必要な応用研究や開発経費に対して最大1千万円を助成する。助成率は対象経費の2分の1で、サーキュラーエコノミーに特に資すると認められた場合は助成率が3分の2に引き上げられる。

 申請には事前相談が必要で、受付開始は4月15日(水)。申請書類の提出は6月4日(木)まで。

展示会出展などの販路開拓も支援

 販路開拓を支援する事業も行う。優れた商品を生産する事業者を認定し、市の行政現場での試用や展示会出展助成(上限15万円、助成率3分の2)、専門家相談の無料提供などの支援メニューを1年間提供する。事前相談は4月15日から、申請は5月28日(木)まで。

 事前相談はいずれも市の専用フォームなどから予約が必要。問い合わせは市経済局ものづくり支援課【電話】045・671・2567。

災害協定を結んだ事業者ら

横浜市 災害時の食料確保へ 中学校給食事業者5社と協定

 横浜市は3月30日、2026年度から始まった中学校の「全員給食」を担う調理・配送事業者5社と、災害協定を締結した。各エリアに拠点を持つ民間工場の機動力や給食のノウハウを生かし、災害時の食や輸送手段を確保する。

 協定を結んだのは、ハーベストネクスト、東華軒、美幸軒、安田物産、山路フードシステム。協力内容には被災者への食料調理や保存食の配送、被災者への提供に加え、移動式煮炊き窯を活用した炊き出し、貯水タンクによる応急給水、配送用トラックの貸与などが盛り込まれた。

 山中竹春市長は「全員給食の担い手、災害時のパートナーとして、平時から情報共有を強化したい」とコメント。事業者代表としてハーベストネクストの脇本実社長は「有事の際には避難所で市民と協力しながら、できる限りお役に立ちたい」と決意を語った。